今すぐ日本版リメイク希望!韓国発メンタル崩壊スリラー映画『侵蝕』が、凄かった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週に顔合わせがありまして、今週から三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.20「SHINKYO QUEST〜そして真京へ〜」の稽古が始まりました。

 やることがたくさんあってクラクラしていたのですが、最高のメンバーのお陰で順調な滑り出しができてホッとしています。

 これから9月2日の初日まで頑張りますので、興味のある方はぜひお越しください。

 では今週も始めましょう。

『侵蝕』© 2025 STUDIO SANTA CLAUS ENTERTAINMENT CO.,LTD. All Rights Reserved.

「なんだよ、メンタル崩壊スリラーって」と、思いながら観始めたのですが、開始早々、精神が崩れ去りました。

 前半はサイコパスな娘を育てる、母親の苦悩がメインで描かれ、中盤で、突如20年後に話が飛び、誰が成長した姿か、他人なのかもわからないまま2人の女性の物語が描かれていくのですが、見事に「これは、ホラーだよ」と、宣言されてから話が始まるので、ずっと、どのキャラクターの一言一句、一挙手一投足、全部怖い。

 その上で、サイコスリラーからスプラッターまで網羅して、最後まで加速し続ける、文句無しのメンタル崩壊スリラーでした。

 お母さんが、水泳のインストラクターという設定で「水で始まり、水で終わる」演出も秀逸。

 どのホラー映画を観ても「ジョーズ」から「仄暗い水の底から」まで、人間が潜在的に一番怖いのって、火でも人でも岩でもワニでもライオンでもなく「水」だと、筆者は思っています。水にだけは、勝つ方法が見つからないからなんでしょうね。

 昨今流行りの「韓国作品の日本版リメイク」今すぐするべきです! なぜなら、今、日本には天才子役永尾柚乃ちゃんがいるからです! 早くしないと大人になっちゃうよ! 皆、観たら絶対に思うから!「柚乃ちゃんで観たい!」って。

 お母さん役は、上戸彩さん、20年後の女性たちは、木南晴夏さんと高畑充希さん、スポットで出てくる父親役は山本耕史くん、クズの彼氏役は吉沢亮くん、優しいおばさんは高畑淳子さん…! ああ! もう早く観たい! WOWOWさん! Netflixさん! Disney+さん! 一刻も早くこの記事を読んで、権利を取りに行って下さい!

 本当に面白いから、もう、どっか動いているかな…

 9月公開なので、夏休みボケを一気に崩壊させたい方、ただただ、面白い映画が観たい方、皆様是非、劇場へ!

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