RED王者の森岡悠樹が福田拓海との打撃戦を制しBLACK王座を獲得。スーパーバンタム級を統一し「次はUNLIMITED」と3冠王者に照準【KNOCK OUT】

森岡のジャブに福田が右カーフ(撮影・蔦野裕)

「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦」で森岡悠樹(北流会君津ジム)が福田拓海(KNOCK OUT クロスポイント大泉)との激しい打撃戦を制し、1RでKO勝ちを収めた。

 現REDスーパーバンタム級王者の森岡はこれでKNOCK OUTのスーパーバンタム級を統一した形となった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけて左ジャブ、前蹴り、右カーフの森岡に福田は左ジャブ、右カーフ。圧をかけた森岡がパンチの連打。最後は右ストレートでダウンを奪う。立ち上がった福田に襲い掛かる森岡。前蹴りからパンチの連打も、福田が右フックででダウンを奪い返す。森岡が立ち上がり、互いに足を止めて打ち合い。森岡が圧をかけて追い込むが、福田もカウンターでパンチを当てていく。しかし森岡は左ボディー、右ストレート、左フックのコンビネーション。なおもパンチの連打で福田を下がらせる。ガードを固めて左ジャブの福田に森岡は右ローからパンチを上下に打ち分け。互いに打ち合いに出てパンチが交錯。残り30秒のコールとともに、森岡がラッシュをかけ、最後は右ストレートを打ち抜くと福田がダウン。そのまま立ち上がることができず、森岡がKO勝ちを収めた。

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