ゴルフ 松山英樹 『威風堂々』【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。




撮影/文章:西村尚己(2025年10月9日・10日 Baycurrent Classic Presented by LEXUS)
10月9日から12日までの4日間、横浜カントリークラブで男子ゴルフのPGAツアー「ベイカレントクラシック」が開催された。世界最高峰の米国男子ゴルフツアー(PGA)がアジアで唯一開催する大会とあって、
世界のトップゴルファーたちが参戦。
日本のゴルフファンにとっては“本場の戦い”を間近で体感できる絶好の機会となった。
なかでもひときわ大きな注目を集めたのが、PGAツアーで日本人最多となる通算11勝を誇る松山英樹だ。
約1年ぶりとなる国内でのプレーとあって、会場には連日、早朝から多くのギャラリーが詰めかけ、
その一挙手一投足に熱い視線が注がれた。
私自身、松山を撮影するのは2021年の東京五輪以来、実に4年ぶり。
ファインダー越しに捉えたその姿は、以前にも増して圧倒的な存在感を放っていた。
広大なコースを、多くのギャラリーを引き連れながらプレーする松山。
静かに、しかし力強く、そして堂々としたその姿には、“威風堂々”という言葉がふさわしい。
結果は20位タイ。
残念ながら母国での優勝には届かなかった。
それでも、大会終了後のインタビューで松山はこう語った。
「僕自身のプレーは思い描いていたプレーではなかったですけど、最初から最後まで付いてきてくれたギャラリーの方には、感謝しかないです。」
世界の大舞台で戦い続けるその姿は、間違いなく、多くのファンの心に深く刻まれたことだろう。
■カメラマンプロフィル
撮影:西村尚己
1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも
どうしてもプロの世界で挑戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか
★インスタグラム★

アフロスポーツ
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。
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