宇垣美里「次の世代も次の次の世代も食べつないでいけるように」大好きなチョコレートの未来を考える

  フリーアナウンサーで俳優の宇垣美里が11月5日、都内で行われたチョコレートの未来について考えるイベントに登壇した。

 イベントでは、人、社会、環境に配慮した消費行動である、エシカル消費とフェアトレードに関する調査の発表とともに、チョコレートの原料であるカカオの現状とこれからについて考えた。

 カカオは、気候変動による不作や病害の蔓延、カカオ農家の流出など、様々な要素によって2050年には簡単に手に入れられなくなってしまう食物、食材のひとつとされている。

 フォトエッセイ『愛しのショコラ』を出版したほどのチョコレート好きの宇垣。「毎日のように食べているからこそ、これからも毎日食べられるように。私の次、その次の世代も、チョコレートっておいしかったらしいねって言わせるんじゃなくて、人類とともにある大切なお菓子だと思うので食べつないでいけるように、フェアトレード商品を購入するとかそういことになっていくと思うんですが、できることから始めていきたい」

 

 宇垣はこの日、フェアトレードチョコレートを積極的に導入しているほか、ガーナやエクアドルのカカオ農家への支援を行うなどカカオを守る活動を展開しているチョコレート株式会社が運営するクラフトチョコレート専門店「VANILLABEANS」の人気商品「ショーコラ」を試食した。

「ちゃんとおいしいので、そこもポイントかなって思いました」と、宇垣。「応援もできる、しかもおいしいっていうものだと手が出しやすいというか、気軽にチャレンジできると思います。おいしいよってことも皆さんにお伝えしていきたい。おいしいのになんかいいことした気持ちになるって、すごく大切だなって思います」と話した。

「人にプレゼントを用意するのがすごく好き」だという。「女の子同士だと会う時に手土産を持って行ったりってこと、多いと思うんです。そういう時に積極的にフェアトレードの商品を選んで、これはそういうふうに出来上がってるものなんだよってプレゼントしたら、どんどんその輪が広がっていくような気がします。人に何かプレゼントを用意する時はあえてフェアトレードの商品を選ぶようにしたい」

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