草彅剛「2人は僕の道標」稲垣吾郎、香取慎吾と冬季五輪の応援プロジェクトをアピール

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が11月30日、都内で行われた「応援のチカラ プロジェクト」のキックオフイベントに出席した。

 同プロジェクトは、2026年3月に開幕するミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会の応援企画で、日本代表選手たちに応援の声を届けるというもの。3人はスペシャルアンバサダーを務めており、香取は子どもたちの描いた絵をコラージュし「応援のチカラ」アートも制作する。

 イベントの中で3人は、出場が内定している車いすカーリング混合ダブルスの小川亜季とトークも。そのなかで、カーリングでは正確にショットする技術はもちろん戦術が大きく勝敗に関わってくるという話に。司会者から意見が違う時にはどうするのかと聞かれた小川が「2人で話して投げる側を尊重することが多い。議論して次につなげていくのが大事かな」という答え。

 すると、香取が「……一緒ですね」と共感を示せば 、草彅は「トライアンドエラーですよね」。

 

 この質問はイベント終了後の取材にもつながって、3人の意見が割れることはあるのか、誰の意見が優先されるのかという質問が出た。 

 最初に回答を求められた稲垣は「ぶつかり合ってもネガティブな方にはいかない。時に意見を言いあって話し合うことは本当に大切なことだと思います。お互いの性格もよく分かってるので、出るとこは出ていくとこは引くような感じでやってきてると思うんですけれども……いかがでしょうか?」

 2人の表情をうかがう稲垣に、草彅は「吾郎ちゃん、引くとこは引いてるんですか?」と笑うと、「2人とも全く僕と考えが違う。同じ人がいてもつまらないと思うんですよね。こんなに考えが違うんだっていうのに僕は楽しみを見出してるというか。そこで自分の中に落とし込んで新しい道を見つけるので 、2人は僕の道標ですね」と話して、会場をじんわりとさせた。

 この日も奔放で“らしい”フレーズで盛り上げた香取は「意見が違いすぎる2人に譲って、僕の中でまとめた意見をスタッフに全て伝えます」と回答。すかさず稲垣は「なんかそれ……意見を聞いてもらってるような感じがするけど、最終的には香取君の意見ということ?」。香取は「そうですね……案外気づきません」と笑った。

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