福田龍彌が安藤達也との一瞬の斬り合いを制しKO勝ち。「安藤達也という強い男と戦えたから生み出せたもの」【RIZIN】
「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で今後のバンタム級タイトル戦線を占うといっても過言ではない福田龍彌(MIBURO)vs安藤達也(フリー)の一戦が行われた。試合は武術の達人同士の一瞬の斬り合いのような息詰まる展開となり、最後は飛び込んだ安藤のパンチをかわした福田がカウンターを打ち抜き、勝利を収めた。
安藤は今年6月、RIZINに参戦するとデビュー戦でマゲラム・ガサンザデ、連続参戦となった7月にはヤン・ジヨンと海外の強豪を相手にともにリアネイキッドチョークで一本勝ちを収め2連勝。ジヨン戦後にはタイトル挑戦をアピールした。その7月大会で井上に挑戦したのが福田。その試合で福田は0-3の判定負けを喫しており、安藤にとってはタイトル挑戦実現へ落とせない一戦だった。
1R、ともにサウスポーの構え。じりじりとした距離の探り合い。安藤の踏み込みに福田が右ジャブを合わせる。安藤がタックルも福田が切る。福田が飛び込んで右フックも安藤も右フックを合わせて相打ち。福田が右ボディーストレート、安藤は右ジャブ。福田の飛び込みに安藤がカウンターで右フック。ともに右ジャブ。安藤が圧をかけて右フック。福田も右フックを合わせる。安藤はワンツーで下がらせてから左ストレート。圧をかける福田が右ジャブ。そして右フックをクリーンヒットも安藤は倒れない。安藤はタックルの動きのフェイント。福田が前に出たところに右フックをカウンターの安藤。残り30秒を切って、終了間際、福田の右フックに安藤がヒザをつくが、直後に安藤も右フック。

