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大型連休恒例となった巨大クラシック音楽イベント今年も開催!

2015.03.21 Vol.639

『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2015』は、クラシック音楽をリラックスした雰囲気で気軽に楽しめることで人気を集めるとともに、ゴールデンウイークの定番として定着したクラシック音楽の祭典だ。

 2005年に日本に初上陸して以来、毎年行われてきた。特徴は、特定の作曲家や時代、都市などをテーマに掲げ、それに寄りそうスタイルでさまざまなプログラムが企画されることで、これまで、ヴィヴァルディ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパンなど音楽の教科書にも登場する親しみのある音楽家を取り上げた。

 昨年10回目のアニバーサリーを迎え、新たな10年に向けてスタートを切る今年から、「古今東西あらゆる文化を貫く普遍的なエレメントをテーマに、時代やジャンルを超えたプログラム」(アーティススティック・ディレクターのルネ・マルタン談)になる。

 テーマは「PASSIONS(パシオン)」。ルネサンスから現代に至るまで、音楽のなかで情熱はどのように表現されてきたのかを探っていく。プログラムは、〈祈りのパシオン〉〈恋のパシオン〉、そして〈いのちのパシオン〉の3つの軸で構成。〈祈りのパシオン〉ではクラシック音楽の土台でもあるキリスト教音楽の受難曲の数々、〈恋のパシオン〉ではイタリアの古楽グループのラ・ヴェネクシアーナによるルネサンス時代の世俗曲マドリガーレ、あこがれの女優への愛憎入り乱れた感情をぶつけたベルリオーズの『幻想交響曲 op.14』、究極の愛の悲劇が描かれているワーグナーの『イゾルデの愛の死』などが聞きどころ。〈いのちのパシオン〉ではバッハの『2台のチェンバロのための協奏曲』、ベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』やピアノ・ソナタ第23番『熱情』など、エネルギーにあふれる楽曲が演奏される。

 その他、ポルトガルの歌謡であるファドをベースにブラジル音楽やジャズなどからも影響を受けている歌手のアントニオ・ザンブージョや、アコーディオンの御喜美江、能管の一噌幸弘、ロックなアプローチで聞かせるドイツのクラシカルバンドのSPARK、そして、既にこのイベントには欠かせない存在ともいえる渋さ知らズオーケストラも登場。それぞれの情熱にあふれるステージを繰り広げる。

 会期中に行われる公演は無料公演を含めて、約350公演に及ぶ。公式サイト(http://www.lfj.jp/)では、作曲家や出演アーティスト、タイムテーブルなどから公演を検索できる。

ジャンルレスとはまさにこのこと!「マキタスポーツ EXPO2015」

2015.03.08 Vol.638

 あるときは役者、あるときはミュージシャン、あるときはラジオパーソナリティー。神出鬼没、八面六臂、正直何が本業か分からない—。 そんなカッコいいおじさんである、マキタスポーツが自身の名前を冠にした音楽イベントを開催する。

 マキタスポーツと『マキタスポーツの土曜もキキマスター!』を放送するニッポン放送がタッグを組んで行うもので、アイドルからアーティスト、DJに芸人までジャンルレスなアーティストが一挙に集う。番組つながり、音楽つながり、ドラマつながりなどなど、出演アーティストそれぞれがマキタスポーツとどうつながっているのかを考えるのも楽しい。また、マキタスポーツの友人だというダークネスがボーカルを務める、最高齢でデビューした話題のビジュアル系バンドのFly or Dieも出演が決まっている。

 出演メンバーの数が続々と増えて、当日どのようにライブが展開されるのかも気になるところだが、マキタスポーツだけにオーディエンスを残さずエンターテインしてくれることは間違いないといっても良さそう。

 好きなアーティストのライブはもちろん、新しい音楽との出会いもできそうな音楽イベント! 必見。

待望のジャパンツアー! MOGWAI JAPAN TOUR 2015

2015.02.21 Vol.367

スコットランドのグラスゴー出身のインストゥルメンタルロックバンド、MOGWAI(モグワイ)が約3年ぶりとなるジャパンツアーを展開する。今年結成20周年を迎える彼らが静寂と轟音からなる稀有な音楽体験を味あわせてくれる。

 ブリットポップ全盛の時代に、ギター・インストゥルメンタルという時代に逆行するかのようなスタイルで音楽シーンに現れると、轟音と静寂からなるアルバム『モグワイ・ヤング・チーム』で耳の肥えた音楽ファンの心をつかみ、UK内はもちろん世界各地にもその名を轟かせた。その後も『カム・オン・ダイ・ヤング』『ロック・アクション』とリリースを重ねながら、アルバムごとにロックの可能性をぐいぐいと広げ、支持層も広げてきた。昨年リリースした最新作『レイヴ・テープス』もまたエレクトリックサイドを聞かせてくれるアルバムで、20年を経てもバンドが成長していく可能性を感じさせた。

 スペシャルなライブやフェス、音楽イベントへの出演はあったものの、彼らが日本でツアーを行うのは約3年ぶり。オーストラリアでの公演を終えたままでジャパンツアーへ突入するだけに、盛り上がることは間違いなさそうだ。

 会場となるのはEX シアター 六本木。音響や照明など最新の設備が整っている空間だけに、モグワイの繊細かつ豪快なライブを細部まで堪能できそうだ。モグワイのサウンドから生み出される、唯一無二の世界を心と体で味わって!

やっぱりブドーカン! Michael Buble

2015.01.24 Vol.635

 デイヴィット・フォスターに才能を見出され、今や世界を魅了するポップス界の貴公子として活躍するマイケル・ブーブレ。2003年にリリースしたセルフタイトルのデビューアルバムをはじめ、全世界で累計のアルバムセールスは4200万枚、グラミー賞も8度ノミネートされて3度受賞という実力派だ。そんな彼はここ日本でも人気を集めるシンガーだが、日本で歌う姿を見ることはなかった。ファンが待ちわびるなか、文字通り待望の来日を果たすのが今回のライブになる。たった一夜の日本武道館公演だが、珠玉のポップソングを聴かせてくれることは間違いない。今聞かずして、いつ聴く?

やっぱりブドーカン! MONKEY MAJIK Live at BUDOKAN -15th Anniversary-

2015.01.24 Vol.635

 今年バンド結成15周年を迎える、MONKEY MAJIKが日本武道館でライブを開催する。アニバーサリーイヤーの武道館公演ということもあって、いつにも増してスペシャルなステージを展開してくれそうだ。

 ライブは、これまでバンドが歩んできた歴史を凝縮した内容になるようで、彼らが届けてきた楽曲の数々はもちろん、ゲストを招いての共演や演奏などが予定されている。ゲストには、楽曲でコラボレーションしたSEAMO、VERBAL(m-flo)、吉田兄弟、さらにはタケカワユキヒデ(ゴダイゴ)、土屋アンナが決定している。

 MONKEY MAJIKは、日本とカナダのハイブリッドバンドとして日本の音楽シーンに登場。心の琴線を震わせるメロディックな楽曲やスケールの大きな壮大なナンバーなどで多くのファンを集め、一躍日本を代表するバンドに成長した。ブレークした後も、活動の本拠地を仙台に置き続けたこともまた彼らの特徴で、東日本大震災が発生したときも、自らも被災しながらボランティア活動を行ったり、その後もチャリティーライブを開催するなどして継続的に支援の活動を展開している。

 2月4日にニューアルバム『Colour by Number』のリリースを控えており、スペシャルな1年になりそう。ライブはその幕開け。マストチェックだ!

20歳になった家入レオ、最新曲を携えて全国ツアー

2015.01.10 Vol.634

 ドラマ『Nのために』の主題歌にもなったシングル『Silly』がチャートを駆けのぼり、改めて、シンガーソングライター・家入レオの名前と音楽が響きわたった2014年。彼女にとって今年はさらに飛躍の年になりそうだ。

 デビュー当初からソリッドなロック調の楽曲が代名詞。一度耳にしたら忘れないメロディーと共感を覚える歌詞、そして力強いボーカルからなる楽曲の数々で、同世代を中心に支持も注目も集めている。そのなかで、ドラマティックなバラード曲『Silly』は彼女の魅力をさらに増大させ、より幅広い層に訴えるアーティストへと成長させた。

 そんな追い風が吹くなかで行われるのが全国ツアー。念願だった東京・日比谷野外大音楽堂からスタートし、渋谷公会堂でファイナルを迎える。ライブは彼女の魅力を最大限に体感できる場所。12月に20歳の誕生日を迎えて、ちょっと大人になった彼女がどんなステージを見せてくれるか楽しみだ。

 年末にはシングル『miss you』を2月11日にリリースすることも明らかに。全国ツアーも含めて、2015年の彼女の動きが徐々に見えてきた。注目度も増すこと間違いなしの家入レオ。ローチケでは現在、チケット先行抽選予約を実施中だ。

ハイエナジーなライブを楽しむ「Block B 2015 HAPPY NEW YEAR LIVE SHOW」

2015.01.10 Vol.634

 21日にシングル『VERY GOOD』をリリースし日本デビューを果たす、韓国の7人組アーティストBlock B(ブロックビー)が、19〜25日までスペシャルなイベントを展開。彼らの上陸でK-POP熱が再燃しそうだ。

 Block Bは、本国で2011年にデビュー。自らプロデュースや作詞作曲を手掛け、鋭いラップとキャッチーなサウンドを組み合わせた楽曲を発表。ゴリラダンスなど自由奔放なパフォーマンスも人気を集めている。ウイットに富んだ物言いもまた人気の理由で悪ガキの印象も強いという。とはいえ、2012年に韓国文化芸能大賞でアイドル新人アーティスト賞を受賞したことを始め、受賞歴も多数ある実力派であることも事実だ。

 韓国でのデビューと並行して日本でもショーケースやライブ、ファンミーティングを開催してきた。昨年は、3回のファンミーティングを行い、約1万3000人を動員。12月にはデビューを控えてのコンベンションも行い、注目度も急上昇している。

 追い風が吹くなか、16、17日に、「Block B 2015 HAPPY NEW YEAR LIVE SHOW」と題してライブを行う。日本デビューを目前に控えて、ハイエナジーなステージになりそう。悪ガキたちからエネルギーをもらおう!

ライブ初め、しませんか?『エレファントカシマシ 新春ライブ 2015』

2014.12.21 Vol.633

 魂の入ったライブでガツンと気合を入れてくれる、ロックバンドのエレファントカシマシが年明け早々、日本武道館に登場! 彼らにとって実に4年ぶりとなる武道館での新春ライブとなる。

 デビュー25周年のアニバーサリーイヤーとなった2014年は、年初にバンド史上最大となるさいたまスーパーアリーナでキックオフ。その後も、リリース&ライブと精力的な活動を展開した。

 新しい年のスタートさせるには鉄板のライブ。行けば素晴らしい年が待っていそうだ。

ライブ初め、しませんか?『electrox 2015』

2014.12.21 Vol.633

 EDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)が音楽シーンを席巻した2014年。日本にも世界のセレブが熱狂する大型フェスが上陸するなど、日本でも新たなファン層を巻き込んでムーブメントを作り出した。そんな2014年の皮切りとなったのが、ジャパンオリジンのEDM系ダンスミュージックフェスティバル「electrox」だ。年明け早々に開催され、大成功の内に幕を下ろしたこのフェスが、2015年も同じく年明けに行われる。

 前回も豪華ラインアップでファンを熱狂させたが今回はそれを上回るメンバーが揃う。スパースターDJのアーミン・ヴァン・ブーレン、ディプロ、海外のフェスティバルでヘッドライナーを務めてきた、DVBBS(ダブズ)もプレイする。

 DJ陣に加え、“踊れるロック”サイドからもアーティストが参加。ダンスロックサウンドの代表格として活動するKLAXONS(クラクソンズ)が盛り上げてくれそうだ。

 新年のパーティー&ライブ初めにぴったりなフェス。お休み気分の心身をバキバキなサウンドでシャキッとさせてくれそうだ。

NOEL チケット即日完売で東京・日本武道館公演は2デイズに!

2014.12.20 Vol.632

 元オアシスという導入ももはや不必要となった感もあるノエル・ギャラガーが、自身のソロプロジェクトであるノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズとして約3年ぶりに来日、ジャパンツアーを行う。数々の名曲を送り出してきた彼の来日だけに、日程が発表されるなり、日本武道館をはじめ各会場でソールドアウトが続出。音楽シーンをけん引するソングライターであり、ミュージシャンである彼の揺るぎない人気を見せつけた。そんななかで待望の追加日程が発表された。東京は即完売となった日本武道館が2デイズでの公演になる。

 今回の来日に先立ち、最新作でセカンドアルバムとなる『Chasing Yesterday |チェイシング・イエスタデイ』(2015年2月25日発売)がリリース予定。このアルバムは、ノエル自身が初めてプロデュースを手掛けていることからも注目を集めている作品で、リリースに関して行われたインタビューやファンとのQ&Aセッションのやりとりからも、オアシスではないもの、オアシスではできなかったもの、ノエルがやりたかったことがそのまま本作に反映されていることが伝わってくる。本人は「サウンド的にとてもバラエティーに富んだ内容」だと話しており、最後にレコーディングを終えたという最新シングルでアルバム収録曲の『イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント』や、デラックス盤のみに日本盤ボーナストラックとして収録される『ドゥー・ザ・ダメージ』というすでに公開されている新曲2曲からも、その雰囲気が伝わってくる。

 セルフタイトルの前作は高く評価されて全英では1位、日本でも1位を獲得した。また、その後の日本はもちろん海外でもライブパフォーマンスにおいても良いレビューを集め、フジロックフェスティバルにおいても堂々たるパフォーマンスで耳の肥えたオーディエンスを圧倒し、優れたソングライターとしてだけなく、パフォーマーとしても彼の魅力を知らしめることになった。それだけに、満を持してのセルフプロデュース作を携えての来日公演への期待は高まらざるを得ない。即日ソールドアウトとなったのにも納得だ。

 ローチケでは、各種抽選先行を実施中。手に入れづらくなること間違いなしの本公演のチケットをいち早くゲット!

日本で制作されたミュージックビデオが世界中で話題沸騰 OK Go

2014.12.06 Vol.632

 作品をリリースするたびに話題を集める、米グループのOK Go。先日発表した新曲『I Won’t Let You Down』のミュージックビデオも、Hondaが開発中のパーソナル・モビリティ「UNI-CUB」、メンバーを含む2000人超による傘を使った振り付け、ドローンによる空撮、またPerfumeも参加している。そんな壮大なビデオをワンカットで撮影していることも含めて話題が沸騰中だ。

 そんななかで来年2月、同曲を含む最新アルバム『HUNGRY GHOSTS』を携えて来日が決定。東京と大阪の公演からなるジャパンツアーを開催する。音楽はもちろん、それに付随するミュージックビデオ、アートワークに加えて、ライブの素晴らしさでも人気。今夏のフジロックフェスティバルでは、レッドマーキーステージを熱狂に包みこみ、フェスに参加した数百のアーティストのなかでもベストアクトに挙げられている。それだけに、ジャパンツアーのチケット発売とともに東京公演は瞬く間にソールドアウトしている。

 そして先日、東京での追加公演が決定。待望の追加日程となるだけに、今回もまたチケット争奪戦が繰り広げられそう。ローチケが一般発売に先駆けて行う、プレリク先着先行であなたのチケットをゲットして。

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