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KEY WORD で見るニュース 2015.7.24〜2015.8.6

2015.08.07 Vol.648

玉音放送

 天皇の肉声を玉音といい、その肉声で行われる行われる放送のこと。一般的には昭和20年8月15日正午に流された昭和天皇が終戦の詔書を読み上げるラジオ放送を指す。
 宮内庁は1日、戦後70年にあたり、昭和天皇が国民に終戦を伝えた玉音放送の原盤と再生した音声、昭和天皇が玉音放送を聴いた皇居内の御文庫(おぶんこ)付属室の写真などを公開した。原盤と音声の公開は初。

参院合区

 参院の「一票の格差」是正に向け、「鳥取と島根」「徳島と高知」の合区などで選挙区定数を「10増10減」する改正公職選挙法は7月28日の衆院本会議で自民党や維新の党などの賛成多数で可決、成立した。改正公選法は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられる来夏の参院選から適用される。都道府県単位だった参院選挙区への合区の導入は、現憲法下では初めて。
 改正公選法では、宮城、新潟、長野の3選挙区の定数を各2減し、鳥取と島根、徳島と高知を合区して定数を4減する一方、北海道、東京、愛知、兵庫、福岡の5選挙区の定数を各2増する。

強制起訴

 東京電力福島第1原発事故の刑事責任をめぐり、東京第5検察審査会(検審)は7月31日、勝俣恒久元会長(75)、武藤栄元副社長(65)、武黒一郎元副社長(69)の旧経営陣3人について、業務上過失致死傷罪で起訴を議決したと発表した。議決は7月17日付。
 3人は強制的に起訴され、裁判所指定の弁護士が検察官役を務める公判で刑事責任の有無が審理される。有罪立証への道は険しいものの、刑事裁判の法廷で責任の所在が裁かれる。
 強制起訴は平成21年5月の制度導入以来、9件目。

北干住
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 東京メトロの千代田線の「北千住」駅のホームにある駅名の表示板が7月頭から「千」の字が「干」に誤表記されていた。29日未明に「干」の上に「千」のシールを張って対応(写真)。8月中旬に正しいものに取り換えられるという。
 21日に運転士が誤りに気づいたとのことだが、それまでは利用者も気づかなかったのだろうか。
 もっともネット上では誤植の写真が大きく取り上げられ、ある意味、日本中に「北千住」の名前が行き渡ったのは事実で、これはこれで良かった?

16歳のサニブラウンが世界陸上代表に追加選出

2015.08.07 Vol.648

 世界ユース選手権で200メートルの参加標準記録を突破した16歳のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)が4日、世界選手権(8月22日開幕、北京)の代表に追加選出された。

 日本陸連によると、過去の世界選手権では1983年ヘルシンキ大会女子走り高跳びの佐藤恵(新潟・沼垂高)、91年東京大会女子400メートルリレーの柿沼和恵(埼玉・埼玉栄高)らが同じ高校2年で代表に選出されているが、サニブラウンは3月生まれで歴代最年少となる。

 サニブラウンは200メートルの他、400メートルリレー出場も見込まれている。

五輪エンブレム酷似問題で制作者が疑惑を否定

2015.08.07 Vol.648

 2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴなどと似ていると指摘された問題で、デザインしたアートディレクター、佐野研二郎さん(43)が5日、東京都港区の大会組織委員会で記者会見し、「盗用ではないかと指摘され、大変驚いている。全くの事実無根だ」と疑惑を否定した。

 佐野さんは「ベルギーに行ったこともないし、ロゴを見たこともない」としたうえで、デザインの着想を得た経緯や、制作過程を説明した。

 佐野さんは東京の「T」を模した五輪エンブレムの図案を作るにあたり、「ディド」と「ボドニ」と呼ばれるフォント(書体)を参考にしたと説明。「力強さと繊細さが両立している書体で、このニュアンスを生かせないかと発想が始まった」とし、これに1964年東京大会のエンブレムをイメージさせる大きな円を組み合わせたのが、今回のデザインだとした。

 ベルギーの劇場のロゴについては「TとLの組み合わせだと思う」とした上で、「こちらはTと円で、デザインに対する考え方が違う」と強調。「アルファベットを主軸にすると、どうしても類似するものは出てくるが、テーマが違う」と力説した。

トム・クルーズ来日! 暑い新宿で約1000人熱狂

2015.08.07 Vol.648

 米俳優、トム・クルーズが最新主演映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のPRのため来日、3日、TOHOシネマズ新宿の劇場前で行われたジャパンプレミアに出席した。

 4月にオープンした同劇場でのレッドカーペットイベントに、ハリウッドスターが登場するのは初めて。ファンサービス旺盛で知られるトムは午後4時半、どの来場ゲストよりも早く現れると、2時間かけて約60メートルのレッドカーペットを歩き、ファンと交流。炎天下の中、汗ひとつかかずにサインや握手、ハグ、ツーショット撮影などで招待客500人を含む約1000人のファンを喜ばせた。

 シリーズ5作目となる同作は世界34カ国・地域で初登場1位、うち32カ国・地域で同シリーズ史上最高のオープニング記録を達成するなど大ヒット中。トムは「早くみなさん、この暑い中から抜けて映画館の涼しいところで楽しんで」とアピールした。

 ステージでは日本版のテーマ曲を担当したギタリスト、MIYAVIによる演奏も行われ、トムは「ものすごくクールでカッコイイ」と絶賛。ひそかにギターを練習中と明かしたが、MIYAVIから次回作での演奏を提案されると「いやいや、MIYAVIさんにお願いします」と苦笑していた。
 映画は公開中。

韓国大統領の妹が靖国参拝正当化

2015.08.07 Vol.648

 韓国の朴槿恵大統領(63)の妹、朴槿令氏(61)が7月30日、韓国メディアの取材に答え、「日本の神社参拝は先祖を訪ねていくもので、100年前の先祖が悪いことをしたから子孫が参拝をしないというのは人の道にもとる」と靖国神社の参拝を正当化、「韓国が関与しようとするのは内政干渉だ」と主張した。槿令氏は「天皇が頭を下げているのに、なぜ首相が代わるたびに謝れと言うのか」と韓国の対応を批判した。

調布市で民家に小型機墜落

2015.08.07 Vol.648

 東京の調布飛行場を離陸した小型飛行機が7月26日午前10時58分ごろ、調布市富士見町の民家に墜落して炎上、住宅10棟計約230平方メートルが焼けた。小型機に乗っていた男性5人のうち2人と、民家にいた女性の計3人が死亡した。 事故の原因は、離陸可能な限界とされる最大重量を超えていた疑い、安全な飛行のために必要な滑走距離が足りていなかった可能性、離陸直後にエンジンの出力不足など何らかのトラブルが起きた疑いなど複数の原因があげられている。

広島で70回目の「原爆の日」

2015.08.07 Vol.648

 8月6日、広島では70回目の「原爆の日」を迎えた。広島市中区の平和記念公園では、午前8時から市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が行われ、被爆者や遺族、安倍晋三首相、アメリカのケネディ駐日大使ら約5万5000人が参列した。

 原爆が投下された8時15分には「平和の鐘」を打ち鳴らし、1分間の黙とうをささげた。

 平和宣言では松井一實市長が「『広島をまどうてくれ!』。これは、故郷や家族、そして身も心も元通りにしてほしいという被爆者の悲痛な叫びです」と述べた。「まどうてくれ」は「元通りにしてほしい」という意味の方言。

参考人の礒崎氏に鴻池氏が苦言

2015.08.07 Vol.648

 安全保障関連法案をめぐり「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官が3日、参院平和安全法制特別委員会に参考人として招致され「発言を取り消し、関係者に心よりおわび申し上げる」と陳謝した。

 特別委の鴻池祥肇委員長は礒崎氏の「安保関連法案を9月中旬に上げたい」との発言に対し、「衆院の拙速を戒めるのが参院だ。審議をしている最中に『9月中旬に上げたい』との発言はいかがなものか」と委員長席から苦言を呈した。

靴から危険な菌や不快な臭いを一掃

2015.08.07 Vol.648

 二酸化塩素の作用により日常生活から悪臭や菌・カビなどを「消す」そして生活に快適さを「足す」除菌消臭剤ブランド『KESTAS+(ケスタス)』が発売になった。その商品第一弾として、靴用除菌消臭剤『KESTAS+for shoes』の販売を開始。同商品は、二酸化塩素の作用により、水虫の原因菌である白癬菌も殺菌することが可能。その結果、臭いの原因となる靴に付着した細菌を除菌することができる。また、悪臭物質と二酸化塩素が直接反応し、腐敗臭・汚物臭・加齢臭など多くの臭いを根本的に消臭することが可能。発売を記念し、同商品を読者5名にプレゼント(係名:「ケスタス」)。

「伝え方」より「つながり方」が大切!

2015.08.07 Vol.648

“世界一自分を変えた男”加藤秀視の新刊『ONE「1つになる」ということ』が発売された。多くの人にとっての悩みの大半は人間関係といわれている。「話し方」「コミュニケーション術」など、小手先のテクニックを教える本は多いがこれらの方法では、表面上の人間関係しかできず、本当の人間関係を作ることはできない。同書では、今まで明かされてこなかった本当の人間関係を構築するための「つながり方」をテーマに、人間関係の本質に迫り、人間関係の悩みを根本から解決。著者の過去の経験、そして何万人もの人と向き合ってきた経験から「誰にでもできるつながり方」を公開する。発売2カ月で10万部を突破し、ベストセラーになった『自分を愛する技術』の著者による渾身の力作だ。同書をサイン入りで読者3名にプレゼント(係名:「ONE」)。

黒木瞳が「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の最終審査員に決定

2015.08.05 Vol.647

 カルチュア・コンビニエンス・クラブグループ(以下、CCC)が映像クリエイターを発掘し、製作からレンタル・販売までを総合的に支援する「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM(以下、TCP)」の最終審査会で、女優の黒木瞳が審査員に決定した。黒木には女性ならではの視点と、日本を代表する女優として、演じる立場からの意見を期待するという。また、海外作品への出演や、映画監督への初挑戦など活躍の場を広げ、TCPという新しい取り組みに共感したことも決定のポイントになったとのこと。
 また、TCPの最終審査会は、11月12日(木)、「iTSCOM STUDIO& HALL二子玉川ライズ」で開催されることも決定。CCCグループは、TCPを通じ、未来の映画界を支える新しい才能を発掘し、新たな映像作品をTSUTAYAの 各サービスを通じ映画ファンに届けることで、日本映画の発展と活性化に貢献していくという。TCPの募集は8月16日 (日)まで。

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