フェンシングの世界選手権(モスクワ・7月13〜19日)で16日、男子フルーレ個人の決勝トーナメントが行われ、2008年北京五輪銀メダリストの太田雄貴は決勝でアレクサンダー・マシアラスを15−10で破り金メダルを獲得した。日本勢で世界一となるのは初めての快挙。
太田は21日帰国し、都内で会見。「ロンドン五輪後に一度引退して、もう頂点に立つことはないと思っていた。優勝という最高の結果を出せてうれしく思う」と振り返った。11月に30歳になる太田は来年のリオデジャネイロ五輪を集大成と位置付けている。
フェンシングの世界選手権(モスクワ・7月13〜19日)で16日、男子フルーレ個人の決勝トーナメントが行われ、2008年北京五輪銀メダリストの太田雄貴は決勝でアレクサンダー・マシアラスを15−10で破り金メダルを獲得した。日本勢で世界一となるのは初めての快挙。
太田は21日帰国し、都内で会見。「ロンドン五輪後に一度引退して、もう頂点に立つことはないと思っていた。優勝という最高の結果を出せてうれしく思う」と振り返った。11月に30歳になる太田は来年のリオデジャネイロ五輪を集大成と位置付けている。
第153回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は又吉直樹さん(35)の「火花」(文学界2月号)と、羽田圭介さん(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」(文学界3月号)、直木賞は東山彰良さん(46)の「流(りゅう)」(講談社)に決まった。
東京都内の会見場には300人を超える報道陣が駆け付けた。又吉さんは会見では「僕の小説をきっかけに別の小説も読んで」「本好きの人が増えたら楽しくなる」などと “読書芸人”らしいコメントを残した。
東芝の不適切会計問題を調査している第三者委員会は20日、平成20年度以降の税引き前利益の過大計上額が1518億円に上り、経営トップを含めた組織的関与のもと「経営判断として行われた」とする報告書を会社側に提出した。田中久雄社長(64)は21日記者会見し、報告書を踏まえて同日付で辞任し、室町正志会長(65)が暫定的に22日から社長を兼任すると発表。問題を実質的に主導したとされる前社長の佐々木則夫副会長(66)と、前々社長の西田厚聡相談役(71)も21日付で辞任。歴代社長がそろって引責辞任する異例の事態に発展した。
先の大戦中、前身の会社が運営していた鉱山で、旧日本軍の捕虜となった米兵に労働を強いていたとして、三菱マテリアルは19日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで、木村光常務執行役員が元米兵、ジェームズ・マーフィーさんや元捕虜の遺族らに謝罪した。同社前身の「三菱鉱業」は戦時中、日本国内の4カ所の鉱山に捕虜約900人を受け入れ、強制的に過酷な労働を強いたとされる。
作曲家ベートーヴェンの波乱と苦悩の半生を描く舞台『No.9−不滅の旋律−』の製作発表が14日、都内で行われ、主演の稲垣吾郎、同作で初舞台に挑戦する大島優子、演出の白井晃、脚本の中島かずきが出席した。稲垣は「髪質は(ベートーヴェンと)かなり近い。髪の毛を振り乱してやりたい」と、意気込んだ。
楽聖と称される一方で、変人、狂気、挙動不審といったイメージもあるベートーヴェン。白井も中島も、稲垣とどんなベートーヴェン像を作り出せるかと期待を寄せている。オファーに最初は驚いたという稲垣だが、この日のあいさつでは「SMAPのなかでも奇人変人ぶりでは負けていない。ベートーヴェンのようにお客さんの心を感動させるような舞台に仕上げられるのではないか」と語った。
10月10日から赤坂ACTシアターで上演。大阪、北九州公演もある。
フジテレビが行っている夏の大型イベント『お台場夢大陸〜ドリームメガナツマツリ〜』がにぎわっている。番組と連動した楽しい企画や、ステージイベント、ライブなどに多くの人が訪れている。
18日のオープニングセレモニーには、イメージキャラクターを務めるAKB48も出席した。高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、島崎遥香、入山杏奈、川栄李奈がお台場夢大陸のために新調した、夏祭りのゆかたをイメージした衣装で登場。高橋は「お台場の夏を盛り上げるために、メンバー一丸となって頑張っていきたいです。皆さんと一緒に楽しい夏にしていきたいです!」と意気込みを語った。
この日はまた、オープニングアクトとして、お台場夢大陸アナウンサーPR隊・オマツリ男アナ9人衆が和太鼓ショーを行った。
イベントは8月31日まで。
また、日本サッカー協会は21日には「女子東アジアカップ2015」の代表メンバー23人を発表。
こちらも海外クラブからの招集はなく、国内組のみでの選出となった。初選出はGKの武仲麗依、山下杏也加、DFの村松智子、MFの柴田華絵の4人。カナダW杯組からは6人が選出された。
佐々木則夫監督は「この中から最低でも3分の1はリオ五輪の代表にからんできてほしい」と若い世代の台頭を望む一方「代表なんだから結果が出なかった場合に、若いから、メンバーを代えたからというのは理由にならない」と勝利は大前提との姿勢を見せた。
日本サッカー協会は23日、都内のJFAハウスで会見を開き、8月1日から中国・武漢で開催される「東アジアカップ2015」に参加する代表メンバー23人を発表した。
今大会は国際Aマッチデーではないため、海外組の招集はなく、国内組での構成となった。
今回もヴァイッド・ハリルホジッチ監督がスクリーンを使い一人ひとり選出理由を述べながらの発表。
初選出はDF米倉恒貴(G大阪)、遠藤航(湘南)、MF武藤雄樹(浦和)、FW倉田秋(G大阪)の4人。
今回は事前に50人の予備登録リストを発表していたのだが、そのうち11人が怪我をしたことについて監督は「20%はちょっと多い。なぜ、こんなにも怪我が起きてしまったのか」とフィジカル面での問題に不満げな表情を見せた。そんななかでも故障中の柴崎、太田が「怪我をしていても向こうでプレーしたい」と言っていることに触れ「このような選手の気持ちは大事」と語った。
会見では6月に行われたW杯アジア2次予選でシンガポール戦で圧倒的に攻め続けながら0−0に終わったことから「A代表でしっかり得点できる選手を見つけること」が急務であることを繰り返した。
また、29日までJリーグがあり、大会に向けての十分な練習時間を取れないことを問題点として提起したものの、「トレーニングができないこと、(現地の)グラウンドが悪いことは試合後には言い訳にはしない」とし「大事なのは結果。できればカップを持って帰りたい」と優勝を目標に掲げた。
迷走の続く新国立競技場の問題が大きく動いた。16日にはデザインコンペで審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が総工費が問題化して以降、初めて公の場に姿を現し、デザイン選定理由などを説明した。
日本スポーツ振興センター(JSC)が建設計画案を報告した7日の有識者会議への欠席については、当日は講演会と昨年行った膵臓と脾臓を全摘出する手術の影響で体調がすぐれなかったと説明した。
総工費の高騰を招いた女性建築家、ザハ・ハディド氏のデザイン選定の責任を問われると「選んだ責任はある」と認めながら「(総工費の)2520億円は私が決めたわけではない」と話し、批判が噴出する総工費の膨張に“関与”したとみられることに不快感をのぞかせた。
デザインについては「残してほしい」とし、それに伴う総工費の解決策については、工事を請け負うゼネコン業者に矛先を向け、「もうからなくても『日本の国のために、日本の誇りのために頑張る』と言っていただけたら、値段もうまくいく」と持論を展開した。
安藤氏の会見は約30分間。その後、JSCの鬼沢佳弘理事は報道陣に現時点での計画変更は「日本の信用にかかわる」との認識を示した。
しかし一夜明けた17日には安倍晋三首相が計画見直しを正式表明。下村博文文部科学相と遠藤利明五輪相に新たな計画の作成に着手するよう指示した。東京五輪大会組織委員会会長の森喜朗元首相、下村、遠藤両氏と官邸で会談後、記者団に「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで見直す。そう決断した」と語った。
下村氏も同日、記者団に、「コンペをやり直す。半年以内にデザインを決め、設計から50カ月強の20年春の完成を目指す」と述べた。19年9、10月に行われるラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の会場として新国立競技場は使用できなくなる見通しだ。
東京五輪の大会組織委員会会長の森喜朗元首相は会談前に行われたBS番組収録で、「見直したほうがいい。もともとあのスタイルは嫌だった」と述べ、計画見直しを容認。22日には日本記者クラブで会見し、「大変迷惑している。組織委員会がこうしてくれ、ああしてくれといったわけでも何でもない」と述べ、組織委に責任はないとの認識を示した。
22日にはJSCが、すでに国内外の設計事務所や工事を請け負うゼネコンと計約59億円の契約を結んでいたことが発覚。これらの業務の大部分は完了済みで支払いも終えており、大半の支払金は戻らない見通しという。
その内訳はハディド氏の事務所に対するデザイン監修料約14億7000万円▽基本設計や実施設計などを担当した日建設計など4社に約36億4000万円▽大成建設と竹中工務店への技術協力者として約7億9000万円。
文科省はハディド氏とは契約解除時に違約金を支払う条項は設けていないと説明しているが、五輪競技場のデザイン実績を失ったことに対する損害賠償を求められる可能性があるという。
サッカーの「東アジアカップ2015」(中国・武漢 8月2~9日)の日本代表メンバー(SAMURAI BLUE)23人が23日、発表された。
都内のJFAハウスで開かれた会見ではヴァイッド・ハリルホジッチ監督がスクリーンを使い一人ひとり選出理由を述べながら発表。
今大会は国際Aマッチデーではないことから海外組は招集できず、国内組のみ。国内組にとっては絶好のアピールのチャンスとなる。
初選出はDF米倉恒貴(G大阪)、遠藤航(湘南)、MF武藤雄樹(浦和)、FW倉田秋(G大阪)の4人。
大久保嘉人(川崎)、豊田陽平(鳥栖)は招集されなかった。
今回は事前に50人の予備登録リストを発表していたのだが、その中の11人が怪我をしてしまった状況について監督は「全体の20%というのはちょっと多い。なぜこんなに頻繁に怪我をするのか」とコンディションの整わない状況に不満げな表情を見せた。
また29日にJリーグの試合があることから国内で合宿をする時間がなく、中国へ飛んでからの31日と8月1日に練習を行い、2日の北朝鮮戦に臨むという強行日程には「1週間ほどトレーニングする時間が欲しかった」と問題提起した。
6月に行われたW杯アジア2次予選のシンガポール戦で多くのチャンスを作りながら得点ができなかったことに触れ、「A代表でしっかり得点できる選手、リーグ戦で25~30点を取れる選手、強豪国を相手にしても点を取れる選手」を見つけることが急務であることを繰り返した。
そのうえで選手起用に関しては「できるだけ多くの選手を使う。特に中盤と前線は頻繁に変えないといけないのかなと思っている」と語った。
トレーニング不足、酷暑、劣悪が予想されるピッチコンディションと悪条件が重なったが、「トレーニングができないこと、(現地の)グラウンドが悪いことについては試合前には言い訳をする。しかし、試合の後にはそういう言い訳はしない」と語り、「大事なのは結果。できればカップを持って帰りたい」と優勝を目標に掲げた。
立ち技技格闘技「Krush」が21日、都内のGENスポーツパレスで会見を開き、Krush -60kg王者の卜部弘嵩が「Krush.58」(9月12日、東京・後楽園ホール)で2度目の防衛戦を行うことが発表された。
挑戦者は中国のジュアン・シューソン。6月に弘嵩の同門である伊澤波人を破り英雄伝説世界-57kg級王座を獲得した強豪。
弘嵩は「アグレッシブな選手と聞いたので、タイトルマッチにふさわしい試合ができると思います」と語った。
今週末からタイへ渡り練習の予定なのだが、それはシューソン戦の“先”を見据えたものになりそうだ。
それは「僕は11月のK-1のタイトルマッチの挑戦者候補だと思っているので。功也はカリム・ベノーイとか言っていますけど、僕はベノーイにも1Rで勝っているし、世界中どこを探しても自分より強い奴はいないと思っているので、9月は11月のK-1のタイトルマッチに向けて、しっかりいい試合を見せるだけです」というコメントからも明らか。
また、功也が弘嵩の7月のK-1の試合を見て「いい試合をしていたので黙っててほしい」と話していたことについて、「僕は勝ち続けている。僕は変わらず自分が一番強いと思っているので、その発言自体が僕から逃げているとしか思わないです」と相変わらず辛辣なコメントを残した。
なお「Krush.58」では石川直生の引退セレモニーが行われる。