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9.19、K-1スーパーファイト「兄へのリベンジは倍返しで」

2016.07.12Vol.670格闘技
   9月19日(月・祝)、国立代々木競技場第二体育館で開催する「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg世界最強決定トーナメント~」スーパーファイトの追加カード発表が11日、都内の会場で行われ、新階級となる-62.5㎏で“狂拳”竹内裕二と林健太の対戦が発表された。  これまで新生K-1では-55kg、-60kg、-65kg、-70kg、ヘビー級の5階級で試合が行われてきたが、先日の記者会見で新たに、-57.5kg、-62.5kg、-67.5kgの新設を発表。今大会から本格的に新階級での試合がスタートすることになり、その第1弾として同対決が実現した。  竹内はKrushを主戦場に戦ってきたファイターで、過去には山本真弘や野杁正明をKOしているハードパンチャー。対する林はK-1ジム・チームドラゴンに所属する21歳の新鋭。過去に竹内とは実兄の林将多がKO負けしているという因縁も。   約3年ぶりの試合となる竹内は「いきなりK-1に呼ばれてびっくりしてる。でも呼んでもらったからにはバチッと決めて、楽しませてもらおうかな」と笑顔で余裕のコメント。対する林は、「(対戦が)決まった時に、兄が目の骨を折られて負けているので、倍返しで両目を折ってやろうかなと思った」と兄のリベンジを宣言。それに対し竹内は「怖いよね(笑)。試合までの2カ月間はずっと健太の事考えて生活します」と軽く答えると「僕も竹内選手の両目の事だけを考えて生活します」とやり返した。さらに「実績もあり強かったが、昔の人。新生k-1は新しい人が引っ張っていかなきゃならない。兄からも“(竹内は)おっちゃんやろ。もういけるやろ”と言われた」と語ると「おっちゃんも頑張るで~」と最後まで人を食ったようなコメントで、挑発を受け流していた。

9.19、K-1スーパーファイトで、ヘビー級日本人頂上決戦

2016.07.12Vol.670格闘技
   9月19日(月・祝)、国立代々木競技場第二体育館で開催する「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg世界最強決定トーナメント~」スーパーファイトの追加カード発表が11日、都内の会場で行われ、K-1ヘビー級のエース上原誠(士魂村上塾)がK-1初参戦のKOICH(バンゲリングベイ・スピリット)と対戦することが発表された。両者は今回が初対決。いつもは一緒に練習をする仲間でもあるが、「普段から一緒に練習しているから変な感じがしますが、しっかりKOしたい」(上原)、「同じ気持ちですが、試合は試合。  日本一の上原選手と対戦でき、すごくワクワクしています」(KOICHI)とコメント。上原は「お互い手の内をしっているので、KOICHIに教わった技で倒すかもしれない。いつかは戦うかも知れないと思い、2つ3つ秘密にしている技もあるし」と牽制。それに対しKOICHIも「僕も(上原の前では)使っていない技がある」と不敵な笑みを浮かべていた。試合の展開を聞かれると、KOICHIは「ヘビー級を盛り上げたいと思っているので、殺すつもりでいきたい」と言うと、上原も「仲間同志ですが、お互いにレベルを上に上げていくには、仲間も倒さないと上がっていけない。仲間が仲間を倒すところを見てほしい」とガチバトルを宣言した。

9.19、K-1-65㎏タイトルマッチは、因縁の対決再び

2016.07.12Vol.670格闘技
 9月19日(月・祝)、国立代々木競技場第二体育館で開催する「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg世界最強決定トーナメント~」スーパーファイトの追加カード発表が11日、都内の会場で行われ、6月の-65kg世界最強決定トーナメントで優勝したゲーオ・ウィラサクレックが、2度目の防衛戦を行うことを発表。挑戦者は、K-1ジム・チームドラゴンの山崎秀晃。山崎は、3月の日本代表決定トーナメントで、左右田泰臣、久保優太、野杁正明という3強に勝ち優勝。前田憲作K-1プロデューサーが「挑戦者として資格があると判断した」と挑戦者に選ばれた理由をコメント。  山崎は、2014年11月に初代-65kg王座決定トーナメント1回戦でゲーオと対戦。ゲーオの左ハイキックで額を陥没骨折する重傷を負い、長期欠場に追い込まれた。「2年前にゲーオに負けて、リベンジすることだけを考えてきた。それが形になり実現する日が来た。自分1人じゃなく、仲間、ファンの思いを背負って勝ちに行く」決意を語った。  また、前回のトーナメントで決勝に進んでいたら?という記者からの質問に山崎は、「執念で必ず勝ちにいくという気持ちは強かった。頭を割られたくらいでは倒れない自信もある。もし決勝まで勝ち上がっていたら(ゲーオに)勝っていたと思います」と最強王者への自信をのぞかせ、「ゲーオと勝負して約2年。ジムワーク、フィジカル面すべて、彼に勝つためにすべてをつぎ込んで生活してきた。仲間の思いも背負ってやっているので、それでかなりパワーアップできた。今はゲーオのすべてを凌駕できるところまで実力があると思っているので、何が何でも勝ちにいきます」と勝利への執念を口にした。絶対王者ゲーオがが圧倒的な強さで返り討ちにするのか? それとも挑戦者・山崎が執念で勝利を呼び込むのか? 因縁のタイトルマッチの結末はいかに!?

自然と人間—ともに歩むことはできるのか『ひつじ村の兄弟』

2016.07.12Vol.670DVD & Blu-ray
 第68回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」グランプリ受賞作。アイスランドの大自然を舞台に、そこに生きる者たちの姿を皮肉と愛に満ちたまなざしで描く、アイスランド発のユニークなヒューマンドラマ。  アイスランドの人里離れた村で、隣同士に住む老兄弟グミーとキディーは先祖代々、受け継がれてきた優良種の羊の世話に生活のすべてを費やして生きてきた。その一方で40年間も口をきかないほど不仲だった。ある日、キディーの羊が疫病に侵され、殺処分を命じられてしまう。先祖代々受け継いできた優良な羊たちを守るため兄弟は40年ぶりに力を合わせることになるが…。羊を愛するあまり兄弟がとった驚くべき行動とは!?

人の心の裏の裏まで描き出す極上のイヤミス6編!!

2016.07.12Vol.670【TOKYO HEADLINEの本棚】
 読後、後味が悪く嫌な感じになるがクセになるミステリー“イヤミス”。そのイヤミスの女王といわれているのが、湊かなえ。同書は湊の原点回帰と言われ、6編の短編すべてが読後、心をざわつかせる。  全編を通して感じられるのが、人間の悪意。ところがその悪意、まき散らしている本人は、善意だと思っているところが恐ろしい。自分はすべて正しい。自分こそ善で、ほかの人から恐ろしいほどの悪意を向けられていると思っている。読み終わると背筋が凍る結末だが、読中はむしろそんな登場人物に共感している自分に気づく。  表題作の「ポイズンドーター」と「ホーリーマザー」は、それぞれ1編の作品だが、娘と母親側から見た風景を描いている。東京で女優として活躍する弓香の元に、地元の友達から同窓会の誘いがくる。しかし弓香はそれを仕事を理由に断ったのだが、本当の理由は自分の母親。弓香の事をとても心配しているふりをして、弓香を自分の思い通りにさせたい。幼いころは分からなかったが、成長するにつれ、母親のドロドロとした悪意をはっき理解するようになる。そんな母親から逃げるように上京した弓香だが、しょっちゅうかかってくる電話により、神経をすり減らされる毎日。そんな時“毒親”をテーマにしたトーク番組の出演依頼が舞い込み…。弓香は母親の呪縛から解き放たれるのか。  そして、「ポイズンドータ—」のアンサーストーリーとして同書のために書き下ろされた「ホーリーマザー」には驚くべき結末が書かれている。その2編のほかには、出産のために里帰りした妹と、ずっと実家暮らしで両親の面倒を見ていた姉の関係を描いた「マイディアレスト」。脚本家を夢見てコンクールに応募、最終選考に残った3人の男女の称賛、嫉妬、葛藤などのもやもやした心の動きを追った「ベストフレンド」。同じアパートに住む男の子が母親に虐待されることを知ってしまった女子高生が、何とか彼を救おうとするものの、自分自身も母親と確執を抱えている「罪深き女」など、どれも負のオーラ満載作品ばかり。イヤミスの女王、本領発揮の同書、怪談より怖いと感じる人も多いのでは。夏の夜、寝苦しい時に読むと悪夢を見る事間違いなしのホラーな一冊。

小池百合子氏が都知事選の政策発表「都民の都民による都民のための都政をしっかりと取り戻す」

江戸瓦版的落語案内 百年目(ひゃくねんめ)

[東京都知事選]増田寛也氏会見、最優先事項は「子育てに対する不安」解消

2016.07.11Vol.670ニュース
 東京都知事選に出馬を決めた増田寛也元総務相が11日、都庁で会見した。最優先事項に、待機児童問題など「子育てに対する不安」を解消することを挙げ、舛添要一前知事が打ち出した韓国人学校増設のための都有地貸与については、十分議論がされていないとし、「白紙に戻して、どのような利用方法があるのか考えていきたい」との見解を示した。  増田氏は会見冒頭、4年間でリーダーが3人交代し、都政は停滞と混乱を招き、その間に多くの課題が山積したとコメントしたうえで、「いま東京都に、都政に必要なことは、こうした積み重なっている課題を早く解決すること。そして、2020年にオリンピック・パラリンピックがありますが、その後の東京の姿も考えてながら、これからの首都としての東京をしっかりとしていくことが必要」と語った。  立候補にあたり、「3つの「不安」の解消に努めたい」と意気込む。最優先事項の「子育てに関する不安」、そして「超高齢化社会に対する不安」、そして「災害に対する不安」を挙げている。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

健康な頭皮と美しい髪のために

2016.07.11Vol.670ニュース
 1957年、フランスの美容師により作られたスカルプ&ヘアケアブランド「ルネ フルトレール」。創業年に発売開始した人気の商品を紹介! 「創業以来60年近く、多くの方にご愛用いただいている当社の定番の人気商品がシャンプー前に使用するスカルプケア用のオイルトリートメント“コンプレックス 5”です。創業者のルネ・フルトレールの“美しい髪は健康なスカルプから生まれる”という理念に基づき作られたもので、マッサージによって頭皮全体の血行を良くし、健康な頭髪へと導いてくれます。オレンジとラベンダーのエッセンシャルオイルがたっぷり使用され、それらがシャンプー前の頭皮を清潔にし、頭皮のすこやかさを保ってくれます。香りはさわやかな柑橘系が主体で、枕元がいい香りになるので、気持ち良く寝られるという声もいただいています」  製薬会社が頭皮と皮膚の生理学、病理学に沿って商品開発をしているという。毛髪に変化を感じ始めた人にはこんな商品も…。 「洗い流さないスカルプトリートメントの“トリファジック インテンシブ”です。最近CMなどでもよく聞かれるAGAなど遺伝などによる進行性の抜け毛が気になる方に使っていただきたいスカルプエッセンスです。こちらも1986年に誕生し、長く愛されている商品で、来月には、さらに保湿成分であるアデノシン三リン酸という成分を新たに配合し、さらにパワーアップします。これらの商品はサロン専売品なので、美容師による頭皮状態のチェックとカウンセリングを通じて、個人にあったものをお勧めしています。スカルプケアを日常の習慣にして健やかな髪を育んで下さい」 【希望小売価格】「ルネ フルトレール コンプレックス 5」6000円/「ルネ フルトレール トリファジック インテンシブ 」8本入1箱 9600円(いずれも税別)

コンパクト設計のスロージューサー「ヒューロムジューサーH15」

2016.07.11Vol.670新商品
 世界で初めてスロージューサーを開発したヒューロムは、初心者にも使いやすいコンパクトタイプの「ヒューロムジューサーH15」を全国の家電量販店、HUROM公式ストアで7月中旬に発売する。スロージューサーは金属製カッターを使わず熱もかけないため、素材そのままの栄養素のロスが少なく、たくさんの野菜や果物を効率よく搾汁、摂取できる。同商品は、軽量でキッチンに収まりやすいコンパクトなボディーサイズ。持ちやすさを考えた丸みを帯びた優しい曲線を描くデザインは、どんなキッチンにもよく合い、清潔感あるホワイトのボディーが、キッチンを明るく彩ってくれる。毎日の健康習慣を気軽に始めるのに最適なモデルだ。  

自然と人間—ともに歩むことはできるのか『シーズンズ 2万年の地球旅行』

2016.07.11Vol.670DVD & Blu-ray
『WATARIDORI』『オーシャンズ』のジャック・ペラン&ジャック・クルーゾのコンビによる新たなネイチャードキュメンタリー。総製作費40億、構想4年。400人もの一流スタッフと最新の撮影機材、各種テクノロジーを揃えたうえ、歴史学や動物行動学、人類学、哲学、民俗学、植物学ら多くのスペシャリストも参加。本作の大きな見どころとなるのが、動物たちの目線を意識して撮影された、臨場感あふれる映像の数々。なかでも世界初の無音小型バギーの開発により、動物と同じ目線で狩りの臨場感あふれる疾走に肉薄したシーンは必見。2万年という時の流れのなか、変わりゆく環境に適応しながら受け継がれていきた命に感動必至。

今年の夏休みディスク「CLOUD NINE」KYGO

2016.07.11Vol.670CD/MUSIC
 この夏もEDMは勢力を増すばかりだ。日本にもフェスや海外の人気フェスをルーツに持つクラブイベントが上陸、ファンやパーティーピープルたちを楽しませている。そのなかで注目のサウンドが温かみのあるシンセやパーカッション、ウクレレのサウンドを取り込み、南国の雰囲気を感じさせると人気のトロピカルハウス。そのジャンルをけん引するのが、ノルウェー出身のKYGO(カイゴ)だ。本作は彼のデビューアルバム。心地よいサウンドがこの夏のクラブシーンを席巻しそうだ!
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

今年の夏休みディスク「CLOUD NINE」KYGO

2016.07.11Vol.670CD/MUSIC
 この夏もEDMは勢力を増すばかりだ。日本にもフェスや海外の人気フェスをルーツに持つクラブイベントが上陸、ファンやパーティーピープルたちを楽しませている。そのなかで注目のサウンドが温かみのあるシンセやパーカッション、ウクレレのサウンドを取り込み、南国の雰囲気を感じさせると人気のトロピカルハウス。そのジャンルをけん引するのが、ノルウェー出身のKYGO(カイゴ)だ。本作は彼のデビューアルバム。心地よいサウンドがこの夏のクラブシーンを席巻しそうだ!

今年の夏休みディスク「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」EXILE THE SECOND

2016.07.11Vol.670CD/MUSIC
 夏フェスが各地で始まり、テレビやインターネット上も夏休みの話題が厚めになってきた。それにともなって、今年のキラキラ(ギラギラ)した夏を彩るサウンドも耳に入ってくるようになった。そのなかで注目の楽曲がこの『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』。EXILEのメンバーで構成された、EXILE THE SECONDの本格始動シングルだ。以前、挑発的なダンスミュージックで驚かせた彼らだが、新たなスタートを切るにあたって放たれる本作もオ・ド・ロ・キのサウンドだ。サウンドはジャケットのアートワークがそのまま音声化されたような印象で、プールサイドのパーティー、夏のアゲアゲなパーティーサウンドなのだ。楽曲の中で、タイトルが何度もリピートされるたびに気分が上昇していくのが分かる。どこかでパーティーやってないかしらと考え出すことになるだろう。音はもちろん視覚でも楽しむのがEXILE一族の作品。本作もその例に漏れず、ミュージックビデオは『ウォーリーを探せ!』状態。ひと夏以上楽しめる。

「日本のファンは想像力豊か!」映画プロデューサー スザンヌ・トッド

2016.07.11Vol.670映画
「東京は、まさに“ワンダーランド”ね。古いものと新しいものが同時に存在している。今回、息子も連れてきているんだけど長い“日本でやることリスト”を実行するのに大忙しよ(笑)」と語るのは、現在公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の敏腕プロデューサー、スザンヌ・トッド。 「日本ではルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』はずっと愛されてきたし、前作も大ヒットしました。日本は最先端のテクノロジーを持つ国である一方、日本人は想像力豊かでファンタジーをすごく楽しんでくれるという印象を持っています」  そんな日本人の想像力をとことん刺激してくれる本シリーズ。待望の第2弾では、少し成長したアリスがマッドハッターを救うため時間の旅に挑む。アリス役ミア・ワシコウスカ、マッドハッター役ジョニー・デップに加え、“時間”の管理人タイム役にサシャ・バロン・コーエンが参加。 「ジェームズ・ボビン監督はサシャとは旧知の中で、最初からタイム役にサシャを考えていて、すぐに決まりましたね。あの衣装もサシャ自身がいろいろなアイデアを出したものなんです。彼の足は太ももから足首まで同じ細さでまっすぐなの(笑)。その足を見せるためタイツを履かせ、さらに高いブーツと帽子を加えて、あのキャラクターが出来上がったんです」  劇中、マッドハッターがタイムをおちょくってイラッとさせるお茶会シーンでは2人の“濃いキャラバトル”も見どころ。 「サシャは常にアドリブをするので、とても楽しい撮影になりました。2人のキャラはそれぞれ特徴的なアクセントで話すのでアドリブをするのは大変なんです。実際には、サシャのアドリブにジョニーがイラッとしたかもね(笑)」

武尊 「K-1は、夢と希望が詰まった最高の舞台」

味わい堂々の新作舞台は池田鉄洋作・演出の枯山水ミステリー!?

2016.07.11Vol.670エンタメ
 味わい堂々は岸野聡子、宮本奈津美、浅野千鶴の3人の女優による劇団。 「高校時代の同級生。高校では珍しい演劇の授業がある学校で、当時としてはちょっと特殊な高校でした」(岸野)  高校で演劇活動をしていた3人は卒業後、別々の場所で演劇を続けることとなる。空白の3〜4年を経て、その後、岸野と宮本が「劇団作ろうか? 千鶴に声かけよう」ということで結成。2007年5月に旗揚げ。 「昔は頻繁に公演をやってたんですが、最近はふんわりした感じでやってます」(宮本)とマイペース。これは3人の外部活動が忙しくなってきたからなのだが、「3人とも無精なんです」(浅野)という面もあるらしい。  というわけで今回は1年半ぶりの公演。 作・演出に池田鉄洋(イケテツ)を招いての番外公演。イケテツといえば最近では今秋に舞台化される『パタリロ!』で脚本を担当することがニュースとなっていた。 「私がイケテツさんが主宰する『表現・さわやか』に出た時に“僕は味わい堂々が好きだから書きたい”って言ってくださったんです。もしかしたらお世辞だったのかもしれないんだけど、言ったからには書いてもらおうよ、って(笑)」(浅野) 「イケテツさんの作品は情緒のある台詞とか哀愁があって、そのへんが私たちと合っている気が勝手にしています」(岸野)  で、どんな話? 「京都の龍安寺の枯山水を舞台としたコメディーミステリーです」(宮本)、「スタジオ公演の割には美術が凝っていると思います」(岸野)、「あっと驚く仕掛けがあるかもしれないし、ないかもしれないです(笑)」(浅野)とのこと。  イケテツがこれだけ自由度の高い脚本を書くことはしばらくなさそうなので、そんな意味でも必見の作品。 味わい堂々 隠し味公演『枯山水』 【日時】7月21日(木)〜26日(火) 【会場】スタジオ空洞(池袋) 【料金】日時指定・全席自由 前売2500円、当日3000円 【問い合わせ】味わい堂々(TEL:080-4007-5647 [HP] http://www.geocities.jp/ajiwaidou/ ) 【作】池田鉄洋(表現・さわやか) 【演出】池田鉄洋と味わい堂々 【出演】浅野千鶴、岸野聡子、宮本奈津美、細川洋平、堀靖明 ※回変わりゲストあり

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