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3位決定戦で湘南が1-0で浦安に勝利【3・11全日本フットサル選手権】

2018.03.11Vol.Web Originalスポーツ
前半終了間際に鍛代が豪快なミドルシュートで決勝点 「第23回全日本フットサル選手権」の決勝ラウンドが3月11〜13日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された。最終日に行われた3位決定戦でバルドラール浦安と湘南ベルマーレが対戦。1-0で湘南が勝利を収めた。  浦安は前日の準決勝でシュライカー大阪と延長からPK戦にもつれ込む熱戦を展開したうえで惜しくも敗れた。  湘南は名古屋相手に激しい打撃戦の末、4-5で敗れた。  試合は前半、互いに守備時のチェックが厳しく、なかなかシュートまで持ち込めない。シュートを放っても枠を大きく外し、得点のにおいがしない展開が続く。  しかし前半終了間際の20分、湘南が植松からのパスを受けた鍛代が豪快なミドルシュートで先制ゴールを決める。    後半も一進一退の攻防が続くが、前半に引き続き湘南の守備の寄せが厳しく、浦安のシュートはGK正面に。一方の湘南もシュートは放つものの、浦安のGK藤原の好セーブに遭い得点を追加できない。そのまま湘南がしのぎ切り勝利を収めた。

インタビューシリーズ【 LDH バトン ~夢~】Vol.17 EXILE ÜSA (EXILE、DANCE EARTH PARTY)

2018.03.11Vol.Web Original夢の叶えかた【LDHバトン】
 EXILE、三代目J Soul Brothers、E-Girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。  今回は、EXILE ÜSAさんです。

FUMIYAが中村を壮絶KO【3・10 Krush.86】

2018.03.11Vol.Web Originalスポーツ
篠原が判定ながらも細越に完勝 「Krush.86」(3月10日、東京・後楽園ホール)で「Krush −65kg次期挑戦者決定トーナメント」の準決勝2試合が行われた。  第1試合では篠原悠人と細越貴己が対戦。篠原が3-0の判定で勝利を収めた。  篠原は1Rから左ジャブを起点としたパンチを的確に細越の顔面に集める。細越は右目の下を大きくはらし、鼻血も噴き出しながらも下がることなく前に出続ける。ラウンドを重ねてもこの展開は変わらない。3Rには篠原の左ストレートがクリーンヒットし、ぐらつく細越。なおもパンチの連打で攻め込む篠原だったが、細越は最後まで立ち続け、試合は判定に。ダウンこそ奪えなかったものの、ジャッジ3者とも30-27の3-0で篠原が完勝した。

西京春馬が際どい判定をものにし初防衛に成功【3・10 Krush.86】

2018.03.11Vol.Web Originalスポーツ
年末に敗れた西京にとっては出直しの一戦 「Krush.86」(3月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで「Krush -58kgタイトルマッチ」が行われ、王者・西京春馬が延長の末、2-1の判定で村越優汰を破り、初防衛に成功した。  西京は昨秋、小澤海斗を破り王座に就いたものの、K-1の12月大会で椿原龍矢に判定負けを喫し、今回はいわば出直しの一戦。  村越は同じ大会でK-1初参戦。芦澤竜誠と対戦し判定勝ち。元RISE バンタム級王者という実績が認められ、Krush初参戦ながら今回のタイトル挑戦が実現した。  1Rはともにローキックで探り合い。村越がロー、ミドルで先手を打つと西京はセコンドの指示通り、それに合わせてローを蹴り返す。2Rもローの攻防が続くが、村越のミドル、ローに西京はパンチを合わせる動きを見せ始める。3Rになると村越のミドル、三日月蹴りが決まり出すが、西京もそこにパンチ、そしてローを合わせていく。赤みを帯び始めた西京のボディーになおも村越が三日月蹴りを追い討ち。しかし西京はパンチの連打で反撃と、ジャッジの難しいラウンドが続いた。

シーズン3冠目指す名古屋が湘南破り決勝進出【3・10全日本フットサル選手権準決勝】

2018.03.10Vol.Web Originalスポーツ
粘る湘南を振り切る 「第23回全日本フットサル選手権」決勝ラウンドの準決勝が‪3月10日‬、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた。  準決勝の第2試合では準々決勝で延長の末、5-4でフウガドールすみだを破った湘南ベルマーレと、府中アスレティックFCを4-2で破った名古屋オーシャンズが対戦。  名古屋は前半2分、タッチライン沿いを湘南の林田と競り合った星がかわして切り込み左足でシュート。ゴールが決まり、先制する。6分にも早いリスタートから右で右でもらったラファがシュートを決め2-0と突き放す。8分にはペナルティーエリア内のヴァルチーニョがくさびとなりルイジーニョにバス。ルイジーニョがドリブルで中央に持ち込みシュートを決め、3-0。名古屋の一方的な展開となったが、湘南はタイムアウト後に反撃開始。11分には名古屋がクリアしたルーズボールをロドリゴが豪快にミドルシュートを決め1点を奪うと、12分にはゴール正面でパスを受けた内村がゴールを決め1点差に詰め寄った。  名古屋は13分にラファがゴールを決め、4-2と再度突き放すが、湘南は16分に刈込がドリブルで持ち込みゴール前の植松にマイナスのクロス。植松が決めて再び1点差。その後も湘南の猛攻は続くが名古屋のGK関口の好セーブに遭い追加点はならない。  名古屋は終了間際にルイジーニョがペナルティーエリア内で倒されて得たPKをラファが決め5-3と突き放し前半を終える。

シュライカー大阪が連覇へ王手【3・10全日本フットサル選手権準決勝】

東京マラソンで日本新記録の設楽が褒賞金1億円ゲット!

ドーピング、土下座、そっくりさんはつまみ出され…【平昌五輪】

2018.03.10Vol.704スポーツ
 オリンピックのすべてが素晴らしいかといえば、そういうわけにもいかない。残念ながら今回もいくつかの“事件”があった。  冬季オリンピックで多くのメダルを獲得してきたロシアだが、ロシア選手のドーピングが国家ぐるみと判断され、昨年12月にIOCがロシアに対して国としての参加を認めない声明を出した。これによりロシアの選手は国家を代表しない「ロシアからのオリンピック選手」(OLYMPIC ATHLETE FROM RUSSIA=OAR)という立場で今回のオリンピックに参加した。その数は168人。この168人はドーピングに関してはクリーンとされていたのだが、2月22日にはカーリングの混合ダブルスで銅メダルを獲得した男子のアレクサンドル・クルシェルニツキーのドーピング違反が発覚し、失格となりメダルははく奪。23日にはボブスレー女子2人乗りで12位だったナジェジダ・セルゲエワにもドーピング検査で陽性反応が出たことが発表され、24日に失格処分となった。  開催国の韓国では女子パシュートでひと悶着。2月19日に行われた準々決勝でオランダと対戦した韓国はキム・ボルムとパク・チウがノ・ソンヨンを置き去りにする形でゴール。3人目がゴールした時点のタイムで競うパシュートでは考えられない出来事だった。試合後にキムとパクが「最後にソンヨンさんの体力が落ち、差が広がった」などとノを責めるような発言をしたことから韓国の世論が炎上。  韓国の大統領府のホームページには「国民請願及び提案」の掲示板があるのだが、そこに「キムとパクの代表資格をはく奪してほしい」という内容の請願が多く寄せられることに。キムは謝罪会見を開いたものの、それでは収まらず、女子マススタートで銀メダルを獲得した後にリンク上で土下座をした。  競技とは関係ないのだが、今大会では北朝鮮の美女応援団が話題となった。となるとやはり、という感じで金正恩朝鮮労働党委員長のそっくりさんも登場。美女応援団に近づき会場から連れ出されてしまった。それでもこりずに閉会式にも姿を現し、トランプ米大統領のそっくりさんと2ショットに収まっていた。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

「小平すごいね〜」「そだね〜」って感じで平昌五輪閉幕

2018.03.10Vol.704スポーツ
「平昌冬季オリンピック」(2月9〜25日)で日本は金4、銀5、銅4の13個のメダルを獲得した。これは過去最高の数字。  スピードスケートの小平奈緒が女子500mで日本女子初の金メダルを獲得すると、高木那奈は女子パシュートとマススタートの2種目で金メダル、男子フィギュアスケートでは羽生結弦が66年ぶりの2連覇と中身の濃いメダルとなった。

『第41回日本アカデミー賞』リポート

2018.03.09Vol.704エンタメ
 日本映画の祭典・第41回日本アカデミー賞の授賞式が3月2日、都内にて行われ本年度の各部門最優秀賞が発表。最優秀作品賞に輝いた是枝裕和監督作『三度目の殺人』が最多6冠に輝き、今年の映画賞を席巻した。作品賞の他、監督賞と脚本賞も受賞した是枝監督だが「まだこの場に立つようになって間がないので居心地が悪い」と苦笑。  俳優賞では、最優秀主演男優賞を菅田将暉、最優秀主演女優賞を蒼井優が獲得。2014年の『共喰い』で新人俳優賞を受賞している菅田は「初めてここに来たとき気持ちが張り詰めて息苦しかったけど、今日はちょっと呼吸しやすくなりました」と、自らの成長も感じた様子。一方、感極まり涙声で受賞スピーチをした蒼井だったが「実は作品賞発表の瞬間が一番好きなんです。みんながわーっとなる瞬間を見る瞬間を見るのがうれしい。またいつかそれを体験したい」と、さらなる意欲を見せていた。  総合司会の西田敏行は、ともに司会を務めた宮沢りえに「今度、2人で一緒に是枝作品に出してもらいましょうよ」と“是枝旋風”をユーモラスに称えていた。

2.3kgオーバーのネリにWBCが無期限資格停止

2018.03.09Vol.704スポーツ
「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月1日、東京・両国国技館)で山中慎介がルイス・ネリと対戦。山中は2R1分3秒、TKOで敗れ、王座奪還はならなかった。  この試合は昨年8月に山中の13度目の防衛戦として行われたカードの再戦。山中は4RTKOで敗れたのだが、その後、ネリのドーピング疑惑が発覚。WBCは「意図的な摂取の証拠がない」としてこれを不問とし王座はそのままとしたものの、山中との再戦を義務付け今回の対戦が実現した。  山中は「勝っても負けても最後」と決めてのリングだったのだが、ネリは前日計量で2.3kgオーバーという信じがたい暴挙。2時間後の再計量には1キロ落としてきたものの、それでもまだ1.3kgオーバー。この時点で王座ははく奪。山中が勝った場合のみ山中が王者として認定されることとなった。ネリはぐったりした表情を見せ、減量失敗について新しい栄養士のせいとしたが、短時間で1キロを落としてきたことから“確信犯”を疑う声も出た。

新生K-1が12月8日に初の大阪大会開催

2018.03.09Vol.704スポーツ
 K-1実行委員会は3月7日、今年下半期の開催日程を発表した。これまで3月大会後は6月17日、9月24日の2大会まで発表されていたのだが、新たに11月3日(さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)と12月8日には新生K-1では初の大阪進出となるエディオンアリーナ大阪(第1競技場)大会が発表された。  K-1の大阪進出については、今大会で「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場する皇治(写真)が常日ごろから「大阪にK-1を持って帰る」と発言している。  皇治としても大きな発奮材料となるだけに、またひとつトーナメントに興味深いスパイスが加わることとなる。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

新生K-1が12月8日に初の大阪大会開催

2018.03.09Vol.704スポーツ
 K-1実行委員会は3月7日、今年下半期の開催日程を発表した。これまで3月大会後は6月17日、9月24日の2大会まで発表されていたのだが、新たに11月3日(さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)と12月8日には新生K-1では初の大阪進出となるエディオンアリーナ大阪(第1競技場)大会が発表された。  K-1の大阪進出については、今大会で「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場する皇治(写真)が常日ごろから「大阪にK-1を持って帰る」と発言している。  皇治としても大きな発奮材料となるだけに、またひとつトーナメントに興味深いスパイスが加わることとなる。

財務省の「森友文書」書き換え疑惑で国会空転

2018.03.09Vol.704ニュース
 朝日新聞が3月2日付の朝刊で、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐり、財務省が取引の決裁文書を書き換えた疑いがあると報道した。財務省は6日、参院予算委の理事会で「大阪地検の捜査対象になっており、すべての文書を直ちに確認できない」などとする省内調査の状況を報告。野党側は「ゼロ回答だ」と強く反発、国会は空転した。  これには与党内でも財務省への批判が高まり、自民党の二階俊博幹事長は記者会見で、財務省の説明について苦言を呈した。  7日には二階氏と公明党の井上義久幹事長が都内で会談し、財務省に調査結果を8日までに国会へ報告するよう求めることを確認。二階氏が西村康稔官房副長官を通じて政府に速やかな対応をするよう申し入れた。  これらの動きを受け、財務省は8日朝の参院予算委員会理事会に大阪地検に提出した決裁文書の「写し」を提出。しかし写しはすでに国会議員に開示した決裁文書とチェックマーク以外は同じ記載内容だった。これについて野党側は決裁文書が今回提出されたものだけかどうかの確認を求めたが、財務省側が「調査は継続中」などと繰り返すにとどめたため、民進、共産、立憲、自由、社民各党は集中審議への出席を見送った。

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その拾壱)【長島昭久のリアリズム】

2018.03.09Vol.704長島昭久のリアリズム
 アジア太平地域の平和と安定、繁栄を確かなものとするため、米国による地域安全保障へのコミットメントが引き続き必要であることは繰り返し述べてきました。実際、域内各国は、安全保障政策を策定し、外交を展開する上で、この米国の関与を「所与のもの(given factor)」として、自国の安全と繁栄を確保してきました。しかし、いくつかの理由から、米国の関与は永続的なものとは言えなくなっています。第一に、中国の台頭によって、必然的に米国の国力や影響力は相対的に低下します。第二に、トランプ政権の「意思」次第では(それが財政上の理由なのか中国による工作の結果かに拘わらず)、この地域から米国が徐々に後退を余儀なくされる可能性もあります。  いずれにせよ、米国がアジア太平洋地域の平和と安定の国際秩序を維持するために支払っている代価は莫大で、年間にしておよそ1200億ドルにも上るといわれています。従って、(米国民の理解と支持も含む)米国の持つリソースには自ずと限界があり、米国のコミットメントが減れば、そのぶん力の均衡(balance of power)は崩れ、地域は不安定に陥るでしょう。これによって直接打撃を蒙ることとなる国々は、地域の安全保障により強い当事者意識を持つべきです。域内の同盟・友好国間で米国の荷重を分担することができれば、米国のコミットメントの持続可能性はかなりの程度高まります。それは、トランプ大統領が選挙戦の最中から同盟国に繰り返し求めてきた「公正な分担(fair share)」の考え方とも合致します。  そこで、私は、予てから「ホスト・リージョン・サポート(Host-Region Support, HRS)」という考え方を提唱してきました。同盟国が米国の前方展開兵力を受け入れる際に様々な便宜を供与することをホスト・ネーション・サポート(接受国支援)と呼びますが、これを地域全体に拡大する発想です。すなわち、このHRSによってアジア太平洋地域全体に米軍の前方プレゼンスを支援する多国間協力システムを構築する。HRSには、いくつかの効用があると私は考えます。  第一に、米軍の前方展開に伴う膨大な財政支出を補完することができること。もちろん、相応の財政的な基盤は日本も負担すべきでしょう。第二に、域内の同盟国がバラバラに提供しているホスト・ネーション・サポートを地域全体のニーズや負担能力などに合わせて再調整することにより、地域の安全保障基盤を安定化することもできるでしょう。第三に、HRSを促進する過程で、米軍の前方展開兵力を指揮統制する米太平洋軍と域内の同盟・友好国との間に戦略、政策、作戦の各レベルにおける緊密な協力の枠組みがより精緻に組み上がっていくに違いないでしょう。日本は、これらメカニズムを構築するための政策調整を主導していくべきなのです。 (衆議院議員 長島昭久)

中国の習近平氏が3選見据え任期撤廃へ

五輪4連覇の伊調にパワハラ?レスリング界に激震

2018.03.09Vol.704スポーツ
 女子レスリングの伊調馨に対して、日本レスリング協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントがあったとして、内閣府の交易認定等委員会に告発状が出されたことが2月28日に発覚した。伊調は女子個人としては史上初のオリンピック4連覇を果たし、2016年には国民栄誉賞を受賞している。  栄氏は2008年の北京五輪まで伊調を指導。その後、伊調が練習拠点を名古屋から東京へ移したのだが、それをきっかけにパワハラが始まったとされる。  日本協会は6日に倫理委員会を開催し弁護士らで構成する第三者機関を設置して伊調選手らからの聞き取り調査を委託することを決めた。

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