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【DJダイノジ あなたの好き、肯定します!】第11回:BARBEE BOYSの『離れろよ』は痴女ソングの決定版

2017.02.27Vol.685COLUMN
『DJダイノジ深夜の回転体』(ニッポン放送)の DJダイノジ、放送に入りきれなかったトークは…?

黒谷友香「友香の素」vol.172 寒いんだか、暖かいんだか

2017.02.27Vol.685黒谷友香「友香の素」
 早いもので、もう2月も後半となりました。この原稿を書いている今日は、春一番が吹いて気温も関東は20度を超えて4月並みの気温を観測。4月って! 桜が咲く気温ですよ。でもまた冬の寒さに戻るそう。寒いんだか暖かいんだか、毎日の寒暖差にびっくりです。  そういえば、私の大事なチューリップ、ヒヤシンス、ムスカリちゃんたちは、この気候に土の中で困ってはいないだろうか…。球根類が育つには冬の寒さにあたることが大事なのです。2016年の3月に咲いたチューリップは、なんと、茎の長さが10センチあまりで、その上に普段と変わらない可憐な花が咲きました。茎と花のバランスがすごいことになってたけど、それも可愛かった。なぜ茎が伸びなかったかというと、球根を植えた2015年の冬が暖冬だったからかと思われます。今年、2017年は茎の長いチューリップが見たいなあ。チューリップの背の高さは、30?40センチくらい。すでに植えてある他のハーブとのバランスも考えて、チューリップが映えるようにガーデンをデザインしているのだが。高さ10センチくらいのビオラとチューリップの取り合わせが素敵になる寄せ植えのプランターも作ってあるんだけどな。2016年秋に植えた球根は257個。ヒヤシンス、ムスカリも寒さが大事なのです。雪が降ったり20度超えたり、忙しいこの冬だけど、今年はぐんぐん伸びてほしいな! 暖かな日差しの中、チューリップが春の風に揺られてサワサワとそよいでいるのが見たいし、花瓶にガッサリと長い茎がしなった色とりどりのチューリップをたくさん生けて部屋でも春の訪れを楽しみたいし、ガーデンでヒヤシンスのあのうっとりとする香りに包まれたい…。植えた者としては、そんな夢があるのだよ。先日植えた場所をチェックしに行ったら、チューリップの芽が出ていました。今年はどうなるかな、楽しみです。

『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』試写会に15組30名 

2017.02.27Vol.685映画
 ゴールデンウイークシーズン、家族で見たいアニメーション映画といえばこちら。今度のしんちゃんは宇宙人と一緒に大活躍!?  ある日、野原家に宇宙人がやってきた。その名はシリリ。シリリの謎ビームにより、ひろしとみさえは25歳若返り、子供の姿になってしまう。大人に戻るためには、日本のどこかにいるシリリの父親のもとに行かねばならない。野原一家は、シリリをしんのすけのオシリに隠して、父を探しに日本縦断の旅へ! 果たして野原一家は元の姿に戻ることができるのか?  おなじみのレギュラー声優陣に加え、今回は雨上がり決死隊の宮迫博之と蛍原徹が『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』以来15年ぶりにゲスト声優として参加。宮迫は実は陰の黒幕的存在であるシリリの父親役。蛍原は謎のエージェント・モルダダ役。また、以前からクレヨンしんちゃんの大ファンだったというアーティスト高橋優が主題歌を担当。新曲『ロードムービー』を書き下ろしている。  4月15日より全国公開。

『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』試写会に15組30名

2017.02.27Vol.685映画
 第74回ゴールデン・グローブ賞で4部門にノミネートされた、奇跡のトゥルーストーリー。25年間“迷子”だった男が、Google Earthで故郷への帰り道を探し出す…! 『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル主演。共演に、『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』のニコール・キッドマンら実力派が集結。  オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし彼は、インドで生まれ5歳のときに迷子になり、家族と生き別れたままオーストラリアに養子に出されたという過去を持っていた。しかし成人した今、幸せな生活をすればするほどインドの家族への思いは募るようになっていた。あるとき彼はついに決断する。人生を取り戻し未来へ進むため、実の家族を見つけ出すということを…。おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、捜索を開始したサルー。一歩近づくごとに少しずつ蘇える記憶は、やがてこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていく。大いなる探索の果てに、彼が見つけたものとは…。  4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座他にて全国公開。

専門医が警鐘を鳴らすNG食品も『がんを寄せつけないからだを作る 命の食事 最強レシピ』

2017.02.26Vol.685【TOKYO HEADLINEの本棚】
 がん専門医が推奨する病気知らずの、今すぐ実践できるレシピを掲載した『がんを寄せつけないからだを作る 命の食事 最強レシピ』が好評発売中。専門医による“命の食事”の理論に即した、肉、魚、野菜、汁もののレシピが満載の同書。がんにならない、がんを進行させない、がんを再発させないための食事法を紹介する。メディアにも登場するナグモクリニック総院長・南雲吉則先生オリジナルのうま味を引き出す甘酒酵素水のレシピも公開。  また、先生愛用の商品や積極的に摂りたい食品も具体的に紹介する。大切な人をがんから守る、病気知らずの家庭で作れるレシピ49品で、がんを寄せつけない体作りを!

2・25K-1 大雅が弘嵩破りスーパー・フェザー級王座獲得 日菜太は松倉を完封

2・25 K-1 中国のウェイ・ルイがK-1初代ライト級王者に輝く

松本零士の世界が浮世絵に「松本零士 浮世絵コレクション」

2017.02.26Vol.685カルチャー
 世界的な漫画家・松本零士が描く漫画の原画をもとにした「松本零士 浮世絵コレクション」が3月7日から発売、公式販売サイトにて先行予約中。“全新作オリジナル6タイトル”の同コレクションは、松本零士完全監修のもと「宇宙海賊キャプテンハーロック」や「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」でおなじみの人物が、和のテイストが効いた躍動感ある絵で登場。  伝統を引き継いだ木版技術と人間国宝が創る和紙が巧みに融合することで今までにない日本最高峰のアート作品となった。すべての工程を熟練の手仕事で仕上げたこだわりのある作品は各タイトル1000枚という数量限定生産の貴重な逸品。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

プレミアムフライデーは小旅行へ 1泊2日で静岡を遊びつくせ!

2017.02.26Vol.685今日の東京イベント
 プレミアムフライデーを“ほんの数時間早く帰宅できるだけ”と思っていない? とんでもない! その数時間が、首都圏近郊への小旅行には、非常に重要なのだ。金曜の夕方に到着できるので、夕食を現地のお店でゆっくりと楽しめ、おまけに次の日も朝一から元気に行動できる。しかも、丸一日たっぷり使って夜遅く帰っても、次の日はまだ日曜日だ。今回、NHKの大河ドラマの舞台となり盛り上がっている静岡への1泊2日の旅の提案と、余裕ができた時間でさらに体験できる旅のプランをご紹介。近場への旅は、プレミアムフライデーを上手に利用すべし!

グルメに買い物、遊びに習い事…早くも来月が楽しみ! 初日24日は東京各地で大盛り上がり

2017.02.26Vol.685今日の東京イベント
 プレミアムフライデー初日となった24日は、東京各所で多彩な特別イベントが行われた。  東京駅、日本橋、丸の内エリアが連携した『東京エキマチ×プレミアムフライデー』では、各エリアごとにマルシェの開催や、参加ショップで特別サービスを提供した他、各エリア間を走行・回遊するリムジン「東京エキマチプレミアムリムジン」(無料)など1日限定の催しを実施。キックオフイベントを盛り上げた。  人気のイベントでもプレミアムフライデー限定のサービスを実施。日本橋三井ホールにて3月20日まで開催中のアートイベント『FLOWERS by NAKED 2017 ―立春―』では、プレミアムフライデーの週末3日間限定で、日本酒の飲み比べイベントを開催。一足早いアートなお花見を楽しんだ人も多かったようだ。  デパートなどの商業施設もショッピング需要を狙いさまざまな企画を用意。松屋銀座では「イケメンギャルソンのドリンクサーブ」や「高級ワイン有料試飲」など“プレミアム(贅沢)”な体験ができるイベントで買い物客を楽しませた。東急プラザ銀座では、レストランでの特別メニュー、ショップでの特別割引やクーポン配布などのサービスを、月末の金曜日限定で実施。また2回目のプレミアムフライデーとなる3月31日にもスペシャルライブなどを予定。

プレミアムフライデーってもしかしたら使える! 月末の金曜の夕方、何しよう?

2017.02.26Vol.685今日の東京イベント
「プレミアムフライデー」が24日スタートした。月末の金曜日は仕事を少しだけ早めに切り上げて、ゆったり過ごそうという試みで、それに合わせて食事やショッピング、エンターテインメント、そして旅行など、さまざまなサービスや提案が行われた。「お金を使う日」という印象が先行していた「プレミアムフライデー」だが、もし自分や友人の職場が導入したらと想像してみると、これが、なかなか使えるんです。少し先のことも考えて、うま?く使って浸透させようと思いませんか。

パルテノン多摩で「演劇人の文化祭」開催

2017.02.26Vol.684今日の東京イベント
 パルテノン多摩で演劇ジャーナリスト・徳永京子氏のプロデュースによる「演劇人の文化祭」(3月3?12日、パルテノン多摩 2階市民ギャラリー)が開催される。 「すごいお芝居をつくる人は、お芝居以外も、すごかった。」というテーマで、演劇作品が生まれるもととなったイラストや、演劇公演で実際に使われた絵画をはじめ、演劇人の心の中をのぞけるような個性にあふれた作品が展示される。  徳永氏は「かつての演劇人は“演劇しかない”人が多かったのだが、ゼロ年代、テン年代と呼ばれる演劇人は“演劇を選んだ”という人が増えている」という。  そういう人たちはアート、文学、音楽といった他ジャンルにも造詣が深く、それは少なからず作る演劇にも影響を与えている。他ジャンルとのコラボを積極的に行う若い演劇人が多いのもそういったところが根底にあると思われる。  今回の企画ではそんな現在の演劇界の状況を可視化することができそう。また演劇を見たことのない人にとっては演劇への入り口となる企画ともいえる。  会期中は11?19時まで入場無料で観覧できる。関連企画として、11日14時から小ホールでライブコンサートを開催。4日15時から「徳永京子の現代演劇講座」と題して徳永氏と批評家の藤原ちから氏によるトークもある。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

パルテノン多摩で「演劇人の文化祭」開催

2017.02.26Vol.684今日の東京イベント
 パルテノン多摩で演劇ジャーナリスト・徳永京子氏のプロデュースによる「演劇人の文化祭」(3月3?12日、パルテノン多摩 2階市民ギャラリー)が開催される。 「すごいお芝居をつくる人は、お芝居以外も、すごかった。」というテーマで、演劇作品が生まれるもととなったイラストや、演劇公演で実際に使われた絵画をはじめ、演劇人の心の中をのぞけるような個性にあふれた作品が展示される。  徳永氏は「かつての演劇人は“演劇しかない”人が多かったのだが、ゼロ年代、テン年代と呼ばれる演劇人は“演劇を選んだ”という人が増えている」という。  そういう人たちはアート、文学、音楽といった他ジャンルにも造詣が深く、それは少なからず作る演劇にも影響を与えている。他ジャンルとのコラボを積極的に行う若い演劇人が多いのもそういったところが根底にあると思われる。  今回の企画ではそんな現在の演劇界の状況を可視化することができそう。また演劇を見たことのない人にとっては演劇への入り口となる企画ともいえる。  会期中は11?19時まで入場無料で観覧できる。関連企画として、11日14時から小ホールでライブコンサートを開催。4日15時から「徳永京子の現代演劇講座」と題して徳永氏と批評家の藤原ちから氏によるトークもある。

EXILE THE SECOND オトコが香る最新作

2017.02.26Vol.685エンタメ
 人気グループのEXILE THE SECOND(以降、THE SECOND)が3月1日、セカンドアルバム『BORN TO BE WILD』をリリースする。アルバムは、グループの特徴であるワイルドさ、本格始動以降のシングル曲で表現してきたパーティー要素、そしてセクシーさもふんだんに含むオトコの魅力がムンムンと香り立つ仕上がり。本作、収録された楽曲、そして現在進行中の全国アリーナツアーを経て、さらに磨き上げられたステージと、独自のエンターテインメントで、さらに多くの人たちをクギ漬けにしそうだ。  橘ケンチ、黒木啓司、EXILE TETSUYA、EXILE NESMITH、EXILE SHOKICHI、そして、昨年秋に加入したEXILE AKIRAからなる6人組。全員がEXILEのメンバーで、ボーカルを含めてメンバー全員パフォーマーも務めるのが特徴。EXILE TRIBEに属するグループのなかでも稀有な存在だ。グループは昨年夏に『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』『Shut up!! Shut up!! Shut up!!』、そして『WILD WILD WILD』のシングル3部作をリリースするとともに本格始動。それとともに全力疾走の勢いで、さまざまな活動を展開している。  最新アルバム『BORN TO BE WILD』は、THE SECONDの活動、そして存在するうえでのテーマを象徴するものだ。最新シングル『SUPER FLY』を始めとしたシングル曲やカップリング曲、ロックサウンド『Break It Down』、日本R&Bのパイオニア的存在のLL BROTHERSとのコラボナンバー『24』をはじめとした14曲を収録したパーティーでワイルド、そしてセクシーな内容。ボーカリストのSHOKICHI、NESMITHのソロナンバーもあって、それぞれの歌声も堪能できる。また、今まさに行われているツアーの映像も収録されている。  昨年10月からは全国を巡るアリーナツアーをスタート。公演は次々に追加され、今では発表当初の倍に。現時点で全日程の3分の1弱、9公演を残すのみとなっている。全国各地どのライブ会場においても、ファンもメンバーも一緒になってステージは熱狂に包まれている。フィナーレが近づくにつれステージごとにボルテージは上がりっぱなし。最新作のリリースで加熱っぷりはさらに増していくことは間違いなさそうだ。THE SECONDからますます目が離せなくなってきた。

この春、絶対見逃せない! 注目の展覧会『ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力』

2017.02.26Vol.685ART
 幕末から明治を生きた絵師・河鍋暁斎(1831-1889)。海外の名コレクションで、その多彩な画業の全体像を一望できる貴重な展覧会。  幼いころに浮世絵師の歌川国芳に入門した暁斎は、その後、狩野派に学び19歳の若さで修行を終了。さらに流派にとらわれずさまざまな画法を習得し、仏画から戯画まで幅広い画題を、ときに独特のユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって描き上げた。  本展では、そんな暁斎の多岐にわたる画業を、世界屈指の暁斎コレクションとして知られるイスラエル・ゴールドマン氏所蔵の作品約180点によって紹介。  海外のコレクターたちの注目を集めるきっかけとなったカラスを題材にした作品から、生き生きと、ときにコミカルに動物たちを描いた作品、大きな転換期を迎えた幕末明治にありながら冷静なまなざしで西洋文化を題材に取り入れた作品など、その観察眼や表現の豊かさは、時代や国を超え人々を魅了する。さらに、七福神や如来などの神仏や百鬼繚乱の物の怪など、祈りや神秘の世界を題材とするときも、そこには暁斎ならではの視点や表現が見て取れる。

編集部オススメMOVIE『彼らが本気で編むときは、』

この春、絶対見逃せない! 注目の展覧会『草間彌生 わが永遠の魂 』

2017.02.26Vol.685ART
 世界を舞台に活躍する、日本の代表的前衛芸術家・草間彌生。その全貌に迫る、国内で過去最大級となる大規模個展を開催。  草間彌生(1929年?)はコック内での活動を経て1957年に渡米。巨大なカンヴァスを小さな網目状のストロークで埋め尽くし、男根状の突起を家具などにびっしり張り付けたソフト・スカルプチュアや、一切の構成を排除したモノクロームのネット・ペインティング、そしてハプニングと呼ばれるパフォーマンスなど、先駆的な作品を次々と発表し、注目を集めた。  体調を崩し1973年に帰国するも、入院生活を送りながら活動を再開した草間は、その後、水玉、ネット、男根状の突起などの従来のモチーフを大胆に再解釈し、具象的なイメージと組み合わせた色彩豊かな作品を生みだしたほか、新たなジャンルやコラボレーションも行い作品世界をさらに広げた。  本展は、過去最大級の個展として、初期から最新作まで総数約270点を展示。草間のアイコン的モチーフかぼちゃの巨大なオブジェ(撮影可)、日本初公開となる集大成的シリーズ『わが永遠の魂』など、見どころ満載。

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