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つき動かすロックチューン『Ambitions』ONE OK ROCK

2017.01.09Vol.682カルチャー
 国内外で活躍するロックバンド、ワンオクことONE OK ROCK(ワンオクロック)が最新アルバムをリリース。前作から約2年のインターバルで発表される本作はスケールの大きいロックサウンドを堪能できる作品。サウンドもリリックもどっしりと構えていて、スタジアムを揺さぶるロックバンドのような貫禄。前作同様、本作もまた海外でレコーディングされているのだという。力強いリズム、シアトリカルな要素、ストリングスの音色は彼らの世界観をさらに荘厳なものにしている。収録曲は『Always Coming back』『Taking Off』など全14曲。 [J-POP ALBUM]A-Sketch 1月11日(水)発売 初回限定盤(CD+DVD)3500円 通常盤3000円(すべて税別)

つき動かすロックチューン『THE END』BLUE ENCOUNT

2017.01.09Vol.682カルチャー
 エモーショナルなロックチューンで人気を集めるバンド、BLUE ENCOUNT(ブルーエンカウント)が彼らの今を詰め込んだ最新アルバムをリリースし、新しい年をスタートする。すでに大型フェスには常連となり、昨年は日本武道館公演も成功させるなど上り調子そのもの。本作はそんな彼らが放つセカンドフルアルバム。タイトルは終わりを意味するものの、アルバム冒頭に収録されたタイトルトラックを聞けばすぐ、終わりは始まりなのだというポジティブなメッセージが伝わってくる。ドラマティックで壮大なこのナンバーで、新しい扉を開く、新章に突入するような気分のたかぶりを感じさせてくれる。新しい年のスタートにさりげなく寄り添うロックチューンといえそうだ。シングルの『はじまり』『Survivor』『だいじょうぶ』、そして『LAST HERO』を含む、全13曲を収録。もれなくエモいロックアルバム。初回生産限定盤のDVDには、日本武道館でのライブから『HALO』など厳選された楽曲を収録している。 [J-POP ALBUM]キューンミュージック 1月11日(水)発売 初回生産限定盤(CD+DVD)3333円 通常盤2600円(すべて税別)

とりあえず頭に入れとこう! 【2017年のキーワード】

2017.01.09Vol.682特集
2017年はどんな年? テレビやラジオでは年頭から今年の流行予測に躍起だ。もちろん、TOKYO HEADLINEもそれに乗っかって、毎年恒例の今年のキーワード特集をお届け。気になるスポット、気になるエリアを紹介。そして、ブレイク寸前のあの人にはインタビューした。

つき動かすロックチューン『Night People』You Me At Six

2017.01.09Vol.682カルチャー
 英ロックバンドのユー・アット・ミー・シックスによる最新作。アークティック・モンキーズやジェイムス・ベイなどのプロデューサーを務めたジャクワイア・キングや、ミキシングエンジニアでブラック・サバスやレッド・ホット・チリ・ペッパーズを手掛けたアンドリュー・シェプスがクレジットに名を連ねる力の入ったアルムだ。これまでポップな雰囲気で支持を得てきた印象もある彼らだが、タイトルトラックで重みのあるロックチューンを聞かせてくれるように新しい魅力を感じられる作品といえそうだ。作品をリリースするごとに着実に存在感を増しているバンド。今後もウォッチし続けたい。 [ROCK ALBUM]Infectious/Hostess 発売中 2400円(税別)

2月16日からM&Oプロデュース『皆、シンデレラがやりたい。』に出演 小沢道成【注目度急上昇中 2017年ブレイク俳優インタビュー】

2017.01.09Vol.682インタビュー
 鴻上尚史が主宰する劇団「虚構の劇団」の旗揚げからのメンバーである小沢道成はその旗揚げ公演からすでに、そして常に“気になる存在”だった。公演を重ねるごとに徐々にその存在を知られることとなった小沢にはさまざまな劇団からの出演オファーが舞い込み、2015年は8本、2016年も8本もの舞台に出演。2017年に大きな飛躍が期待されている。 「京都で16歳から小劇場で俳優を始めました。きっかけは『ガラスの仮面』を読んで、北島マヤにあこがれたこと。あの人は何者にもなれる天才じゃないですか。僕は自分にコンプレックスを持っていた人間なので、僕以外の何者かになりたくて俳優をやりたいと思ったんです。そして20歳の時に東京に来ました。でも1年間はオーディションも受からず、ただただバイトの日々。演劇をやりたいのにできない、友達もいなかったので辛い日々でした。ダメかな? 東京って怖いなって思い始めていたときに、虚構の劇団の旗揚げの話を聞いて“受けてみるか”と思って受けてみたら、なんとか受かった」  虚構の劇団では最初から中心となる役や印象的な役を与えられた。 「鴻上さんが僕にあてて書いてくださっているのが特殊な役柄が多かった。鴻上さんが僕を輝かせてくれました」  着々と俳優としての実力をつけていくなか、2013年に個人の演劇プロジェクト「EPOCH MAN」を立ち上げた。作・演出を手掛ける時もある。そして美術も。小沢の“やりたいこと”が色濃く出た作品が人気を呼び、昨年1月の公演には600人もの観客を集めた。実は知られざる人気公演。 「自分で企画を立てて自分のやりたいことをやる。一人芝居をやると、チラシも思いっきり僕一人なので“誰だ、これ?”ってなるじゃないですか。それで僕のことを知ってくれる人が増えたように思います」  客演も増え厳しいスケジュールの中でも続けているのは? 「演劇が大好きなだけ。僕は休みがあるとダメなんです。予定も何も入れていないお休みは人生を無駄にしている感があって、もう耐えられない。だから結局演劇関係のことをしちゃう。芝居を見に行ったり映画を見に行ったり、本を読んだり」  今後の未来図はどう描いている? 「楽しく生活したいというのがまず第一にあるので、ご飯を食べて、寝て、恋をして、お芝居を見て、そしてちゃんとお芝居をやれるという環境ができたらいい。演劇的にはまだやりたいことがいっぱいありすぎる。僕が日本で作ったものをいつか海外にも持っていきたいという夢もある。俳優としてはまだ出会っていない演出家さんとやってみたい。僕は80年代の演劇が好きで、鴻上さんはもちろん野田秀樹さんの作品にも多く影響を受けました。いつか野田さん、三谷幸喜さんの作品にも呼んでもらえるようになるのが夢」  とりあえず今の2人は、ということ? 「そんなことないです。夢はたくさんあります。あげたらキリがないくらい。いろんな演出家さんと出会えるようになりたいです。もちろん映画とか映像もやりたいです。というか、芝居にかかわるあらゆることは全部やりたいんです」  小沢は本紙発行日の9日まで阿佐ヶ谷のひつじ座でEPOCH MAN番外特別公演『夜明け』に出演。そして2月には下北沢の本多劇場でM&Oプロデュース『皆、シンデレラがやりたい。』(作・演出:根本宗子/16~26日)に出演する。 「根本さんには月刊「根本宗子」に2度呼んでいただいて、今回で3度目。根本さんも自分と同じくらい演劇が好きな人。そういう演劇が好きな人と一緒にやっているのがめっちゃ楽しいんです」  今年は未発表ながらまた多くの舞台の出演が予定されている。要注目だ。

主演映画が2月に全国公開 浜辺美波【注目度急上昇中 2017年ブレイク俳優インタビュー】

1・25 WRESTLE-1「新春喧嘩祭り」で稲葉大樹vs大谷晋二郎

2017年はボクシングも熱い!井上vsロマゴン、村田の世界挑戦実現に期待

2017.01.09Vol.682格闘技
年末恒例のボクシングの世界戦。2016年は30日には2つ、31日には5つの世界戦が行われた。  なかでも大きなインパクトを残したのが30日に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座を防衛した井上尚弥。井上は元世界ボクシング協会(WBA)王者の河野公平を挑戦者に迎え、6回1分1秒、TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。井上は1Rから河野を圧倒。6R、逆転を狙い前に出てきた河野にカウンターの左フックを決めダウンを奪う。打たれ強さに定評のある河野はなんとか立ち上がったが、井上は連打で畳み掛け、フィニッシュした。強打ゆえに拳を痛め、練習に打ち込みすぎるあまり腰痛を患うなど、2016年は不本意なファイトが続いた井上だったが、完璧なKOで締めくくった。2017年には、世界4階級制覇王者のローマン・ゴンザレスとの対戦が期待されている。  同大会ではロンドン五輪金メダリストの村田諒太が「世界前哨戦」と位置付けられた一戦でブルーノ・サンドバルに3回2分53秒、KO勝ち。こちらはついに世界挑戦が現実のものとなりそうだ。  31日には長く“大晦日の顔”ともいえる活躍を続けてきた前スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦でスーパー王者のジェスレル・コラレスと対戦。  昨年4月に対戦し、プロ初黒星を喫した相手との再戦となったが、1?2の判定で敗れた。  内山は判定については「妥当かな」と語り、敗戦には「これが僕の実力」と受け止めた。現在37歳で、同じ相手に2度続けて敗れたことから進退に注目が集まったが、「勝ち以外考えていなかったので、まだ決めていない。ゆっくり休みます」と明言しなかった。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

1・8「WRESTLE-1」河野が2度目の防衛 イケメンは膝負傷で欠場へ

2017.01.09Vol.682スポーツ
 プロレスリング「WRESTLE-1」の2017年第1弾大会となる「WRESTLE-1 TOUR 2017 SUNRISE」が8日、東京・後楽園ホールで開催された。  メーンで行われた「WRESTLE-1チャンピオンシップ」は王者・河野真幸が征矢学を14分38秒、ランニングニーアタックからの片エビ固めで破り2回目の防衛を果たした。  WRESTLE-1のリングで昨秋から巻き起こった世代間抗争だったが、地力の違いを見せる河野は稲葉大樹、黒潮“イケメン”二郎を破り、この日の挑戦者はベテラン軍に属する征矢。  稲葉、イケメンは河野に対してスピード、テクニックで対抗したが、征矢はパワーで真っ向勝負に臨み、ヘビー級らしいド迫力の肉弾戦が繰り広げられた。  タックル合戦からチョップ合戦。征矢は滞空時間の長いブレーンバスター、デスバレーボムといった得意技で河野を追い込むが、河野は随所でバリエーション豊富なヒザ蹴りを見せ、徐々にペースを握る。エプロンでの攻防でビッグブーツからニーリフト、そしてチョークスラムというフルコースをなんとかしのいだ征矢はセコンドについたGET WILDの大森隆男に「力借りるぜ!」と叫び大森の得意技であるアックスギロチンドライバーを放ち勝負をかけるが、ここでも河野がニーリフトで形勢を逆転。最後はダイビングニーからランニングニーアタックで征矢から3カウントを奪った。  WRESTLE-1では昨年から旗揚げ時からの選手の離脱が続く。  それを踏まえた河野は試合後のマイクで「WRESTLE-1、始まって、3年半経って、去年もいっぱい辞めて、旗揚げ当時のメンバー変わっちゃったけど、2017年、一発目のタイトルマッチで征矢、お前とできてよかったよ。ありがとう」と征矢にエールを送ると、征矢も「俺も河野さんとシングルマッチをやって肌で感じるものがあった。俺はWRESTLE-1の旗揚げに居たメンバーじゃないかもしれない。途中から来た一選手かもしれない。でもこうして、たくさんのWRESTLE-1に初期からいたメンバーがいなくなって、残された俺たちがどうにかしなきゃ始まんないでしょ」と応えた。  そして河野は「辞めた奴らと離れてった奴らが、このリングが羨ましい、辞めなきゃ良かったと思わせるぐらいがんばります」と続けた。

日本が生んだ「美」を再発見!天明屋尚「形質転換」展

2017.01.09Vol.682ART
 日本の現代アートを代表する作家の一人・天明屋尚の2年ぶりの個展を開催。 「形質転換(Transformation)」と題し、新作を発表する。形質転換とは、外部から与えたDNAを遺伝情報として組み込み個体の表現型を変化させることを指す、生物学の用語。変化といっても、この場合その物質の組成や由来を踏まえて変化させるものであり、無方向的な突然変異とは異なる。これはまさに、日本美術のコンセプトや組成を踏襲した上で、偶発的ではなく確信犯的な改変を仕掛けてきた天明屋の作風を象徴するものだ。  本展では、幕末明治期作とされる作者不明の洛中洛外図屏風(六曲一双)を大胆に変容させた、天明屋の作品のなかでは最大級の平面作品のほか、仏画の明王図や琳派の紅白梅図屏風を現代的に改変した作品、従来の鎧兜を変異させた立体作品を展示。さらに、初の試みとなる写真作品も発表予定。  古美術的観点と、現代美術的観点。両方の視点を重ねつつ、新たな世界観を楽しみたい。

JUON 待望のワンマンライヴツアー

2017.01.09Vol.682音楽
 2016年5月、全10曲(10音=JUON)で構成されたソロデビューアルバム「CHANGE THE GAME」をリリースしたJUONが2017年3月、渋谷O-WESTを皮切りに大阪・名古屋・福岡にて「JUON ?CHANGE THE GAME 10音」ライヴで、音楽の固定概念にとらわれないボーダーレスな音楽を伝えていくという。JUONの挑戦は彼の楽曲通り、新世界へと突入する。チケットは、ローソン・ミニストップ店頭Loppiで! 【公演日】3月8日(水)【会場】SHIBUYA O-WEST【開場・開演】18時30分・19時【料金】スタンディング 3900円(税込)※入場の際、ドリンク代(\500)別途必要【発売日】1月15日(日)【Lコード】75108

猫たちとのバディ感、見て! 『ねこ男子』中川大志&廣瀬智紀

2017.01.09Vol.682エンタメ
   注目の若手俳優がねこたちと戯れる様子を収めたムック本『ねこ男子』が好評だ。ページを繰れば、ロシアンブルーやアメリカンショートヘアなどかわいい猫たちと戯れるイケメンたちの様子が次々に登場。“癒し”の時間を届けてくれる。  キラキラした俳優11人が登場。大河ドラマ『真田丸』への出演も記憶に新しい中川大志、ミュージカルなどで活躍する廣瀬智紀も参加している。 「猫って思った以上に長い。抱っこしたら長くてキュンとしました」というのは、ペルシャと共演した廣瀬。実は猫アレルギーだが、それを押して撮影。「最後のほうに鼻水がタラーッときましたけど大丈夫でした」と、苦笑いだ。  一方、中川はアメリカンショートヘアとのタッグ。猫との撮影は一筋縄ではいかなかったようで「撮影したスタジオが大学のグラウンドの裏で、猫が掛け声が気になってかカメラを見てくれないんですよ。猫じゃらしや、餌、マタタビで猫を惹きつけて撮影しました」と、話した。  2人とも「猫とのバディ感」を意識しながらの撮影だったそう。廣瀬はそのために「距離感を意識」。ムック本の中には、肩に猫を載せたりこれ以上接近できないほど接近したショットも。中川も猫の気持ちに寄り添って撮影したそうだ。 『ねこ男子』のプロジェクトを経て、新しい企画の構想もムクムク。今年もやりたいことがいっぱいだ。 「昨年はいろいろチャレンジさせていただいた。それを突き詰めて新しい年に向かっていきたい。初めてやることも多いと思うので一生懸命吸収していきたい」と、廣瀬は前のめり。さらに「(自分は)インドア派の寝っ転がり男子なので、それを脱却したい」と付け加えた。  中川も「今年公開される作品があるので、それを届けられるように頑張りたい。常に新しいことに挑戦したいですし、作品の幅も広げていきたい」と意気込んだ。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

猫たちとのバディ感、見て! 『ねこ男子』中川大志&廣瀬智紀

2017.01.09Vol.682エンタメ
   注目の若手俳優がねこたちと戯れる様子を収めたムック本『ねこ男子』が好評だ。ページを繰れば、ロシアンブルーやアメリカンショートヘアなどかわいい猫たちと戯れるイケメンたちの様子が次々に登場。“癒し”の時間を届けてくれる。  キラキラした俳優11人が登場。大河ドラマ『真田丸』への出演も記憶に新しい中川大志、ミュージカルなどで活躍する廣瀬智紀も参加している。 「猫って思った以上に長い。抱っこしたら長くてキュンとしました」というのは、ペルシャと共演した廣瀬。実は猫アレルギーだが、それを押して撮影。「最後のほうに鼻水がタラーッときましたけど大丈夫でした」と、苦笑いだ。  一方、中川はアメリカンショートヘアとのタッグ。猫との撮影は一筋縄ではいかなかったようで「撮影したスタジオが大学のグラウンドの裏で、猫が掛け声が気になってかカメラを見てくれないんですよ。猫じゃらしや、餌、マタタビで猫を惹きつけて撮影しました」と、話した。  2人とも「猫とのバディ感」を意識しながらの撮影だったそう。廣瀬はそのために「距離感を意識」。ムック本の中には、肩に猫を載せたりこれ以上接近できないほど接近したショットも。中川も猫の気持ちに寄り添って撮影したそうだ。 『ねこ男子』のプロジェクトを経て、新しい企画の構想もムクムク。今年もやりたいことがいっぱいだ。 「昨年はいろいろチャレンジさせていただいた。それを突き詰めて新しい年に向かっていきたい。初めてやることも多いと思うので一生懸命吸収していきたい」と、廣瀬は前のめり。さらに「(自分は)インドア派の寝っ転がり男子なので、それを脱却したい」と付け加えた。  中川も「今年公開される作品があるので、それを届けられるように頑張りたい。常に新しいことに挑戦したいですし、作品の幅も広げていきたい」と意気込んだ。

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】第40回 あなたの周りにも「トランプ」は現れる

2017.01.09Vol.682COLUMN
 あけましておめでとうございます。2017年は、昨年以上に激動の年になる予感がしています。言わずもがな、その“震源地”はアメリカです。本稿が掲載される頃には、ドナルド・トランプ氏が大統領の就任式をもうすぐ迎えます。  トランプ氏といえば過激な発言に注目が集まりました。選挙中にメキシコからの移民規制策として「国境に壁を作る」と言い放ちましたが、昨年は、アメリカだけでなく、世界各地で、過激な言動をする政治家や政治勢力が台頭しました。  中国との領土紛争を抱えるフィリピンのドゥテルテ大統領は、「アメリカと決別する」と述べて、同盟国のアメリカを慌てさせました。ドゥテルテ氏は「フィリピンのトランプ」の異名を取りましたが、今年行われるお隣の国の大統領選でも「韓国のトランプ」と言われる李在明・城南市長が急速に支持を伸ばしています。李氏もNHK記者の取材に「日本は軍事的には敵性国家」と述べたそうで、仮に李氏が大統領に当選した場合は、また日韓関係が悪化するのではないかという懸念が浮上しています。  昨年は、トランプ氏ら外国の政治家たちだけでなく、日本の社会や言論空間も過激な言葉で覆い尽くされました。春先には「保育園落ちた日本死ね」というブログが注目され、物議を醸しましたが、国会で取り上げられたこともあり、流行語大賞に選ばれました。また、ニュースキャスターがブログで「人工透析患者を殺せ!」などと過激なことを書いて大炎上し、すべてのレギュラー番組を降板する騒ぎもありました。  私は、「トランプ現象」という言葉が、米大統領の話にとどまらないと感じます。メディアを通じ、過激な言動を繰り広げることで世の中の注目を集めようとする手法が定着しつつあるように見えるからです。トランプ氏はツイッターを駆使しますが、SNSやブログが普及し、ネット上の反応が数字で可視化されることで、そうした傾向に拍車がかかっています。  ここで注意したいのは、 “本家”のトランプ氏も選挙戦の局面に応じて、巧みに発言を軌道修正して支持を広げていったことです。やはり経営者らしくマーケティングによる選挙と情報戦を徹底しました。  しかし、当然その反動もあります。テレビの影響を受けた子どもが、極論を言う大人の真似をしてしまう可能性がないと言い切れるでしょうか。いや、大人とて同様です。過激な言動の裏に緻密な計算があるのに、有権者や視聴者などの受け手は表面しか見えていないことが大半だからです。  昨年からの風潮が強まって、熟議やディベートどころか対話することの大切さすら見失う社会になっていくのでしょうか。言論空間が殺伐としたものにならないか、今年はしっかりと注視しなければならないと思います。 (文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

その鮮烈な才能に世界が注目! 映画監督ニコラス・レフン

2017.01.09Vol.682映画
 ライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』では、究極の映像美を持つバイオレンス映画として絶賛され、カンヌ国際映画祭監督賞を獲得したニコラス・ウィンディング・レフン監督。その待望の最新作『ネオン・デーモン』がついに日本で公開。2つの顔を持つ男のスリリングな日常を描いた前作から一転、今回は16歳の少女を主人公に、美と欲望が渦巻くファッションモデルたちの世界を描く。 「どんな男の中にも16歳の少女が住んでると僕は思ってるんだ。僕の中の少女を思い描いたところ、こういう作品になった(笑)」  主人公ジェシー役を演じるのは若手人気女優のエル・ファニング。ピュアで明るい印象の彼女が、己の美を自覚し、ダークサイドに目覚めていく様を演じ切っているのも見どころだ。 「優れた俳優が皆そうであるように、エルもまたダークサイドも持ち合わせている女優だ(笑)。これまではイノセントな役が多かったけど、今後はどんどん役幅を広げていくだろうね。彼女自身はすごくユニーク。人間の中に紛れ込んだエイリアンのような異質な存在だね(笑)」  そんなジェシーの放つ“異質”な美が物語を狂わせていく。 「この作品は、美に対する批判を込めたものでは無いんだ。世間は、大事なのは内面だとか、美なんて大したものじゃないとか言うけれど、実際はそんなことないよね。僕自身、美へのこだわりはハンパなくあるし(笑)。創造には底なしの可能性があって、我々はなんとかそれをとらえようとし続ける。人はどうしても美しさを追求したくなるものなんだ。今の時代、なおのことそうじゃないかな。SNSなどによって自分のことが、人に裁かれ定義づけられてしまうんだから」  知ってはいけない美しさに束の間、溺れてみるのも悪くない。

格闘家イケメンファイル Vol.64 壊しのベビーフェイス 武居由樹(たけい・よしき)

THL編集部オススメMOVIE『僕らのごはんは明日で待ってる』

2017.01.09Vol.682映画
 無口でネガティブな亮太と太陽のように明るく超ポジティブな小春。性格は正反対ながらも運命の恋だった。ところが2人が大学生になったある日、小春は突然、亮太に別れを切り出す。実は小春は亮太に言えない秘密を抱えていた。そして7年後…。 監督:市井昌秀 出演:中島裕翔、新木優子他/1時間49分/アスミック・エース配給/TOHOシネマズ新宿他にて公開中  http://bokugoha.com/

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