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ハッピーになれるゲーム!【ピコ太郎公式】ピコ太郎 PPAP ラン!

2017.01.22Vol.683GAME
 人気冷めやらなぬシンガーソングライター、ピコ太郎のオフィシャルゲームアプリ。画面内にあらわれるアップルとパイナップルをペンで付くジャンプアクションゲームで、操作は画面上のふたつのボタンをタッチするだけと簡単で、誰でも楽しく遊べる。タイミングをつかむまでは少し難しさを感じるかもしれないが、コツをつかめば、『PPAP』同様、軽快に楽しめそう。ゲームには「ペン!」「パイナポー!」「アッポーペン!」などピコ太郎のおもしろボイスも収録されていて、ゲーム中にピコ太郎が絶叫するのも楽しい。  高得点になればなるほど、いろいろなポーズをとったピコ太郎が集められる。独特な笑顔やハッピー感を感じるピコ太郎にニヤニヤ。

チェックしておきたい1枚!『トリトメナシ』チャラン・ポ・ランタン

2017.01.22Vol.683カルチャー
 姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンによる最新音源。“ほぼ”フルアルバム。昨年はドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のオープニングテーマ「進め、たまに逃げても」を担当するなど中毒性が高いチャランポ・ランタンの魅力をより広くへと浸透させ始めたが、本作でそれがさく裂しそう。タイトルの『トリトメナシ』が物語るかのような音やメロディー、言葉が踊りだす感じのなかに、Mr.Childrenのツアーメンバーであるバンド“ヒカリノアトリエ”がアレンジ・演奏する「かなしみ」が収録されている。 [J-POP ALBUM]エイベックス 発売中 CD+DVD2800円 CDのみ2300円(ともに税別)

“いちごがとろける”新食感!

2017.01.22Vol.683グルメ
 日本や世界各地の厳選食材を生かしたものづくりにこだわるフードブティック「セゾンファクトリー」は、バレンタインシーズンに向けた「チョコいちご」を、一部店舗や百貨店催事、WEBショップで、3月までの期間限定で販売中。同商品は、いちごをまるごとフリーズドライ加工し、独自の製法でホワイトチョコレートをしみ込ませたフュージョンスウィーツ。さわやかないちごの酸味とクリーミーなホワイトチョコレートの甘さが上品な味わいで、まさにいちごが口の中でとろけるような新食感が楽しめる。 【価格】1080円(税込)【問い合わせ】セゾンファクトリー TEL:0120-56-2243(9?17時、土・日・祝日休)【HP】 http://www.saisonfactory.co.jp/

K-1ファンイベントで弘嵩vs大雅がバチバチの火花

2017.01.22Vol.682格闘技
 K-1のファンイベント「『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』2.25代々木大会・大決起集会!」が21日、東京スカイツリータウン内のJ:COM Wonder Studioで行われた。  大会前の恒例となったこのイベント。今回は初代ライト級王座決定トーナメントに出場する卜部功也、佐々木大蔵、谷山俊樹、平本蓮の日本人4選手とゴンナパー・ウィラサクレック。スーパー・フェザー級タイトルマッチを戦う卜部弘嵩と大雅。スーパーファイトに出場する野杁正明、上原誠、松倉信太郎、日菜太が登場。  また4月大会での復帰が発表された武尊も特別出演した。    トーナメント出場選手のうちゴンナパーは2分間のミット打ちを披露。そのド迫力に会場が息をのむ。スパー後、ゴンナパーは「この階級が適正体重。今、階級が上のゲーオや木村ミノルと激しい練習をしています。同じ階級の選手には負ける気がしません」と自信のコメント。  その後に日本人選手4人が登場。  ゴンナパーと対戦する功也は「ゴンナパーはいいミットをしていましたね。過去一番厳しいトーナメントになると思うので、覚悟を持って挑みたい」と静かに闘志を燃やした。  平本は昨年行われたKrush-63kg王座決定トーナメントの決勝で佐々木に敗れ、佐々木はかつて功也にK-1甲子園で敗れ、谷山は8年前にK-1ユースで功也に敗れ、というようにそれぞれ雪辱を胸に臨むメンバー。  平本は「決勝は佐々木選手にリベンジしたいですけど、誰が来ても強いんで頑張りたいです」と話せば、佐々木は「K-1の頂点からの景色を見てみたい」と独特の表現で優勝を意識。そんななか谷山はプライベートでも仲がいいという功也に「控室でも僕のスーツ姿を見て(漫才コンビの)銀シャリと言われました。K-1じゃなくてM-1の人ですよね、って(笑)」と会場を和ませた。

Gacharic Spin 勢いにのるガチャピンのライブは見逃せない!

2017.01.22Vol.683LIVE
 ガチャピンの愛称で知られるガールズロックバンドのGacharic Spin(ガチャリック・スピン)が、ついにあこがれの場所に立つ。その場所とは、日比谷野外大音楽堂。ここ日本で音楽をやるものならば、日本武道館同様、一度はそこに立ってみたいと思うステージで、6月にワンマンライブを行うことが決定した。  メジャーセカンドアルバム『確実変動-KAKUHEN-』も話題で、ますます上り調子の彼女ら。追い風が吹くなかでのワンマンツアーで公演ごとに調子を上げ、日比谷野音ではバンド史上最高のライブを見せてくれるはずだ!

清水 宏「下北沢演芸祭2017」で本紙イチオシの男

ЯeaL 話題のティーンズガールズバンドが初のワンマン!

THL編集部オススメMOVIE『ザ・コンサルタント』

2017.01.22Vol.683映画
 田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフは、ある大企業からの依頼を機に何者かに命を狙われる。しかし彼は、裏帳簿を管理する闇社会の凄腕会計士にして、超一流の暗殺技術を身に着けた“掃除屋”でもあった。 監督:ギャビン・オコナー 出演:ベン・アフレック、他/2時間11分/ワーナー・ブラザース映画配給/TOHOシネマズ日本橋他にて公開中  http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie/

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

清貴さん(シンガーソングライター) 日本人初!全米最大ゴスペルイベントで優勝

2017.01.22Vol.683ニュース
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。今回のゲストは清貴さん(シンガーソングライター)。

中川翔子 大好評のバースデーライブ、今年も開催決定

2017.01.22Vol.683エンタメ
 昨年末に行われた、CDデビュー10周年を記念したメモリアルディナーショーが大盛況だった中川翔子。作品をリリースしながら着実にキャリアを重ねて、彼女だからこそ作り上げられる独特かつ魅力的な“しょこたんワールド”を展開している。中川の活動は、テレビでも雑誌でも何でも大好きなものへの愛が満ちあふれていて、いろいろな人を巻き込んでいく。今年もいつも以上に中川の動きから目が離せない状況になりそうだ。  5月には、もはや恒例、ファンも首を長くして楽しみにしているというバースデーライブが行われる。昨年はレベル31(31歳の誕生日だった!)として、バースデーソングやいつものライブでは聞けない楽曲もパフォーマンス。昼と夜の公演でセットリストやライブそのものの趣きを変えて行うなど、かなりスペシャルな内容になっていたという。ライブでもイベントでも、パフォーマンスや演出などあらゆる要素でオーディエンスを喜ばせてくれる中川だけに、今年のバーステーライブも特別なものになりそうだ。  ローチケでは現在、この公演のプレリクエスト抽選先行を実施中。ゴールデンウイークの予定、そろそろ立て始めてもいいかも?

クドカンの書く台詞をとことん堪能する『クドカンの流儀』

2017.01.22Vol.683【TOKYO HEADLINEの本棚】
 札幌で生まれ育ち、これまでに『北海道歴史ワンダーランド』などディープな北海道シリーズを連発してきた著者が初めて地元以外をテーマに書き下ろした珠玉の一冊。今回のテーマは脚本家にして俳優であり、はたまたロッカーでもあるクドカンこと宮藤宮九郎の作品から名(迷?)セリフをチョイスし、それをとことん堪能するというものだ。  著者は『あまちゃん』第1回終了直前にナレーターの宮本信子が「はい、やっと出ました! これが私、天野夏でございます」と言うセリフとともに本人が海女の姿で海の中から登場するアンビリーバブルな構成に、後のあまちゃんブームを確信したと語る。  納得。文章はポップで読みやすいが、セリフに対する考察は鋭い。あまちゃんのアキ(能年玲奈=現在の芸名はのん)に対して母・春子(小泉今日子)が発した「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華も無いパッとしない子」と言うセリフに対して、筆者は「一体どんな親子なんだと思います」としながら、母の故郷(袖が浜)で暮らすうちに起こったアキの心の変化を丹念にひもといていく。  過去の自分を壊したくなるが変わる方法も分からないし、勇気もない。そんな弱虫の背中を押したのは夏の「飛び込む前にあれこれ考えだってや、どうせその通りになんね。だったらなんも考えずに飛び込め。何とかなるもんだびゃ。死にたくねんだからな。あっははは・・(笑)」の一言だったと結ぶ。  確かにアキが祖母からそう言われ、防波堤の上から発作的に海に飛び込み、もがきながらも水面に顔を出し、荒い息とともに笑いを込み上げるシーンは感動的だった。  セリフの分析が人生&恋愛論になるところもあり、最後まで飽きさせない。『タイガー&ドラゴン』で使われた「ダメでも笑うんだよ。どんなに追い込まれても平気で笑ってられんのが本物なんだ」というセリフから笑いの本質を探っていたことも興味深い。「じぇじぇじぇ!」の向こう側を探求したい方にはお薦めの独自の視点が眩しい評論集だ。

子供鉅人「下北沢演劇祭」ならではの暴挙!? 本多劇場に115人の出演者を上げる

2017.01.22Vol.683演劇・ミュージカル
「下北沢演劇祭」に参加する子供鉅人は今回『マクベス』で本多劇場に初進出するのだが、「“本多劇場初”なことをやってみようということで、本多劇場の舞台に100人の出演者を上げることにしました」と言うのは主宰の益山貴司。  これまでの最多が2003年の流山児★事務所『書を捨てよ、街へ出よう』の54人とのことなので軽くオーバー。 「HPなどでは114人になっていますが、最近、高知からどうしても出たいという人が来まして、115人になりました。そのうち劇団員は10人。年齢は18~69歳。60代以上が4人いて、さいたまゴールドシアターに出ていた方もいらっしゃいます。お金がある商業演劇とか、公共ホールが税金を使って市民劇に100人出演させるというのは、まああるじゃないですか。そうじゃない全く金がない小劇場のチームがそれをするということにちょっと誇りを感じています」  100人をどう使う? 「メインの役は劇団員なんですが、台詞を割って、できるだけアンサンブルの方にも台詞を言ってもらうようにはしています。群集劇ですから、ガヤとメインというよりも、その100人もちゃんと意識を持った存在として舞台に上がるようにしようと思っています」  とはいえ、そんな話題性ばかりに走った作品というわけでもない。『マクベス』は劇中では何度も「男らしさ」や「女らしさ」といったことが言及されるのだが、今回はマクベスを女優の億なつき、マクベス夫人を男優の益山寛司と男女を入れ替え配役。それによって「らしさ」というものの本質に迫っていく。 「弟の益山寛司はずっと女形をやっているんですが、彼にマクベス夫人をやらせたいという思いがずっとありました」  益山寛司という女形がいてこその、まさに子供鉅人“らしい”作品。 「100人を舞台に上げるというのは最初はけれんだけだったんですが、とはいえあれだけの作品ですし、やる以上は上演する意味なんかも問われてくる。楽しいだけのわちゃわちゃしたエンターテインメントだけにはしたくない。そうじゃない子供鉅人の側面を見せたいと思っていて、現代社会の世相といったものをうまく取り込むことができないかとずっと考えていたんですが、ある時、新宿の街である風景に出くわした時に僕のそういう思い、マクベス、そして100人の出演者といったいろいろなピースがひとつになった。今は必然性のある100人の出演者だと思っています」  すでに土曜のマチネに追加公演も決定。作品の面白さはもちろんなのだが、とにかく115人をどう切り回すのかといった別の楽しみもある。必見の作品。 劇団子供鉅人『マクベス』 【日時】2月10日(金)~12日(日)(開演は金19時、土14時/19時、日14時。開場は開演30分前。受付開始は開演1時間前) 【会場】本多劇場(下北沢) 【料金】全席指定 前売4000円、当日4500円/学生2500円/高校生以下1000円 【問い合わせ】劇団子供鉅人( contact@kodomokyojin.com 〔HP〕 http://www.kodomokyojin.com/ ) 【作】ウイリアム・シェイクスピア 【演出】益山貴司 【出演】益山寛司、キキ花香、影山徹、億なつき、ミネユキ、山西竜矢、益山U☆G、古野陽大、うらじぬの、益山貴司 他100名
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

子供鉅人「下北沢演劇祭」ならではの暴挙!? 本多劇場に115人の出演者を上げる

2017.01.22Vol.683演劇・ミュージカル
「下北沢演劇祭」に参加する子供鉅人は今回『マクベス』で本多劇場に初進出するのだが、「“本多劇場初”なことをやってみようということで、本多劇場の舞台に100人の出演者を上げることにしました」と言うのは主宰の益山貴司。  これまでの最多が2003年の流山児★事務所『書を捨てよ、街へ出よう』の54人とのことなので軽くオーバー。 「HPなどでは114人になっていますが、最近、高知からどうしても出たいという人が来まして、115人になりました。そのうち劇団員は10人。年齢は18~69歳。60代以上が4人いて、さいたまゴールドシアターに出ていた方もいらっしゃいます。お金がある商業演劇とか、公共ホールが税金を使って市民劇に100人出演させるというのは、まああるじゃないですか。そうじゃない全く金がない小劇場のチームがそれをするということにちょっと誇りを感じています」  100人をどう使う? 「メインの役は劇団員なんですが、台詞を割って、できるだけアンサンブルの方にも台詞を言ってもらうようにはしています。群集劇ですから、ガヤとメインというよりも、その100人もちゃんと意識を持った存在として舞台に上がるようにしようと思っています」  とはいえ、そんな話題性ばかりに走った作品というわけでもない。『マクベス』は劇中では何度も「男らしさ」や「女らしさ」といったことが言及されるのだが、今回はマクベスを女優の億なつき、マクベス夫人を男優の益山寛司と男女を入れ替え配役。それによって「らしさ」というものの本質に迫っていく。 「弟の益山寛司はずっと女形をやっているんですが、彼にマクベス夫人をやらせたいという思いがずっとありました」  益山寛司という女形がいてこその、まさに子供鉅人“らしい”作品。 「100人を舞台に上げるというのは最初はけれんだけだったんですが、とはいえあれだけの作品ですし、やる以上は上演する意味なんかも問われてくる。楽しいだけのわちゃわちゃしたエンターテインメントだけにはしたくない。そうじゃない子供鉅人の側面を見せたいと思っていて、現代社会の世相といったものをうまく取り込むことができないかとずっと考えていたんですが、ある時、新宿の街である風景に出くわした時に僕のそういう思い、マクベス、そして100人の出演者といったいろいろなピースがひとつになった。今は必然性のある100人の出演者だと思っています」  すでに土曜のマチネに追加公演も決定。作品の面白さはもちろんなのだが、とにかく115人をどう切り回すのかといった別の楽しみもある。必見の作品。 劇団子供鉅人『マクベス』 【日時】2月10日(金)~12日(日)(開演は金19時、土14時/19時、日14時。開場は開演30分前。受付開始は開演1時間前) 【会場】本多劇場(下北沢) 【料金】全席指定 前売4000円、当日4500円/学生2500円/高校生以下1000円 【問い合わせ】劇団子供鉅人( contact@kodomokyojin.com 〔HP〕 http://www.kodomokyojin.com/ ) 【作】ウイリアム・シェイクスピア 【演出】益山貴司 【出演】益山寛司、キキ花香、影山徹、億なつき、ミネユキ、山西竜矢、益山U☆G、古野陽大、うらじぬの、益山貴司 他100名

大阪で大阪の俳優たちと制作 庭劇団ペニノ『ダークマスター』

2017.01.22Vol.683【TOKYO HEADLINEの本棚】
 この『ダークマスター』は1995年にヤングチャンピオンという青年漫画誌に掲載された漫画を原作とする作品。  舞台は超一流の腕を持つが偏屈な人間性と極度のアルコール中毒のため、全く客が来ないマスターが一人でやっている小さな洋食屋。そこにある日、一人の若者が東京から客としてやってくる。マスターは「自分の代わりにここのシェフになれ」と提案するが、若者に料理人の経験はない。マスターは若者にイヤホン型の小型無線機を渡し、自分は二階に隠れ、無線を使って若者に料理の手順を伝えるというのだが…。  かつて2003年に駅前劇場、2006年にこまばアゴラ劇場で上演されたこの作品。今回は3年間に渡り、タニノが大阪に足を運び、大阪の俳優とワークショップを重ねて制作。物語の舞台も大阪に変え、大幅に脚本も書き換えて昨年5月に大阪で上演した。  もともとこの作品に「資本主義社会の支配/被支配体系をユニークに表現した作品」という印象を持っていたタニノ。この3年間の大阪は橋下徹大阪市長が活躍するなど激動の時期。そんな世相が作品にどのような影響を与えたのかといった点も注目して見てみたい作品。

2020年を控えた今の東京に微妙にシンクロ シアターコクーン・オンレパートリー2017+キューブ20th,2017『陥没』

2017.01.22Vol.683【TOKYO HEADLINEの本棚】
 Bunkamuraシアターコクーンで2009年に『東京月光魔曲』、2010年に『黴菌』と昭和の東京をモチーフとした作品を発表し、「昭和三部作」を目指したケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)。なにしろ多忙の身とあって7年の月日が経ってしまったが、このたび待望の完結編となる3作目が上演されることとなった。  第一弾では昭和初期、第二弾は昭和中期ときて、今回は昭和の東京オリンピックを目前に控えた時代が舞台。  敗戦からわずかな年月で復活を遂げた日本にとって、東京オリンピックはその輝かしい成果を世界に示す晴れの舞台だった。スポーツ競技とは別のところで道路、さまざまな施設やビルの建設、新幹線など発展していく街の様子を誇らしく眺め、これを機に一攫千金をもくろみ、成功した者もいた。しかしその一方で、その時代、その場所に居合わせながら時流に乗り遅れた者たちもいた。この作品はそんなオリンピックとの因縁に翻弄される人々を描いた群像劇。  2020年のオリンピックまであと3年となり、何かと騒がしい現在の東京。物語と現在が微妙にシンクロしなにやら妙な気分になりそう。

アメリカはどこに向かって船出をしたのか…。そして日本にはどんな影響が…。 トランプ米大統領ついに誕生

今年最大級の祭り、来た?「港カヲル 人間生活46周年コンサート 〜演奏・グループ魂〜」

2017.01.21Vol.683LIVE
 パンクコントバンド、グループ魂のメインMCで「永遠の46歳」の港カヲル(皆川猿時)がソロデビュー、さらに“本物の46歳”になるにあたって開催されるライブ『港カヲル 人間生活46周年コンサート ?演奏・グループ魂?』の幕がいよいよ上がる! 「本物の46歳になる」関連で動いているものはとにかく豪華だ。例えば、25日リリースのアルバム『俺でいいのかい』には、坂本慎太郎、念仏(ASA?CHANG)、向井秀徳、ゴスペラーズの村上てつや、松尾スズキ、ジャケットデザインには安斎肇らが参加。あの『南部ダイバー』も収録されている。  そんなアルバムを携えての記念コンサート、豪華にならないわけがない。すでにゲスト出演者も発表されているのに加えて、総合司会を谷原章介(東京)、レイザーラモンRG(大阪)が務める。  実際にどんなライブが繰り広げられるのか。それは行ってみてのお楽しみ。

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