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【RIZIN】日本の年末はやっぱり格闘技じゃなくっちゃ!! part.2[浅倉カンナインタビュー]等

2016.12.12Vol.680格闘技
現役女子高生ファイター 浅倉カンナ 「全然欲しい物がないので、ファイトマネーで新しい道具を買おうかな(笑)」  浅倉カンナは現在、都内の高校に通う現役女子高生でありながら、すでに総合格闘技で6戦5勝1敗のキャリアを持つ。  今回、12月29日にアリーシャ・ガルシアと対戦することが決まった。ちなみに昨年の年末は何をしていた? 「去年はジムの鶴屋先生の息子さんが31日にやった格闘技EXPOに出場されていたので見に行ったんですが、RIZINの本戦は見ずに帰っちゃって…」  なぜ本戦は見なかった? 「見たかったんですけど、なんか…嫌だった。なんというか、出場したいっていう“選手として行きたいな”みたいな気持ちが少しあったんですよね」  2016年は3試合をこなした。この1年間きっちり頑張ってきた結果、今年は出場することとなった。 「これまでも試合が決まったら、その試合に向けてきっちりやっていたんですけど、今年はRIZINに出たいという気持ちを1年間ずっと持ってやっていましたね」  出場が発表されてからの周囲の反応は? 「学校の子からすごく声を掛けられるようになりました。“自分もやっています”という男子とかにも」 “でもあたしのほうが強いんだぞ!”って感じ? 「(笑) “負けないな”とは思いますけど、さすがにそういうことは言わないです」  日に日に注目度が高くなっているのだが、そんなにプレッシャーを感じているようには見えない。 「あんまり感じていません。むしろ楽しみなんです」  対戦相手のガルシアは日本でもおなじみのジョシュ・バーネットの秘蔵っ子。カード発表会見はインターネットで生中継されていたのだが、ガルシアはフェイスブックを通じて浅倉を挑発してきた。 「びっくりしました。ホントは“こわ”って思いましたね(笑)」  クールに受け流していたように見えたが…。 「あ、大丈夫でした? 会見自体は緊張していたので司会の人に呼ばれた時には、びくっとしちゃいました(笑)」  ガルシアは「私は意地悪な女」と気の強さアピールしていたが…。 「そこは“効いてねえよ”って思いましたね。“別にいいよ、意地悪でも”って(笑)」  淡々とした受け答えで、ガルシアからすれば “すかされた”格好だ。 「良かったです。それ狙いでした(笑)」  試合をやる中で怖いと思ったことは? 「レスリングをやっていたときは打撃がなかったので怖いという気持ちはなかったんですけど、総合になってからは怖いという気持ちはいまだにあります。でも試合ではパンチが当たっても “痛っ”てよりも、“やられた、行かなきゃ”という気持ちになるので痛くないから全然怖くない。試合が終わって体がさめてくるとあちこちが痛くなるんです。だから試合後に“パンチもらったけど大丈夫か?”って鶴屋先生に聞かれても、“えっ? 当たったっけ?”みたいな感じです」  ファイトマネーの使い道は考えてる? 「(笑)まっったく考えていないんです。ファイトマネー目的というよりも、格闘技が好きで勝ちたくてやっているので」  なにか買いたいものがあるとかは? 「ぜんっぜん、ホントに欲しいものが全くなくて(笑)」  道具くらい? 「そうですね。全部いいのに買い換えようかな(笑)」  テレビも朝出がけにちらっと見るだけとか。最近のアイドル的なものにも全然興味がない? 「ないですね。学校でドラマの話とかを友達がしていても、全くついていけないです」  今はどういう生活サイクル? 「ふだんは学校が夕方4時くらいに終わって、その後、パラエストラ柏か松戸で練習しています。練習が終わって家に帰るのが12時を過ぎちゃうことも多いので、家にいる時間がほとんどないんです。日曜はオフなんですが、週6でびっしりやっています」  日曜日は何をしている? 「映画を見たりとか友達と遊びに行ったりとか。家でじっとしているのが嫌なんですよ。なんかしたくなっちゃって、どっか出掛けちゃいます」  遊びに行くっていっても、きっと今どきの女子高生っぽい遊びじゃなさそう…。映画とかもラブロマンスとかじゃなくてアクションとか? 「ふふ。意外と恋愛映画とか見たりしますけどね(笑)。そこは女の子らしく(笑)」  29日の試合が終わったら取りあえず何をしたい? 「試合までの想像しかしていないので、試合後のことはまだなにも考えていないんですけど、とりあえず勝って…、お正月があるので多分太ると思います(笑)。勝った時って、いろいろな人がごちそうしてくれるんです。やっぱり太りますよ(小声)」  今後、格闘家としての未来図は? 「今はまだ1つずつ試合をやっていくことを一番に考えていますけど、やっぱり海外の試合にも興味があります。(Invicta FC世界アトム級王者の)浜崎朱加選手を見ていると、ああいう舞台に出てみたいなって思います」

【RIZIN】日本の年末はやっぱり格闘技じゃなくっちゃ!! part.1[川尻達也インタビュー]

2016.12.12Vol.680格闘技
 昨年に続き、今年も年末に格闘技のメジャーイベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催される。無差別級トーナメントが軸とはなっているが、ワンマッチにも国内外のさまざまな団体のトップランクの選手が集い、他では見られない斬新なマッチメークが並び、大きな注目を集めている。本紙ではなかでも注目の2選手に話を聞いた。 (本紙・本吉英人/撮影・蔦野裕)

世界へ羽ばたくアーティストを募集「Amuse Multilingual Artists Audition“世界と、話そう。”」

2016.12.12Vol.680カルチャー
 アミューズが、日本語のほかにもう一つ以上外国語を話せる初のマルチリンガルオーディション「Amuse Multilingual Artists Audition“世界と、話そう。”」を開催中。外国語は日常会話ができる程度で応募可能。俳優、モデル、タレント、シンガー、文化人、キャスター、芸人などジャンルを問わず幅広く募集。また、海外からも応募可能で、国籍不問の6〜30歳が対象。アンバサダーのディーン・フジオカとホラン千秋のように国内外で活躍できるアーティストの獲得を目指す。将来的には日本と世界の架け橋となるアーティストを育成し、より多くのエンタテインメントを発信する。  

YUYA(松下優也)NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」“栄輔”役でブレイク

2016.12.12Vol.680インタビュー
2008年にソロアーティストとしてデビューした松下優也。その後、アーティスト活動と並行し、現在放送中のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演するなど俳優としても活躍中だ。今回、松下が中心となり、関西発のボーカル&ダンスグループX4を結成。グループへの思いと、俳優業について語る。

黒木華 2017年2月、舞台『お勢登場』でタイトルロールのお勢を演じる

2016.12.12Vol.680インタビュー
黒木華の2016年は大河ドラマ『真田丸』への出演をはじめ、映画、舞台、ドラマとジャンルを問わず話題作への出演が続いた。女優としてひとまわりもふたまわりも成長した黒木の2017年は自らがタイトルロールのお勢を演じる舞台『お勢登場』で始まる。

格闘家イケメンファイル Vol.62 一度引退した激闘王 石橋佳大(いしばし・けいた)

【長島昭久のリアリズム】トランプ政権を迎え撃つ我が国の覚悟

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】第39回 トランプ現象はただのポピュリズムではない

2016.12.12Vol.680鈴木寛の連載コラム
 早いもので今年の本コラムもこれが最後になりました。年の瀬にかけて、激動の2016年を象徴するようなニュースが相次いでいます。言わずもがなのアメリカの大統領選。数々の暴言もいとわなかったドナルド・トランプ氏が勝利し、6月に行われたイギリスの国民投票でEU離脱を決めたのに続いて、全世界に衝撃を与えました。  ヨーロッパでも余波が続きます。本稿締め切り間際の12月4日、オーストリアの大統領選で、移民締め出しなどを訴えていた極右政党の候補者が敗れたものの、得票率が半数近くと、あと一歩まで勝利に迫りました。同日に行われたイタリアの憲法改正を問いかけた国民投票で、反対票が賛成票を上回り、改憲によって議会制度を改めようとしたレンツィ首相の退陣が決まりました。反対派を後押ししたのが、ユーロ離脱などの反グローバル政策を掲げる新興政党の「五つ星運動」でした。  欧米で既存の政党を批判する勢力が躍進している背景として、ポピュリズムの激化を指摘する見方があります。ポピュリズムとは日本語で「大衆迎合主義」、つまり有権者の人気取りを最優先にした政策を掲げる政治手法で、たとえば厳しい財政状況を無視して税金を下げるような公約をします。日本では実感がありませんが、移民の流入が深刻な問題になっている欧米諸国では、治安の悪化や雇用が奪われることへの懸念から、移民の受け入れに消極的または反対する自国民も多く、「メキシコとの国境に壁を築く」と宣言したトランプ氏のように“現実離れ”した公約を掲げる候補者もいます。  ここで私が感じるのは、世界各地で取りざたされる「トランプ現象」を、ポピュリズムと切り捨て、あるいは冷ややかに見ているだけでは、正確に事実を直視していないのではないか、ということです。米大統領選でクリントン氏勝利を確信していた日米のメディア、あるいは有識者と呼ばれるエリートの人たちが、なぜ予測を外したのか。あるいは、結果が出た後に「隠れトランプ支持者がいた」などと分析していますが、早くからトランプ氏の勝利を予測していた数少ない専門家の発信内容を確認すると、共和党の予備選挙参加者がうなぎのぼりに増えるなど党勢拡大の基調だったことが見落とされていた実態があるようです。  私はアメリカの選挙の専門家ではありませんが、トランプ氏とその支持者たちをよく思わない既存のエリート層が数々の「不都合な真実」に目をつぶっていたのではないかという気がしてなりません。「トランプ現象」は俗説を疑って考えてみることの重要さと、本質に迫る洞察力と分析力を身につける必要をあらためて教えてくれたのではないでしょうか。 (文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

『未来を花束にして』試写会に15組30名 

2016.12.12Vol.680映画
 女性に参政権が認められていなかった20世紀初頭のイギリスで、権利を求めて闘った女性たちの実話を描く感動作。ごく普通な主婦でありながら参政権運動に身を投じ自らも変貌していく主人公モード役に『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン。その夫にベン・ウィショー。実在する女性運動の指導者エメリン・パンクハースト役にメリル・ストリープ。モードの同志役にヘレナ・ボナム=カーター。  1912年、ロンドン。劣悪な環境の洗濯工場で働くモードは、夫サニーと幼い息子ジョージの3人で暮らしていた。ある日、モードは洗濯物を届ける途中でWSPU(女性社会政治同盟)の活動に遭遇する。アイルランドでテロ対策に辣腕をふるったスティード警部により、歴史上初となるカメラによる市民監視システムが導入されたために、無関係だったモードもターゲットの1人として認識されてしまった。モードは。下院の公聴会で証言することになるが…。  2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開。

『ザ・コンサルタント』試写会に15組30名 

2016.12.12Vol.680映画
『アルゴ』『バットマン vs スーパーマン』のベン・アフレック最新主演作。表の顔は会計コンサルタント。本業は腕利きの殺し屋。アメリカ政府からも追われる、その男の正体とは!?   ミステリアスな主人公にまつわる謎を追う緊迫のストーリーに加え、劇中でアフレックが披露する激しいアクションも見どころ。バットマンから一転、強烈なアンチ・ヒーローを演じたアフレックに絶賛評が相次いでいる。共演は『マイレージ・マイライフ』のアナ・ケンドリック、『セッション』のJ・K・シモンズ。『プライド&グローリー』のギャビン・オコナー監督がメガホンを取った。  田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフは、ある大企業から財務調査の依頼を受ける。彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られ、その日から何者かに命を狙われるようになる。実は、ウルフは世界中の危険人物の裏帳簿を仕切る裏社会の“掃除屋”でもあったのだ…!  2017年1月21日より丸の内ピカデリー他にて公開。

『マグニフィセント・セブン』試写会に15組30名

2016.12.12Vol.680映画
 世界の名だたる監督たちに多大な影響を与えた黒澤明監督の代表作『七人の侍』と、西部開拓時代のメキシコに舞台を移してリメイクされた『荒野の七人』。映画史に金字塔を打ち立てたこの2作を原案として、『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督が新たな伝説を築く!  キャストには、主演のオスカー俳優デンゼル・ワシントンを筆頭に『ブルーに生まれついて』のイーサン・ホーク、『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラット、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のイ・ビョンホンら、豪華な顔ぶれが集結。オリジナルのDNAをどう昇華させるのか期待大。  冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグに支配された町ローズ・クリークで人々は絶望的な日々を送っていた。ある日、ボーグに家族を殺されたエマは賞金稼ぎのサムを中心とした7人のアウトローを雇い、正義のための復讐を依頼。最初は金のために集まった即席の集団だった彼らだが、町を守るため命をかけた戦いに挑んでいく。  2017年1月27日(金)より全国公開。

おやすみ王子・吉沢亮 忙しい女性に癒しを

2016.12.11Vol.680エンタメ
 12月20日からNHKのEテレで、仕事に家事に育児に疲れた女性を“おやすみ王子”が読み聞かせで癒してくれる番組が4夜連続で放送される。 「芝居のセリフだと、自分が言いやすいように変える事もありますが、今回は作家さんの作品なので、一字一句間違えられないというプレッシャーはありました」と“おやすみ王子”吉沢亮。落ち着いた声と優しい語り口で、人気女性作家が同企画のために書き下ろした作品を読み聞かせる。 「一夜目の山田詠美さんの『ヴァン・ショーの夜』は、表現がストレートで、読んでいてすごく楽しかったです。二夜目の森絵都さんの『青々』は、世界観が絵本に近く、ほっこりする作品。三夜目の村田紗耶香さんの『大きな星の時間』は、ファンタジーですが、現代の風刺が入っていて、不思議な読後感があります。そして四夜目の宮下奈都さんの『椿』は、愛がすごく伝わってきて、読んでいて泣きそうになりました。すごく好き。どの作品も最後にはホッとする話になっています」  VR(バーチャルリアリティー)でも撮影。吉沢とWEBチャットをしているような映像が楽しめ、まるで添い寝して物語を聞かせてくれているような気分に。 「VRに関しては、何か事前に決めてやるというより、その時の気持ちで動くことで、リアリティーが出れば面白いと思ってやりました。『ヴァン・ショーの夜』のVRを撮っている時は、一緒に出演しているパグがベッドの上で思い切りおしっこを漏らしてしまって(笑)。そのまま進行していたんですけど、さすがにまずいなという雰囲気になり、結局撮り直しました(笑)」  疲れた夜も楽しくなりそう。 「王子なので、普段だったら照れくさくて言わないような台詞も言っています。忙しい毎日を送っている女性に、この瞬間だけでも、安心してもらえる時間になればいいなと思ってやりました」 NHK Eテレ「おやすみ王子」 <4夜連続・7分バージョン> 12/20(火)深夜1時40分? 47分 12/21(水)深夜1時50分? 57分 12/22(木)深夜1時45分? 52分 12/23(金)深夜1時25分? 32分 <再構成28分バージョン> 12/24(土)深夜0時30分? 58分
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

おやすみ王子・吉沢亮 忙しい女性に癒しを

2016.12.11Vol.680エンタメ
 12月20日からNHKのEテレで、仕事に家事に育児に疲れた女性を“おやすみ王子”が読み聞かせで癒してくれる番組が4夜連続で放送される。 「芝居のセリフだと、自分が言いやすいように変える事もありますが、今回は作家さんの作品なので、一字一句間違えられないというプレッシャーはありました」と“おやすみ王子”吉沢亮。落ち着いた声と優しい語り口で、人気女性作家が同企画のために書き下ろした作品を読み聞かせる。 「一夜目の山田詠美さんの『ヴァン・ショーの夜』は、表現がストレートで、読んでいてすごく楽しかったです。二夜目の森絵都さんの『青々』は、世界観が絵本に近く、ほっこりする作品。三夜目の村田紗耶香さんの『大きな星の時間』は、ファンタジーですが、現代の風刺が入っていて、不思議な読後感があります。そして四夜目の宮下奈都さんの『椿』は、愛がすごく伝わってきて、読んでいて泣きそうになりました。すごく好き。どの作品も最後にはホッとする話になっています」  VR(バーチャルリアリティー)でも撮影。吉沢とWEBチャットをしているような映像が楽しめ、まるで添い寝して物語を聞かせてくれているような気分に。 「VRに関しては、何か事前に決めてやるというより、その時の気持ちで動くことで、リアリティーが出れば面白いと思ってやりました。『ヴァン・ショーの夜』のVRを撮っている時は、一緒に出演しているパグがベッドの上で思い切りおしっこを漏らしてしまって(笑)。そのまま進行していたんですけど、さすがにまずいなという雰囲気になり、結局撮り直しました(笑)」  疲れた夜も楽しくなりそう。 「王子なので、普段だったら照れくさくて言わないような台詞も言っています。忙しい毎日を送っている女性に、この瞬間だけでも、安心してもらえる時間になればいいなと思ってやりました」 NHK Eテレ「おやすみ王子」 <4夜連続・7分バージョン> 12/20(火)深夜1時40分? 47分 12/21(水)深夜1時50分? 57分 12/22(木)深夜1時45分? 52分 12/23(金)深夜1時25分? 32分 <再構成28分バージョン> 12/24(土)深夜0時30分? 58分

12・9 WRESTLE-1 河野がイケメン返り討ち。若手軍は全滅

2016.12.11Vol.679格闘技
 プロレスリングWRESTLE-1の「WRESTLE-1 TOUR 2016 SHINING WINTER」後楽園ホール大会が9日開催された。  今年最後となる後楽園大会は全7試合中4試合がタイトル戦という豪華版。それ以外も芦野祥太郎の復帰戦、そしてDRAGON GATEから鷹木信悟が参戦し武藤敬司と6人タッグを結成するなど見どころの多い大会となった。  WRESTLE-1のリングはこの秋から世代闘争が勃発。10月の後楽園大会で若手軍とベテラン軍の「5対5イリミネーションマッチ」でベテラン軍が勝利を収めるとその勢いをかって11月の後楽園大会では河野真幸がWRESTLE-1チャンピオンシップ王者の稲葉大樹を破り王座に就くなど、ケンカを売られた格好のベテラン組が徐々に盛り返す。そんななか、若手軍はチーム名を「NEWERA」と改め、この日を迎えた。  タイトル戦は4試合とも世代闘争を反映したマッチメーク。  メーンは王者・河野に黒潮“イケメン”二郎が挑戦する「WRESTLE-1チャンピオンシップ」。イケメンは直近の直接対決では丸め込みながら河野にピンフォール勝ち、自らのプロデュース大会でスペル・デルフィンに勝利、そして全日本プロレスの両国大会に乗り込み「GAORA TV王座」を奪取するなど上げ潮ムード。この日も入場からいつものイケメンワールドを展開。観客席を練り歩きながらたっぷり時間をかけて入場し、ファンの気持ちをがっちりとつかむ。  試合も河野のシビアな攻撃を受けながらも、これまでにない動きを見せ反撃。  河野がチョークスラムで場外に投げ捨てようとすると、その右腕をぶら下がり式の三角絞めにとらえダメージを与える。終盤にもチョークスラムを飛びつき式腕十字に、そしてアームドラッグから変形の裏十字固めにとらえあわやギブアップの場面を作り出す。かつての師匠・船木誠勝のフィニッシュホールドであるハイブリッドブラスターまで繰り出し河野を追い込むが、最後は河野のランニングニーを顔面にまともに食らい、とどめのフライングニードロップで3カウントを許した。  試合後、河野は「今日は俺の勝ちだ。NEWERA、新しいチームになった日にベルトなしか。ベルトは全部こっちじゃねえか。考え方が甘いんだ。俺たちがちょっと本気を出したらこれ。これが現実」と切って捨てた。

運命が、激突する!『ウォークラフト』

2016.12.11Vol.680DVD & Blu-ray
 世界的人気ゲームを、ハリウッドの一流チームが映像化。剣と魔法の世界を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど幾多の種族が、それぞれの命運をかけて戦う姿を描くスペクタクル・アクション。監督は故デヴィッド・ボウイの息子としても知られるダンカン・ジョーンズ。自身もゲームの大ファンというだけあって、ファン垂涎の演出も随所に盛り込まれている。一方、ゲームファンでなくても、奥深い作品世界に魅了されること間違いなし。  長らく平和な時代を送っていたアゼロスの地に、悪しき勢力が迫っていた。それは、滅びゆく故郷を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士だった。世界と世界をつなぐ異次元の入り口“ダークポータル”を開き、侵略を始めるオークに立ち向かうべく、人間たちは彼らとの全面戦争を決意するが…。 販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント 発売中 ブルーレイ+DVDセット 3990円(税別)

人はこんなにも愚かで愛おしい。 名匠イオセリアーニの映画哲学

アグレッシブな10周年を締めくくる新作公演 柿喰う客『虚仮威』

2016.12.11Vol.680エンタメ
 2016年の今年、結成10周年だった柿喰う客は「10万人動員宣言」を掲げ、動画・戯曲の無料配信、学生劇団への支援などを行ってきた。  また劇団主催の演劇フェスティバル「柿喰う客フェスティバル2016」の始動、十八番ともいえる「女体シェイクスピアシリーズ」のリニューアルなど、劇団はもとより、演劇文化の発展という目的で一貫して攻めの姿勢で活動を続けてきた。  なかでも「柿喰う客フェスティバル2016」は6月に王子小劇場を約1カ月借り切り、5作品をリバイバル上演するという破天荒な試みだった。  今回の公演はその10周年を締めくくるべく、メンバー総出演の新作本公演。昨秋に募集した新メンバーもここでそろい踏み。来年からの次の10年に向けて新たなスタートとなる。  毎公演後には演出家や出演者などによるアフタートーク。大晦日の夜は終演後に「年越新春イベント」を開催する。 【日時】12月28日(水)?2017年1月9日(月)(開演は28・5・6日19時、29・3日14時/18時、30・4・7?9日14時、31日16時/21時。1・2日休演。開場は開演30分前。受付開始は開演1時間前)【会場】本多劇場(下北沢)【料金】極楽席6800円(特典付き)、一般4800円、学生2800円、高校生以下1800円(学生、高校生以下は枚数限定。チケットぴあのみの取り扱い。当日受付にて座席指定券と引換。要学生証)/なかよし一般3800円、なかよし学生2000円、なかよし高校生1500円(なかよし割は、同一券種同一日時で3人以上での購入に限る。チケットぴあのみ取り扱い。当日受付にて座席指定券と引換)【問い合わせ】ゴーチ・ブラザーズ(TEL:03-6809-7125=平日10?18時 [劇団HP] http://kaki-kuu-kyaku.com/ )【作・演出】中屋敷法仁【出演】七味まゆ味、玉置玲央、深谷由梨香、永島敬三、大村わたる、葉丸あすか、牧田哲也、加藤ひろたか、原田理央、田中穂先、長尾友里花、福井夏

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