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大人気!シルク・ドゥ・ソレイユ『トーテム』がニッポン放送SPデーなら特別割引!

2016.05.09Vol.666エンタメ
 いよいよ6月でファイナルを迎える、シルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツトーテム」東京公演。2月3日の公演開始以来、100回以上の公演を行い、ついに来場者が数30万人を突破。2010年の初演以来、カナダ、イギリス、アメリカ、シンガポールなど世界7カ国33都市で開催されてきたが、このペースで来場者30万人突破したのは、東京公演が初めてとなる人気ぶりだ。  数億年を旅するサーカス・エンターテインメント「トーテム」は“人類の進化”をテーマにした壮大な物語。地球にいのちが生まれ、進化を続けてきた数億年の旅が、プロジェクションマッピングや可動式ステージを駆使した舞台上で、次々と繰り広げられる。ミュージシャンたちによる生演奏と生歌により、ドラマチックに彩られ、進化する感動の世界観が会場を包み込む。  演出は、シルク・ドゥ・ソレイユの大ヒット作「KA」の演出家、ロベール・ルパージュ。それぞれの演目に込められたテーマに思いを馳せながら、世界中で400万人以上を魅了してきた。 「トーテム」東京公演も6月26日(日)でいよいよファイナルを迎えるが、最終公演直前に特別価格で見られる「ニッポン放送スペシャルデー」が6月15日(水)の昼公演で上演。これは、割引分をニッポン放送が負担することで実現した特別公演でSS席1万2500円が1万円を切って9800円になるなどスペシャルプライスで観劇できるというもの。このチャンス、絶対にお見逃しなく! ニッポン放送スペシャルデー 【日時】6月15日(水) 15時開演 【会場】お台場ビッグトップ 【料金】SS席1万2500円→9800円、S席9800円→7800円 【申し込み】ニッポン放送ラジオリビング(5月27日まで) TEL:0120-1242-86(6〜19時、土日除く) 【WEB】「ニッポン放送 トーテム」で検索

吉高由里子 この夏『レディエント・バーミン Radiant Vermin』で 2度目の舞台出演

2016.05.09Vol.666インタビュー
 昨年秋に初舞台を踏んだ女優・吉高由里子がこの夏、早くも2本目の舞台に挑む。その作品は英劇作家フィリップ・リドリー作、演出・白井晃による『レディエント・バーミン Radiant Vermin』。高橋一生、キムラ緑子との刺激的な三人芝居だ。

演劇は常にチャレンジだ!!『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』ロロ

2016.05.09Vol.666STAGE
 東京芸術劇場の若い演劇人をピックアップし世の中に紹介していく試みである「芸劇eyes」。その番外編として2011年に開催された『20年安泰。』に参加したロロ。  作・演出の三浦直之は青春期の「ボーイミーツガール」的な衝動を漫画・アニメ・小説・音楽・映画などジャンルを越えたカルチャーをパッチワークのように紡ぎ合わせる手法で物語化。汚れ切ったおっさんとかおばさんにはちょっと気恥ずかしいんじゃないかという気もさせたその世界観ではあったが、死や別れという逆方向の要素をうまく取り扱うことによって、最近ではそんな気恥かしさを感じさせない作品になっている。  昨年の本公演『ハンサムな大悟』でも、それまでの作品のテーマ性はそのままに、ひとりの男性の誕生前から死後までをたどる“一代記”というスタイルを取るなど新しい試みにチャレンジ。第60回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされるなど、彼らの作品が着実に浸透していることをうかがわせた。  今回は伊東沙保、西田夏奈子、古屋隆太といった個性の強い客演陣を迎え、語り継ぐことに焦点を当てた“不在の物語”を描き出す。

演劇は常にチャレンジだ!!『愛情の内乱』ティーファクトリー

2016.05.09Vol.666STAGE
 演劇生活30周年以降、新しい文体を模索することを目的に新作を書き下ろし続けている川村毅。2014年から吉祥寺シアターと提携して、今まで取り上げてこなかったものや、避けてきたかもしれないテーマに積極的に取り組んできた。  今回の作品は初めて「母/家族」をテーマに、白石加代子を主演に迎えた「現代の大衆悲喜劇」。  舞台はとある地方の広い家、時は遠い未来の誓い過去。母と次男と謎の家政婦が暮らす家に、この一家に興味を持つ男が「ドキュメンタリーを撮りたい」とやってくる。そこへ戦争帰りの長男と長く家出していた三男が帰ってくるのだが、互いに持つ不信感、父の不在など、一家にはなにやら秘密がありそう。母が絶対的な権力を持ち、それに従うばかりの息子たち。そんな家族の姿を通じて、母の愛とは? 家族の絆とは?といった家族の問題が描かれる。  愛とか絆という美しい言葉が並ぶと、一見美しい物語になりそうな気もするが、そこは川村毅。そんな一筋縄で終わるわけもなく、おかしさの中に怖さと不気味さとちょっとした哀しみが隠されたブラックコメディーに仕上がっている。

長島昭久のリアリズム 国家と安全保障を考える(番外編:立憲主義再考その一)

2016.05.09Vol.666COLUMN
 今年の憲法記念日を迎え、相変わらず、野党内にも、世間にも、憲法学者の間にも、集団的自衛権の限定的行使を容認した一昨年の閣議決定や、昨年9月に成立し今年3月に施行された安保関連法制に対し「戦争法だ」「憲法違反だ」「立憲主義の蹂躙だ」という声が鳴り止みません。そこで改めて、政府が閣議決定して修正した憲法解釈の憲法適合性について、私自身の考え方を整理しておきたいと思います。  まず、集団的自衛権の本質は「他衛」です。実際、過去に集団的自衛権が行使された事例を振り返っても、自国の存立が直接脅かされるというよりも、密接な関係を持つ同盟国などに向けられた武力攻撃に対しその国を守る、あるいはその国に加勢すること(すなわち、他衛)を通じて自国の安全や生存を図ろうとするケースが殆どでした。したがって、従来の政府の定義も「他衛」としての集団的自衛権であり、そのような自衛権の行使は我が国に対する直接の攻撃を排除する必要最小限を超えるものとなり憲法上認められないと結論付けたのです。そもそも政府は、憲法13条の「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については・・・国政の上で、最大の尊重を必要とする」との規定に根拠をおいて自衛権の行使を合憲と解してきましたので、現行憲法の解釈としてそのような「他衛」権を容認できるはずがありません。  ちなみに、「他衛」概念の集団的自衛権は、「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利」(昭和56年5月29日の政府答弁書)と定義されてきました。しかし、この定義からは、想定されている武力攻撃が我が国に対し直接向けられたものでないことは明らかであるものの、その攻撃により我が国の国民の生命、自由、幸福追求の権利がどのような影響を受けるかについては定かとなっていません。つまり、「自衛権の行使」といっても、自国に直接向けられた武力攻撃に対し反撃するしか選択肢が残されていないような差し迫ったケースというより、能動的に(自国と密接な関係にある)外国にまで出かけて行って、そこへ加えられている攻撃を実力で阻止するような態様を想定しており、受動的な自衛というより「他衛」というべき概念です。  ところが、今回、国際情勢の変化や軍事技術の進歩に鑑み「自衛」の視点(我が国に対する脅威の近接性、切迫性、および武力攻撃波及の蓋然性等)から改めて集団的自衛権をめぐる政府解釈の基本的論理を見直したのです。したがって、今回の閣議決定や安保法制を直ちに違憲、立憲主義の蹂躙などと断定するのは早計です。次回は、その根拠について明らかにしたいと思います。(衆議院議員 長島昭久)

鈴木寛の「2020年への篤行録」 第32回 熊本震災で痛感した“LINE世代”の力

『シークレット・アイズ』試写会に15組30名

波乱万丈を絵に書いたような人生 木下威征さん(オーナーシェフ)

2016.05.08Vol.666ニュース
ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

【EVENT】リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト 「竜王迷宮からの脱出」

2016.05.08Vol.666STAGE
 人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズが今年、誕生から30周年のアニバーサリーイヤーを迎えている。それに伴い、さまざまなイベントが企画されたり、新規ソフトが発売されるなど、ドラクエイヤーは盛り上がりを見せている。  そのなかでも注目を集めているのが『リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト「竜王迷宮からの脱出」』だ。このイベントは、広大な幕張メッセをフィールドに、リアルなドラゴンクエストの世界を仲間と一緒に冒険する、参加型ゲーム。  参加者は仲間や家族、会場で出会った人たちと4人パーティを組んで、竜王の城に潜り込み、竜王の復活を止めるために冒険を進める。途中パーティみんなで協力し出題される謎を解いていく。謎はシリーズに関連しているため、大人も子供もシリーズファンならばそれぞれの特性を生かしながらパーティに貢献できるようになっているので、参加者みんなが楽しめるようになっている。  前売り券が完売した場合には当日券は販売されないことになっている。ローチケでは現在、その貴重なチケットを販売している。参加すれば注目されること間違いなしのこのイベントのチケット、なるはやでゲットしよう!

『SSFF & ASIA 2016』カウントダウン!vol.3 「これが世界の一流ショートフィルムだ!」

2016.05.08Vol.666映画
 カンヌ国際映画祭やアカデミー賞など、世界最高峰の映画祭に出品された一流のショートフィルムを堪能できるのも、アジア最大級の国際短編映画祭SSFF & ASIAならでは。今年も、そんな世界の優れたショートフィルムが大集結。今回は、ヨーロッパから届けられた豪華で多彩なショートフィルムたちに注目!  アカデミー賞やカンヌ映画祭の短編部門でノミネートされた『Ave Maria』はパレスチナ人監督によるコメディー。ガザ地区に住む5人の修道女たちと、修道院の壁に車をぶつけてしまったイスラエル人一家とのやりとりをユーモラスに描いた作品だが、実はパレスチナ問題をシンプルかつシュールに表現している秀逸なショートフィルムだ。  ヨーロッパの華やかな雰囲気に浸るなら〈ファッションショートプログラム〉をチェック。『Wonders Never Cease』はロンドンを拠点とするファッションブランドTed Bakerが手掛けた作品。ロンドンの博物館に貴重な品を競うように寄贈するセレブの男女。しかしなぜか2人の出品するものはどこか似ていて…。衣装も物語もオシャレな一本。  日・ベルギー友好150周年を記念しベルギーのショートフィルムも特集上映。新作『神様メール』の公開を控えるベルギーの名匠ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の『ミスター・ノーバディ』の元となった短編作品を上映。他にもフランス映画祭2016に出品された選りすぐりの作品も特集上映。  また今年は会場にてKuKuRuZa Popcorn(ククルザ ポップコーン)とタイアップしてオリジナルフレイバーのポップコーンを販売。特別な映画&ポップコーンタイムを楽しんで。

女性ヴォーカルトリオのサクセスストーリー JIM BEAM presentsブロードウェイ・ミュージカル 「ドリームガールズ」

2016.05.08Vol.666STAGE
 ブロードウェイで喝采を集め、ビヨンセ主演の映画は大ヒット、来日公演でも大盛況。長きに渡って人気を集め続けているミュージカル『ドリームガールズ』が再来日、ゴージャスでグリッター、そしてソウルフルでエモーショナルなステージでオーディエンスを魅了する。  ミュージカルは、1960〜70年代のアメリカを舞台に展開。ソウルやR&Bアーティストが人気を誇るショービズ界において、女性トリオの成功物語とそれに伴うドロドロとした人間模様、栄光、挫折、中傷、野望、友情といった入り組む感情をドラマティックに描いていく。  今回の公演のために、新たにオーディションが行われ、アポロシアターオリジナルキャストの出演も決定。圧倒的なパフォーマンスで魅せ、聴かせる。珠玉のミュージカルナンバーの数々、心が震わされるストーリーは言うまでもないが、きらびやかなステージ衣装やステージセットなどなど、見ごたえはたっぷりだ。  初日を控えて、宣伝隊長を務めるローラが本公演の魅力を伝える特別番組『ロ—ラ meets ドリームガールズ〜キラキラの夢に出会う旅〜』(TBS系、5月14日〈土〉午後3時30分〜)も放送される。  本作はリピーターはもちろん、ミュージカルビギナーにとっても親しみやすいミュージカル作品のひとつ。本公演のチケットはローチケで発売中。

昨年大好況のあのフェスが今年も!「RHYMESTER presents 野外音楽フェスティバル 人間交差点 2016」

2016.05.08Vol.666LIVE
 人気ヒップホップグループのライムスターが主催する野外音楽フェスが15日にお台場で開催。初回となった昨年は日本のヒップホップを支えてきた顔ぶれはもちろん、ジャンルを横断したアーティストも出演したことで豪華なラインアップで行われたが、今年はさらにそれを上回るアーティストやグループが集まっている。  それぞれのアーティストによるライブパフォーマンスは、独特のグルーヴやヴァイブスで、オーディエンスを根こそぎアゲてしまうはず。なかでも、美声と音が躍っているように聞こえてくるシンガーソングライターのさかいゆう、そして見て聞けば誰でもため息しかでない三浦大知など、その一挙手一投足から目が離せないメンバーばかり。そこにゴスペラーズのハーモニー、ライムスターのシビれるラップとサウンドが加わったとき、このフェスに参加した1日は記憶にしっかりと刻み付けられることになるはずだ。  会場は、ゆりかもめ青海駅からほど近く。チケットとリストバンドを交換することで入退場も自由になっているので、会場外で休憩することもできる。小学生以下は保護者同伴で入場無料のうえ、キッズエリアも用意されているなど子供連れでの参加も比較的気軽にできる。  ゴールデンウイークの始まりとともに徐々に増えていく野外ライブ。去年も人気を博したこの野外ライブは、今年チェックすべきイベントだ。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

昨年大好況のあのフェスが今年も!「RHYMESTER presents 野外音楽フェスティバル 人間交差点 2016」

2016.05.08Vol.666LIVE
 人気ヒップホップグループのライムスターが主催する野外音楽フェスが15日にお台場で開催。初回となった昨年は日本のヒップホップを支えてきた顔ぶれはもちろん、ジャンルを横断したアーティストも出演したことで豪華なラインアップで行われたが、今年はさらにそれを上回るアーティストやグループが集まっている。  それぞれのアーティストによるライブパフォーマンスは、独特のグルーヴやヴァイブスで、オーディエンスを根こそぎアゲてしまうはず。なかでも、美声と音が躍っているように聞こえてくるシンガーソングライターのさかいゆう、そして見て聞けば誰でもため息しかでない三浦大知など、その一挙手一投足から目が離せないメンバーばかり。そこにゴスペラーズのハーモニー、ライムスターのシビれるラップとサウンドが加わったとき、このフェスに参加した1日は記憶にしっかりと刻み付けられることになるはずだ。  会場は、ゆりかもめ青海駅からほど近く。チケットとリストバンドを交換することで入退場も自由になっているので、会場外で休憩することもできる。小学生以下は保護者同伴で入場無料のうえ、キッズエリアも用意されているなど子供連れでの参加も比較的気軽にできる。  ゴールデンウイークの始まりとともに徐々に増えていく野外ライブ。去年も人気を博したこの野外ライブは、今年チェックすべきイベントだ。

もっとお笑いを楽しんで!落語会や新喜劇などに日本語と英語の字幕導入

2016.05.08Vol.666エンタメ
   吉本興業は『桂文枝「字幕」落語会』、吉本新喜劇と世界のパフォーマーがコラボレートする『THE 舶来寄席2016東京公演』を同時字幕つきで上演することを2日、都内で発表した。テレビの字幕放送に使われているシステムを劇場に持ち込むもので、演者を邪魔することなく、ほぼタイムラグなしで字幕で楽しめる。  吉本興業にとって自社で企画制作するライブを海外の人にも楽しんでもらうことは長年の課題。また海外から日本を訪れる観光客が増えるなかで、「日本のショーを見てもらうという文化を作りたいと思っていた」(よしもとクリエイティブエージェンシー)。  英語を始めとした多言語の同時字幕の導入は言葉の壁を取りはらう第一歩。英語字幕用翻訳を担当するチャド・マーレンは、「発想、日本のお笑いであること、そして間。お笑いには3つの要素があると思います。頑張って字幕を付けていますが、日本人が面白いというのが伝わっていない」と悔しげ。今後も引き続き頑張っていくと意気込んだ。  桂文枝は「笑いを共有できればどれだけ素晴らしいでしょう。笑えば諍いも無くなるわけですから今回の取り組みに全身全霊をかけて挑むつもりです」とコメント。字幕システムを体験した弟子の桂三四郎は「字幕が吹き出しになって、顔の右、左に出るのは分かりやすくていいですね。話している人が変わったというのがすぐ分かる」と、感心。新喜劇のメンバーも「自分のセリフに色付けがされているので、人数がたくさんになっても分かります」とうなずいていた。  よしもとクリエイティブエージェンシーによれば、今後、日本語はもちろん英語、他の言語にも順次対応していきたいという。また、よしもとの劇場にこのシステムを導入したい考えだ。  

ライアン・レイノルズが“自由すぎる”ヒーローに!

2016.05.08Vol.666映画
 能天気で無責任、口を開けば毒舌ばかり。戦うのはあくまで報酬か自分のため。くだらないギャグと下ネタが大好きで、愛用するのはキティちゃんグッズ!? そんな異色のヒーローを演じるのは、実力派俳優ライアン・レイノルズ。映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』でもデッドプールを演じたライアンだが、主役としての映画化は11年越しの夢だったという。 「彼はコミックブックの世界で、他のどのキャラにも不可能な位置にいる。それが僕が『デッドプール』にハマった理由なんだ」  ヒーローの概念を覆す人物像をはじめ“ルール無用”のオンパレード。 「『デッドプール』では何でもありだ。彼はどんなことでも言えるし、やれてしまう。これは、スーパーヒーローであふれている世界では特にスゴイことだよ。しかも彼は、自分がアメコミ映画に出てることを知っているんだ。いろいろな特徴の中でも“第四の壁破り”はかなり特殊だね。彼は観客に向かって直接、話しかけるんだよ(笑)」  デッドプールは、病気をきっかけにウルヴァリンと同様の実験を受け、究極の能力を手に入れるのだが…。 「彼はひどく辛辣で、何をするか分からない人物だし、自分がやることすべてをばかげたコメディーで格下げしてしまうようなところがある。つまり彼はとんでもなく暴力的だが同時に、ものすごくユーモラスだ。この2つの要素を組み合わせると、奇妙な面白さが生まれる。彼が『X-MEN』の世界にいるってことがまた面白いよね。デッドプールが厳格なX-MENと交流するところを見るのは、いつでも楽しいからね(笑)」 『ピープル』誌が選ぶ「最もセクシーな男」にも選ばれたこともあるイケメン俳優ライアンの新境地として世界中で大絶賛&大ヒット中の本作。“ヒーロー映画嫌い”な人にもおススメ!?

岡崎所属のレスターが初優勝

たった一人の母親が学校を崩壊させた『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」 教師たちの闘い』

2016.05.08Vol.666【TOKYO HEADLINEの本棚】
 不登校の高一男子が自殺した。その自殺の原因をめぐり、母親は学校でのいじめによるものだと、かねてから責任を追及。そして、最悪の事態を迎えたことで、母親は学校に全責任があると校長を殺人罪で刑事告訴した。人権派弁護士、県会議員、マスコミも加勢して、いじめ自殺報道は加熱、高校は崩壊寸前となっていく。  しかし、同書において、時系列で少年の自殺までの行動と、学校と母親の対応を見ると、そこにはまったく別の事実があったことが分かる。裁判の結果明らかになったのは、少年を死に追い込んだのは、母親の“狂気”だったのだ。世間からの大バッシング、弁護士やマスコミを含む母親の支援者たちによる捻じ曲げられた事実による攻撃を前に、教師たちは真実を求め法廷で対決することを決意した。教師、学校の言い分が認められ、完全勝利したものの、被害者である学校側の人間は、複雑な思いを抱く。もう少し早く少年を母親から引き離していたら、彼は死ななかったのではという自責の念。そしていじめ自殺という報道がものすごい勢いで、テレビや雑誌で垂れ流されていたにもかかわらず、裁判の結果が事件ほど、大きく報じられることはなかった。  恐るべき“モンスターマザー”の実態も十分怖いが、事件をセンセーショナルに取り上げておきながら、それが誤報だったと分かった時には知らんぷりするマスコミの体質にも寒気を覚えた。

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