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マイケル・ベイが手がける話題のTVドラマが日本上陸

2015.09.07Vol.649未分類
 米ドラマ『ザ・ラストシップ』(BSフジ、毎週月曜午後11時、10月12日スタート)の試写会が4日、フジテレビで行われ、日本語吹き替え版で声の出演をする俳優の神尾佑らが出席した。  ドラマは、『トランスフォーマー』や『アルマゲドン』のマイケル・ベイ監督がテレビドラマに進出、製作総指揮を務めた海洋アクション。迫力たっぷりのアクションシーンなど、見どころが満載のドラマで、本国アメリカでは放送がスタートすると共に大人気、すでにシーズン3の制作も決定しているという。  日本語吹き替え版では、駆逐艦の艦長トム・チャンドラーを、俳優の神尾佑が担当。神尾は「(演じる役は)軍人のなかの軍人で、演じられることが光栄」とあいさつ。これまで、あまり声の出演の経験がないとし、「先輩方に胸を借りるつもりでやっている」と、話した。  日本版のエンディングテーマは、ロックバンドのUNISON SQUARE GARDENが歌う『パンデミックサドンデス』。この日、バンドを代表して出席したボーカルの斎藤宏介は、「監督が『アルマゲドン』の方と聞いて、エアロスミスが浮かびました。ただ、あのスケール感は(自分たちでは)出せないので、得意なところで勝負していこうと思いました」。さらに、「バンドの持っている疾走感とかが(ドラマの)スケールの大きさ、ハラハラする感じを増幅させることができれば」と、話した。  ドラマは、謎の伝染病によって人類の半数以上が死亡、政府を始め何もかもが崩壊寸前のなか、ウイルスから隔絶した世界にいた合衆国海軍駆逐艦ネイサン・ジェームスの乗組員たちが人類を救うために立ち上がるというストーリー。

大谷ノブ彦 カタリマス!(裏)第50回 エンブレム問題は、パクリ探しで終わっちゃいけない。

2015.09.04Vol.649COLUMN
 9月の声を聞くとともに比較的過ごしやすい日が続いています。涼しくなったと感じる一方で、ますます過熱しているのが、2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム問題。1日には、組織委員会が白紙撤回を決め、選考し直すことを決めました。    この件について、デザインを手がけた佐野研二郎さんの盗作なのか否か、トレースがどうだと、ネット上では「これもそうじゃないか」「あれもそうじゃないか」っていう指摘が、ものすごい勢いで行われ続けています。これが、なんか気持ち悪い。行き過ぎちゃってる感じもするし、揚げ足取りにしか見えなくなってきてるんです。  この動きが大きくなったことで白紙撤回になったとは思うんだけど、本当の問題というか、驚いたのは、デザインの世界って、こんな身内で回ってるんだってことが分かっちゃったことじゃないですか? それで仕事が発生してるんだったら、デザインをやってる人、これからやろうと思っている人は……希望がないって思っちゃうんじゃないかな。  いろいろな報道を見ていると、受賞は持ち回りになっていたとか、選ばれる顔ぶれが似ているとか…。これって、決定の方法が問題ですよね。誰がエントリーできるようになっているのかってこともそうだし、審査する・決定する人、権力のある人たちは、ちゃんと仕事をしているのかなっていう見方もできちゃいます。  お笑いに置き換えて考えてみると、お笑い番組に出ている芸人が同じ顔ぶれだとしましょう。でも、それって芸人それぞれの努力や人間的な魅力があってプロデューサーに気に入ってもらい、「使いやすい」だとか「大衆性がある」だとか、ちゃんと理由があって、呼ばれているわけです。それ以降も呼ばれるかどうかは、芸人自身がさらに努力し続けるかどうかなんですよね。プロデューサーは常に新しい才能に目を光らせていますから、常に自分をプレゼンし続けないとならない。そうやって動いているんです。  僕はデザインのことは分からないですけど、佐野さんもこれまでいろいろ仕事をしてきて、プレゼンし続けてきたからこそ、そこに名を連ねる人になったんだと思います。ただ、自分のプレゼンを続けている人は佐野さんを含めて今もいるし、これからも出てきます。だからこそ、選ぶほうがもっとしっかりしなければならないと思うんです。審査をする人として選ばれたんだからね。そうすると、デザイナーさんもこれまで以上に自分をプレゼンしていくことが必要になるけど、希望が持てるんじゃないかなって思うんです。  新国立競技場のことについても、同じことじゃないの。そう思わずにはいられません。

天龍の引退試合の相手がオカダに決定

2015.09.02Vol.649未分類
『天龍源一郎 引退〜革命終焉〜Revolution Final』(11月15日、東京・両国国技館)で引退試合を行うプロレスラーの天龍源一郎が2日、東京・後楽園ホールで会見を開き、引退試合の対戦相手が新日本プロレスのオカダカズチカに正式決定したことを発表した。  天龍は8月16日に両国国技館で開催された新日本プロレスの『G1クライマックス』最終戦に単身乗り込みオカダへ対戦要求。オカダも受諾していた。  天龍は冒頭で「あと2か月と2週間で天龍源一郎の格闘技人生が終焉を迎えます。長いようで短く、引退会見でも言いましたが、腹いっぱいで幸せな格闘技人生でした。これから何をやるかは模索中ですが、精いっぱい人生を生き抜こうと思います」と挨拶。  現役生活を振り返り、記憶に残っている試合として「鶴田選手との一連の、潰すか潰されるかの試合。ドームでやったランディ・サベージとの試合は、プロレスの違う一面を覚醒させてくれた」とこの2選手との試合をあげた。  オカダについては8月の両国大会でマイクアピールをしたときに「随分オカダカズチカは縮んだなと思ったら外道だった。その程度(の認識)だから」と語る。しかし引退試合の相手に指名したのは「究極をいえば、ぼくの性格の問題。彼に、天龍源一郎とか昔の方々の名前を出されて、“同じ時代じゃなくて良かったな”と言われ、たまたま現役の俺が“こいつは許さない”とシャクに障ったことに端を発している。(それを8月の両国で)ぶつけた時に、イヤだろうけどリングに上がってきたという心意気は感じる。昭和のプロレスを彼自身が感じる最後のチャンスだと思うし、俺自身も平成のプロレスを感じて辞めていくのはレスラー冥利に尽きる」と語った。  試合については「サッカーボールキックと喉元チョップとグーパンチだけで、カタをつけてやる。それだけで勝負をつけて、お客さんはブーたれるかもしれないけど、やってやりますよ」と話した。

〈不定期プロレス女子企画〉夏のおわりにKAZMA SAKAMOTO がF**kin’ Coolな件

2015.09.01Vol.649未分類
めっきり秋の涼しさ漂う8月30日。後楽園ホールで『WRESTLE-1 TOUR 2015 FLASHING SUMMER』のアツイ激闘の数々に、またもや魅せられてまいりました。

東京マラソン2016 一般参加募集に31万超

2015.09.01Vol.649今日の東京イベント
 来年2月28日に行われる『東京マラソン2016』のランナーの一般募集が8月31日に締め切られ、フルマラソン、10キロメートルを合わせて申し込み数は31万4854人に達した。1日、一般財団法人東京マラソン財団が発表した。男女比率は、男子が76.8%、女子が23.2%。  チャリティランナー、RUN as ONE – Tokyo Marathon(準エリート・一般)は引き続き募集中。チャリティランナーの受付は11月13日17時まで。同法人受付は11月4日17時まで。詳細は東京マラソン2016チャリティサイト(https://www.runwithheart.jp/)で。

SLS、レキシらが夏を締めくくる

カオリとカオルが乾杯!ビールの香りを堪能

安蘭けい、伝説のミュージカルで丹下段平?

2015.09.01Vol.649未分類
 安蘭けいら豪華キャストで魅せるミュージカル『CHESS(チェス)』の公開稽古が31日、都内の稽古場で行われ、安蘭、石井一孝、田代万里生、中川晃教の主要キャストが取材に応じた。  米ソの冷戦時代、米国人でチェスの天才プレイヤーのフレディ、そのセコンドを務める美女、そして国家を背負ってチェスをするソビエト連邦出身のプレイヤーたちの勝負、その人生、さらには三者の織りなす人間模様に、KGBそしてCIAの思惑も交錯していくという重厚なミュージカル。1986年にロンドンで開幕して以来、30を超える世界各国で上演。日本でも、2012年、翌2013年にコンサート版が上演され、安蘭、石井、中川が出演した。  コンサート版から引き続き出演する安蘭は、「フレディのセコンドのフローレンス、(『あしたのジョー』でいう)丹下段平をやります!」と意気込む。「(ミュージカルは)ストーリーがより分かりやすくなっていて、キャラクターの個性が色濃く出ていると思います。コンサートでは語れなかった部分も、演出によって、深く考えたり想像していただける場面が増えて、深くなっていると思う」。  ソ連出身のチェスプレイヤーのアナトリーを演じる石井は、「稽古が始まってから(コンサート版とは)ずい分違う手触り。コンサート版と違って妻がかなり傍にいるようになっているので、フローレンスに恋心を抱いて国を後にするというのがすごくやりにくい」と、苦笑いしつつも、「(ミュージカル)日本初演、最高の『CHESS』にして世界のファンに“おおっ!”と言ってもらいたい」と、やる気だ。  中川は、「フレディは、フローレンスよりも年上の設定のようなので、セクシーな部分も見せていけたら」と話し、石井をけん制した。  ミュージカル版からの参加となる、田代は「歌がすごいうまい。稽古場を支配している」(石井)、「一番若いけど頼りにしている」(安蘭)と、カンパニーからは全幅の信頼を寄せられている。田代は「僕にとってのオールスターと一緒に日本初演迎えられることにワクワクしています。カンパニーは、…『CHESS』に対して熱い。稽古の待機場所でもみんながチェスをしていて、稽古に呼ばれても夢中になっているんです」と、話した。  冷戦時代、政治、チェスといろいろな要素が重なり、一聴、理解が難しそうな作品だが、「見れば大丈夫」と、安蘭。そこへ田代が「コンサート版とは、曲の順番が入れ替わっていて、説明になりうる楽曲がド頭に来ているんです」と説明するなど、頼られっぷりが分かる一場面だった。  舞台は、『エビータ』や『ジーザス・クライスト・スーパースター』、『ライオン・キング』のティム・ライスが原案・作詞を担当。音楽は、人気ポップグループのABBA(アバ)のベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースが手掛けており、クラシック、ポップ、ロック、ラップと音楽面でも豊か。1986年にロンドンで開幕して以来、30を超える世界各国で上演されている。  9月27日から東京芸術劇場プレイハウスで。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

WRESTLE-1 最強決定トーナメントで征矢が優勝

2015.08.31Vol.649未分類
 プロレスリング「WRESTLE-1」の「WRESTLE-1 TOUR 2015 FLASHING SUMMER」最終戦が30日、東京・後楽園ホールで開催された。  シリーズを通じて行われた「WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015」の準決勝と決勝が行われ、征矢学が決勝で近藤修司を破り優勝を果たした。  征矢は準決勝では黒潮“イケメン”二郎と対戦。黒潮は1回戦で中之上靖文、2回戦では現WRESTLE-1 CHAMPIONSHIP王者のKAI、準々決勝ではTAJIRIを破るなど、金星を連発しここまで勝ち上がってきた。  もともと会場人気の高い黒潮だが、この日も入場から絶好調。入場テーマ曲である福山雅治の『HELLO』が鳴り響く中、東のひな壇から南側観客席、西のひな壇と練り歩き、たっぷり時間をかけてのリングイン。一方の征矢もTM NETWORKの『Get Wild』をバックにワイルドリングイン!! 会場はイケメンコールとワイルドコールに二分された。  パワーで押す征矢に対し、黒潮はリングを立体的に使った空中殺法で対抗。しかし掟破りの逆デスバレーボムを繰り出すなど、随所にストロングスタイルも折り込み、征矢を追い込む。  しかしキャリアに勝る征矢は一連の攻撃をしのぐと、コーナーへの串刺しワイルドボンバー、ブルドッキングヘッドロック、ネックブリーカードロップで形勢逆転。黒潮が狙った起死回生のスワンダイブ式フランケンシュタイナーをコーナー上で受け止めると、そのまま雪崩式パワーボム。ワイルドボンバー、デスバレーボムと征矢の波状攻撃をことごとく2カウントで返した黒潮だったが、最後は後頭部→正面からのワイルドボンバー2連発で征矢が勝利を収めた。  もうひとつの準決勝は近藤修司とKAZMA SAKAMOTOが対戦。SAKAMOTOも準々決勝でカズ・ハヤシを破り「負け役からはもう卒業だ!!」と発言するなど、黒潮同様、このトーナメントでその存在を大きくアピールした。  ゴング前から突っ掛け、場外戦を仕掛けたSAKAMOTOはセコンドの土肥を巧みに使ういつもの悪党ファイトに加え、近藤の右腕に一点集中攻撃。コーナーを利用しての腕攻めからアームブリーカー。三角絞め、腕十字固めまで繰り出す。土肥の白粉でレフェリー不在となると、リング上に積んだパイプ椅子の上にブレーンバスターで投げつけ、トップロープに上がり、フィニッシュを狙う。  しかしここで、8月2日の春日部大会でクーデターを起こし、放逐したデスペラードの首領・河野真幸が乱入。SAKAMOTOを椅子の上に自爆させ、レフェリーに水をぶっかけ蘇生させると、近藤がキングコングラリアートでSAKAMOTOから3カウントを奪った。  決勝は近藤vs征矢。序盤は近藤が征矢の古傷の左足を狙えば、征矢はSAKAMOTO戦で痛めた近藤の右腕に集中攻撃。しかし時間が経つにつれ、張り手合戦、ラリアートの打ち合いとパワーをぶつけ合う肉弾ファイトを展開。最後は近藤の垂直落下式ブレーンバスターをしのいだ征矢がキングコングラリアットを狙った近藤の右腕をワイルドボンバーで叩き落とし、最後は喉元にワイルドボンバーをぶちかまし、3カウントを奪った。

来秋開幕バスケ新リーグの最終階層分け決定

2015.08.31Vol.649未分類
 バスケットボールの新リーグ「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」(JPBL)が8月29日、都内で会見を開き、来年秋に開幕する新リーグの最終決定した階層分けを発表。これで参入する45チームがすべて出揃った。  7月30日には先行して20チームの所属階層を発表しており、今回発表されたのは残る25チーム。  1部はレバンガ北海道、日立サンロッカーズ東京、横浜ビー・コルセアーズ、新潟アルビレックスBB、富山グラウジーズ、滋賀レイクスターズの6チームが追加され、全18チーム。  2部は岩手ビッグブルズ、パスラボ山形ワイヴァンズ、サイバーダインつくばロボッツ、群馬クレインサンダーズ、東京エクセレンス、アースフレンズ東京Z、信州ブレイブウォリアーズ、西宮ストークス、広島ドラゴンフライズ、島根スサノオマジック、熊本ヴォルターズ、大分・愛媛ヒートデビルズ、レノヴァ鹿児島の13チームが追加され、全18チーム。  3部は埼玉ブロンコス、東京海上日動ビッグブルー、東京サンレーヴス、東京八王子トレインズ、金沢武士団、ライジング福岡の6チームが追加され、全9チームとなった。  この日は合わせて、日本のプロスポーツリーグでは初の試みとなる3地区制(東・中・西)の導入が発表された。3地区制は1部と2部で採用される。  また昇降格制度も導入。今のところ、1部・2部間では2チームを自動昇降格、1チームを入れ替え戦で決定。2部・3部間でも詳細は検討中ではあるが、入れ替えを行う予定だという。これで下位争いも熾烈を極め、消化ゲームが軽減される。  川淵三郎チェアマンは「中国・四国・九州に1部のチームがないのは残念。最後まで地域性にはこだわったが、我々が高いハードルを設け、そのハードルを越えられないのに越えているクラブを差し置いて、地域性を第一に考えることは問題があるということで、今回は地域性を第一に考えることはできなかった。そこはちょっと残念な気もするが、一生懸命頑張って1部に上がってくることを心から願っている」と話した。  会見にはチームがある全国各地のメディアが駆けつけ、発表を固唾を飲んで見守った。質疑応答では多くの質問が飛んだが、川淵氏は「質問は時間がなくても全部受けよう」と会見時間を大幅に越え、上位の階層に残れなかったチームの地元メディアの質問にも一つひとつ丁寧に答えた。そのなかで、文字通り苦渋の決断の中での階層分けであったことがうかがえた。

サッカーW杯2次予選メンバー発表 GK川島が外れる

2015.08.31Vol.649未分類
 日本サッカー協会は27日、都内のJFAハウスで会見を開き「2018FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選」日本代表vsカンボジア代表(9月3日、埼玉スタジアム2002)とアフガニスタン代表vs日本代表(9月8日、アザディスタジアム)の代表メンバーを発表した。  会見には霜田正浩技術委員長とヴァイッド・ハリルホジッチ監督が出席。いつも通りスクリーンを使いながら、ハリルホジッチ監督が一人ひとり名前を読み上げ、選出理由を説明する形で行われた。  ポジション別にGKから発表されたのだが、ここ数年、招集可能な限りはほぼ一番最初に読み上げられた川島永嗣の名はそこにはなかった。  監督は「残念ながらなだ所属クラブを探すことができていない。ここ4~5年、代表の先発メンバーでありながら海外でクラブを見つけられないのは驚きだ。できるだけ早くクラブを探してほしい」と語った。  今回選出された西川周作、東口順昭、六反勇治については「国内でしっかりしたパフォーマンスを見せている。チャンスをつかんでほしい」と話した。  DFでは課題となっているサイドバックで「国内で彼らに代わる選手は見つけられていない」として酒井宏樹、酒井高徳らが選出された。しかし「やはりクラブで先発メンバーに入ってほしい。よりいいパフォーマンスをする選手が見つかればポジションを失ってしまうことになる」と厳しい状況は変わらない。  また米倉恒貴が東アジアカップに引き続き選出。監督は「いい試合をすればA代表に選出されるという私からのメッセージ。これからも視察は続けるし、いいプレーをすれば代表に呼ぶ」と話した。  またJリーグで得点ランキングで2位につける大久保嘉人については「かなり得点を取ってはいるが、かなり年齢が高い。目標はW杯なので、東アジア杯でも20歳の選手をつれていった」と語った。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第34回「また一つ夢が叶った」

2015.08.28Vol.DANCEの道EXILE TETSUYA「DANCEの道」<更新終了>
 先日、僕はさいたまスーパーアリーナで行われたE-girlsのライブツアーファイナルで、ステージに立たせていただきました。人前でのパフォーマンスは、去年のEXILE TRIBEのステージ以来で、雨のような歓声に正直、鳥肌が立ち身震いがしました。何度立ってもあの感覚は不思議で、緊張感と高揚感が同時に僕を襲い、やみつきにさせるのです。  それはさておき、なぜ僕がステージに立ったのかといいますと、ここのコラムでも何度か紹介している、世界中をDANCEで旅している、踊る旅人EXILE ÜSAさんのソロプロジェクトのDANCE EARTHが関係しているんです。2013年にDANCE EARTHの舞台に立たせていただいてから、一緒に旅をさせていただいたり、DANCE EARTHビレッジでのキャンプに参加したり、E ダンスアカデミーやEXダンス体操などさまざまな活動を一緒にやらせていただいています。その中で、DANCE EARTH PARTYというÜSAさんを軸としたユニットは、いろんな方とコラボレーションしてCDをリリースしたり、その曲がその時の舞台のテーマソングになっていたり、昨年のEXILE TRIBEのライブツアーでパフォーマンスしたりと、僕は過去2回のPARTYに参加してきました。そのDANCE EARTH PARTYにÜSAさんの他、僕、EXILE TETSUYAとE-girls/DreamからShizukaが正式メンバーとして加入することになりました。「少し驚いた」という声や、「今までも正式メンバーだと思ってた」(笑)などの声もいただきましたが 、ようやく念願叶って、皆さんに発表することができました。  DANCE EARTHは、ÜSAさんの夢です。そしてEXILEは夢を共有するグループです。誰かの夢を知り応援することで、自分の夢も応援してもらえます。僕がDANCE EARTHをより深く理解し、より近くで応援することで、僕の夢も広がり、同時に走ることができますし、DANCE EARTH自体が僕の夢にもなるのです。だからこそ今回の発表は、僕の夢が叶った瞬間でした。迎え入れてくれたÜSAさんを始め、応援してくれているEXILEメンバーに本当に感謝です。  そして、これから同じ夢を共有し音楽の旅を共にしていくShizukaちゃんをメインボーカルとして活動するわけですが、今までのスタイルと変わらずにその時に合ったコラボレーションをこれからもしながら、いろいろなPARTYを組み、さまざまな音楽を皆さんにお届けしていこうと思っています。近いうちにワクワクするような報告ができると思いますのでぜひ楽しみにしていてください!!  DANCEでEARTHをHAPPYに! テーマはまさにこれですが、DANCEってなんでこんなにもパワーがあるんだろ? 先日、ニューヨークに行ってきたのですが、あの場所は特別ですね(笑)。久しぶりにカルチャーショックを受けて刺激をもらいました! 音楽、DANCE、アート、どれをとってもパワフルでとてつもなく文化の違いを思い知り、同時に日本の素晴らしさも感じることができた旅になりました。僕のニューヨークでの活動は、これから月刊EXILEやEXILEモバイル、SNSなどで順次皆さんにお届けしていきますので、こちらもお楽しみに!!
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第34回「また一つ夢が叶った」

2015.08.28Vol.DANCEの道EXILE TETSUYA「DANCEの道」<更新終了>
 先日、僕はさいたまスーパーアリーナで行われたE-girlsのライブツアーファイナルで、ステージに立たせていただきました。人前でのパフォーマンスは、去年のEXILE TRIBEのステージ以来で、雨のような歓声に正直、鳥肌が立ち身震いがしました。何度立ってもあの感覚は不思議で、緊張感と高揚感が同時に僕を襲い、やみつきにさせるのです。  それはさておき、なぜ僕がステージに立ったのかといいますと、ここのコラムでも何度か紹介している、世界中をDANCEで旅している、踊る旅人EXILE ÜSAさんのソロプロジェクトのDANCE EARTHが関係しているんです。2013年にDANCE EARTHの舞台に立たせていただいてから、一緒に旅をさせていただいたり、DANCE EARTHビレッジでのキャンプに参加したり、E ダンスアカデミーやEXダンス体操などさまざまな活動を一緒にやらせていただいています。その中で、DANCE EARTH PARTYというÜSAさんを軸としたユニットは、いろんな方とコラボレーションしてCDをリリースしたり、その曲がその時の舞台のテーマソングになっていたり、昨年のEXILE TRIBEのライブツアーでパフォーマンスしたりと、僕は過去2回のPARTYに参加してきました。そのDANCE EARTH PARTYにÜSAさんの他、僕、EXILE TETSUYAとE-girls/DreamからShizukaが正式メンバーとして加入することになりました。「少し驚いた」という声や、「今までも正式メンバーだと思ってた」(笑)などの声もいただきましたが 、ようやく念願叶って、皆さんに発表することができました。  DANCE EARTHは、ÜSAさんの夢です。そしてEXILEは夢を共有するグループです。誰かの夢を知り応援することで、自分の夢も応援してもらえます。僕がDANCE EARTHをより深く理解し、より近くで応援することで、僕の夢も広がり、同時に走ることができますし、DANCE EARTH自体が僕の夢にもなるのです。だからこそ今回の発表は、僕の夢が叶った瞬間でした。迎え入れてくれたÜSAさんを始め、応援してくれているEXILEメンバーに本当に感謝です。  そして、これから同じ夢を共有し音楽の旅を共にしていくShizukaちゃんをメインボーカルとして活動するわけですが、今までのスタイルと変わらずにその時に合ったコラボレーションをこれからもしながら、いろいろなPARTYを組み、さまざまな音楽を皆さんにお届けしていこうと思っています。近いうちにワクワクするような報告ができると思いますのでぜひ楽しみにしていてください!!  DANCEでEARTHをHAPPYに! テーマはまさにこれですが、DANCEってなんでこんなにもパワーがあるんだろ? 先日、ニューヨークに行ってきたのですが、あの場所は特別ですね(笑)。久しぶりにカルチャーショックを受けて刺激をもらいました! 音楽、DANCE、アート、どれをとってもパワフルでとてつもなく文化の違いを思い知り、同時に日本の素晴らしさも感じることができた旅になりました。僕のニューヨークでの活動は、これから月刊EXILEやEXILEモバイル、SNSなどで順次皆さんにお届けしていきますので、こちらもお楽しみに!!

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第35回「EXILE」

2015.08.28Vol.DANCEの道EXILE TETSUYA「DANCEの道」<更新終了>
 遂に第四章へと突入したEXILEがテレビでパフォーマンスをさせていただきます。今月27日にオンエアされますが、今はそれに向けてのリハーサル真っ最中です。リハーサル初日、スタジオに入るとNAOKIが上半身裸で本気ストレッチをしていて、思わず気合が入りました(笑)。見習って僕も裸ストレッチをNAOKIの隣りでしてみたのですが、鏡にうつる二人があまりにもシュールで笑ってしまったのですぐやめました…。  みんながそれぞれに忙しい中で、全員が同じ時間に集まることはなかなか難しいですが、メンバーみんなで同じ想いを込めて、皆さんに画面を通して想いを伝えたいと思っていますので楽しみにしていてください!  今回はなんと新曲初披露ということでかなりいきり立っていますが、メンバーでのリハーサルはやっぱり楽しいですね! 振りを作るメンバー、構成を考えるメンバー、全体をまとめるメンバー。テレビでのパフォーマンスということで、画面から何を伝えるか考えながら今よりもっと良くしようと、作っては壊してまた作る…、といった作業が僕はたまらなく好きです。  今年のツアーテーマはAMAZING WORLDですが、年ごとでテーマが変化するEXILEは、日々その想いやパフォーマンス内容も変化と進化を繰り返しています。今度のテレビパフォーマンスや今年のツアーで、僕たちEXILEの過去からの変わらない歴史や、変化していく現在、そして進化を繰り返していく未来を感じていただきたいです。  さて最近の僕といえば、夢の課外授業や大学での講義、雑誌やテレビ収録にDANCE EARTH PARTYの活動とかなりめまぐるしく楽しい毎日を送っています。つい最近、一日を通してずっと先生していた日がありました。まずは夢の課外授業。東京の小学校で全校生徒とEXダンス体操をしたり『Choo Choo TRAIN』をレクチャーしたり質問に答えたり、生徒のみんなから合唱のプレゼントをもらったりと、ものすごく楽しい時間でした。そこからすぐ移動して大学での講義レッスンです! 小学校の先生 to the 大学の先生は、今までの人生の中で初めての経験でした(笑)。大学のほうもいよいよ終盤に差し掛かり、生徒の皆さんも僕も頑張っています! その日その日に用意した課題や振り付けを皆さん一生懸命覚えてくれていて、ギリギリですが何とか最後の講義に間に合うような形にはなってきました。最後まで気を抜かず、僕の講義を受けてくれたたくさんのみなさんが、一生の思い出に残るような時間になるように頑張ります。そして新生DANCE EARTH PARTYの第一弾ニューシングル『BEAUTIFUL NAME』が8月5日に発売になります!! 今回のゲストアーティストはジャマイカのスカバンドTHE SKATALITES、そして三代目 J SOUL BROTHERSから今市隆二が参加してくれます!  あのゴダイゴさんの名曲をこの豪華なメンバーでカバーできることは本当にうれしいです!  DANCE EARTHのハッピー感と『BEAUTIFUL NAME』のハッピー感が合わさって、さらに超ハッピーな世界観になっているので、皆さんぜひお楽しみに!

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第33回「皆さんの夢は何ですか??」

2015.08.28Vol.DANCEの道EXILE TETSUYA「DANCEの道」<更新終了>
 皆さんの夢は何ですか?? そんな事を唐突に聞かれたら、どのくらいの速度で答えられるでしょうか? そういえば今思い返してみると僕が初めて夢という夢を持ったのは中学1年生の時、水泳でオリンピックに出場したい! だったかもしれないです…。親に目指してみれば? と言われたのが始まりだったと思いますが、確かにそう思っていました。  しかしその夢は中学3年生の時にあきらめてしまい、もっと現実的で将来設計もしやすい大工さんになる! という夢というか目標に変わった瞬間を今でも鮮明に覚えています。もちろん大工さんも立派な仕事だし魅力的でした。必ず独り立ちして親方になると心に決めて高校も建築科に行き、周りの友達も家業が大工さんだったり建築業が多かったです。このまま順調に行けば大工さんの夢はもしかしたら叶うと思っていました…ダンスと出会うまでは。(笑)  人生なんて何があるかわかりませんね、実際に大学にも行かず高校卒業してすぐに建築業に就職した僕が、今では大学の教壇で客員教授をやらせていただいているのですから(笑)。昨年初めてのチャレンジでしたが、今年も引き続き淑徳大学人文学部表現学科で2年目の講義が先日スタートしました。第1回目の講義は教室での座学ということで、パワーポイントや映像を作ってしっかりと準備をして、スーツに身を包み指示棒を片手に本番を迎えました!  今年も出席を取ったり、自己紹介したり、EXILEをより深く知ってもらう事で、僕たちが何を表現したくて、実際にどんな方法で表現をしているか、そしてこの講義で僕が伝えたいことを生徒の皆さんに感じてもらいました。  そんな中の一つに夢のプレゼンがあります、まず色紙にみんなの夢を書いてもらうのですが、表現学科だけあって皆さん夢を書き上げるまでのスピードが速い速い(笑)。EXILEメンバーの中でよく出る話の中に、流れ星に夢を願うのは、その一瞬の間に自分の夢を明確に願うことができるくらいの想いの強さを持っていれば、叶わない夢は無いんだというのがあります。確かに願っただけで叶うのならそんな楽なことは無いですね(笑)。大切なのは情熱を持って想い続け更に行動し続けることなんだと改めて感じています。  生徒の皆さんからは、声優、アナウンサー、俳優、プロデューサー、イベント企画や雑誌編集など様々な夢が飛び出して来ましたが、驚いたのはプレゼンが躊躇なく思いっきりで面白かったです。こういう時、1番に手を挙げて発言するのは勇気のいることですが、次々に手を挙げて躊躇なくプレゼンする生徒たちに驚きと頼もしさを感じました。真面目なプレゼンやおもしろキャラもいたり、今年も本当に楽しい講義になりそうです! 次回の講義からはダンスを実際に踊ってもらい僕のダンスという表現方法を通じて自分の表現へ繋げてもらおうと思っています。こうやって講義を続けて、いつか自分の仕事場で、あの時の生徒と一緒に仕事するのが、僕の新しい夢になりました!  最後の講義まで気持ちを込めて一生懸命に先生をしたいと思いますので応援よろしくお願い致します。  さて、皆さんの夢は何ですか??

全国の名物うどんが東京に集結!

脱こじらせへの道 第5回 「anan」のセックス特集の今後を勝手に考えてみる

2015.08.28Vol.649COLUMN
 こんにちは、田口です。  今回は趣向を変えて、今月発売された「anan」のセックス特集についてちょっと考えてみたいと思います。  GIRL’S CHでは「あなたは買った?ananSEX特集(8月7日発売!)」というアンケートをとったのですが、結果は8割以上の人が「買った」「買う予定」でした。その理由は大きく3つに分類されますが、「毎年買っています」という人も多く、近年ではSILK LABOのエロメンや、GIRL’S CHのイケメンたちがセックス特集のDVDやとかグラビアに出演しているため、「出演者のファンです」という理由もありました。あとは「ハウツーを勉強しています」など。  このananのセックス特集も定番化してもう10年前後が経っていると記憶しています。私が就職活動をしているときに、SODの面接で、「ananのセックス特集で、今度女性向けに作ったDVDの特典がつくよ」と言われたのをよく覚えています。 (ちなみにその年は、5月に発売でした。)  この10年で女性とセックスの話題との関係性はずいぶん変わってきました。乱暴な言い方をすると、セックスの話について、もうカマトトぶる必要がなくなったように思います。  これまでは、こういう話題の本を買うのに、「セックスに関する本じゃなくて、ananを買っているんだ」という建前が必要だったと思われてきました。この連載でいつも言っているようなことから考えると、そういう買い方は「こじれ」だったかもしれません。でも最近、とくにこの1〜2年は、そういう建前がなくてもセックスの話が普通にできるようになってきた。恥ずかしがりながらセックス特集のananを買う女性は、もうほとんどいないんじゃないかと思います。  女性の意識がかわるきっかけとして、この2〜3年のメディアからのアプローチに変化があったのではないでしょうか。具体的にいうと、女性の性を肯定する風潮が強くなっています。GIRL’S CHもそうなんですけど、“一人エッチしてもいいんだよ” “女性に性欲があってもいいんだよ”ということをいろいろなメディアが言うようになったので、隠れてこそこそ買う必要がなくなって、こじれなくなった。  それもこれもananさんがこの企画を続けてきてくれたおかげで、女性がおおっぴろげにセックスの話題をすることができるようになってきたということが大きいと思います。  ということで今回は、私が勝手にGIRL’S CHの視聴者を代表して、ananさんに今後やってほしい企画を考えてみたいと思います。  今回は、GIRL’S CHのプロデューサーという立場半分、いち読者としての私の立場半分、という感じで。  先ほども言ったように、読者の質はこの1〜2年で大きく変わってきています。 例えばこれまでは、著名人や医師が出ていることで得られる安心感というものはひとつのポイントでした。ですが、そんな建前もいまは必要ないのかもしれません。  本当に知りたいのは、「実際みんな(私達)がどんなことをしているのか」ということなのではないでしょうか。GIRL’S CHでも、リアル感のあるAVや、実は盗撮ものが好まれる傾向があり、女性は(男性も?)隣人のセックスが気になるものなのでは。ほかの人は、どんなセックスをしているのか、そんなリアルを読者は知りたいのではないでしょうか。  アンケートでも「ハウツーは飽和状態で真新しいことがなかった」とか「実体験ページがいまいち」という意見がありました。そのことからも、ユーザーはリアルな話を求めていることが伺えます。  セックス特集の当初は、建前やファンタジーが必要だったんですが、10年経つうちにセックスに対する意識が全然変わってきて、リアルなものが望まれるようになっている。  これはananだけじゃなくて、他の媒体にもいえることかもしれません。  ちょっと矛盾するんですが、反対に、専門家による「Q&A」。“こんなときどうする?”的なお悩み相談室は絶対必要!だと思います。  それもセックスそれ自体ではなく周辺のこと。避妊や性感染症に関する記事はいまでもありますが、「妊娠」「出産」そして「中絶」といったことまで、是非書いてほしい。 AVのようなファンタジーと対極にあると思われがちですが、でも本当はすべて地続きなんです。GIRL’S CHのようなAVサイトより、もっと説得力をもって伝えることができると思うので…。  そういう話題を扱ってくれると中高生にも読ませたい雑誌になりますよね。  GIRL’S CHのようなメディアでは残念ながら18歳未満の人に働きかけることはできません。  だから、誰でも買えるananで、潜在的な、将来の私たちの視聴者が育つと、お互いにより発展していけるのではないかと。  手前味噌ですが、おかずとしては動画のほうが情報量が多くて強いと思うのですが、ananさんの強みは読み物でいろいろな知識を得られるというところ。  実は私もモノクロページの読み物が好きで、昨年の「都道府県別の男の子のセックス傾向」は楽しく読ませていただきました。今年のみうらじゅんさん、しみけんさん、松居大悟さんのページも面白かったです。

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