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“歌”を楽しむ GHOST STORIES / Coldplay

2014.05.25Vol.618CD/MUSIC
 モンスターロックバンドとなった英バンド、コールドプレイの最新アルバム。美しくクラシック音楽をも想起させる壮大なメロディーとシアトリカルな楽曲構成、テクノロジーと温もりのあるアコースティック調のサウンドが入り混じる内容で、総体的な印象として、とてもコールドプレイらしい作品だ。収録曲はシンプルなビートにクリス・マーティンのファルセットが響くリード曲『Magic』を筆頭に透明感のあるギターサウンドと切ない歌詞がズシンと突き刺さる『Always In My Head』、他にも『Midnight』『A Sky Full Of Stars』など、ボーナストラックを含めて全10曲を収録した。本作のテーマは、切ない愛と別れだという。クリスと妻のグウィネス・パルトロウが別居生活をスタートさせたことがちょっとダブる。

表現方法、息遣い、存在感…舞台はやっぱり生じゃないと!!

2014.05.25Vol.618STAGE
 東京壱組解散後、「壱組印」を結成し、座長を務める大谷亮介。壱組印では歌や器楽演奏を取り入れるなど、型にはまらない作品作りに挑む。その一方では篠井英介、深沢敦とのユニット「3軒茶屋婦人会」から大劇場での翻訳劇への出演など幅広い作品で活躍。舞台以外でも人気テレビドラマ『相棒』で長くレギュラーを務めるなど、バイプレーヤーっぷりを発揮している。  その大谷が今年還暦を迎え、それを記念し「ひとり祭り」を開催する。その内容は一人芝居の二本立て。人気作家である扉座の横内謙介とモダンスイマーズの蓬莱竜太が新作を書き下ろしという豪華版。  横内の『三蔵法師剃髪千四百年追善 〜八戒法話〜』は三蔵法師、孫悟空らとの西方浄土の旅から帰った猪八戒のお話。煩悩のため成仏させてもらえなかった八戒を演じる。蓬莱の『夫婦宇宙旅行』は近未来を舞台とした大阪の夫婦のお話。福引で当たった宇宙旅行に行くための夫婦の激闘の日々を描く。 “お祭り”ということもあって、全ステージ、ゲストを招いてのアフタートークも開催。大谷亮介だらけの6日間だ。

表現方法、息遣い、存在感…舞台はやっぱり生じゃないと!!

2014.05.25Vol.618STAGE
 演劇における表現方法というものは日々進化している——ということをつくづく感じさせられるのが、このマームとジプシー。  その表現は、シーンのリフレインを別の角度から見せるという、いわば映画的手法を用いた独特なもの。このリフレインはそのとき発するセリフのリズムと相まって、見る者の感情を大きく揺さぶる。  最近は「家族」というテーマでの作品が多いことから、ただでさえノスタルジックな気持ちになりがちなところにリフレインをかぶせられると、その揺さぶられ度は半端なものではない。  作・演出を務める藤田貴大は2011年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞した。今回は「帰りの合図、」と「待ってた食卓、」を大幅にリニューアルしての再演となる。  心配なのは、こういうふうにテキストで説明して、果たして舞台上で起こっていることが伝わるのかどうかということ。多分、伝えきれてないと思うので、ぜひ劇場に足を運んで、感じてほしい作品だ。

映画『キカイダー REBOOT』主演で注目度さらに上昇中! 入江甚儀

2014.05.25Vol.618映画
 映画『キカイダー REBOOT』が話題だ。41年前、子供たちを夢中にさせた作品をリブート(再起動)させるこの作品で、主演を務めるのが入江甚儀だ。大河ドラマ『軍士官兵衛』にも出演し、注目度は上昇中。「もっともっと芝居がうまくなりたい」。役者としての欲も出てきたという彼にインタビューした。

至近距離サーカスの最新作が日本上陸

2014.05.25Vol.618今日の東京イベント
米サーカス・エンターテインメント『EMPIRE−エンパイア』の日本公演製作発表が13日、都内で行われた。この作品は、最前列からごく至近距離にある直径3メートルほどの小さな円形ステージ上で行うセクシーで洗練されたパフォーマンスで、一般的なサーカスのイメージを覆してきたダークシルクの最新作で、今回も妖艶な世界を繰り広げる。  発表会には、同公演のオフィシャルサポーターに就任した、演出家でタレントのテリー伊藤が出席、「アクロバットがそばで体感できるのがすごいです」と、魅力を語った。この日は、ラートパフォーマーの吉川泰昭が登場し、シアウィールのパフォーマンスをごく至近距離で披露。「筋肉の揺れ具合や呼吸など、細かい部分を見ることができるのも、すごい。こんな至近距離で見られるなんて魅力的ですね」と、感激していた。  最新作は、ニューヨークのイーストビレッジにあるナイトクラブやタイムズスクエアに奇抜で風変わりな人たちからインスピレーションを受けたものだといい、ラスベガス公演に数々のセレブが集ったことで話題になった。  7月18日から東京・品川プリンスホテルClub eXで。

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 武蔵小杉 BAR DelSole(武蔵小杉)

靴にまつわるマイストーリー 石田純一

日本がなくなってはじめて分かる、ここがスゴイ!

2014.05.24Vol.618【TOKYO HEADLINEの本棚】
 日本が消えたらどうなるのか? そんなことは考えたこともないけど、そんなに影響がないかも…と思った方、この本を読んだら、その考えが大きな間違いだとういうことに気づくだろう。日本はいろいろな分野で結構派手に、あるいはひたすら地道に世界への大きな影響力を持つ国なのだ。どんなに有能な社員が会社を辞めても、それでも会社は普通に回っていくように、日本がなくなっても別の何かがどこからか穴埋めしてくれるだろう。しかし、その穴はとてつもなくデカいと著者は言う。普段は取り立てて突出していると感じることのない事でも、実はすごいことをして世界の国々を支えているのだ。高級ブランド消費大国としての日本の経済力、ボーイング787の全体の3割を日本で作っているという技術力、漫画やアニメといった文化力はなんとなく分かる。それ以外にも身近すぎて意外に気がつかないことも多い。例えば、圧倒的にハイレベルな日本製の紙おむつ。これがなくなれば、世界中の赤ん坊は毎日泣き叫ぶことになるのではと心配される。モノ以外にも日本人や日本人気質が消えたらどうなるかなど、概念や事象からのアプローチも興味深い。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

まもなく感動のフィナーレ『THRILLER LIVE』

2014.05.24Vol.618LIVE
 マイケル・ジャクソンさんとジャクソン5のヒット曲とダンスで見せるトリビュートショー『THRILLER LIVE(スリラーライブ)』。大成功のうちに幕を下ろした本公演がこの4月に再び来日、毎日オーディエンスを熱狂させている。その公演のフィナーレも6月8日に迫ってきた。 『スリラーライブ』は、マイケル・ジャクソンさんと親交が深いイギリス人クリエイターのエイドリアン・グランドが1991年に行ったトリビュートショーを原型にしたライブステージパフォーマンス。誰もが一度は耳にしたことがあるマイケルさんのヒット曲や象徴的なダンスパフォーマンスを組み込んだこのショーは、世界各地で上演され、28カ国270万人を動員するモンスターステージになった。  日本初上陸となったのは2012年。日本でも、約7万人を動員し、マイケルさんのファンはもちろん、多くの人の心を揺さぶった。  今回の公演でも実力派のシンガーと、マイケルが積み上げてきたパフォーマンスを体現できるダンサーたちが集まり、公演タイトルとなっている『スリラー』をはじめとした30曲超をパフォーマンス。見事なステージに観客たちはスタンディングオベーションどころか、一緒になって歌い、踊って盛り上がっているという。  マイケル・ジャクソンさんが作り上げたエンターテインメントを心と体で味わって。

野田秀樹作『赤鬼』が中屋敷法仁の演出でこの2014年によみがえる

2014.05.24Vol.618インタビュー
円形劇場×演劇=円劇というテーマを掲げ、青山円形劇場が2008年にスタートした「青山円劇カウンシル」が2015年の同劇場の閉館に伴いファイナルを迎える。新進気鋭の劇作家を起用して刺激的な作品を生み出してきたこの企画。その最後を飾るのは野田秀樹作、中屋敷法仁演出の『赤鬼』。(本紙・本吉英人/撮影・蔦野裕)

世界をつなげる、かすがい「オオハラ・コンテンポラリー・アット・ムサビ」

2014.05.24Vol.618ART
 2013年4月に、大原美術館にて開催された『Ohara Contemporary』展を再構成して展示。大原美術館がここ10年あまりの間に収集した日本の現代美術作家30名による47点の作品を、大原美術館の芸術家支援事業、教育普及活動とともに紹介する。さらに、今回の展覧会期間中には、出品作家と武蔵野美術大学に関わりのある作家、批評家とのトークイベントやワークショップなどの関連イベントも合わせて行う。  さまざまな芸術支援事業などによって、若手芸術家の支援や教育普及活動を積極的に行っている大原美術館。その現代美術コレクションがまとまったかたちで公開されるのは、関東圏では初めての試みとなる。本展では、美術館全体を使用して、大原美術館のプログラムごとに作品を展示。作品を鑑賞しながら、大原美術館の活動を知ることで、作家と美術館の関係性の重要さにも改めて気づくことができる。

世界をつなげる、かすがい「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」

2014.05.24Vol.618ART
 19世紀後半のニューヨークで、貧しい移民の暮らしを取材した写真家ジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の橋渡しをする移民の子供たちを“ゴー・ビトゥイーンズ(媒介者)”と呼んだ。異なる文化の間、現実と想像の世界の間など、さまざまな境界を自由に行き来する子供たち。本展では、そんな子供の性質に注目し、その視点を通して世界を展望しようと試みる。展覧会では、前述のリースらの19世紀末から20世紀初頭の写真や、日系人収容所の様子を写した宮武東洋の写真など貴重な歴史資料を展示。さらに国際的に活躍するアーティストたちの日本初公開作品が多数登場。また奈良美智の『ミッシング・イン・アクション』も本邦初公開となる。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

世界をつなげる、かすがい「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」

2014.05.24Vol.618ART
 19世紀後半のニューヨークで、貧しい移民の暮らしを取材した写真家ジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の橋渡しをする移民の子供たちを“ゴー・ビトゥイーンズ(媒介者)”と呼んだ。異なる文化の間、現実と想像の世界の間など、さまざまな境界を自由に行き来する子供たち。本展では、そんな子供の性質に注目し、その視点を通して世界を展望しようと試みる。展覧会では、前述のリースらの19世紀末から20世紀初頭の写真や、日系人収容所の様子を写した宮武東洋の写真など貴重な歴史資料を展示。さらに国際的に活躍するアーティストたちの日本初公開作品が多数登場。また奈良美智の『ミッシング・イン・アクション』も本邦初公開となる。

ラジオで日本を元気にする番組 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』

2014.05.24Vol.618今日の東京イベント
毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中! 「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。  今月のゲストはTRF YU-KIさん(ミュージシャン)と公開収録の模様をお届け。

今週のオススメMOVIE 2014.5.26〜

2014.05.24Vol.618エンタメ
『オー!ファーザー』 “父親が4人いる”ことを除けばごく普通の日々を送っている高校生・由紀夫。ところが思いもよらず、とある事件に関わってしまい…。 監督:藤井道人 出演:岡田将生、忽那汐里他/1時間42分/ワーナー・ブラザース映画配給/ヒューマントラストシネマ有楽町 他にて公開中 http://wwws.warnerbros.co.jp/oh-father/ ©吉本興業 『青天の霹靂』 晴夫は39歳の売れないマジシャン。人生をあきらめかけたその時、青空から放たれた一筋の雷に打たれ、40年前の浅草にタイムスリップしてしまう。 監督:劇団ひとり 出演:大泉洋、柴咲コウ他/1時間36分/東宝配給/TOHOシネマズ日本橋他にて公開中 http://www.seiten-movie.com/ ©2014「青天の霹靂」製作委員会 『ディス/コネクト』 SNS上で起きた嫌がらせが原因で、自殺未遂を起こし意識不明になった少年。その父親は仕事に追われ、息子の自殺未遂の原因が全く分からない。 監督:ヘンリー・アレックス・ルビン 出演:ジェイソン・ベイトマン他/1時間45分/クロックワークス配給/新宿バルト9他にて公開中 http://dis-connect.jp/ ©DISCONNECT, LLC 2013 『ぼくたちの家族』 母・玲子に脳腫瘍が見つかった。末期症状のため余命1週間だという。やがて“どこにでもいる家族”に潜んでいた秘密が表面化していく。 監督:石井裕也 出演:妻夫木聡、原田美枝子他/1時間57分/ファントム・フィルム 配給/新宿ピカデリー他にて公開 http://bokutachi-kazoku.com/ ©2013「ぼくたちの家族」製作委員会  『マンデラ 自由への長い道』 27年に及ぶ獄中生活にも屈さずアパルトヘイトを撤廃し南アフリカ共和国初の全人種選挙で大統領となったネルソン・マンデラの自伝を完全映画化。 監督:ジャスティン・チャドウィック 出演:イドリス・エルバ他/2時間27分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/丸の内ルーブル他にて公開 http://disney-studio.jp/movies/mandela/ ©2014 Long Walk To Freedom (Pty) Ltd 『MONSTERZ モンスターズ』 眼差しで“人間を自由に操れる男”と“唯一、操れない男”、相反する特殊な能力を持って生まれた宿命の2人の壮絶なサバイバルバトルが幕を開ける。 監督:中田秀夫  出演:藤原竜也、山田孝之他/1時間52分/ワーナー・ブラザース映画配給/5月30日(金)より丸の内ピカデリー 他にて公開 http://wwws.warnerbros.co.jp/monsterz-movie/ ©「MONSTERZ」FILM PARTNERS 『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』 40年ぶりの“モナ・リザ”の来日のためルーヴル美術館を訪れた“天才鑑定士”凜田莉子。しかしモナ・リザを知れば知るほど鑑定眼が狂いはじめ…。 監督:佐藤信介 出演:綾瀬はるか、松坂桃李他/1時間59分/東宝配給/5月31日より TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他にて公開 http://www.q-kantei-movie.jp/ ©2014 映画「万能鑑定士Q」製作委員会 『美しい絵の崩壊』 近所同士で姉妹のように育ったロズとリル。今ではそれぞれに家族がいる。しかしリルの息子・イアンがロズに恋心を抱くようになり…。 監督:アンヌ・フォンテーヌ 出演:ナオミ・ワッツ他/1時間51分/トランスフォーマー配給/5月31日より新宿武蔵野館他にて公開 http://utsukushiienohokai.com/ R15+ ©2012 HOPSCOTCH FEATURES PTY LTD, THE GRANDMOTHERS PTY LTD, SCREEN AUSTRALIA, SCREEN NSW, CINE-@, MON VOISIN PRODUCTIONS, GAUMONT, FRANCE 2 CINEMA.

2014年、夏、最高のシーズンに「Misia Candle Night」

ダイノジ 大谷ノブ彦 カタリマス! 第1回 楽しいことは中(ナカ)にある!

2014.05.24Vol.618COLUMN
 ニッポン放送で放送中のラジオ番組『大谷ノブ彦 キキマス!』(毎週月曜〜木曜 午後1時〜午後4時 生放送)、お聞きになっていただけていますか? パーソナリティーの大谷ノブ彦です。番組スタートから約2カ月が経ちまして、この間、タクシーの運転手さんから「あれっ、ラジオの?」と声をかけられました。イベントにも「どんな顔をしているのか見に来た!」とおばあちゃんがいらっしゃったり、昼間の帯で番組を担当していることを感じることが多くなりました。 『オールナイトニッポン』など、いろいろな時間帯でラジオをやってきましたが、昼間の番組は初めて。楽しいですね。ゲストの方をお招きしたり、中継コーナーがあったり、ラジオショッピングのコーナーがあったり、やることも多いので、「大丈夫ですか?」なんて気を使っていただいたりもするんですが、僕はすごく楽しんでます。ラジオショッピングコーナーの商品がすごく売れたよ!なんて話を聞いたりすると、ものすごくうれしいんです。僕の話で買おうと思ってくれた人もいるのかな、なんて思っちゃったりもする。今まで知らなかった世界ではありますが、足を踏み入れてみると、楽しいってこと、たくさんありますね。  番組のコーナーがきっかけで、競馬の予想も始めました。このコーナーが始まるまで、興味なかったんですが、手ほどきを受けたり、アドバイスをもらったりして、ガチで取り組んでいます。もともと、気になると調べたり勉強したくなる質なので、競馬新聞を読んだり、データを集めたり、実際に馬券を買ってなくてもレースのある日の午後3時になるとソワソワしたり。ただ結果は、全然ダメ。こっちはまだ、楽しくないです(笑)。 『キキマス!』からは、僕自身がいろいろなきっかけや新しい出会いの機会をもらっています。それをリスナーのみなさんにもお届けしたい。何よりも、僕が夢中になって話しているのを聞いてもらえたら楽しんでいただけるんじゃないかな、と思います。  世の中、何かにつけて斜めに見がちです。『アナ雪』をみんなで歌うっていうの、なんか違う〜!とかね。それで「俺は人と違う!」って思ってる人が多いだろうけど、悪いけど、そんな人ばっかりなんですよ。僕は、中に入っていって、どうして面白いのか、どうして盛り上がってるのか知りたい。それで、“フォーっ”て声も出したい。番組でもこのコラムでも、いろいろなものの中に入り込んでいきたいと思います。

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