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「TOKYO 2020」までの道のりその1

2013.09.15Vol.600今日の東京イベント
2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市が9月8日早朝、東京に決まった。うれしいニュースに東京はもちろん日本が沸き、その日は一日中このニュースでもちきりとなった。念願の東京への五輪招致。招致委員会はもとより、招致アンバサダーやオリンピアンらアスリートたち、そして東京招致を祈願する多くの人たちの力によってつかみ取ったものだ。その動きを振り返る。

人気モデルたちの”ディズニー・ハロウィーン”『第17回東京ガールズコレクション2013A/W』でオシャレ仮装!

2013.09.15Vol.600今日の東京イベント
 日本最大級のガールズファッションイベント『第17回東京ガールズコレクション2013A/W』が31日、さいたまスーパーアリーナにて開催され、ファッションからライブ、トークイベントなど多彩なステージが繰り広げられた。  次々と注目の秋冬ファッションが披露される中“ハロウィーン”のファッションとパフォーマンスで会場を盛り上げたのが、現在東京ディズニーリゾートで開催中の『ディズニー・ハロウィーン』とのコラボステージ。『ディズニー・ハロウィーン“おしゃれ仮装 ”スペシャルステージ』と題して、ディズニー音楽をBGMに、人気モデルたちがディズニーのキャラクターやハロウィーンをモチーフにしたファッションでランウェイを歩いた。  トップバッターとして、ミニーマウス風コーデの水沢エレナが登場すると、観客から「カワイイ!」「似合う!!」と大歓声が沸き起こり、続くモデルたちにも会場から声援が次々と上がった。テイラー鈴木は、フェミニンな白のミニドレスに、ピンクをポイントカラーに使った“おしゃれキャットのマリー風コーデ”で登場。岡本杏理は黒のスカートがエレガントな“ウィッチ風コーデ”で会場を魅了。上田眞央は、フリルのミニスカートにカラフルなタイツを合わせた遊び心満点の“パンプキン風コーデ”でハロウィーン気分を盛り上げた。竹富聖花は、パープル基調のワンピースにポイントカラーのイエローを上手く合わせた“デイジーダック風コーデ”、中条あやみは赤いジャケットに黄色のパンツを合わせた“ミッキーマウス風コーデ”で登場した。  そして最後には、カボチャやキャンディーなどのハロウィーンアイテムをデコレートしたキュートな魔女風ファッションに身を包んだ山本美月がダンサーたちと登場。ディズニーならではの夢いっぱいのパフォーマンスを披露し、会場を盛大に盛り上げた。 『ディズニー・ハロウィーン』は、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで10月31日まで開催中。今回のモデルたちの“おしゃれ仮装”を参考に、キャラクターグッズを上手に取り入れたハロウィーンファッションを楽しんでみてはいかが。

SPECIAL INTERVIEW 吉田大八(演劇初脚本・初演出)×本谷有希子(原作)

2013.09.15Vol.600未分類
 現在、新宿の紀伊國屋ホールで「劇団、本谷有希子」の『ぬるい毒』が上演中。なぜ劇団名のところに斜線が入っているかというと、「特別公演だから」とのこと。本作は本谷有希子は原作として参加し、映画『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が初めて舞台の脚本・演出を手がけるという注目作だ。

夏季オリンピック・パラリンピック開催都市決定 東京に五輪がやってくる!!

2013.09.15Vol.600未分類
 2020年の第32回夏季五輪の開催都市を選ぶ国際オリンピック委員会(IOC)総会が7日、ブエノスアイレスで開かれ、東京がイスタンブール、マドリードを破り、1964年の第18回大会以来56年ぶりの開催を決めた。  日本時間の8日未明に行われたIOC委員による1回目の投票で東京は過半数には届かなかったものの42票を獲得してトップに。イスタンブールとマドリードが26票で並び、両都市間の投票が行われたが、優勢とみられていたマドリードが45票−49票で敗れる波乱が起こった。イスタンブールとの決選投票では60票−36票で圧勝した。  投票に先駆けて行われたプレゼンテーションは東京はイスタンブールに次ぐ2番目。高円宮妃久子さま、竹田恒和招致委員会理事長、猪瀬直樹東京都知事、安倍晋三首相ら8人が登壇した。  まず最初に高円宮妃久子さまが「IOCの支援は子どもたちに笑顔を、若い選手には希望を与えてくれた」などと、IOCの公用語である英語とフランス語で東日本大震災の復興支援への謝意を伝えられた。 「皇族方は招致活動に直接関わられない」というのが宮内庁の立場だが、久子さまのスピーチはIOCへのお礼やスポーツのすばらしさを伝えながら、直接的には招致には触れないという“絶妙な”内容だった。  続いて登壇したのはパラリンピック陸上女子の佐藤真海選手。  宮城県気仙沼市出身の佐藤選手は、骨肉腫による右脚の切断、故郷の被災という困難を「スポーツの力」で乗り越えた自身の半生を身ぶり手ぶりを交えて表情豊かに訴えた。  この2人の女性のスピーチが最初にIOC委員の心をぐっとつかんだ。

本気の狩猟本能を呼び覚ます、 モンスターハンター4

2013.09.15Vol.600GAME

NMB山本「AKBではポツン」 日テレ系秋の新番組

ラジオで日本を元気にする番組 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』

“人”– PEOPLE 朱建栄氏 東洋学園大教授/中国人学者

2013.09.14Vol.600未分類
 日中関係や中国政治について日本国内のメディアで積極的に発言している東洋学園大教授の中国人学者、朱建栄氏(56)が7月に上海に向かったまま消息を絶っている問題で、朱氏が情報漏洩の疑いで中国国家安全省の警察に上海市内で拘束され、浙江省の施設で取り調べを受けていることが10日までに分かった。複数の中国筋が明らかにした。ある中国当局者は「容疑が固まり次第、逮捕する」と話している。  中国情報筋によると、朱氏は昨年まで、日本にある中国人団体の代表を務めた。その際、日本の政府機関から資金援助を受けた見返りに、中国の政治、軍事などに関する機密情報を収集し、提供した疑いがあるという。また、日本で出版した書物に中国で未発表の情報が含まれており、その入手経路も調べられている。さらに、日本の当局関係者との交流についても事情聴取されているという。  中国共産党筋は朱氏の容疑について「平時なら問題視されないことだが、日中関係が悪化している中、クローズアップされた」としたうえで、拘束は「日本にいる中国人学者に対し、『日本当局者と親密な関係を持つな』と警告する意味がある」と話している。  東洋学園大広報室の担当者は「中国の立場で中国という国を日本人に説明し、日中の相互理解に尽力されていた。信じられない」と衝撃を隠せない様子。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

世界初のティアラデザイナー紙谷太朗が、2013年の新作ティアラを発表

2013.09.14Vol.600未分類
 少女時代から、女の子にとってティアラは特別なアイテム。そんな女性の憧れ、ティアラのデザイナー紙谷太朗さんが新作を発表した。 「自分自身の結婚の時、妻のために作ったのが初めてです。その式に列席した友人が、数人立て続けに作ってほしいと依頼してきたのがきっかけで、本格的に仕事として作るようになりました」  最初は口コミで話題となり、現在は個人のオーダーメイドのみならず、全国のドレスショップとの提携によりレンタルのレディメイドが好調。 「オーダーメイドでデザインする時は、1〜2時間かけて、お客様とお話をしてイメージを膨らませていきます。自分らしさとは何か、結婚する相手との共通の価値観、人生において大切にしていることなど…。そういうことをご自分で口にすることで、自分は何がしたいのか、パートナーとどういう家庭を作っていきたいのかが明確になるようです。それを僕がすくい上げて、ティアラのデザインにします。その人が持つ普遍の人生哲学のようなものをデザインし、それをティアラで輝かせたいと思っています」  心理カウンセラーみたいですね。 「よく言われます(笑)。ティアラデザイナーになって割と初期のころ、内向的な感じの男性がひとりでいらしたことがありました。聞くとプロポーズにティアラを使いたいと言う。言葉でうまく伝えられない彼女への思いなどを込めたいと。そのプロポーズは成功したんですが、それを手がけている時に、小物を作るのではなくて、言葉で伝えられない何かをデザインしているんだなと、感じたんです。目に見えるものを形にするのは簡単です。でもお客様とじっくり話して、そこにある目に見えないもの、言葉で表現できないものを、形にするのが僕の仕事かなと思っています」

ヒュー・ジャックマンの”相棒”役で大注目!福島リラ

2013.09.14Vol.600未分類
『X-MEN』シリーズの人気キャラクター・ウルヴァリンが日本を舞台に大活躍する話題の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』。その中で、冒頭から圧巻の殺陣を披露して観客の目をくぎ付けにする日本人女優がいる。それが、ヒュー・ジャックマン演じる主人公・ウルヴァリン(ローガン)のボディーガードを務めるユキオを演じた福島リラだ。「最後のオーディションでヒューとのカメラテストをすることになったんですけど、その瞬間を楽しむことでいっぱいで、あまり細かい部分は記憶がないんですよ(笑)。終わった後“ミスター・ジャックマン、今日は本当にありがとう”とお礼を言ったんですけど、そのときヒューは“今からはただヒューって呼んでよ”と。今思えば“これからよろしく”という意味だったのかな(笑)」。そうして射止めたユキオ役は文字通り体当たり。「もともと運動はしていたんですけど、刀を使ったことは無いので(笑)。少しでもより上達するようにと暇さえあれば素振りやスクワットをしていました(笑)」。辛さより楽しさのほうが上回っていたと振り返る。「現場ではみんなに助けてもらいました。真田さんはアクションの動きから体のケアまで親身になってアドバイスしてくれましたし、ヒューも私の様子を気にしてくれていて、カロリー消費が激しい私のために飲食禁止の撮影現場でも、こまめに食事をとるように取り計らってくれたり。本当に素敵な現場でした」。彼女の真摯な思いはユキオという印象的なキャラクターを生み出し、もっと彼女の活躍を見たいと思わせる。「撮影が終わるころ、ヒューに“本当にいろいろありがとう”とお礼を言ったら彼は“リラが今後、新人の俳優の支えになることができたら、それだけで僕はうれしいよ”と言ってくれたんです。そうなるために、今後も頑張ります!」

「6年ぶりのドラマでいろいろ勉強できました」 –クァク・ヨンファン

2013.09.14Vol.600未分類
 日本留学中に新大久保発の“会いに行けるアイドル”グループのKINOで活躍した、クァク・ヨンファン。グループの活動が終了後、韓国に戻っていた彼が日本にカムバック。出演したドラマ『美男〈イケメン〉☆スター誕生』を携えての再来日だ。 「俳優になることはずっと夢だったんです。最初に日本に来る前にも、韓国でトレーニングを積んだり、セリフがなかったり、あっても一言しかないような小さな役でしたけど、いくつかのドラマにも出演しています。だから、KINOの後に韓国に戻ったとき、また演技に挑戦しようと考えていました。そんなときにこのお話をいただいたんです。スターや歌手の話ですから、KINOでの活動してきた経験も役立つとも思いました」  演じたのは、幼なじみであるヒロインに恋する青年のクォン・ジウ。天性の歌声を持ち歌手を夢見るものの、極度のあがり症のためにオーディションには落ちまくり。ただ、ひょんなことから、ヒロインと一緒にボーイズグループのメンバーとしてスターへの道を歩み始める。 「難しかったです。女性っぽい性格の男ですけど、オカマではないので(笑)。演じるにあたって、声をちょっと高くしたりして工夫したり、女性よりも細やかな男性のアーティストさんや俳優さんの動きを参考にさせていただいています」  6年ぶりのドラマで「演技、身体の動かし方などの技術面を含めて、このドラマでいろいろ勉強できた」と、本人。この経験を生かして次に向かう。 「僕はラブストーリーが大好きなんです。日本にいたときは、『ハナミズキ』や、『いま、会いにいきます』を1人で映画館に行って見ていました。いつかそういう作品に出られたらいいなと思います。でも世界一の作品はこの『美男〈イケメン〉☆スター誕生』ですけどね(笑)」

会員限定のお得な特典がいっぱい!

2013.09.13Vol.600未分類
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今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

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2013.09.13Vol.600未分類
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三代目J Soul Brothers 山下健二郎 Monthly Column All the Best!! EXPG Report

2013.09.13Vol.600COLUMN
 劇団EXILEの舞台『あたっくNO.1』についてのコラムを書きたいと思います。  この『あたっくNO.1』という舞台は2001年の初演から12年という歴史があり、過去にはEXILEのAKIRAさんや二代目J Soul Brothersのメンバーなども出演していました! そんな歴史ある舞台に今回僕も参加することができ、自分自身久しぶりの舞台ということもあり凄く楽しむことができました。  正直稽古を始める前は実際に体験したことがない戦争のお話だし、上手くできるだろうか? その時代を生きていたいた方々にとって恥じない作品にできるだろうか? などと不安もありました。  ですが、稽古を通して時代背景は違えど昔も今も男として共通するものはたくさんあるんだなと思い演じる事にも凄くやりがいを感じました。  戦争の話ではありますが、笑いあり涙ありで戦争の時代をよく知らない現代の方々にも日本でこんな事があったのかということを感じながらも楽しんで頂ける内容になっていたんじゃないかと思っています!  役者全員が昭和16年に戻り潜水艦イ18号に乗り、行き先を知らぬまま極秘の任務に旅立ち、そこには笑顔の青春がありました。  そして舞台が始まって家族から改めて、祖父が海軍だったということを聞きました。しかも今回僕が演じていた役と同じ少尉だったと聞いてとてもビックリしたのと同時になにか運命的なものがあるのではないかと感じグッときました。  今までの経験をいい意味で覆すような、この歴史ある作品に関わることができ本当に勉強になりました。この経験を生かし、これからも精進していきたいと思います!

猪瀬都知事ら凱旋帰国「オールジャパンで勝った」

2013.09.13Vol.600未分類
 東京都の猪瀬直樹知事らが10日、ブエノスアイレスから帰国、同日都庁の都民広場で報告会を開いた。会には都民ら6000人が参加。猪瀬都知事をはじめ、フェンシングの太田雄貴選手、パラリンピアンの佐藤真海選手らが登壇し、大きなくす玉を割って決定を祝った。  歓声と拍手に迎えられた猪瀬都知事は「ただいまブエノスアイレスから戻りました」と、まずは帰国のあいさつ。「都民国民の皆さんの声援はブエノスアイレスに届きました。2020年のオリンピック・パラリンピックは東京で開催されることが決まりました」と、改めて決定の報告をし、「オールジャパンのチームが勝ったのです」と、力強く勝利宣言した。 「2013年9月7日は歴史に刻まれます。伝統のあるこの国がこれから新しい歴史を作るんです。2020年開催まで、われわれは希望を作って、元気を出して、頑張りましょう」と、猪瀬都知事は呼びかけた。  2020年に向け、いよいよ本格的な準備に着手する。太田選手は「あくまで9月7日はスタートの日」とし、「2020年、世界中から来るアスリート、関係者に日本をアピールできるいい機会。主役はアスリートではありますが、ここにいるみんなが主役。みんなでいい大会を作りましょう」。佐藤選手も「この熱気を7年間でさらに大きくして2020年に世界中のアスリートと観客のみなさんを盛大に迎えましょう!」と、協力を呼びかけた。

新会長は実施競技 数の見直しも視野

レスリング存続 野球・ソフトとスカッシュは落選

2013.09.13Vol.600未分類
 国際オリンピック委員会(IOC)総会で8日、2020年東京五輪の実施競技の残り1枠にレスリングが選ばれた。  候補となっていたのはレスリング、野球とソフトボール、スカッシュの3競技。投票でレスリングは過半数を越える49票を獲得。野球とソフトは24票、スカッシュは22票だった。  存続が決まった9日未明、女子55キロ級五輪3連覇の吉田沙保里ら関係者が詰めかけた、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターは歓喜の渦に包まれた。  同センターのレスリング道場で、吉田はともに五輪金メダリストの伊調馨、米満達弘らとともにレスリングのプレゼン映像を食い入るように見守った。発表までは手を合わせて祈る姿も見られたが存続が決まり、「心のどこかで信じていた。決まった瞬間は『やったー』という気持ち」と吉田は安堵の表情を浮かべた。  吉田は東京五輪は37歳で迎えるが「私も東京まで頑張りたいという気持ちになった。日本国民のみなさんに生で見ていただきたい」と語った。  レスリングは2月のIOC理事会で除外の危機に陥った。しかしその後の7か月間に、IOCの意向に沿って、ルール改正や女子階級の増加、女性理事の登用など改革に着手。結果的に国際レスリング連盟(FILA)にはびこる古い体質を一掃し、競技の質をよりアクティブな方向へと導くこととなった。  レスリングが中核競技を外れた要因は、女性進出の遅れなどFILAの体質の古さにもあるが、他方では、テレビ視聴者数やインターネットのアクセス数の少なさも大きな比重を占めたとされる。しかし今回の結果は、わずか15人で構成され、商業路線への偏重とも映る理事会のやり方に対し、「伝統も重視すべきだ」と多くのIOC委員が声を上げた格好だ。  実施競技入りがかなわなかった野球・ソフトボールは米大リーグ機構(MLB)の全面的な協力を得られなかったことが響いた。  スカッシュは12年、16年の失敗から、全面ガラス張りのコートを準備し、エジプトのピラミッドの前でプレーするなど、話題性のある演出でアピールしてきたが、またしても朗報は届かなかった。

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