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ラブ&ピース、フリーダム! ミュージカル『HAIR』

2013.05.27Vol.592STAGE
 伝説のブロードウエイミュージカル『HAIR(ヘアー)』が日本初上陸、その初日が29日に迫ってきた。ラブ&ピースとフリーダム。同作の放つポジティブなメッセージが日本に元気を注入するとともに、何かに気づかせてくれそうだ。  真実、愛、平和、自由を探し求める若者たちの姿を描き、アメリカを変えた60年代のムーブメントをありのままに描写するミュージカル。タイトルは、当時、自由の象徴ともなった髪の毛・髪形を指すもの。男性の長髪、アフリカ系アメリカ人の大きなアフロヘアー……。舞台に登場する人物たちのたたずまい、エネルギッシュに髪を振り乱しながら、演じ、歌い、踊る姿からヒッピーやフラワーチルドレンの精神が放たれる。  舞台は1960年代のニューヨーク。高校を中退したバーガー、反戦運動に熱中する女子大生のシーラなどさまざまな人種・性別の若者たちが自由を謳歌しているなかで、純粋さを残すクロードは自分がどの道を選ぶべきなのか悩んでいる。ベトナム戦争反対運動が激化するなか、彼のもとに徴兵令状が届いたことで、ストーリーは大きく展開していく。時代は変わっても、今に生きる私たちも自分たちの姿を重ね合わせることもできるし、共感するポイントが多く、心を揺さぶられる内容だ。  また、劇中で歌われる楽曲もインパクトのあるものが多い。というのも、この作品には『アクエリアス』や『レット・ザ・サンシャイン・イン』など、後に数多くのアーティストたちがカバーした名曲の数々を生み出している。タイトルこそ知らなくても、劇場で「この曲、聞いたことがある!」という体験ができること間違いなし。  最後に楽しみどころを紹介。ミュージカルファンには周知のことだが、観客をステージに上げ、一緒に楽しんでしまおうという演出がある。思い切って飛び込んでみれば、この作品の本当の魅力に触れられるかも。

LIVE「ハフポスト日本版ローンチ一ヶ月記念 〜ウェブニュースメディアの育て方対談〜」

2013.05.27Vol.592LIVE
 日本の既存のニュースサイトにとってみれば、まさに“黒船襲来”といった出来事なのだが、約1カ月が経って賛否両論飛び交って、良くも悪くも話題を集めている。果たしてその実態やいかに…。  この度、ネット界の事情通や住人たちのイベントも多く行われている阿佐ヶ谷ロフトAで6月5日に、オープン1カ月の記念イベントが開催されることになった。  イベントのきっかけはハフィントンポスト日本版編集長の松浦茂樹氏がtwitterで「機会があれば、阿佐ヶ谷ロフトでもっと適当なトークしたい。適当じゃ人が来ないか。もっと泥臭い戦術の話もしたいかもなー」というつぶやき。  日本版のオープン以降、松浦氏のインタビューや発言は多くのメディアで取り上げられてきた。またニコ生超会議などさまざまなトークイベントにもひっぱりだこ。しかしそんなところでの発言は、あくまでマスに向けられたもの。決して本音の奥底は語っていないはず!! 壇上も客席もお酒を飲みながらという阿佐ヶ谷ロフトAというシチュエーションを考えると、きっとこの日はオフレコのさまざまな話も聞かせてくれるに違いない(と勝手に決めつけてみる)。  そしてゲストには東洋経済オンライン編集長である佐々木紀彦氏。東洋経済オンラインはいま急激にアクセス数を伸ばしているビジネスサイトで、佐々木氏からその秘訣を伺おうと松浦氏もさまざまな質問を用意している様子。  そんな2人が繰り広げる「ウェブニュースメディアの育て方」対談。業界関係者必見のイベントだ。

ティーナ・カリーナ「聞いてくれる人に寄り添える歌を歌っていきたい」

2013.05.27Vol.592未分類
あんた』がロングヒット中のシンガー・ソングライターのティーナ・カリーナ。大阪出身の彼女が、恋人への想いを関西弁で切々と歌い上げるこの曲は、話題を呼び、今も多くの人の心を揺さぶり続けている。「当時は、関西弁で書いた唯一の歌でした。耳にする歌のほとんどが標準語なせいか、どこか歌って標準語で書くものと思っていたところがあったんですよね。今、思うと、なんでそんなふうに考えてたのかなって」 「愛してる」よりも、「めっちゃ好きやねん」と歌うのが恥ずかしかったという。その一方で、だからこそ「伝わることもある」と感じた。『あんた』は、アーティストとして何かを破る作品になった。  ニューシングルの表題曲『あかん』もまた、関西弁で歌う。「この曲を作るにあたって、『あんた』を作ったときと似た状況を作ってみたんです。部屋で1人、得意じゃないお酒を飲んでちょっとほろ酔い気分で。それでふと浮かんできたのがサビの“あかん”でした。それが浮かんだ瞬間に、好きになっちゃだめだっていうストーリーが膨らんでいきました」 『あんた』に続き、切ないラブソング。「切ないの好きなんですよ」と、本人。さらに聞くと、前作同様、今作もまた自分の経験が下敷きになっているそうだ。でも至って本人は明るくて前向き。「ハッピーな作品も発表したいですよ! 私もいつも切ないわけではないですから(笑)」  これまでもこれからも届けたいのは「聞いてくれる人に寄り添える歌」、そして「前向きな気持ちになれる曲」だという。彼女が積み上げていく、人生のサウンドトラック。“あんた”の傍にも置かな“あかん”。

6・22「VTJ 2nd」で修斗とパンクラスの現役王者が直接対決

2013.05.27Vol.592未分類
 6月22日に迫った「VTJ 2nd」(東京・TDCホール)で史上初の修斗とパンクラスの現役王者同士の直接対決が実現する。  堀口恭司(修斗世界フェザー級チャンピオン)vs石渡伸太郎(バンタム級キングオブパンクラシスト)の一戦だ。  堀口は修斗の超新星と呼ばれ、デビューから6連勝。昨年1月、修斗のパウンドフォーパウンドと呼ばれた上田将勝に初黒星を喫するも、そこから再び勝利を積み重ね今年3月、扇久保博正を破りフェザー級の世界王座に就いた。VTJには昨年12月の第1回大会に出場。○○でも実績のあるイアン・ラブランドを圧倒し、ケージでもその強さを見せつけた。  一方の石渡は修斗でデビュー後、戦極(SRC)、を経て2011年からパンクラスに参戦。12月に井上学を破り、バンタム級キング・オブ・パンクラシストの座に就いた。デビュー以来、約5年9カ月にしてのビッグタイトル獲得。昨年9月には修斗復帰戦となる宇野薫と対戦。めまぐるしい攻防を繰り広げた末、3−0の判定で勝利を挙げた。  石渡が「雑誌などでも大きく取り上げられて、嫉妬していた」と語るように、2人がたどってきた道のりは好対照。  会見でも石渡が「5Rと聞いて驚いた。どっちか死ねってことだと思って覚悟を決めていきます」などと抑えめのトーンながら激しい闘志を見せる一方で、堀口は「面白い試合になる」「いつもどおりやろうと思っています」と淡々とした受け答えに終始した。もっとも会見後「会見って初めてだったんで、こういうものなのかと…」といつものペースではなかったよう。  この大一番を実現させたVTJ実行委員会の坂本一弘氏は「135ポンドの日本の一番を決める戦い。イコール世界で戦っていける選手になるということ」と語った。  ともに打撃を得意とするだけにKO決着は必至。果たして凱歌はどちらに上がるのか。

武幸四郎(JRAジョッキー)インタビュー「一番うれしかった」

2013.05.27Vol.592未分類
 競馬の世界では3歳の牝馬たちによって争われる桜花賞、オークス、3歳の牡馬たちによって争われる皐月賞、ダービー、菊花賞はクラシックレースと呼ばれ、特別な存在となっている。3歳牝馬にとっての最高峰のオークスが19日、府中の東京競馬場で行われ、武幸四郎騎乗のメイショウマンボが見事に優勝した。その翌日、武幸四郎にインタビュー。(聞き手・一木広治)

KEYWORD 2013.5.10〜2013.5.23

AKB総選挙に波乱 さしこが首位!「夢ですか?」

カンヌ国際映画祭 福山雅治 大絶賛に「男泣きでした」

2013.05.27Vol.592未分類
 第66回カンヌ国際映画祭が行われ、そのコンペティション部門に出品された、福山雅治主演の『そして父になる』(是枝裕和監督、10月5日公開)、公開中の『藁の楯(わらのたて)』(三池崇史監督)が現地でスタンディングオベーションで絶賛された。  初カンヌとなった福山は、18日夜(日本時間19日未明)の公式上映で、男泣き。鳴りやまない拍手と「ブラボー!!」の声のなか、何度も涙をぬぐった。興奮冷めやらぬ様子で取材に対応した福山は、スタンディングオベーションを「あんまり覚えていないです」と夢心地。「大変感動しました。『是枝さん、良かったですね』という思いがこみ上げてきて…男泣きでしたね」と、語った。  翌19日に発表された洋画雑誌「SCREEN」の星取表では、4点満点中2.5点で、まずまずの評価。同誌では、厳格な父親を演じた福山が劇中で徐々に優しくなっていく姿や、是枝監督の子供を輝かせる演出を称賛した。  映画は、6年間育てた息子が出生時に取り違えられていたことが判明した男を軸に「親子とは何か」を問う人間ドラマ。11日に膵臓(すいぞう)がんのため亡くなった俳優、夏八木勲さん(享年73)の最後の映画でもある。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

今週の一言 2013.5.10〜2013.5.23

2013.05.27Vol.592未分類
 橋下徹大阪市長の従軍慰安婦に関する一連の発言は海を越え米国でもさまざまな波紋を呼んだ。前後の脈絡を無視し発言を抜粋して叱られてしまうのもなんなんで…。でもひとつだけ抜粋。「沖縄の海兵隊、普天間に行った時に、司令官の方に、もっと風俗業を活用してほしいといったんですよ」(5月13日・退庁時ぶらさがり取材)→町中で一般人相手に暴走するくらいなら、そういうところですませんかい!という理屈は分かるのだが、うまいこと翻訳してもらわないときっと真意は伝わらない、際どい発言。  共同代表の発言を受け?調子に乗ってしまったのか、日本維新の会の西村真悟衆院議員「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」(5月17日・党代議士会)→同日、発言を撤回して離党届を提出。維新の会は18日付で党として除籍(除名)。議員辞職を要求した。究極のKY。  橋下氏が17日にぶら下がり取材を拒否(20日に解除)したことを受け、小泉進次郎青年局長「私にとっては、いろいろなことを学ばせてもらう修行の場だ。これからもぶら下がってほしい」(5月21日)→どんな局面でも追い風にしてしまうこのセンス。というか“適切なタイミングで適切な発言”という当たり前のことをしているだけなのに目立ってしまう日本の政界って。  そんな流れっちゃあ流れの中で、日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表「大阪の人はテレビが好きで、すぐ食いつく。それで物議をかもしている」(5月22日・都内ホテルでの講演で)→暗に橋下氏に自重を求める発言。その意図は分からないでもないのだが、一緒にされちゃ他の大阪の人が怒りまっせ。いや、よー知らんけど……。 「自宅に“お持ち帰り”したモデルUと翌日帰宅した夫の中村昌也が鉢合わせした」と報じられた矢口真理。共演者に質問され「多分何かあったんだと思います」(5月21日・レギュラー出演の番組内)→ラブラブ時の「トイレ以外はいつも一緒」の名言が懐かしい。

“人”– PEOPLE アンジェリーナ・ジョリー 米女優

2013.05.27Vol.592未分類
 米女優のアンジェリーナ・ジョリー(37)が乳がんの予防のため、両乳房を切除したと公表した。がんになる可能性が高い遺伝子変異が見つかったためという。  アンジェリーナは5月14日付のニューヨーク・タイムズ紙に「私の医学的選択」という文を寄稿。その中で、検査を実施したところがん抑制遺伝子の一つ「BRCA1」に変異があり、乳がんにかかる確率が87%、卵巣がんは50%と指摘されたと明かした。そして2月上旬から約3カ月にわたり、乳頭を残しつつ乳腺を切除する手術や乳房再建手術を受けた結果、乳がんになる確率は5%以下まで低下したという。  日本では乳がん未発症者に対する予防を目的とした乳房の切除・再建手術について、聖路加国際病院(東京都)が院内の倫理委員会で実施の承認を受けていたことが20日、分かった。聖路加国際病院によると、平成23年7月に院内の倫理委員会で乳房の予防的切除について承認。手術は遺伝性乳がんに関する遺伝子「BRCA1」か「BRCA2」に変異が見つかった人を対象としている。

政治コラム 鈴木寛の政策のツボ

2013.05.27Vol.592COLUMN
「先生はいつ離党するんですか?」  他党からのお誘いでも政治記者の質問でもありません。この4月から始めたニコニコ生放送によるトーク番組へのすずかんファンの視聴者から、何度も寄せられるコメントです。テレビと違って本音がビシビシ伝わるネットの世界。辛辣なご意見も多いですが、丁々発止のやり取りが楽しめるのもネットならではの面白さです。  この番組は、新宿タカシマヤ近くにこのほど開設したトレーラーハウスのネット中継スタジオからお送りしています。最近タカシマヤへお買い物された際、オレンジの目立つ外観の建物にお気付きになられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今夏の参院選から選挙戦でのネット利用が解禁されることを受け、新たな発信拠点として考案しました。  番組のゲストは各界のオピニオンをお招きしています。朝日新聞政治部のエース記者だった早野透さん、都内で初めて民間出身の公立中学校長を務めた藤原和博さん、NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さんらが来てくださり、駒崎さんの回には3000人を超える方々にアクセスいただきました。テレビと違い、時間や局の都合といった制約を気にせず、大胆なことも発信できるので、予想以上の手ごたえを感じています。  一方で、ネット選挙というとバーチャルな印象がありますが、むしろリアルの対話に活用することも始めました。6月の都議選に向け、街頭でスタッフがiPadを使った「デジタル・アンケート」を始め、都政への注文やどんな問題に関心があるか有権者の皆さんにお尋ねしています。党への厳しいご意見もいただいていますが、集めた意見をデータ化して政策づくりに生かしていけると思います。  さて最後に冒頭のご質問に対しての答えです。「すずかんは離党せず、しかしこれまでどおり“超党派のすずかん”としてがんばっていきます。そして初のネット選挙で有権者との熟議を深めます」。面白味のないオチで申し訳ありませんが、建前を嫌うネット視聴者の皆様に向けた私の本音です。       (元文部科学副大臣・参議院議員)

NEWS HEADLINE 2013.5.10〜2013.5.23

2013.05.27Vol.592未分類
目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

シシド・カフカ 新曲は「男性のケツを叩く」パワフルナンバー

2013.05.27Vol.592未分類
ドラムを叩きながら歌う、シシド・カフカの新曲『キケンなふたり』が話題だ。ドラマ『ダブルス〜二人の刑事』のオープニングテーマで、本人いわく「男性のケツを叩く」パワフルなナンバー。制作にどのように臨んだのか。本人に聞いた。

MOVIE 『オールド・ボーイ』の監督×『ブラック・スワン』スタッフが贈る戦慄と陶酔の物語

2013.05.27Vol.592映画
 カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督が、『ブラック・スワン』のスタッフと組んでハリウッドデビューを果たした注目作。  感性の鋭すぎる18歳の少女に、最愛の父が残したのは謎めいた鍵。その後、行方不明だった叔父が現れて以来、周囲の人々が次々と姿を消していく…。ヒロインのインディア役に『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役で一躍注目を集めたミア・ワシコウスカ。美しき母・エヴィ役にニコール・キッドマン。突然現れた叔父・チャーリー役に『シングルマン』のマシュー・グード。  物語に幾重にも仕掛けられた謎が1つずつ明かされ、やがて衝撃の全体像を浮かび上がらせる戦慄と陶酔のサスペンス。もともと本作は、作者の名前が伏せられた、一冊の脚本から生まれた。執筆に8年の歳月がかけられたというその物語は、名だたるプロデューサーをうならせ、一流監督たちが自身の手による映画化を熱望。その脚本家とは、なんと大ヒットドラマ『プリズン・ブレイク』の主演俳優としてブレイクしたウェントワース・ミラー。ミラーが手掛けた巧妙かつ綿密に計算されたストーリーと、戦慄のバイオレンスを極上のウィットとエレガントで描き出すパク・チャヌク演出が、豪華なハリウッド俳優とともに、極上のサスペンスエンターテインメントを生み出した。

All the Best!! EXPG Report Vol.1

LIVE 一足早くフェス気分を味わっちゃえ

2013.05.27Vol.592LIVE
「Hostess Club Weekender」は、海外アーティストの目利きと言っても過言ではないホステス・エンターテインメントが主催する豪華なライブシリーズ。毎回、同レーベルから作品を発表しているバンドやアーティストが集結し、最新のサウンドを聞かせてくれると人気を集めているライブだ。  今回のラインアップはいつも以上に豪華。  心にしみるロックチューンで聴かせるロックバンドのトラヴィスを始め、最新アルバム『マシンナリーズ・オブ・ジョイ』が好評なブリティッシュ・シー・パワー、さらにエディターズも登場する9日はすでにソールドアウト。  今からでもチケットが手に入る8日は、ビョーク、シガーロスなどを生んだアイスランド出身のポップバンドで何度も来日しているムーム、ノルウェー出身で人気上昇中のチーム・ミー、デンマーク出身のシンガーソングライターのインディアンズなど北欧色が強いラインアップ。スカンジナビアの涼しい風を感じられるライブになりそうだ。この日はまた、アメリカのR&B/ポップユニットのインクが初来日を果たすなど話題も豊富だ。  本格的に夏フェスシーズンが到来する前に、音楽にたっぷり浸れる週末を先取りしてみては?

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