SearchSearch

『GANTZ PERFECT ANSWER』

2011.04.18Vol.506映画
映画オリジナルの衝撃ラストを見逃すな!  既刊30巻で累計1550万部を突破した超人気コミックを、二宮和也と松山ケンイチという超豪華キャストを主演に迎えて描く話題作、待望の完結編がいよいよ公開。  死んだ人間が正体不明の黒い球体“GANTZ”によって集められ、謎の“星人”たちと戦うという独創的な設定。完結編となる本作では、主人公・玄野と加藤の残酷な対決を主軸に、さらなるドラマが待ち受ける。玄野役の二宮、加藤役の松山が、演技とアクションで見せるガチンコ対決は、さすがの迫力だ。他、ミッションのターゲットとなってしまう多恵役の吉高由里子や、玄野たちを探る謎の男・重田役の山田孝之も本格参戦。実際にりんかい線を使ったロケと巨大なオープンセットとで、GANTZの世界観が見事に再現されているのもファンにはうれしい。最後に待つ、映画オリジナルのエンディングも期待大だ。 STORY:黒い謎の球体“ガンツ”に召還され星人との戦いを強いられた玄野と加藤。戦って生き抜くことを選んだ加藤に対し、戦いを否定する加藤。対立する2人が、この不条理な世界に下した究極の選択とは…。 監督:佐藤信介 出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子他/2時間21分/東宝配給/4月23日より全国東宝系にて公開 PG12 http://gantz-movie.com/perfect-answer/

香取慎吾しあわせの魔法

2011.04.18Vol.506未分類
月9ドラマ『幸せになろうよ』主演! 香取慎吾が月9に帰ってきた! 18日にスタートするフジテレビ系ドラマ『幸せになろうよ』に主演する。「やっぱり月9って大きい」と本人も気を引き締めていたところ、東日本大震災が発生。「今だからこそ本当に幸せになろうっていう想いを込めてドラマを作りたい」と本人は語る。 今だからこそ、本当に幸せになろうっていう想いを込めて作りたい  目を覆いたくなる映像がノンストップで流されるなかで、香取は一般の視聴者とは違う重みも感じていた。18日にスタートする主演ドラマ『幸せになろうよ』。シンプルでストレートだからこそインパクトがあるタイトルが、ズンと肩にのしかかった。 「これからどうなっていくのか分からない状況で、『幸せになろうよ』というタイトルでドラマをやっていい時期なのかっていう想いは、正直あります。地震以前も、不景気とかいいニュースがないなかで考える部分もあったんですけど、1人でも多くの人が幸せになれる作品にできればいいなと思っていました。でも今は、今だからこそ本当に幸せになろうっていう想いを込めて作りたい」  ドラマには数多く出演している。月9もその主演も経験済みだ。それでも「月9ってやっぱ大きい」。 「月9で、コメディーで、ラブもラブバトルもミステリーもある。さらに、キャラクターものではない。コメディーは僕のなかにあるジャンルですけど、まったく想像がつかないんです」  演じるのは結婚相談所の相談員。 「みんなに幸せになってほしいと真面目に仕事をしている心の通った男なんだけど、一生懸命すぎて空回りしてしまうところもあるんですよね。一歩踏み込んじゃったり、助けてあげようと声をかけちゃったことでまた新たな展開が生まれる。彼のそういうところは自分自身と似ているかもしれない。ラブバトルとか、誰かと誰かをくっつけるようなキューピッド的なこととか、そういうのにはなるべく首を突っ込みたくないと思っていても、ちょっとしたことで困ることが起きたっていうのもありますから(笑)」  重なるところもあるから? 役作りや見せ方はほとんど考えていないと本人。 「自分でもよくやるって思うんですけど、そこは普段通りでもあるんです。今回の役に限らず、どんな役でもそうなんですが、その人物がどんな仕事に就いているかということよりも、大切なのはその人の想い。だから今回は、仕事として相談員をしているだけではなくて、みんなに本当に幸せになってほしいっていう想いを持って仕事をする男だってことと、どこか恋愛で失敗したこともあるっていう部分。それがあれば十分じゃないかな」   いつもの“香取流”で作品に取り組む。それが、香取の“自分にできること”。 「ドラマって現実とは違う世界に連れて行ってくれたりするもの。今は現実を見つめなきゃいけない時ですけど、見てくれた人たちが、本当に面白いところで笑ってくれたり、感動できるところで感動してくれたら。それで少しでも元気になっていただけたらいいですね」  最後に大きな質問。幸せって何? 「いろんな意味で、普段どおりの日常、かな。その延長として、こうやって仕事がたくさんできることも幸せです。20代前半のころとは違って、今はずっと仕事が詰まっていることに幸せを感じます。え、結婚? その“幸せ”(笑)も、いいと思いますよ。結婚している友達を見ても文句言いながらも幸せそうだし。ただ、それを見てうらやましいとかは思わないですね。恋愛と結婚は別という人もいるけれど、結婚は恋愛の延長でもあるんじゃないかな。好きな人同士が一緒にいて結婚というシステムがあり、結婚しようっていう時に結婚がある。恋愛して幸せなら結婚しても幸せだと思います」  これから1クール、香取は毎週月曜9時にこのドラマでしあわせの魔法をかける。その間だけはいろんな心配から自分を解放して、みんなで『幸せになろうよ』。 (本紙・酒井紫野) 『幸せになろうよ』 フジテレビ系にて18日スタート 毎週月曜夜9時放送 【STORY】高倉純平(香取慎吾)は、周りの人を幸せにすることが誰よりも得意!という結婚相談所のアドバイザー。独自の恋愛理論やテクニックで多くのカップルを幸せに導いてきた。そこに彼の理論やマニュアルが通用しない美女・柳沢春菜(黒木メイサ)が現れた。時を同じくしてやってきたのがイケメン弁護士の矢代英彦(藤木直人)。2人はどうやら秘密を抱えているようで……。

ハリウッドは“クール・ジャパン”に夢中!

2011.04.18Vol.506映画
『300』の鬼才、ザック・スナイダー監督の最新作『エンジェル ウォーズ』の公開を記念して12日、〈COOL JAPAN!!〜世界を変えるクロストーク〜〉と題したイベントが行われ、漫画家・桂正和、アクション女優・武田梨奈、アニメ好きのグラビアアイドル・喜屋武ちあき、ゲームクリエイター・須田剛一が登壇した。本作は、自由を求める5人の美少女たちの戦いを描く空想バトルアクション大作。日本のアニメや漫画が大好き、というスナイダー監督作品だけに、主人公はミニスカセーラー服で日本刀と銃を持って戦うという設定。ポップカルチャーをけん引する登壇者たちも、ハリウッド超大作の中の“クール ジャパン”に大興奮の様子。妄想の世界で戦うヒロインに共感したという喜屋武は「“萌え”と“燃え”がある映画ですね!」。映画は丸の内ピカデリー他にて公開中。

レディー・ガガ、6月に来日

2011.04.18Vol.506未分類
 東日本大震災の発生を受け、いち早く被災者支援に乗り出した米歌手、レディー・ガガの来日が13日、急きょ決定した。6月25日に千葉・幕張メッセで、チャリティーとして開催される「MTV ビデオ・ミュージック・エイド・ジャパン」に出演する。福島第1原発の事故による放射能漏れを恐れた海外アーティストが次々と来日をキャンセルする中、ガガは「私は大丈夫よ」と早期来日を熱望したという。  ガガは震災直後に公式サイトで、日本語と英語で「日本の為に祈りを」と書かれたオリジナルブレスレッドを発売。200万ドル(1億6000万円)以上を売り上げ、その収益金に自費の1億5000万円を合わせた3億円超を寄付した。

妻夫木&松ケン「魂込めて作った」最新作

2011.04.18Vol.506映画
 妻夫木聡と松山ケンイチが初共演した映画『マイ・バック・ページ』(山下敦弘監督、5月28日公開)の完成披露試写会が13日、千代田区の日経ホールで行われた。上演前、妻夫木は「60年代に生きていなかった僕らですが、魂を込めて作った」と熱くコメント。松山も「今(の時代)に必要な作品」とアピールした。  妻夫木と松山はこの作品で初共演。妻夫木は「事務所も同じで、初めて会ったのは9年前ぐらい。その時は体育館の隅で体育座りしているような感じで大丈夫かなと思っていた」としたうえで、初共演について、「(青春ものでも)学生がワーイ!といった作品ではなくて、ちゃんと向き合う作品で良かった。刺激を受けます」と、松山をベタ褒め。松山は「今でも体育座りしてますけど…」とユーモアで返しつつ「普通を演じるのは難しいんです……。妻夫木さんは普通を演じさせたら並ぶ人はいない」。あふれ出てきた言葉をつなげて一気に話す松山に、妻夫木が「話がざっくりしすぎなんだよ!」と突っ込むシーンもあった。 エンディングテーマとして、米歌手ボブ・ディランの「My Back Pages」をカバーした真心ブラザーズと奥田民生  妻夫木はジャーナリスト、松山は活動家という役どころ。取材する側とされる側でありながら、次第に築かれていく奇妙な関係、緊張感あふれる2人の駆け引きに引き込まれる。専門用語を巧みに繰り出す、“説得力のある”松山演じる梅山のスピーチも見どころのひとつ。松山は「彼がどういう意図で行動しているのか分からない。言葉で絡めとって、みんなを巻き込んでいくような……見てくれれば分かると思います(笑)」と、煙に巻いた。  映画は、川本三郎による同名のノンフィクション作品を原作とし、1960年代の終わりから1970年代初めの激動の時代に生きた若者たちの姿を描く。

サッカー南米選手権出場へ

八百長認定された蒼国来と星風が引退届出さず

辰吉ら歴代・現役王者が集結 義援金募る

2011.04.18Vol.506未分類
 世界ボクシング評議会(WBC)のトリプル世界戦が8日、神戸ワールド記念ホールで開催された。当初は東京・両国国技館で開催の予定だったが、震災やそれに伴う計画停電の影響などで直前になって会場を変更したものの、8500人の観衆が集まった。試合はスーパーバンタム級の西岡利晃が9RKOで6度目の防衛、スーパーフェザー級の粟生隆寛が4RKOで初防衛を果たした。フェザー級の長谷川穂積は4RTKOで敗れ、初防衛はならなかった。  なおこの日は入場口で、辰吉丈一郎、井岡一翔ら現役から歴代王者9人が東日本大震災への義援金を募った。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

プロ野球ついに開幕 楽天が開幕2連勝

2011.04.18Vol.506未分類
 東日本大震災の影響で開幕が延期されていたプロ野球が4月12日、セ・パ同時に開幕した。  各地で6試合が行われ、被災地である仙台に本拠地を持つ楽天が6−4でロッテを破った。試合は同点で迎えた7回、選手会長の嶋が勝ち越しの3ランホームランで勝利をたぐり寄せた。嶋は4回、相手のスライディングでボールをこぼし、先制を許す失策を犯していただけに、まさに名誉挽回、意地の一発となった。  嶋は「(東北の人々を)何とか笑顔にしたいという思いで打ちました」と被災者にエールを送った。試合を観戦した楽天の三木谷球団会長は「気持ちが入っていて良かった。東北のみなさんのためにも、いいゲームができたのではないか」と満足げにうなずいた。  第2戦も山崎が7回に試合を決める3ランホームラン。人気選手の活躍で2連勝を飾り、東北のファンを勇気づけた。  また1953年に本拠地制が確立して以来、初めての地方での開幕となった巨人は、宇部でヤクルトと対戦。初の開幕投手となる東野が7回途中まで2失点で踏ん張ると、後半に打線が爆発。9−2で開幕戦を飾った。

キーワードで読むニュース

2011.04.18Vol.506未分類
資料改竄の前田元検事に実刑  大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件で、郵便不正事件の証拠品だったフロッピーディスク(FD)のデータを書き換えたとして、証拠隠滅罪に問われた元主任検事、前田恒彦被告(43)の判決公判が12日、大阪地裁で開かれた。中川博之裁判長は「刑事司法の根幹を破壊しかねない行為で極めて強い非難に値する」と述べ、懲役1年6月(求刑懲役2年)の実刑を言い渡した。 15歳未満初の脳死判定、臓器提供  日本臓器移植ネットワークは12日、関東甲信越地方の病院に入院していた10歳以上15歳未満の少年が、家族の承諾により脳死判定を行い、法的に脳死と判定されたと発表した。13日、臓器が摘出され、移植された。昨年7月に、15歳未満からの臓器提供を可能にした改正臓器移植法の施行後、初の適用例。移植ネットによると、少年は交通事故で頭部に重傷を負い、入院していた。 福島県が稲の作付け解禁  福島県は12日、福島第1原発の事故を受け、今季の稲の作付けの可否を判断するために行った土壌の放射性物質に関する調査結果を公表。国が作付け制限の上限とした土壌1キロ当たり5000ベクレルを超える放射性セシウムは、(1)避難指示(20キロ圏内)(2)計画的避難(3)緊急時避難準備−の3区域以外では検出されなかったとして、これらを除く全県で稲の作付けを解禁した。 ローソンから日本を元気に!  ローソンは14日、東日本大震災による影響と、今後の被災地復興・経済活性化に向けた取り組みとして、「元気になろう日本」プロジェクトを始動する事を発表した。これは、被災地での仮店舗や移動販売車を活用した営業、東北・茨城の産品の販売等による経済活性化の支援のほか、エンターテイメントのもつ魅力を通じて被災者と日本を元気づける支援を行うというもの。

地方統一選 石原都知事圧勝 民主党惨敗

2011.04.18Vol.506未分類
 4月10日に投開票された第17回統一地方選挙の前半戦で、民主党が惨敗を喫した。事実上の与野党対決となった知事選は東京都、北海道、三重県の3カ所だったが全敗。なかでも三重県は岡田克也幹事長の地元とあってダメージは大きい。また道府県議選でも69議席減だった。  菅直人首相は12日には「厳しい結果で真摯に受け止めたい。後半戦が終わった段階で党の方で検証するのでそれを待ちたい」と退陣を否定。岡田氏も民主党代議士会で「結果が伴わなかったのは申し訳ない。執行部の力不足だ」とわびたが、進退には触れなかった。  菅政権はこれまでも、昨夏の参院選で大敗しても枝野幸男幹事長(当時)の辞任を拒むなど、誰も責任を取らないという事態が続いていたが、今回ばかりは首相ら党執行部も責任問題からは逃れられないだろう。  注目を集めた東京都知事選では現職で4選を目指した石原慎太郎氏が約261万票を集め、2位の元宮崎県知事・東国原英夫に約92万票の差をつけ圧勝した。飲食チェーン役員の渡辺美樹氏は約101万票を獲得。共産党推薦の小池氏は約62万票にとどまった。  石原氏は当選後の会見などで、東日本大震災の復興支援や福島第1原子力発電所の事故の対応で、民主党が掲げる「政治主導」が省庁の統制や政策決定に大幅な遅れを生んでいると指摘し、「(現政権は)無知で未熟な連中が集まって、役人を使わない。何をうぬぼれているのか」と痛烈に批判。  東国原氏は「震災の自粛ムードの中で思う存分に活動できなかった」と悔しさをにじませながらも「横綱級の政治家、石原さんの胸を借りるつもりで立候補した。東京がどういう自治体か勉強になったし、得たものは大きい」と語った。  また橋下徹大阪府知事率いる「大阪維新の会」が府議選で過半数を占め市議選でも第一党となった。

福島原発が「レベル7」に引き上げ

2011.04.18Vol.506未分類
ニュースの焦点  東京電力福島第1原子力発電所事故について、経済産業省原子力安全・保安院は12日、国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価を3月18日に公表した「レベル5」から最悪の「レベル7」に引き上げると発表した。国際原子力機関(IAEA)が定めた0〜7の8段階で最も深刻な事故で、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同レベルとなった。  事故で大気中に放出された放射性物質(放射能)の累積量について保安院は37万テラベクレル(テラは1兆)、原子力安全委員会は63万テラベクレルと推計。「レベル7」の基準である「数万テラベクレル相当以上」に該当した。  保安院の西山英彦審議官は会見で、「放出量はチェルノブイリ事故の1割程度で、事態は相当異なる」と強調。枝野幸男官房長官も同日夜、「(放出は)低減傾向にある。状況は悪化していない」との認識を示した。東電の武藤栄副社長は「原子炉冷却や放射性物質飛散防止の方策を早期に提示したい」と述べた。  菅直人首相は12日夕、官邸で記者会見し「まだ予断を許すところまで来ていないが、原子炉は一歩一歩安定化に向かっている。放射性物質の放出も減少傾向にある。これ以上の被害拡大を押しとどめるため、全力を挙げて対策を進めていく」と述べた。評価見直しが遅かったとの指摘に対しては「原子力安全・保安院と原子力安全委員会が専門家の立場で調査・分析して結論を出したのを受け止めた。遅れたとか軽く見たことはない」と反論。周辺の農作物などが出荷停止など影響を受けたことには「政府を代表して深くおわびする」と陳謝。補償については「最後の最後まで支援することを約束する。一義的には東電だが、適切な補償が行われるよう政府が持たないといけない」と述べた。  また13日には東京電力の清水正孝社長が1カ月ぶりに、事故以来2回目の記者会見を行い、事故について「改めて心より深くおわびする」と述べた。  原発事故の影響で避難生活を送る人の生活資金を補償するため、正式に賠償金額が決まる前に仮払いしたい考えを示した。時期や金額については明確にしなかった。事故収束についても「一日も早く」を繰り返した。事故収束に向けた作業については、「行程表の内容を詰めている。一日も早く示したい」とだけ述べ、収束時期のめどは明示しなかった。経営責任については「原子炉冷却の安定化などに取り組んだ段階でないと申し上げられない。出処進退については、そのときの判断があるかもしれない」と言及。日本経団連の副会長、電気事業連合会の会長職は「辞任したい」と述べた。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

福島原発が「レベル7」に引き上げ

2011.04.18Vol.506未分類
ニュースの焦点  東京電力福島第1原子力発電所事故について、経済産業省原子力安全・保安院は12日、国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価を3月18日に公表した「レベル5」から最悪の「レベル7」に引き上げると発表した。国際原子力機関(IAEA)が定めた0〜7の8段階で最も深刻な事故で、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同レベルとなった。  事故で大気中に放出された放射性物質(放射能)の累積量について保安院は37万テラベクレル(テラは1兆)、原子力安全委員会は63万テラベクレルと推計。「レベル7」の基準である「数万テラベクレル相当以上」に該当した。  保安院の西山英彦審議官は会見で、「放出量はチェルノブイリ事故の1割程度で、事態は相当異なる」と強調。枝野幸男官房長官も同日夜、「(放出は)低減傾向にある。状況は悪化していない」との認識を示した。東電の武藤栄副社長は「原子炉冷却や放射性物質飛散防止の方策を早期に提示したい」と述べた。  菅直人首相は12日夕、官邸で記者会見し「まだ予断を許すところまで来ていないが、原子炉は一歩一歩安定化に向かっている。放射性物質の放出も減少傾向にある。これ以上の被害拡大を押しとどめるため、全力を挙げて対策を進めていく」と述べた。評価見直しが遅かったとの指摘に対しては「原子力安全・保安院と原子力安全委員会が専門家の立場で調査・分析して結論を出したのを受け止めた。遅れたとか軽く見たことはない」と反論。周辺の農作物などが出荷停止など影響を受けたことには「政府を代表して深くおわびする」と陳謝。補償については「最後の最後まで支援することを約束する。一義的には東電だが、適切な補償が行われるよう政府が持たないといけない」と述べた。  また13日には東京電力の清水正孝社長が1カ月ぶりに、事故以来2回目の記者会見を行い、事故について「改めて心より深くおわびする」と述べた。  原発事故の影響で避難生活を送る人の生活資金を補償するため、正式に賠償金額が決まる前に仮払いしたい考えを示した。時期や金額については明確にしなかった。事故収束についても「一日も早く」を繰り返した。事故収束に向けた作業については、「行程表の内容を詰めている。一日も早く示したい」とだけ述べ、収束時期のめどは明示しなかった。経営責任については「原子炉冷却の安定化などに取り組んだ段階でないと申し上げられない。出処進退については、そのときの判断があるかもしれない」と言及。日本経団連の副会長、電気事業連合会の会長職は「辞任したい」と述べた。

『芝浦ブラウザー』都会のスキマの豊かな暮らし

2011.04.14Vol.505未分類
 V6の井ノ原快彦が主演する舞台『芝浦ブラウザー』が、大久保のグローブ座を笑いでいっぱいにしている。 高層マンションが立ち並ぶ芝浦のスキマ、ぽっかりと存在するユニークな物件に暮らしている人たちがいる。川岸を不法占拠して、小屋を建てたり、階段下のスペースや土管を自分たちの部屋に作り変えて、脱サラしてサバイバル生活を送る人、DJ、ギャル、法律学生らしき人、女子中学生、そしてその住まいにはおおよそ似つかわしくない美女までが共同生活をしている。井ノ原演じる不動産会社の営業マンは、ワンクリックで空き物件を3Dで閲覧できるという画期的な自社開発システムの使い方を習っているうちに、彼らを発見、そしてあっという間に彼らの暮らしに魅せられ、営業もそっちのけで、彼らの暮らしぶりに釘付けになってしまう。 作・演出の上田誠(ヨーロッパ企画)がつくる“ガイド”をもとに、エチュードを重ねて作り上げていくスタイルの舞台。頭からエンディングまで、アドリブか台詞か区別できないような生(なま)ぽっさがある。奇妙な共同生活を覗き見て入れる井ノ原の突っ込み、そこから生まれる笑いも、演技なのか判別に苦しむ。その雰囲気は客席にも広がって、ストーリーが進むほどにどんどん笑い声が大きくなる。 最終的に、切ないエンディングが訪れるのだが、登場人物たちが打ちひしがれないのもすがすがしい。しっかりと根を張ることこそが人間のあるべき姿と説かれてきた時代もあったが、時代の流れに乗りながら自発的に流れていくのも“あり”なんだという、ポジティブなメッセージが伝わってくる。 本当に豊かな暮らしは、広い占有面積やウォークインクローゼットで決まらない。要はどう暮らすか。『芝浦ブラウザー』は、当たり前かもしれないが、忘れがちなことを思い出させてくれた。 公演は4月19日まで同所で。

BATTLES、クラムボンら、フジロックが第4弾出演アーティスト発表

2011.04.14Vol.505未分類
  日本の夏フェスのパイオニアであるフジロックフェスティバルが14日、第4弾出演アーティストを発表した。BATTLES、クラムボン、JAMIE XX、トクマル・シューゴなど国内外のアーティスト10組が加えられた。 今回の発表では、耳の肥えた音楽ファンを唸らせるアーティストがラインアップされた。BATTLESはニューヨーク出身のエクスメリメンタルロックバンド。インストルメンタル、圧倒的かつ迫力のパフォーマンスで、本国アメリカだけでなく、ヨーロッパや日本でも多くの支持を集めているバンドだ。日本発のクラムボンもまた、確かなパフォーマンスと実験を繰り返すバンドとして人気を集めるバンド。トクマル・シューゴは、ファンタジックなエレクトロニカサウンドで世界から注目を集める。彼らに加えて、リトルクリーチャーズ、SAKEROCK、SOIL&“PIMP”SESSIONSなど、個性的なサウンドに注目が集まる日本のアーティストたちが追加された。また、JENNY AND JOHNNYの出演はキャンセルとなった。 フジロックフェスティバルは、7月29〜31日まで、新潟県・苗場スキー場で開催。すでに、人気英バンドのCOLDPLAY 、ARCTIC MONKEYS、日本からはYellow Magic Orchestraらの出演が決定している。チケットなど詳細はオフィシャルサイト(http://www.fujirockfestival.com/)まで。

食べて応援! 上野で福島県産品販売会

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 西川卓志

2011.04.11Vol.505未分類
グアパ・グアポ 西川卓志 さん 「こんな僕ですがモテ男になろうとギターに挑戦したこともあったんです。挫折しましたけど」。次は“バカでモテ”に挑戦したら?「いいですね!」。…それでいいのか? 浅野忠信さんのハッチャケぶりがスゴイです  ギャグ漫画の帝王・赤塚不二夫と、その担当編集者・武居俊樹の実話をもとにした話題作がついに公開。本作のPRのためならバカになることも厭わないという宣伝マンさんがご登場。いったいどんな作品なんですか?「まず、赤塚不二夫役の浅野忠信さんの、ハッチャケぶりがスゴイんです。ハリウッドにも行かれる方が、こんなことをしちゃうんだ…とビックリしました。チラシやポスターを見て、浅野さんだと気づかない人もいるくらいですから。編集者役は映画化に当たって女性になり、堀北真希さんが演じています。かつてない、堀北さんの新たな一面にも注目ですよ」。“イヤミ”の格好をした浅野さんの画像を見ましたけど…まさに“笑”撃的。「でもふっと“これでいいのだ”という台詞に泣かされる場面もあるんですよ。あと僕は、人のつながりにも感動しましたね。人と人とが直接ぶつかり合って、作品が生まれてくるんだな、と。今だとメールだけでやりとりを済ませる場合もあるじゃないですか。そうではなく、フェイストゥフェイスで仕事をしていた時代が、ちょっとうらやましくなりました」。大丈夫ですよ。宣伝マンこそ、フェイストゥフェイスの仕事じゃないですか。今後、思う存分ガチンコでぶつかり合えますよ〜。「そ、そうですね。ぶつかってというより叩かれて、でしょうけど…」。ときに、今回の取材のために“シェー”の練習をされたとか。「浅野さんのポスターの前でちょっと練習してきました。社内の人から“意外と、ちゃんとバカになりきれてるよ”という言葉をもらいました。バカと言われたのに、すごくうれしかったです(笑)。でも、浅野さんの“シェー”に比べると、まだまだですね。浅野さんのは、キレがあるというか…」。これからも日々練習を続けて完璧な“バカ”を極めてください! 『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』 監督:佐藤英明 出演:浅野忠信、堀北真希他/東映配給/4月30日より公開 http://www.iinoda.jp/ ©2011「これでいいのだ!! 映画 赤塚不二夫」製作委員会

Copyrighted Image