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ART 国内外のメディア芸術が一挙集合!

2013.02.11Vol.582ART
 アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰、展示するメディア芸術の総合フェスティバル・文化庁メディア芸術祭。過去最多となる海外71の国と地域からの1502作品を含む、合計3503作品の応募があり、部門ごとに大賞1作品、優秀賞4作品、新人賞3作品、功労賞としてメディア芸術分野に貢献のあった4名を選出。13日から、国立新美術館をメイン会場に、受賞作品などを展示、上映する。  アート部門では、スイスのミュージックパフォーマンスグループによる、9人のアカペラと18の油圧ジャッキからなるオリジナル合唱作品『Pendulum Choir』が大賞を受賞したほか、アニメーション部門では日本の映画監督・大友克洋による短編作品『火要鎮』が大賞を受賞した。  また会期中は、受賞者によるプレゼンテーションやシンポジウムなどを実施する。

STAGE 2004年初演の衝撃作の再演…といっても限りなく新作!?

2013.02.11Vol.582STAGE
 今回の公演は「結成20周年記念企画第一弾」と銘打たれている。この20年間、彼らは主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)を筆頭に、日本の演劇シーンの先頭グループを形成してきた。  この間、多くの劇団が解散したり誕生したり…。そりゃ長いことやれば、飽きもすればマンネリになることもある。しかしナイロンの作品はメンバーの顔ぶれはほとんど変わらないのに、そういったものは感じられない。そう考えると、改めてすごい人たちなのだと思わされる。  今回は2004年に上演した『男性の好きなスポーツ』の再演とのこと。この作品はナイロンの中でも異色の艶笑劇で「エロ」を真正面から取り上げたもの。見終わった後に、ついついセックスがしたくなる人が続出したというある意味衝撃的な作品だった。まあ再演といっても大きく改訂されるとのことで、そのテイストはそのままに、限りなく新作に近いものになるようだ。  なるほど、客演陣もセクシャルな雰囲気を漂わせる顔ぶれが揃っている。

ノーマン・リーダス 『ウォーキング・デッド』でヒャッホー!

2013.02.11Vol.582映画
“ゾンビもの”という枠を超え、日本でもハマる人が続出しているサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』。ドラマで1、2を争う人気キャラクター、ダリルを演じるノーマン・リーダスが来日! 自分の役が“ゾンビ”にならないための秘策とは?

新スタイルの焼肉を堪能

2013.02.11Vol.582今日の東京イベント
「焼肉チャンピオン」の新店が東京・芝公園の東京プリンスホテルに出店。ホテルならではのサービスが、焼肉の特別感を演出してくれる。しかも、肉のクオリティーは高く、お値段はあくまでリーズナブル。気楽に焼肉が楽しめる。  肉はもちろんすべてA5ランクの和牛のみを使用。その上、三角、ざぶとん、とうがらしなど希少部位も取り揃えているのでグルメな人も納得。  そして、ここでしか食べられないオススメが「焼きすき」だ。注文を受けてからカットする薄切りの肉をさっと炙り、卵につけて食べるこのメニューは、まさに焼肉とすきやきが合わさった新スタイル。新鮮で濃厚な三河産の卵と、しっかりとタレに漬け込んで味付けし、ちょい炙りした肉は、五感すべてに満足感を与えてくれる逸品。肉汁が混ざり、旨みが増した卵を、一口ご飯にかけて味わうという演出も心憎い。肉の最初から最後までを優雅に堪能できる焼肉店だ。

男性から花を! バレンタインも世界標準

2013.02.11Vol.582今日の東京イベント
 バレンタインには、チョコではなく花を贈る「フラワーバレンタイン」が今年も行われている。2011年から続く取り組みで、「男性から女性へ花を贈る2月14日」という、世界標準のバレンタインデーのあり方を推奨するもので、14日に向け、都内でも盛り上がりを見せている。  期間中、全国約8500店の花店が参加し、都内だけでも、「三越銀座店」「松坂屋銀座店」で花の無料配布が企画されるなど、関連イベントが行われている。「松屋銀座」「伊勢丹新宿メンズ館」などの有名百貨店での開催に加え、「渋谷ヒカリエ」や「代官山T-SITE」でも実施される。渋谷ヒカリエでは、14日まで、2階に「幸せのフラワーモニュメント」が登場し、記念撮影も楽しめる。  また、今話題の「街コン」と大丸東京店がコラボした「東京駅コンin大丸〜バレンタイン大作戦」が2月14日18時30分〜21時、大丸東京店で開催される。

月刊東京タワーNEWS

市川團十郎さん死去「成田屋!」ファンら見送る

前田敦子 初のお酒CMで「新しい顔見て」

2013.02.11Vol.582未分類
 リニューアルした「サッポロ 麦とホップ」の新CM発表会が4日、都内で行われ、出演する前田敦子と布袋寅泰が出席した。CMは、同商品をおいしそうに飲んだり、新しい飲み方を提案する内容。映像を見て、布袋は「知らない自分を見た感じ」と新鮮な表情。前田は「素(す)の部分を見られてる感じで恥ずかしい」と照れ笑い。また、「初めてお酒のCMに出させていただくので、新しい私の顔を見てもらえたらいいな」と、PRした。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

『遺留捜査』が4月再登場 “クセ者”西村雅彦が加入

2013.02.11Vol.582未分類
 上川隆也主演の人気刑事ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)の第3シリーズが4月からスタートすることが4日、分かった。水曜午後9時枠で放送される。  今作から新たなメンバーが加入。前作に続いて舞台となる月島中央署に異動してくる警部補を、西村雅彦が演じる。上川演じる糸村の理解者を装いつつも、裏の顔を持つクセ者として同署をかき回すという。また、第2弾で活躍した刑事課課長役の斉藤由貴、記録係役の八嶋智人、署長役の三宅裕司ら実力俳優陣も再登板が決定。一筋縄ではいかない面々がチームとして成長する姿も注目だ。  ドラマは、上川演じる、空気の読めない“変人”糸村聡刑事が、鋭い鑑識眼を武器に、事件現場の遺留品から遺体のラストメッセージをひも解く物語。

上戸彩がおしんの母「命を懸けて演じたい」

2013.02.11Vol.582未分類
 映画『おしん』(冨樫森監督、10月公開)の製作発表会見が5日、都内で行われ、上戸彩、泉ピン子らが登壇した。また、主演のおしんを濱田ここねちゃんが演じることも発表された。  おしんの母を演じる上戸は、「日本だけでなく世界で有名な『おしん』。(ドラマで)泉ピン子さんが演じられた(おしんの母)ふじ役に、たくさんの女優さんがいるなかで私を選んで下さったみなさんに感謝するとともにプレッシャーを感じています。まだ早いだろうとか、母親に見えないだろうとたくさん言われることは目に見えているのですが、ピン子さんに命を懸ければ大丈夫、彩なら大丈夫だよと言ってもらえたので、命を懸けて演じたい」と、意気込みを語った。  映画は、おしんと母親との関係を軸に、おしんの少女時代を描く。ドラマが作られた時代とは大きく変化したが、冨樫監督は「温かいご飯が食べられることの幸せ、働いてお金を得られることの喜びとか、(本作で伝えるのは)人の生きることの核心。時代の違いは危惧していない」と、コメント。また、ドラマの名シーンも取り入れて、映画として新しいおしんを作ると話した。  同作は、1983年にNHK朝の連続テレビ小説として放送され、社会現象を巻き起こしたドラマを映画化するもの。貧しい山村に生まれ、さまざまな苦難に立ち向かいながらもたくましく生きていく主人公・おしんの姿が感動を呼び、これまでに世界86カ国で放送されている。  泉ピン子は、おしんの奉公先・加賀谷の大奥様を演じる。

川内が別府大分マラソンV

2013.02.11Vol.582未分類
 別府大分毎日マラソンが3日行われ、公務員ランナーの川内優輝が2時間8分15秒の大会新記録で優勝した。ロンドン五輪6位の中本健太郎が20秒差の2位に入った。川内は40キロすぎのスパートで、中本との壮絶なデッドヒートに決着。「消極的な争いだけはしたくなかった」と攻めの姿勢を貫き、充実感に満ちた顔で月桂冠をかぶった。  今大会は8月の世界選手権(モスクワ)の代表選考会を兼ねており、この日ともに自己記録を更新した川内と中本は代表の有力候補となった。

柔道女子15選手が声明文「指導体制の抜本的な見直し」求める

2013.02.11Vol.582未分類
 ロンドン五輪の代表を含む柔道女子の国内トップ選手15人が、園田隆二前代表監督やコーチから暴力やパワーハラスメントを受けたと告発した問題で、選手側代理人を務める辻口信良弁護士が4日、大阪市で記者会見。告発は代表チームの状況への「失望と怒りが原因」とする選手の声明を発表した上で、1日に辞任した園田前監督の交代だけで終わらせるのではなく、全日本柔道連盟(全柔連)の「指導体制の抜本的な見直し」を求めた。  辻口弁護士は「強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督の責任という形をもって問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではない」とする声明文を紹介した。  この問題で五輪時に強化委員長を務めた吉村和郎・強化担当理事(61)が5日、監督責任を取って理事を辞任した。日本オリンピック委員会(JOC)のナショナルコーチからも退いた。  戒告処分を受けながら1月末から欧州遠征に同行していた徳野和彦コーチ(38)も同日に緊急帰国し、暴力行為を認めて辞任。今回の問題での辞任は、園田前監督を含め3人となった。  またこの問題で、最初に告発文を受け取った日本オリンピック委員会(JOCの女性スポーツ専門部会(部会長=山口香JOC理事)は6日、一連の騒動は柔道だけでなく、スポーツ界全体の課題とし、選手側の意見の受け皿となる第三者機関の設置が必要とする見解を出した。  告発した15選手の氏名公表について、柔道元世界女王の山口理事は「選手が今後、不利益を受けない状況が担保されているとはいえず、現状では時期尚早だと思う」と否定的な考えを示した。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

柔道女子15選手が声明文「指導体制の抜本的な見直し」求める

2013.02.11Vol.582未分類
 ロンドン五輪の代表を含む柔道女子の国内トップ選手15人が、園田隆二前代表監督やコーチから暴力やパワーハラスメントを受けたと告発した問題で、選手側代理人を務める辻口信良弁護士が4日、大阪市で記者会見。告発は代表チームの状況への「失望と怒りが原因」とする選手の声明を発表した上で、1日に辞任した園田前監督の交代だけで終わらせるのではなく、全日本柔道連盟(全柔連)の「指導体制の抜本的な見直し」を求めた。  辻口弁護士は「強化体制やその他連盟の組織体制の問題点が明らかにされないまま、ひとり前監督の責任という形をもって問題解決が図られることは、決して私たちの真意ではない」とする声明文を紹介した。  この問題で五輪時に強化委員長を務めた吉村和郎・強化担当理事(61)が5日、監督責任を取って理事を辞任した。日本オリンピック委員会(JOC)のナショナルコーチからも退いた。  戒告処分を受けながら1月末から欧州遠征に同行していた徳野和彦コーチ(38)も同日に緊急帰国し、暴力行為を認めて辞任。今回の問題での辞任は、園田前監督を含め3人となった。  またこの問題で、最初に告発文を受け取った日本オリンピック委員会(JOCの女性スポーツ専門部会(部会長=山口香JOC理事)は6日、一連の騒動は柔道だけでなく、スポーツ界全体の課題とし、選手側の意見の受け皿となる第三者機関の設置が必要とする見解を出した。  告発した15選手の氏名公表について、柔道元世界女王の山口理事は「選手が今後、不利益を受けない状況が担保されているとはいえず、現状では時期尚早だと思う」と否定的な考えを示した。

ザックジャパン3−0快勝 順調スタート

2013.02.11Vol.582未分類
 圧倒的にボールを支配しながらもなかなかシュートに結び付けられなかった日本だったが、前半41分、多彩なパス回しから右サイドを崩し、DF内田がシュート。やや枠を外れた軌道だったが、FW岡崎が合わせ、左ポスト内側を直撃するゴールで先制した。  後半に入っても日本の攻勢は変わらず、15分にはセンターライン付近でボールを持った本田が左サイドのMF香川に大きく展開。香川がドリブルで駆け上がる間にMF本田もゴール前に走り込むと、そこに香川が絶妙なパス。本田が左足のボレーシュートで2点目のゴールをあげた。なおも攻撃の手を緩めない日本はその1分後、MF遠藤→FW前田→香川とつないで、最後は岡崎がGKを交わし、この日2点目のゴールを決め3−0とラトビアを突き放した。  Jリーグの開幕を3月2日に控えるとあって、試合勘の重視と「開幕前の国内組に(大けがなど)もしものことがあってはいけない」という配慮から、ザッケローニ監督は先発11人中10人を欧州組で固めた。残りの1人も今季J2で戦うガンバ大阪のDF今野とJ1の選手は1人も先発に名を連ねなかった。  ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選で日本はB組の首位を独走中で、3月26日にヨルダンに勝てば2試合を残して5大会連続5度目の本大会出場が決まる。

小池百合子のMOTTAINAI

2013.02.11Vol.582COLUMN
 国会近くのガソリンスタンド(SS)が閉店しました。大通りに面した角地で、不動産としても絶好の場所です。都心、それもど真ん中で、営業を続けるSSも数えるほどになりました。  車なしには生活が成り立たない地方ではより深刻な同じ現象が続いています。灯油供給の場の消滅という点でも死活問題という地域もあります。  ちなみに私が普段活用している車はハイブリッド車と完全な電気自動車の二台。移動距離に応じて使い分けています。両車とも電気料金が安価な夜間に充電します。ガソリン消費は旧来の自動車時代と比較すると半分以下に減少しました。  最近は死語と化しつつある地球温暖化ですが、車を乗り換えたのも、環境大臣当時から訴えていた温暖化対策の一環であるとともに、石油資源に恵まれない日本の将来像を自ら描きたいと考えたからです。  2003年1月、当時のブッシュ大統領は一般教書の演説において、アメリカはクリーンな水素燃料自動車の開発で世界をリードすると高らかに宣言しました。「今日生まれるこどもが将来、大人になって最初に運転する車は、燃料電池で動力を供給されるであろう」と具体像を示して訴えたのです。  木炭、電気を経て、ガソリンへとイノベーションの歴史を体現している自動車産業ですが、それを支えるインフラにも目を向けなければなりません。  消防法改正により、設置後40年以上の老朽地下タンクは1月末までの改修が義務づけられています。改修費用をかさむことから廃業を選ぶガソリンスタンドが続出。毎年、1000件以上が廃業する流れは止まりません。  資源エネルギー庁の見通しでも2030年度時点でガソリン需要は激減し、約6割減とされます。そんな将来を見越し、ならば貸しビルにでもと、廃業が続くわけです。  自動車という移動体がなくなるわけではありません。エネルギー源がガソリンから、電気、水素と変遷するとしても社会のインフラとしてのエネルギー供給所は必要なわけです。携帯電話の普及で街角の公衆電話が消えたように、ガソリンスタンドが全滅していいものでしょうか。  ただ廃業に追い込むのではなく、将来を見据えて、ガソリン、電気、水素とあらゆるエネルギーの供給地点として、将来像を示すべきです。エネルギーによって規制の根拠法も異なるのでしょうが、エネルギーステーションが確保できる制度の整理を早急に進めることは喫緊の課題です。  文明の過渡期にこそ、未来を描く発想力が必要だと痛感します。 (衆議院議員/自民党広報本部長)

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日銀白川総裁が任期満了前の来月19日に辞任

2013.02.11Vol.582未分類
 日銀の白川方明総裁は5日、安倍晋三首相と首相官邸で会談し、4月8日の自身の任期満了を待たずに、2人いる副総裁の任期が満了する3月19日に辞任する考えを伝えた。副総裁の任期に合わせて辞任することで新体制への移行を円滑に進める狙いがある。  白川総裁は同日夜、東京都中央区の日銀本店で記者会見し、「総裁と2人の副総裁による新しい体制が同時にスタートできるようにしたい」と前倒しで辞任を決めた理由を説明。辞任を決断するにあたって政治圧力の有無については「まったくない」と否定した。  日銀の首脳人事は、政府が総裁と2人の副総裁の後任人事案を3人セットで提案する方針で、衆参両院の同意を得て決まる。  日銀総裁が任期満了を待たずに辞任するのは、幹部職員の接待汚職事件で平成10年3月に引責辞任した松下康雄総裁以来15年ぶり。  白川総裁と副総裁との任期のズレは、平成20年の前回の日銀首脳人事で、民主党が、自民党の福田康夫政権が提案した元財務省事務次官の武藤敏郎氏の総裁就任に反対。副総裁の就任後に、世界でも例のない中央銀行総裁の約3週間の“空席”を招いたことに起因する。  白川総裁は辞任と引き換えに、総裁と副総裁の同時スタートを担保し、日銀首脳の任期に齟齬を生じさせた政治の混乱の再現が起きないよう、くぎも刺した形で、市場が好感する「アベノミクス」の円滑な推進のためにも、次は政治の責任感が問われる。

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