SearchSearch

あと2分、しゃべらせて! TOKYO HOT WHEELS

2012.03.26Vol.546COLUMN
Vol.2 安定性・安心感のある走り クリス・ペプラーがプライベートをシェア。大のクルマ好きである本人が、通常のコラムの特別番外編として、3週にわたってクルマライフを語ります!  今年の1月にレクサスから発売された『GS』に1カ月間、僕がモニター試乗しています。短い期間だけど、試乗してみて僕が感じたポイントを、皆さんにお伝えしていきます。  第2回目の今回は、その「走り」について。  前回もお伝えしましたが、今回僕が試乗しているグレードは『GS 350 F SPORT』。その名の通り、いろんなところがスポーツ仕様にチューニングされているそうです。専用のエアロパーツを装備しているだけでなく、専用サスペンションや専用ブレーキが設定されているそうで、この装備が走りを向上させているそうです。  実際に運転してみると、スムースでありつつ、ずっしりした骨っぽさを感じる。特にコーナーを抜ける瞬間の踏ん張り感は最高! 車両の安定性も高く、安心してコーナーを曲がれる。ステアリングにあるパドルシフトも、マニュアル感覚で楽しめます。いわゆる、「ぶんまわす」という感覚。  また、ドライブモードがセレクトできるのも、気分、TPOに合わせて都合がいい。「SPORT S」「SPORT S+」「NORMAL」「ECO」の4つのモードをセレクトできるけど「SPORTモードのいずれか」がおすすめ。「NORMAL」はまるで別の車のような感覚。とても静かでスーパーなめらか。まあ、このあたり、なかなか言葉でいい表せないので、ぜひ皆さんもレクサスの販売店でチェックしてみてください!  次回は車内についてのインプレッションを報告します。 番外編「クリスペプラーのTOKYO HOT WHEELS」は3回に渡ってお届けします! 試乗したレクサス「GS」についてはウェブサイト(lexus.jp/newgs/)をチェック! QRコードからもアクセスできます

写真に見る多様性/Diversity in Photography

2012.03.26Vol.546ART
ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート 3月29日(木)~5月19日(土) 「写真」と一口に言っても、そこにはさまざまな表現、技法、アプローチが存在する。そんな写真の多様性に着目しながら、それぞれの表現方法にたどり着いた写真家たちと、その作品を紹介する展覧会。  アナログからデジタルへと移行していく現代社会の中で、多くの写真家もまた、従来のフィルム撮影・プリントというスタイルから、デジタルカメラによる撮影・パソコン上でデータ加工するというスタイルへ移行している。  本展では、従来のフィルムをベースに製作されたゼラチン・シルバー・プリントの作品や、デジタル加工された画像データを印刷するラムダ・プリントの作品、他にもインクジェット・プリント、フレソン・プリントなど、さまざまなアーティストによる、さまざまなジャンルの作品を紹介する。出展作家は、マーカス・アモン、ロバート・ファーバー、ギド・アルゼンチーニ、五味彬ら。  技法の違いが、それぞれの写真家の作品の中でどのように生かされているのか。写真家たちがなぜそれぞれの技法を選んだのか。意識しながら鑑賞してみて。 【時間】11~19時(土曜は17時) 【休】日祝 【料金】入場無料 【問い合わせ】03-3275-1008 【交通】JR東京駅八重洲口徒歩3分 【URL】http://www.g-sho.com/

アンスラックス

2012.03.26Vol.546LIVE
 メタル四天王と崇められ、現在では独自の音楽性によってより広いオーディエンスを獲得し、生けるレジェンドとして活動している、米ヘビーメタルバンドのアンスラックスが、いよいよ来日する。もともとは昨年5月に行う予定だったジャパンツアーの仕切り直し。しかしそのおかげで(?)、黄金期のリードシンガー、ジョーイ・ベラドナが復帰しての最新作『ワーシップ・ミュージック』のリリースを経ての来日となり、ファンにとってはライブに向けてたっぷり予習する時間ができたわけだ。最新作が、これぞアンスラックスという問答無用感あふれる一枚だっただけに、今回の来日公演も否応なく期待が高まる! 【日時】4月5日(木)、6日(金)18時開場/19時開演 【会場】渋谷O-EAST 【料金】前売オールスタンディング7350円(税込)※ドリンク代別 【問い合わせ】クリエイティブマン 03-3462-6969

レニー・クラヴィッツ

2012.03.26Vol.546LIVE
 1989年にアルバム『レット・ラヴ・ルール』でデビューして以来、数々の名曲を世に送り出している、米ロックシンガーのレニー・クラヴィッツが、実に14年ぶりとなる単独来日を果たす。4月4日から東京、名古屋、大阪の3カ所を巡るジャパンツアーを展開。唯一無二のレニーのロックで、日本を震撼させる。  今回のツアーは、昨年リリースした最新アルバム『ブラック・アンド・ホワイト・アメリカ』を携えて行われるもの。彼の生い立ちや生まれ育った国を想起させるタイトルを持つこの作品は、メロディックな作品や70年代サウンドをふんだんに取り入れた楽曲など、彼のルーツに触れる内容で、注目を集めた。  ライブでは最新作の曲はもちろん、たぶん、リフが利いた名曲の数々で、魅せ、聴かせてくれるはず。レニーのロック、今聴かず、いつ聴く? 【日時】4月4日(水)、6日(金)、7日(土) 18時開場/19時開演 ※7日は17時開場/18時開演 【会場】東京ドームシティーホール 【料金】前売 アリーナスタンディング9800円、A指定席9000円(税込)※東京公演S指定ソールドアウト、7日はA指定もソールドアウト 【問い合わせ】H.I.P. 03-3475-9999

ラスベガス

2012.03.26Vol.546DVD & Blu-ray
 欲望渦巻くラスベガス・高級リゾートホテルのカジノを舞台に、監視チームがさまざまなトラブル解決に挑む姿を描く極上のエンターテインメントドラマ。『トランスフォーマー』シリーズのイケメン俳優ジョシュ・デュアメルと『ゴッドファーザー』シリーズのジェームズ・カーンという豪華共演に加え、パリス・ヒルトンやジャン=クロード・ヴァンダム、ブルーマンなどのゲストスター出演も楽しみの1つ。ポール・アンカやリトル・リチャードらによる本場のショーも登場し、ラスベガスの魅力をたっぷり味わえるのも魅力だ。 販売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン 発売中 Vol.1 11490円 DVDコレクターズBOX1万7640円(各税込) © 2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

トゥルーブラッド 〈ファースト・シーズン〉

モテキ

ウォンキー / オービタル

2012.03.26Vol.546CD/MUSIC
CLUB ALBUM  テクノ四天王の一角としてシーンをけん引し続ける英出身のオービタルが完全復活。高揚感とシネマティックなサウンドという基盤を保ちつつ、さらに“深化”。ハッピーとメランコリックの両端に感情を揺さぶられる作品だ。80年代終わりから活動する巨匠だが、「今が最も楽しめる時期のように感じている。どんどん良くなっていく」と本人。今後の作品にもさらなる期待が膨らむ。 Beat Records 3月28日(水)発売 2100円(税込)

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

サウンズ・フロム・ノーウェアズヴィル / ザ・ティン・ティンズ

2012.03.26Vol.546CD/MUSIC
ROCK ALBUM  2008年のシングル『グレイトDJ』で世界各地で人気爆発した英ユニットの最新アルバムは、『グレイトDJ』じゃない作品だ。メンバー曰く「安っぽくて不快なダンストラックは作りたくなかった」。結果、究極のポップアルバムに。また、なんでもありの自由な作品にもなった。サイケデリックな「サイレンス」、ヒップホップ的な『ハング・イット・アップ』など全10曲。 ソニ・ーミュージック ジャパン インターナショナル 3月28日(水)発売 2310円(税込)

勘違い / 安藤裕子

2012.03.26Vol.546CD/MUSIC
J-POP ALBUM  幻想的なのにリアル、メルヘンチックなのになんだかドロドロ。繊細そうだが意外と骨太。シンガーソングライターの安藤裕子と仲間たちが紡ぎだす音楽は一筋縄でいかないから、自由で、魅力的で、おもしろいし、後を引く。そんな彼女が、妊娠出産を経て、完成させた最新作。高まる期待を押さえつつ、プレイボタンを押すと、めくるめく“アンドリュー”ワールドへ。曲ごとに変わる世界にどんどん没入していく感覚が心地よい。タイトルトラック『勘違い』、テンポのいいピアノとアグレッシブな言葉が聞こえる『エルロイ』、NHKドラマ『カレ、夫、男友達』の主題歌『輝かしき日々』雄大な『アフリカの夜』などすべてが聴きどころ。 cutting edge 3月28日(水)発売 3000円(税込)

KinectTM ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー

2012.03.26Vol.546GAME
 ディズニー/ピクサー アニメーション映画の世界を、自分がキャラクターになって冒険する、Xbox360のKinect専用のアクションアドベンチャーゲーム。登場する映画は『カーズ』『トイ・ストーリー』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』、そして『カールじいさんの空飛ぶ家』の5作品だ。  遊び方は簡単。Kinect センサーから自分の体をゲームに読み込ませて、ウッディ、ライトニング・マックィーンなどなどお気に入りのキャラクターになって、冒険の世界に飛び込むだけだ。 『カーズ』の世界では超高速でカーブを駆け抜けたり、『トイ・ストーリー』のロボットになってトラブルを解決、『Mr.インクレディブル』ではスーパーヒーローになったりと、さまざまな冒険が待っている。いろいろなパズルや謎を解くことで、新しいキャラクターやチャレンジを解除することができるので、長く冒険を楽しめる。  友達や家族と協力して遊べば、楽しさも無限大! みんなで、ディズニー/ピクサーの世界を思いっきり堪能しよう! Xbox360 日本マイクロソフト株式会社 発売中 5880円(税込) © Disney / Pixar. © 2012 Microsoft Corporation. All rights reserved. Developed by Asobo Studio S.a.r.l for Microsoft Corporation. Microsoft, Kinect, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies. Asobo Studio S.a.r.l is a registered trademark. Technology © 2012 Asobo Studio S.a.r.l. All rights reserved.

ティーファクトリー『騙り。』

2012.03.26Vol.546STAGE
写真:イラスト・宇野亜喜良  昨年5月に日本初演となるパゾリーニの『豚小屋』を上演した川村毅のティーファクトリーが、今度はパゾリーニ戯曲の第2弾となる『騙り。』を上演する。  パゾリーニは日本では映画監督としてよく知られるのだが、実は戯曲も十数本書いており劇作家の顔も持っていたという。  この『騙り。』は『豚小屋』とコインの裏表の関係にある作品。『豚小屋』は手塚とおる演じるブルジョワ家庭の息子の心の闇を、その息子の視点で描いた作品だったが、『騙り。』は父の視点からの、父による「息子殺し」を題材としている。その反転した関係性を表すように手塚は今度は父親役を演じる。  心身ともに変調をきたしたブルジョワの実業家である父親は、ある夢を見たことをきっかけに執拗に息子を解明しようとする。宗教には関心のなかったはずなのに神父に救いを求め、降霊術師に息子の存在を訪ねる。しかしさまよえる父親は結局息子を殺してしまうのだった。  前作は難解な作品ではあった。しかし理解を必要とする作品ではなく、視覚に訴える刺激的な作品であった。今回もそう。頭で考えないで、目と耳で感じる作品となる。 【日時】4月18日(水)~22日(日)(開演は水金19時、木土15時/19時、日15時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】座・高円寺1(高円寺) 【料金】全席指定 4800円 【問い合わせ】ティーファクトリー(TEL:03-3344-3005 〔HP〕http://www.tfactory.jp/) 【作】ピエル・パオロ・パゾリーニ 【構成・演出】川村毅 【出演】手塚とおる、谷部央年(俳優座)、河合杏南、大沼百合子、笠木誠、中村崇、柊アリス、真那胡敬二、蘭妖子
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

ティーファクトリー『騙り。』

2012.03.26Vol.546STAGE
写真:イラスト・宇野亜喜良  昨年5月に日本初演となるパゾリーニの『豚小屋』を上演した川村毅のティーファクトリーが、今度はパゾリーニ戯曲の第2弾となる『騙り。』を上演する。  パゾリーニは日本では映画監督としてよく知られるのだが、実は戯曲も十数本書いており劇作家の顔も持っていたという。  この『騙り。』は『豚小屋』とコインの裏表の関係にある作品。『豚小屋』は手塚とおる演じるブルジョワ家庭の息子の心の闇を、その息子の視点で描いた作品だったが、『騙り。』は父の視点からの、父による「息子殺し」を題材としている。その反転した関係性を表すように手塚は今度は父親役を演じる。  心身ともに変調をきたしたブルジョワの実業家である父親は、ある夢を見たことをきっかけに執拗に息子を解明しようとする。宗教には関心のなかったはずなのに神父に救いを求め、降霊術師に息子の存在を訪ねる。しかしさまよえる父親は結局息子を殺してしまうのだった。  前作は難解な作品ではあった。しかし理解を必要とする作品ではなく、視覚に訴える刺激的な作品であった。今回もそう。頭で考えないで、目と耳で感じる作品となる。 【日時】4月18日(水)~22日(日)(開演は水金19時、木土15時/19時、日15時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】座・高円寺1(高円寺) 【料金】全席指定 4800円 【問い合わせ】ティーファクトリー(TEL:03-3344-3005 〔HP〕http://www.tfactory.jp/) 【作】ピエル・パオロ・パゾリーニ 【構成・演出】川村毅 【出演】手塚とおる、谷部央年(俳優座)、河合杏南、大沼百合子、笠木誠、中村崇、柊アリス、真那胡敬二、蘭妖子

劇団鹿殺し 菜月チョビと丸尾丸一郎が語る

2012.03.26Vol.546STAGE
劇団鹿殺し 菜月チョビと丸尾丸一郎が語る 4月20~29日の10日間、渋谷のCBGKシブゲキ!!で『PLAY PARK 2012~日本短編舞台フェス~』が開催される。演劇、ダンス、音楽、パフォーマンス、お笑いなどジャンルを問わず50組以上のアーティストが参加する。同フェスで実行委員会の一員として舞台裏を支えながらも演者としても参加する、劇団鹿殺しの菜月チョビと丸尾丸一郎にフェス開催の経緯、楽しみ方などを聞いた。 丸尾丸一郎(左)と菜月チョビ(撮影・蔦野裕) 『PLAY PARK 2012』は1プログラムにつき5~6組のアーティストがそれぞれ15~30分の短編作品を上演する。 菜月(以下、菜)「かつて大阪ショートプレイフェスティバル(OSPF)という、ひとつの舞台を使って1日にいくつもの団体が出るというイベントがあったんです。2005年に出していただいたんですが、それがとても楽しかったので、そういった形のものを東京でもやってみたいと実行委員長のウォーリー木下さんに相談しまして、今回実現に至りました」  このイベント、もともとは昨年3月18~20日に開催される予定だったが、東日本大震災により中止を余儀なくされた。 菜「2010年から企画は進行していたので、私たちにとっては3年越しですね。なんとか今回を成功させて、毎年続けられるイベントに育てていけたらいいなと思っています」  今回のフェスのコンセプトは!? 菜「フェスって、何かしらのテーマがあると思うんですが、今回は、さほど知らなくてもとにかく面白そうなものをこだわりなく集めました。OSPFもわりとそういう感じでした。私たちが維新派をちゃんと見たのもOSPFが初めて。そのとき私たちはダッチワイフを使ったパフォーマンスをしていたんですが、松本さんから“いいねいいね、あれどこで買ったの?”とか言っていただいたり、その後公演の推薦文を書いていただいたりということもありました。OSPFはとても刺激を与えてくれましたし、知り合った人たちのその後の活動も意識するようになって、劇団同士の成長にもつながったと思うので、今回もそういう場にもなればいいかなと思ってます」  こだわりがないというのがコンセプト? 菜「いま生で見るステージ、ダンスとか演劇が一番なんですけど、劇場に来てくれるお客さんがどんどん減っている。だけど各団体の頑張れることって、自分たちのお客さんに宣伝することしかないという頭打ちの状態なので、みんなで協力してシーンを盛り上げないとやばいぞって思うんです。なので今回参加していただいたみなさんというのは“みんなで集まって全体を盛り上げる”という主旨に賛同していただいた方々なんですね」 丸尾丸(以下、丸)「若い人たちにしたら、ベテランの方と同じ楽屋で出会えるということも凄く刺激になると思うんです」  このフェスの見方、楽しみ方を! 菜「何回か見に行こうとして、3回頭に浮かんだんだけど結局1回も見ていないみたいな、名前だけはずっと聞いたことがあるといった劇団をこの機会にお試しで見てみるというのがいいんじゃないでしょうか」 丸「好きな劇団とそういう劇団が一緒になっている日は絶対来るべきですよね。そして好きな人が散らばっていたら…全部見に来る(笑)。凄く演劇のことが好きな人は、ぜひ10日間来るということにチャレンジしていただければ(笑)」 菜「5000円のチケットで本公演を見る気はしないけど、他のも一緒だったら見てみようかなっていう団体を、この機会にチェックするのもいいかもしれません」 丸「やっている側としても30分の中に自分たちのいいところを密に詰め込んでくると思うので、判断するにはいい機会だと思います」 菜「短いと簡単にできそうな気がするかもしれないですけど、やる側にとってはかなりサバイバルなんです。しかも勝ち負けが分かっちゃう。前の団体より盛り上がっていたかどうかは肌で分かるんで、みなさん全力を注いでくると思います。ここでお客さんを増やすぞっていう主旨のイベントでもあるから、よそのお客さんを全力で奪いに来るので、その団体のエッセンスが見られると思います。ホントに嫌だったら2度と行くかっていう気持ちで拍手なんてしなくていい。逆に好きな劇団には大きな拍手をしてあげて、他と差をつけてやるみたいなことも面白い。好きな劇団がある人はそんなふうに楽しむのもいいと思います」  ちなみに鹿殺しはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか? 菜「『銀河鉄道の夜』をやります。この誰でも知っているストーリーを前張りをつけた男優を中心に。といっても攻撃的ではない前張りです。体ひとつでという意味ですね。演劇の一番の魅力である見る側の想像力と一体となると、世界のどこにでも行けるという楽しさに立ち返った作品になります」 丸「猫のアニメの映画があるじゃないですか。あの一番ファンタジーなやつをモチーフにしています」 菜「前張りの男たちがなぜか可愛い猫に見えてくるというミラクルを起こします。もとになったものはかつて劇場でやったことはあるんです。その時は、前張り姿を見たお客さんは最初は“ヒャー”ってなるんですけど、最後はなぜか普通に泣いて、銀河鉄道の夜の“僕らは素粒子だよ”というメッセージを受け止めて帰っていただけたようです。そんな不思議な現象をこの機会に体験してもらいたいと思ってます」 「見たいアーティストがいるのに平日の15時からじゃ…」とあきらめているサラリーマンの方も、ここはひとつ、勇気を出して会社には「外回り」と言い張ってCBGKシブゲキ!!に“潜入”してみてはいかがだろうか。 (本紙・本吉英人) 『PLAY PARK 2012~日本短編舞台フェス~』 【日時】4月20日(金)~29日(日)15時/19時30分 【会場】CBGKシブゲキ!!(渋谷) 【料金】前売り4900円/当日5300円 【問い合わせ】キューブ(TEL:03-5485-8886 出演アーティスト、各日プログラム等の公演詳細は〔HP〕http://playpark.info/)

2NE1 3.28にすべてを聴かす!

2012.03.26Vol.546未分類
 BIGBANGの妹分で、人気上昇中のガールズグループ、2NE1(トゥエニィワン)がニューシングル『SCREAM』とニューアルバム『COLLECTION』を28日に同時リリースする。どちらも、彼女らの特徴であるエッジーでダンサブルなサウンドが詰め込まれた作品。アルバムに関してはこの1枚で彼女たちのすべてが分かる作品になっているという。  2011年9月にリリースしたミニアルバム『NOLZA』で、正式に日本デビュー。この作品はオリコンウィークリーアルバムランキングで1位を獲得し、センセーショナルな日本上陸となった。さらには、発売に合わせて行われたデビュー公演で全国で7万人を動員して、韓国のアーティストのデビューツアーとしては史上最高となる記録を作った。  楽曲のクオリティーの高さはもちろん、彼女たちのスゴさが見られるのはステージでのパフォーマンス。年明けに行われた、所属事務所のYG ENTERTAINMENTが15周年を迎えたことを記念したコンサート「YG Family Concert in Japan」でも、彼女たちの魅力を最大限に発揮したパフォーマンスで、他所属アーティストとともに約16万人に上るオーディエンスを圧倒した。  彼女たちのすべてが分かると称されるアルバム『COLLECTION』、そしてシングル『SCREAM』を携えて、2NE1も2012年の活動を本格始動する。一度聞いたら耳から離れないサウンドが、オーディエンスの脳内でリピート再生され続けることは必至だ。  年明けには、iTunesが選ぶ“今年最も活躍が期待出来る新人アーティスト”『Japan Sound of 2012』に選ばれている2NE1。今年もさらなる飛躍をしそうな彼女たちの一挙手一投足をウオッチしよう! 【関連記事】 アルバム&シングルですべてを聴かせる 2NE1

アルバム&シングルですべてを聴かせる 2NE1

ジャパンツアーも決定 BIGBANG 完全復活!

2012.03.26Vol.546未分類
モンスターグループは「生きている」 韓国はもちろん、日本、そして北米と活躍の場を広げているBIGBANGが完全復活! 28日に待望のニューアルバム『ALIVE』を日本でリリースし本格始動する。彼らの動きから目を離せない!  G-DRAGON(ジードラゴン)、SOL(ソル)、T.O.P(トップ)、D-LITE(ディ・ライト)、V.I(ヴィ・アイ)−。BIGBANGがフルメンバーで戻ってきた! 28日に待望のニューアルバム『ALIVE』をリリースする。“生きている”“生き生きとしている”というタイトルが言うがごとく、このアルバムは彼らの復活宣言。冒頭の『INTRO(ALIVE)』で「俺は死んだりしない」「俺は生きている」とささやくように歌い、「I'm still alive」と何度も何度も繰り返す。まるでモンスターの唸り声だ。  アルバムは、リーダーのG-DRAGONが全曲の作詞作曲に携わった新録9曲、VERBAL (m-flo)が日本語詞を手がけた『FANTASTIC BABY』のほか、『BULE』『BAD BOY』の日本語バージョンなど全10曲を収録している。新レーベルYGEXからの第1弾作品でもあるためか、この作品は、彼らは何にとらわれることもなく自由に音楽を作り、表現しているように感じられる。ギターやストリングスなど温かみのある楽器、ポップやロックテイストを取り入れたりと、ボーカルの引き立つ曲も目立つ。ダンサブルなサウンドをベースにしながらも、じっくりと耳を傾けたくなる仕上がりで、より広いオーディエンスにリーチしそうだ。  渾身の作品で復活を遂げる彼らの視線はすでにもっと先を見ている。すでに、本作を携えてのジャパンツアー「BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN」の敢行を決定。5月から全国5都市全10公演。彼らの復活を待ちわびていたファンとともに、歌い踊って、大盛り上がりのパーティーになることだろう。  これに先駆けて、今週末31日と4月1日に行われる人気大型音楽イベント「Springroove」にも出演。国内外のアーティストに混じって、BIGBANGの威厳を見せつけてくれるだろう。 NEW ALBUM『ALIVE』3.2リリース! YGEXより3月28日(水)発売。Type A【CD+2DVD+PHOTO BOOK】(初回生産限定) 7140円、Type B【CD+DVD】3990円、Type C【CD+DVD】3780円、Type D【CD】2940円(すべて税込)。ローソン・HMV限定商品COMPLETE BOX9800円(税込)もある(写真左より)Type A、Type B、Type C、Type D、Type E ★ジャパンツアー開催決定!「BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN」  5月17日の 愛知・日本ガイシホールを皮切りに5都市10公演で行う。関東圏の公演は、5月26日(土)、27日(日) 神奈川・横浜アリーナ、6月16日(土)、17日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ。チケットは4月28日から各プレイガイドにて一般発売。全席指定9500円(税込)。  ツアーの詳細は、オフィシャルウェブサイト(http://ygex.jp/bigbang/)で。

Copyrighted Image