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IP王者・乃蒼ヒカリが2度目のハードコア戦で角田奈穂に流血勝利。「2人でハードコア戦線を盛り上げたい」【東京女子プロレス】

2021.12.11Vol.Web Originalスポーツ
 東京女子プロレスのスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」(第3弾)が12月10日、東京・新宿FACEで開催され、セミファイナルでは2度目のハードコアマッチに臨んだインターナショナル・プリンセス(IP)王者の乃蒼ヒカリが大流血しながらも、初体験の角田奈穗を退けた。  かねて、ハードコア志向が強かった乃蒼は4月1日、東京・新木場1stRINGでの「TJPW INSPIRATION」第1弾でその道のエキスパートである山下りなと対戦し敗退。それ以来、8カ月ぶりのハードコア戦は同門の角田が相手となった。  リング内外にはラダー、イス、サイリウムが張り付けられたボードが設置され、試合がスタート。両者が凶器アイテムを使って対抗し合うなか、10分過ぎ、角田が乃蒼の額を鉄柱にぶつけると大流血。その後、両者はともにイスに座って強烈なエルボーの打ち合いに発展。15分過ぎ、角田はクロスアーム式DDTから必殺の紫電改を狙うも、回避した乃蒼は裏投げ。さらに乃蒼はイス盛りの上にブリザード・スープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪取。2戦目のハードコアマッチで初勝利を挙げた。

マジラビがトロピカワイルドとの対戦で勝利。瑞希はSAKIとのタッグ結成と再戦を希望【東京女子プロレス】

2021.12.11Vol.Web Originalスポーツ
瑞希「組める機会があれば組みたいし、もう1回このカードでもやりたい」  東京女子プロレスのスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」(第3弾)が12月10日、東京・新宿FACEで開催され、メインイベントではプリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(坂崎ユカ、瑞希)がトロピカワイルド(SAKI、水森由菜)を破った。  同大会は通常興行とは一線を画し、ふだんではなかなか組まれないマッチメイクを実現するもの。瑞希はSAKIと同期生で、かつてはタッグも組んでいた間柄。その後、2人は別の道を歩んだため、約4年ぶりの遭遇となった。  両軍共に好連係を見せるなか、10分過ぎ、瑞希とSAKIが激しいエルボー合戦から、瑞希がフットスタンプを見舞えば、SAKIはブレーンバスターで逆襲するなど、バチバチやり合った。その後、マジラビはトイストーリー3を決め、瑞希が水森にドロップキック。SAKIは瑞希にリバース・スプラッシュで反撃するも、マジラビはトイストーリー4をさく裂させると、瑞希がダイビング・フットスタンプを繰り出して水森から3カウントを奪った。

車好きのヨンアが大号泣のわけ【JAPAN MOVE UP】

2021.12.11Vol.748ラジオ【JAPAN MOVE UP】
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。 「JAPAN MOVE UP!」では、コミュニケーションによる社会課題解決に向けた「SDGsピースコミュニケーション」プロジェクトを推進中! 毎回ゲストの皆さんに「SDGsピースコミュニケーション宣言」を聞いていきます。

【mofmo(モフモ)】突然の出来事にビックリ仰天!思わずフリーズしてしまう柴犬さんがおもしろ可愛い

2021.12.11Vol.web Original【犬・猫・ペット】
 柴犬兄妹のムックくんとミントちゃんが仲良く添い寝しています。羨ましいくらいラブラブな2匹ですが、ミントちゃんがいきなり盛大にクシャミ!何が起きたのやら・・・キツネにつままれたような顔で戸惑うムックくんがなんとも可愛らしいです♪ ↓続きはこちら↓ ▶突然の出来事にビックリ仰天!思わずフリーズしてしまう柴犬さんがおもしろ可愛い  協力/anicas 参照/Instagram@ma.moon.luke.yu

「初の女性首相」を再選出<ニュースな写真>

2021.12.11Vol.748PHOTO OF THE MONTH
【NEWS HEADLINE 2021.11.5〜12.9 PHOTO OF THE MONTH】  目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

彭帥さん安全に「深刻な疑念」でWTAが中国での大会全面中止

野村宏伸 2万3000人から選ばれた薬師丸ひろ子の相手役オーディションで「松田聖子さんのファンです、と言った」

横浜流星と西野七瀬「あな番」での「手つなぎシャワー」を流行らせたい?

2021.12.10Vol.web originalエンタメ
   映画『あなたの番です 劇場版』初日舞台挨拶が10日、都内にて行われ、W主演を務めた原田知世、田中圭ら豪華キャストと佐久間紀佳監督が登壇。横浜流星と西野七瀬が「あな番」ならではのシャワーシーンを振り返った。  2019年に日本テレビ系列で放送され、話題を読んだドラマ「あなたの番です」の劇場版。  企画・原案の秋元康いわく本作は「上質なラブストーリー」。しかし西野七瀬が「ラブストーリーといっても、恋愛の感じがちょっと普通じゃない」と言うと、恋人役の横浜流星も「いくつか恋愛ものの作品に出させていただきましたけど、今までにないシチュエーションばかり。今回も、シャワーシーンで手をつなぐとか…まあ、無いですよね(笑)」と苦笑。  司会から、流行るかもと言われると横浜は「流行りはしないのでは…いや、流行らせます(笑)」。西野も「どれくらい洗いにくいのか、ぜひ皆さんにもやってみてほしいです」と“手つなぎシャワー”をアピールした。  そんな横浜は撮影後、ロケ場所となった客船の浴場に浅香航大と長時間一緒に入っていたと言い「他愛のない話をしていたら2時間経っていたという感じ」。浅香が「あとはお互いの筋肉を見せ合って、ボディーチェックを…」と明かすと、田中圭が「それはどこで? 洗い場で?」と食いつき、「鏡の前だったかな」という浅香の答えに「ヤベエな」とつぶやき、会場の笑いをさそっていた。  この日の登壇者は原田知世、田中圭、西野七瀬、横浜流星、浅香航大、奈緒、竹中直人、木村多江、生瀬勝久、佐久間紀佳監督。 『あなたの番です 劇場版』は公開中。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

田中圭が原田知世をそそのかす「横浜流星くんにキレてみて」

2021.12.10Vol.web originalエンタメ
   映画『あなたの番です 劇場版』初日舞台挨拶が10日、都内にて行われ、W主演を務めた原田知世、田中圭ら豪華キャストと佐久間紀佳監督が登壇。撮影秘話などを振り返った。  2019年に日本テレビ系列で放送され、話題を読んだドラマ「あなたの番です」の劇場版。 「ネタバレは控えつつ考察を楽しんで!」と初日を迎え笑顔のキャストたち。  映画では、原田と田中が演じる年の差新婚夫婦・手塚菜奈と翔太が引っ越してきたあの日、住民会に出席したのが、菜奈ではなく翔太だったら…という“もしも”の世界が描かれる。  ドラマでは原田との共演シーンが無かった横浜流星が、原田との撮影に緊張していたと明かした田中は「原田さんから、流星くんてどんな感じ?と聞かれて、すごくいい子ですよ、と。でもそれじゃ面白くないなと思って、知世さんに“一度(横浜に)メッチャキレて下さいよ”って言ったんです(笑)」とニヤリ。そんな田中の無茶ぶりに原田は「(横浜の)お芝居が完璧だったので、怒るなんてできなかったです(笑)」。  もし田中のいたずらに乗って原田が怒っていたら?と聞かれると横浜は「どうしました?って聞きます」。すると田中は「いや、そんな冷静じゃいられなかったと思うよ」とツッコみ、笑いをさそった。  最後に田中は「日本中がまた楽しい時間を共有できればうれしいです」、原田も「2回、3回と見て考察しながらいろいろな表情を楽しめる作品だと思います」と胸を張った。  この日の登壇者は原田知世、田中圭、西野七瀬、横浜流星、浅香航大、奈緒、竹中直人、木村多江、生瀬勝久、佐久間紀佳監督。 『あなたの番です 劇場版』は公開中。

ベッキー「ハッピーな気持ちで筆を握る」。バンクシー展で絵画への思い語る

2021.12.10Vol.Web original エンタメ
 タレントのベッキーが10日、『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』のトークイベントに出席。バンクシーへの思いや絵画に向き合う気持ちを語った。  2018年からモスクワ、マドリード、香港、ニューヨーク、LA、そして日本各都市をめぐった同展が、12日から過去最大級のコレクションで東京・原宿にやってくる。展覧会スタートに先立ち10日、都内でトークイベントが行われた。  社会風刺を凝らしたストリートアートで世界中から注目を集めるアーティストの一人、バンクシー。ベッキーも「新作がニュースになったりすると、今回は“こういうメッセージなのかな”と勝手にキャッチしています。大好きなアーティストです」と思いを語った。  イベントでは、バンクシーの代表的な作品についてトーク。代表作『ガール・ウィズ・バルーン』では、「バンクシーといえばこの作品。風刺画って胸が締め付けられるものもある中、誰もがちょっとほっとするような作品だと思う。バンクシーはメッセージを100伝えるのではなく、一石を投じて、その波紋がどう広がっていくのかを楽しんでいる人なのかなと思う」と、作品への受け止めを語った。  自身はタレントで活躍する傍ら、過去に3度個展を開催するなど、アートの才能も発揮するベッキー。「もともと学生時代に卒業アルバムの制作で“絵はベッキーね”と言われることも多かった。趣味のひとつだったけど、3、4年前から絵画を描き始めました」と、きっかけを話す。作品づくりに励む際は「日常の中で良いことがあったり、あの人のことを思ったりという、プラスな気持ちで描いています。絵を見る人たちの目を汚したくないので、ハッピーな気持ちで筆を握ると決めています」と、マイルールも明かした。  今年も残りわずか。クリスマスの予定は「まだはっきり決まっていない」としつつ、「クリスマスは料理をしないと決めているので、オードブルを買って、みんなで楽しみたい」と目を輝かせた。『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』は東京・原宿で12日から。

東京都、10日の新規感染者は25人、重症者は3人

2021.12.10Vol.Web Original東京のニュース
   東京都は10日、新型コロナウイルスに感染した人が新たに25人確認されたと発表した。重症者は3人。  感染者の年代は、10代が7人、30代が6人、40代が4人、20代が3人、50代が2人、10歳未満、60代、70代がそれぞれ1人だった。

「特集 岩井秀人」が2カ月連続で日本映画専門チャンネルで放映。 今年7月に開催された「なむはむだはむ」初の音楽ライブもテレビ初放送!

2021.12.10Vol.Web Originalエンタメ
 演劇ファンのみならず幅広い客層に支持され続けている作家・演出家の岩井秀人の舞台作品の数々をラインアップする「特集 岩井秀人」が、日本映画専門チャンネルで今月から2カ月連続で放送される。2022年1月の特集では岩井秀人作・演出最新作『世界は一人』(2019年)や、2003年初演の処女作『ヒッキー・カンクーントルネード』(2010年)をはじめ、代表作7作品を堪能できる。 ※()内は今回放映される作品の上演年。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

「特集 岩井秀人」が2カ月連続で日本映画専門チャンネルで放映。 今年7月に開催された「なむはむだはむ」初の音楽ライブもテレビ初放送!

2021.12.10Vol.Web Originalエンタメ
 演劇ファンのみならず幅広い客層に支持され続けている作家・演出家の岩井秀人の舞台作品の数々をラインアップする「特集 岩井秀人」が、日本映画専門チャンネルで今月から2カ月連続で放送される。2022年1月の特集では岩井秀人作・演出最新作『世界は一人』(2019年)や、2003年初演の処女作『ヒッキー・カンクーントルネード』(2010年)をはじめ、代表作7作品を堪能できる。 ※()内は今回放映される作品の上演年。

厚切りジェイソン「お金があれば、将来の選択肢が増える」『ジェイソン流お金の増やし方』で資産形成を指南

2021.12.10Vol.748【TOKYO HEADLINEの本棚】
 芸人兼IT企業役員として活躍中の厚切りジェイソン。発売直後に重版が決定した初のお金にまつわる書籍『ジェイソン流お金の増やし方』(ぴあ)の発売を記念したトーク&サイン会が大阪のジュンク堂書店大阪本店にて開催された。  その投資術により、欧米で広がりつつある経済的自立と早期リタイアを目指すライフスタイル“FIRE(Financial Independence, Retire Early)”を達成し、注目を浴びる厚切りジェイソン。15年の投資経験をもとに、初めての“お金”をテーマに執筆した本書では、自身のギャグになぞらえた「WHY!? お金を増やしたいのに何もしないの?」や「ジェイソン流お金を増やす10の方法」をはじめ、“自分の人生を手に入れる手段”としての資産形成について分かりやすく解説している。

『徳井の考察』感想戦生配信は、お笑いのビッグイベントだけに特化したほうがいいのか問題<徳井健太の菩薩目線 第118回>

2021.12.10Vol.Web Original平成ノブシコブシ 徳井健太の菩薩目線
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第118回目は、笑いを語ることについて、独自の梵鐘を鳴らす――。  徳井健太のYouTubeチャンネル『徳井の考察』。その特別編として、『キングオブコント2021』の感想戦生配信を行った際、ありがたいことに500~600人ほどの人が集まってくれた。  生配信は初めてのこと。この人数が多いのか少ないのか、まったくわからないまま終えたけど、なんにしてもとてもありがたいことだと思っております。改めまして、見てくださった皆さん、ありがとうございました。  配信後、マネジャーから、「こんなに集まるとは思いませんでした。吉村さんが、他の芸人さんを5~6人ほど集めてゲームの配信をしても500人くらい。私、なめてました」と言われた。――なめられていたのか。すごいこと言うもんだなと思いながらも、「500~600人はすごいのか」なんて考えてしまう俺もいて、次はどんな生配信をしたら面白いか、少し楽しみになった。  そこで、京アニが手掛ける話題のアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を題材に生配信をしてみることにした。  この作品は、千鳥のノブさんと飲んだとき、「めっちゃいいから見てくれ」と言われたこともあって、とても気になっていた。しかも、金曜ロードショーで放送されるとあって、タイミング的にも申し分ない。「これだ」と思った俺は、金曜ロードショー明けに感想戦生配信を行うことにした。  30人しか来なかった。  驚いた。マネジャーの「なめてました」が正しかったんだなと痛感した。それにしてもだよ。こんなにも落差があるんだろうか。  そういえば今年2月に下北沢 B & B で開催した配信イベント『エンタメパンチライン』の配信チケットも20枚ほどしか売れなかった。膝が震えた。芸歴20年もやってるのに。  このとき俺は、「食べログの点数の見分け方」をテーマに話した。 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と「食べログの点数の見分け方」を経てわかったことは、俺に求められているのは圧倒的にお笑いの考察なんだということ。わかってはいたけど、お笑い以外の話となると、こんなに集客率が落ちるとは。みんな、正直だ。  裏を返せば、大きな大会の後に感想戦を配信すれば、それなりの集客が見込めるということかもしれない。  ありがたいことに、お笑いを論じてほしいといったオファーも少なくない。先日は、鈴木おさむさんがMCを務めるBSフジの『冗談騎士〜お笑いネクストジェネレーション!秋のユニットコント祭り〜』にゲスト出演し、コントの総評を行うだけでなく、鈴木おさむさんと対談させていただいた。  対談だけでも緊張するというのに、俺たちを囲むように配置された客席には若手芸人がどっさりと座っていて、真剣に耳を傾ける。監視されているような緊張感。その視線が生々しい。お笑いにもランバージャックデスマッチがあるんだなって、おののいてしまった。  俺自身は、賞レースで何か結果を残してるわけではない。漫才やコントにしたって、「鶴」のネタ一本でルミネの3ステージをこなすようなコンビだ。かれこれ、もう10年くらい「鶴」一本でやらしていただいている。  そんな車検も通れないだろう古びたネタしかしていない俺が、ひとさまの漫才やコントを見て、何かをアドバイスする。冗談にもほどがあるし、「お前に言われたくない」と思う人も、きっとたくさんいるだろう。俺だってそう思う。  そんなことを話したら、当コラム担当編集A氏が、次のような視点で話し始めた。  「そうやって“お前が言うな”と批判する人は、プロスポーツにおける指導者に対しては何て言うんだろう? たとえば、ヨーロッパのサッカーでは、決して一流とは言えない選手が名将になるケースが珍しくない。名古屋グランパスを指揮したベンゲルも、自らを“三流選手だった”と回想するモウリーニョも、選手としては大成しなかったけど、指揮官として歴史に残るような結果を出している。名選手が名監督になるとは限らない。お笑いの世界でも、そういったことがあると思うんだけど」  単純に「なるほど」と思った。俺が名伯楽になれるかどうかはわからないけど、たしかにスポーツの分野をはじめ、さまざまな領域で「やる」のが得意な人と、「教える」のが得意な人がいる。俺は、自分ではできないことを、未来ある人たちに伝えて、少しでも世の中が面白くなったらいいと願っている。学校の先生も、そういう気持ちで生徒たちと向き合っているのだと思いたい。  この後に控えている 『M-1グランプリ』。その感想戦を、『徳井の考察』でやったらどれくらいの人が集まってくれるんだろう。『女芸人No.1決定戦 THE W 』や『R- 1グランプリ』、『 ABC お笑いグランプリ』、『上方漫才大賞』だってある。なんでも、BSフジにはブレイクできていない芸歴20年以上の芸人しか出場できない『お笑い成人式』なる奇祭があるらしい。お笑いって、やっぱり文化なんだなって思う。  そして、お笑いについて話すのはやっぱり楽しい。もしよければ、そんな『徳井の考察』感想戦生配信を、楽しみに待っていただけたら幸いです。   ※徳井健太の菩薩目線は、毎月10日、20日、30日公開予定です

流行語大賞は大谷関連2つ<ニュースな写真>

「性のスタート地点」【36歳のLOVE&SEX】#20

2021.12.10Vol.web original田口桃子の連載コラム
 人間は、ざっくりいうと「男性」と「女性」の2種類に分かれる。それらは持っている臓器が違うし、骨格や筋肉量などに違いも出る。社会的に求められる役割も違う。それ故に、大切にする価値観も異なってくる。同じ「人間」なのだと教えられてきたが、あまりにも違い過ぎて、同じ生物なのかどうかさえ疑いたくなる。  私がそう思い始めたのは、本当にこの数年のことだ。  男も女も(それ以外の方もいるが、今回は便宜上この2種類についての話とする)仲良く手を取り合って、平等に活躍の場が与えられ、互いを理解しあえるはずだ、同じ人間なのだから、と思っていたが、どうやらそうではないようだ。といっても、社会的な不平等さについて言いたいわけではない。もっと根本的なことだ。  女性向け風俗の利用者は、一時的な性欲を満たしたいという女性ももちろんいるが、精神的なつながりや、癒し、心の解放を求めて利用する方がとても多い。だから利用する際に、何日も何か月もかけて予約するキャストを吟味することがある。テクニック的な問題よりも、コミュニケーションの取りづらさや、ふとしたときに感じるキャストの言動への違和感のほうが、心が離れる理由になったりする。  男性向け風俗ではそういった話はほとんど聞かない。たとえば、一ヶ月先の風俗を予約して、その日のために美容院に行ったり、服装を整えたり、筋トレしたりして準備するという男性の話は聞いたことがない。衝動的に瞬間的に、性欲に駆られて利用するケースも多いのではないだろうか。  この差は最初、女性にとって性に対する免疫がなかったり、ハードルが高かったりするために生じているものかと考えていた。GIRL’S CHを担当していた頃、男性向けのAVを女性が見やすい内容に再編集してお届けする、ということをしていたのだが、その手法で多くの女性にAVを見ていただくことに成功した。だから、性に対して求める本質は男女それほど変わらず、見せ方や伝え方が大切だというのが、私の仮説だったのだ。  ただ、女性向け風俗の分野に足を踏み入れて、AVと違う、風俗ならではの、利用者の声を聞いているうちに、別の仮説が浮かんできた。  それは、女性が性に求めるものは「癒し」「リラックス」の要素が強いということだ。  少し話はそれるが、AVはいかに見ている人を興奮させるかが重要だ。  出演者のビジュアル、身体的特徴、コスチュームなど視覚的なこだわりはもちろんのこと、共感を生むドラマや、時には見たことがないようなびっくりするもの(例えば潮吹きはその典型だと思う)が好まれる。  しかし、興奮することで何が起きるか考えてほしい。そう、男性の勃起を誘発するのだ。  この世の中にある性に関するコンテンツは基本的に、人を興奮させるために作られており、それらは男性のために作られているものなのだ。  逆にいうと、性=興奮、というのは男性の持つ性の特色だと言える。  一方、女性は勃起しない。だから、必ずしも興奮することが性に結び付くとは言い切れない。  SILK LABOの作品を取り扱っていた際にユーザーの方が、作品や一徹さん(女性向けAVに数多く出演している男優さん)に癒される、とおっしゃっているのをよく耳にした。  また、女性向け風俗では、マッサージが組み合わされたコースを導入しているお店が多い。  先日このコラムでも紹介したブランドBONHEURのグッズには、利用することでリラックスしてほしいという思いが込められていた。  それらはもはや、女性向けのアダルトには癒し要素が必要、というよりも、癒しこそが女性の性的な満足のスタート地点にあると言えるのではないだろうか。  と、最近はほぼ確信しているのだが、皆さんはどうだろうか。  こうして真面目に書いてきたが、Twitterなどでよく見かける「女性が気持ちよくなれる方法」も結局のところ、リラックスすること、が結論になっていると思う。医学的な方面の意見も、経験豊富な個人の方の意見も、似たようなところに落ち着いているような印象だ。  性=興奮、の男性のイメージがあまりにも強く、だからこそ、自分にフィットした性の“かたち”が見つからず、はがゆく感じている女性は多いと思う。  でもそれはあなたが間違っているからではない。無理に世間に合わせていく必要はない。そのはがゆい思いこそが、自分の性に目覚める第一歩なのだから。

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