「特集 岩井秀人」が2カ月連続で日本映画専門チャンネルで放映。 今年7月に開催された「なむはむだはむ」初の音楽ライブもテレビ初放送!

 演劇ファンのみならず幅広い客層に支持され続けている作家・演出家岩井秀人の舞台作品の数々をラインップする「特集 岩井秀人」が、日本映画専門チャンネルで今月から2月連続で放送される。2022年1月の特集では岩井秀人作・演出最新作『世界は一人』(2019)や、2003年初演の処女作『ヒッキー・カンクーントルネード』(2010)をはじめ、代表作7作品を堪能できる。 ※()内は今回放映される作品の上演年。

岩井秀人、前野健太、森山未來(左から)

興奮のステージの模様をリポート 

 今月の特集では、来る12月18日(土)夜9時より「なむはむだはむ」関連作品が一挙放映となる。去る7月に渋谷WWWで開催された初の音楽ライブ公演「なむはむだはむLIVE!」のテレビ初放映をはじめ、同じく初放映のドキュメント作品などとともに5つのプログラムをオールナイトで放送するスペシャルな一夜だ。 

 そもそも「なむはむだはむ」とは何かというと、作家・演出家・俳優の岩井秀人、俳優・ダンサーの森山未來、シンガーソングライター・俳優の前野健太による、“子どもたちのアイディアを大人たちがなんとか作品にする“というコンセプトのプロジェクトおよび彼らのユニット名なのだが、この「なむはむだはむ」はワークショップ中に誕生した“死者を弔うことば” だという。企画の発案者(公式の肩書きによると、“そもそもこんな企画どうだろうと思った人”)は東京芸術劇場の芸術監督を務める演出家・野田秀樹。子どもたちとメンバーで物語を考えるワークショップをベースに創作されたプログラムが2017年に東京芸術劇場で上演されると大反響、翌2018年からはNHK Eテレ『オドモTV』内『オドモのがたり』でシリーズ放映されて注目を集めた人気企画なのだ。 

 そして今年7月、渋谷の地下にあるWWWにて、コロナ禍での開催となった初の音楽ライブ公演「なむはむだはむLIVE!」では、メンバーの岩井・森山・前野に、2017年の演劇プロジェクトから音楽を手がけてきた種石幸也を加えた4名によって、ライブハウスという特別な空間ならではのグルーヴが生みだされた。そんな圧巻のステージを振り返る。 

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