敷居の高さなんて感じない オペレッタ「天国と地獄」東京二期会オペラ劇場

2019.11.15 Vol.724

 音楽の秋にオペラへの扉を開きたいのなら、オペラとミュージカルのいいとこどりのオペレッタで一歩を踏み出してみたら?   オペレッタは小さいオペラを意味する。セリフがたくさんあって演劇的な要素が多いのが特徴で、コミカルな作品も多く、ミュージカルの始まりとも言われている。  東京二期会オペラ劇場が届けるのは、オペレッタ「天国と地獄」。バイオリン教師オルフェと妻のユリディスは倦怠期真っただ中。オルフェは妻の不倫相手である羊飼いアリステをやっつけようと罠を仕掛けるも、毒蛇に噛まれて死んだのは妻だった! 予想外の結果に喜ぶオルフェだったが実はアリステは地獄の王プルートの下界の姿。すべてユリディスを地獄に連れて行こうとしていたプルートの仕業だった。一部始終を見ていた「世論」によってオルフェはしぶしぶながら妻を連れ戻すために、神々の世界に赴くが……。  有名なフレンチカンカンを始め、心が踊る音楽と風刺精神、笑いに満ちた明るいオペレッタ。敷居が高いなんてことは少しも感じることはなさそうだ。

内なる自分に気付くとき…。『偉大なるマルグリット』

2016.09.12 Vol.674
“伝説の音痴”と呼ばれた実在の歌姫からインスピレーションを得て生まれた、笑いと感動の人生オペラ! 『大統領の料理人』などでセザール賞6度のノミネートを誇るフランスの名女優カトリーヌ・フロが主人公の音痴の歌姫マルグリット役を熱演。監督はカンヌ国際映画祭やセザール賞の常連、グザヴィエ・ジャノリ。  1920年、パリからそう遠くない貴族の邸宅でサロン音楽会が開かれていた。会に参加した新聞記者・ボーモンは、その日の主役・マルグリット夫人の歌声に唖然とする。なんと彼女は絶望的なほどの音痴だったのだ。しかも本人だけが、その事実にまったく気づいていなかった…。

テノール歌手・山本耕平「人生のハイライト」ジョジョ曲歌う

2014.12.11 Vol.632
 
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 テノール歌手の山本耕平が11日、都内で、デビューアルバム『Mi manchi(ミ・マンキ)』を携えてのコンベンションを行った。

 アルバムタイトル曲をはじめ、「人生のハイライト」のひとつになっているという、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のなかで歌った『Il mare eterno nella mia anima』など全4曲をパフォーマンス。圧倒的な歌唱に会場は酔いしれた。

 大みそかには東急ジルベスター・コンサート@Bunkamuraオーチャードホール、年明け3日には、ニュー・イヤー・オペラ・コンサートで美声を響かせる。

一度は見ておきたい名作オペラを映画館で!『METライブビューイング2014-15』

2014.11.23 Vol.631
 世界中のオペラファンを魅了するニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET=メト)で上演された最新オペラを、その上演からわずか数週間後に映画館で上映する『METライブビューイング』が今年もスタート。 人気の理由その①は「オペラ界最高峰の舞台を体感できる」こと。臨場感あふれる5.1chサラウンドの音響と高精細な映像が、まるで歌劇場の最前列でオペラを見ている気分にさせてくれる。 理由その②は「本場の劇場では見ることのできない」シーンが盛り込まれていること。幕間には、歌手のインタビューや、ステージ転換真っ最中の舞台裏の様子なども映し出す。もちろん、多彩なカメラワークにより演者の表情や衣装、舞台装置、オーケストラの面々などを近距離でじっくり見ることができるのも映像ならでは。 理由その③は、このスペシャルな“オペラ体験”を映画館価格で味わえること。何度も通いたい通はもちろん、オペラを見たことが無い人でも気軽にオペラの扉を叩くことができる。本年度も、人生で一度は見るべき名舞台揃いなので、お見逃しなく!
『METライブビューイング2014-15』 松竹配給/東劇・新宿ピカデリー他にて公開中 www.shochiku.co.jp/met/ 【今後の上映スケジュール】『カルメン』 12月13~19日/『セヴィリャの理髪師』2015年1月24~30日/『ニュルンベルクのマイスタージンガー』2015年2月7~13日/『メリー・ウィドウ』2月21~27日/『ホフマン物語』3月7~13日/『イオランタ』『青ひげ公の城』2本立て 3月28日~4月3日/『湖上の美人』4月11~17日/『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』2本立て 5月23~29日

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