SearchSearch

巨匠・山田洋次が、井上ひさしの思いを継いだ感動作『母と暮せば』

2015.12.12 Vol.656

 終戦から70年を迎えた今年。『父と暮せば』で広島を、未完となった『木の上の軍隊』では沖縄を舞台に、戦後を描いてきた井上ひさしが、どうしても書きたいと考えていた“もう一つの戦後の物語”を、日本を代表する映画監督・山田洋次が映画化。生前にたびたび、長崎を舞台にした物語を書きたいと口にしていた井上の思いに衝撃を受けたという山田監督。『父と暮せば』で描かれた“広島で原爆で死んだ父と生き残った娘の物語”を、“長崎で原爆で死んでしまった息子と、残された母の物語”として紡ぎ出した。山田監督にとって、本作は自身初のファンタジー作品。市井の人々を丹念にリアルに描いてきた山田監督が本作ではCGを多用して亡霊となった息子を描き、1948年の長崎を再現。夢と現実が入り混じる、切なくも美しい世界を描く。

 キャストも日本映画界を代表する顔ぶれが集結。母親・伸子役には山田作品『母べえ』『おとうと』でも主演を務めた吉永小百合。息子の浩二役にはクリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』で海外からも高い評価を得た二宮和也。そして浩二の恋人・町子役には『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した黒木華。

 「母さんはあきらめが悪いから、なかなか出てこられなかったんだよ」。ある日突然現れた亡き息子と、そんな息子を愛おしく迎え入れる母の、穏やかな日々。その儚くも幸せな時間がもたらすものとは…。

嵐・二宮和也「僕の”世界にひとつ”は、嵐です!」

2015.06.19 Vol.645

 嵐の二宮和也が18日、都内で行われたJCB 新ブランドメッセージ発表会に出席した。新たなメッセージ「世界にひとつ。あなたにひとつ。」にちなんで、自分自身の“世界にひとつ”を聞かれた二宮は「やっぱ嵐じゃないですか? 4人でも6人でもなく、この5人で並んでるときが…常にそう思ってるわけじゃないですけど、改めて考えると嵐」と、嵐がかけがえのない存在であることを強調した。

 新メッセージにはまた、おもてなしの心を大切にするJCBのカルチャーが込められている。二宮は「エンターテインメントの世界にいて心がけていることは、楽しいだろ、いいだろっていうのではなくて、楽しんでいただける、喜んでいただけること。押しつけではなく、いかに気持ちよく感じてもらえるかが最重要。それがおもてなし」と、話した。
 27日から新しいブランドメッセージを掲げてのCMもオンエア。二宮は「この想いが少しでも伝われば」と意気込んだ。

佐藤健らFit’s新CMは「エレガント」!?

2011.06.06 Vol.512
ph_show0200.jpg

 ロッテガムFit'sのCMに出演中の佐藤健と佐々木希が5月31日、都内で行われた新CM発表会に出席した。「鑑賞」篇に出演する佐藤は、女優の草刈民代とFit'sダンスにトライ。NHK大河ドラマ『龍馬伝』で共演経験もあり、撮影はスムーズに進んだそうで、「エレガント! 今までのシリーズにはなかった新しい風が吹いた」と満足げ。一方、佐々木は「水族館」篇を担当。さかなクンと共演した。

 佐藤はトーク中に、草刈から伝授されたというバレエの「私はあなたを愛しています」の表現を再現。コメントを求められた佐々木は「今度、友人に使ってみます」。嵐の二宮和也との熱愛が報道されたこともあり、会見終了後には報道陣から「"私はあなたを愛しています"の表現は誰にしますか?」と質問が飛ぶも、黙って会場を去った。

 Fit'sは、新CMのオンエアとともに、新たに「友達つくろう」キャンペーンも展開する。


Copyrighted Image