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二宮和也「大野智がすごく元気に歩いてました」主演作初日に事務所仲間たちとの“縁”

2023.10.06 Vol.web original

 

 映画『アナログ』の初日舞台挨拶が6日、都内にて行われ主演の二宮和也をはじめ波瑠、桐谷健太らキャストとタカハタ秀太監督が登壇。二宮が嵐・大野智と遭遇したエピソードを披露した。

 SNSで募集した「大切な人に会えてうれしかったこと」エピソードが書かれたボードに感激したキャストたち。二宮も「お客さんに会場で会えたこと」という自身のコメントに「絵日記みたいになっちゃった」と照れつつ、寄せられたメッセージの数々に「読み応えあってうれしい」と感激しきり。

 本作を誰と見たいかという質問に「この映画を1人で見て、会いたい人は誰なんだろうと確かめるのもいいかなと思っていた」と回答していた二宮。事務所の後輩でもある、なにわ男子の藤原丈一郎が「僕はなにわ男子のメンバー全員と見たい」と言うと「結成5周年だもんな」と言い、会場も拍手。すると藤原は「メチャクチャうれしいんですけど…自分の口から言おうと思ってた…」と会場の笑いをさそいつつ「知っててくれたのうれしい。(映画)公開日と結成日が同じなんて」と感激。

 二宮は「この映画に、奇跡は存在するとか縁とか運とか、1日でも同じ日はないとか、毎日一生懸命生きるべきと改めて思わされた」と振り返りつつ「本当に何が起こるか分からない。今日ここに来る途中に元気に歩いている大野智に会いました。すごく元気に歩いてました」と嵐・大野智との思わぬ再会を報告。「何か見たことがある人が歩いてるなと思ったら。こんなことがあるんだなと思って。“何しに行くの? “今から舞台挨拶なんで” “へ~、頑張って~” って(笑)。縁でつながっているんだと思わざるを得ない」と“会う”喜びを語っていた。

 この日の登壇者は二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎、板谷由夏、タカハタ秀太監督。

 映画『アナログ』は公開中。

二宮和也、波瑠から「二宮さんの悩みを分かる人いない」と言われ「4人います」

2023.09.18 Vol.web original

 

 映画『アナログ』 (10月6日公開)の試写会イベントが18日、都内にて行われ、俳優の二宮和也、波瑠が登壇。親友について聞かれた二宮が「4人います」と胸を張った。

 ビートたけしの小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎えて映画化。二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきの恋愛を通して“会う”ことの喜びを描く感動作。

 この日は、2人が観客と一緒に「携帯を持たない人との恋愛はできるか」「素性の分からない人にプロポーズできるか」など、映画にちなんだアンケートに回答。「何でも話せる親友がいるか」という質問に、「何でもだよ、いる?」と二宮が頭をひねり続けていると、波瑠は「二宮さんの悩みなんて分かる人いないよ。こんなすごい舞台に立っている人の悩みなんて分かってあげられないもの」。すると二宮は「仕事とか置かれている立場に限定するなら、嵐に言えるよね。だって嵐しか分からないもの。…ひねりにひねって嵐が親友という着地に(笑)」と苦笑しつつ「でも確かにずっと同じ価値観で進んでいる人たちと言ったらあの人たちしかいないんだよなあ。(親友は)オレは4人います」と回答。

 さらに“大切な人”と一緒に参加したこの日の観客から事前に募集した、相手へのメッセージを2人が代読。プロポーズに了承の返事を伝えるメッセージや、父から娘へのメッセージに2人も観客と一緒に興奮したり感動したり。

 最後に二宮は「大事な人がいるということは幸せなこと。かつ大切な人を大切にできる期間って自分が思っている以上に短い気が僕はしています。今隣にいる大事な人を大切にできる期間は今しかない」と語り「有意義な会になったな、と。本当はこっちが裏話とかを1個2個用意していなければいけなかったはずが、プロポーズとかできちゃったりして。本当にありがとうございました」と観客との時間に感謝していた。

犯人は二宮和也? “被害者”なにわ男子・藤原丈一郎「両足の靴紐が結ばれていて見たら二宮くんがニヤニヤ」

2023.08.28 Vol.web original

 

 映画『アナログ』(10月6日公開)のプレミアイベントが28日、都内にて行われ、俳優の二宮和也、波瑠らキャスト陣とタカハタ秀太監督が登壇。なにわ男子・藤原丈一郎が二宮との撮影中のエピソードを明かそうとして「怖い!」と身震いする一幕があった。

 ビートたけしの小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎えて映画化。二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきの恋愛を通して“会う”ことの喜びを描く感動作。

 主人公とヒロインが毎週木曜日に喫茶店〈ピアノ〉で会うという約束を交わすという物語にちなみ、習慣化していることはと聞かれると、二宮は「僕は動画を水曜日と日曜日にあげているので、月曜日と金曜日がデッドラインだと思って。結果的に習慣になりますね。いままでそんな(曜日が)決まったお仕事が無かったので」と言い「今は追われてます。“乃木さん”にも追われてるので。ダブルで追われてます」と出演中のドラマ『VIVANT』を引き合いにし笑いをさそった。
 
 一方、波瑠が「植物を育てているんですけど最近、伸びているツルを切って増やすということに挑戦している」と明かすと二宮が「アナログ~」。桐谷健太は「昼寝」、浜野謙太は「子どもの弁当作り」、板谷由夏は「毎日の縄跳」と回答。藤原丈一郎は「毎週日曜日に水槽を洗う。ペットで小さいフグを3匹飼っているんです。使った歯ブラシとかで水槽を洗っています」と言い「野球が好きなので、スライダー、シュート、チェンジアップという名前」と明かし、会場もほっこり。そこに二宮が「昨日(24時間テレビ)はどうしたの」と聞くと、藤原は「さすがに疲れたのでお休みしました(笑)」。

 そんな藤原は、二宮と初共演した印象を聞かれ「二宮君は後輩とたくさん共演されているので距離の縮め方が上手」と言いつつ「撮影が終わってからわざわざ、今日ありがとね、明日またよろしくと言いに来ださって。優しい!と思ったんですけど、靴を履こうとしたら両足の靴紐が結ばれていて、パッと見たら二宮君がニヤニヤしながら“お疲れ~”って」と、二宮のいたずらを暴露。

 ところが二宮が「そんなわけないじゃん」と否定。桐谷が「犯人は間違いなく…?」と確認すると、藤原は「二宮君です」と断言したが二宮はあくまで違うと言い張り、藤原は「じゃ誰なんですか。逆に怖いです!」と身震い。桐谷からは「自分でやって忘れてるんじゃ?」と疑われ、会場も大笑い。

 一向に認めない二宮に、孤立無援状態の藤原は「先輩が言うなら…。僕のミスです、すみません。僕のミスで両足結びました」と白旗をあげ、二宮は「びっくりしたよ~」とニヤニヤ。最後まで“犯人”は分からずじまいだった。

 この日の登壇者は二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎、板谷由夏、タカハタ秀太監督。

二宮和也との初共演になにわ男子・藤原丈一郎が“ブルーカーペット”で感激

2023.08.28 Vol.web original

 

 映画『アナログ』(10月6日公開)のプレミアイベントが28日、都内にて行われ、俳優の二宮和也、波瑠らキャスト陣とタカハタ秀太監督が映画をイメージしたブルーカーペットに登壇。なにわ男子の藤原丈一郎が二宮との初主演に感激した。

 ビートたけしの小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎えて映画化。二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきの恋愛を通して“会う”ことの喜びを描く感動作。

 主演・二宮は「本当に変わった設定だと思うかもしれませんが、奇をてらってない純粋な恋愛映画を見てもらえれば」とアピール。

 同じ事務所の後輩であり、劇中でも二宮の後輩役の藤原丈一郎は「僕自身も二宮君と初めての共演で。僕と二宮君のシーンもたくさんありますのでそちらもチェックしていただければ」と二宮との初共演に喜びの表情。

タカハタ監督も「大人のラブストーリーと書かれていましたけど、二宮さん、波瑠さん世代の方はもちろん、もっと若い世代の方々、あるいは先輩の世代の方々にも幅広い方に見ていただきたいという思いで作りました。ぜひ皆さん、大切な人と一緒に見ていただければ」と期待。

 駆け付けたファンからの大歓声に二宮は喜びつつ「かわいい~」と言う声に照れ笑い。隣にいた桐谷健太が「オレにはなんで笑いが」とぼやくと、二宮が桐谷にヒソヒソ。桐谷が「“かわいい”頂きました」と笑顔になる一幕もあった。

 この日の登壇者は二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎、板谷由夏、タカハタ秀太監督。

二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨が「一番驚いた仕事」で乾杯 4人で新CM

2023.04.13 Vol.Web Original


 二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨が13日、都内で行われた新ジャンル「クリアアサヒ」の新CM発表会に登壇し、より飲みやすくおいしくリニューアルした同商品の魅力をアピールした。

 人気You Tubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」で息が合ったところを見せている4人。CM出演が決まったことについて4人は「一番驚いた仕事」(二宮)、「最初に聞いたときには嘘なんじゃないか、ドッキリじゃないかと思った」(菊池)と驚きを隠さず、中丸はボイスパーカッションで喜びを表現。本CMが初めてのお酒のCMとなる山田も「ここまで『ジャにのちゃんねる』が大きくなったのかと感じている」と喜んだ。

 

二宮和也 中島健人からの質問「アイドルと俳優の違いを教えてください」に真剣回答

2023.02.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ラーゲリより愛を込めて』のロングラン御礼舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演・二宮和也と瀬々敬久監督が登壇。二宮が観客や共演者からの質問に答えつつロングランヒットへの感謝を語った。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 公開から2カ月経った現在、全国363館でロングラン上映中。観客動員は180万人、興行収入は24億円を突破。

 二宮は公開2カ月後の舞台挨拶に「驚いてます、このタイミングの舞台挨拶って何をすればいいんだ?と(笑)」と目を丸くしつつ大ヒットに感激。

 この日は映画を見た人から寄せられた質問に2人が回答。「自分にとって生きる希望とは?」と聞かれると、二宮は「普段から応援してくれる人たちに、新鮮な気持ちを与えれられる人であり続けたいんです」と回答。

 ビートたけし原作の恋愛映画『アナログ』の公開も控えている二宮。これまでは歴史ものや社会派作品など硬派な作品への出演が多かっただけに「僕、あまりラブストーリーとかやったことなかったんです。ずっと応援してくれてる人たちは“現代に戻ってきて大丈夫か”と不安に思うかもしれないけど、新鮮な気持ちになってもらえたら」と自虐を込めつつ、新たな役どころに意欲を見せた。

 さらに、共演者の松坂桃李らからも質問が。“東京都の20代男性、中島健人さん”からの「アイドルと俳優の違いを教えてください」という質問に、二宮は首をひねりつつ「違いはそんなにないんじゃないかと僕は思ってます。フィルターや届け方が違うだけで、やっていることは一緒だと思っていて。中島さんがアイドルを演じているとは思わないですよ? 演じてないと思っているとしたらちょっと信じられないけど(笑)。そういうキャラクターを切磋琢磨して作り上げていく行為は、そんなに(アイドルも俳優も)変わらないと思う」と根底にある思いは同じだと回答し「僕もグループ時代に(作品に)呼ばれるときは俳優然とせず、呼ばれた意味を考えてましたけどね。彼はもうできているんじゃないですか」と後輩・中島に太鼓判。

 この日は、二宮と同じく、シベリア抑留を経験した祖父を持つという、京都府・舞鶴引揚記念館の学生語り部を務める大学生も会場に。「映画が公開されてから、資料館に若い世代の来館者が増えている」と告げられ「僕らが作ったものを見て、資料館と言う形で見てみようと思って行ってくれるのはうれしい」と喜んだ二宮。

 二宮は「うちのお祖父さんも帰ってきたのが4年後だったけど、もしそのときお祖母さんに新しい家族があったらどうしたんだろうな、と思う。うちのお祖父さんはうまくまとまって、オレが出てきたんだけど」と、仲間たちの心に帰国への希望の灯を灯し続けた山本氏や、自身の祖父に思いをはせた。

 最後に二宮は「皆さまの声をなめてました、すみません。こんなに長く続くとは思ってなくて。応援してくださる皆さんの力を改めて痛感しました」とロングランの感謝を改めて語っていた。

二宮和也と波瑠が初共演 ビートたけし初の恋愛小説が映画化決定

2023.02.17 Vol.web original

 ビートたけし初の書き下ろし恋愛小説「アナログ」が主演・二宮和也、ヒロインに波瑠を迎え映画化されることが決定した。二宮と波瑠はこれが初共演となる。

 原作は、ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた同名小説(集英社文庫刊行予定)。週に1度、出合った喫茶店で会うつかの間の時間で、ゆっくりと関係を深めていく男女の愛の物語。監督は『ホテルビーナス』『鳩の撃退法』のタカハタ秀太監督。

 主人公のデザイナー・水島悟を演じる二宮は、充実した撮影の日々を振り返り「目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も”誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです」とコメント。

 水島が出会う、どこか謎めいた女性・美春みゆきを演じる波瑠も「脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくてもいろいろなことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました」と作品への思いを寄せている。

 タカハタ監督は「『アナログ』が出版されてすぐ、これを二宮和也さんで映画にしたい!と切に思いました。映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです」と明かしつつ「二宮さんと波瑠さん、初共演のふたりの撮影初日を見て、まさに〈悟とみゆき〉を感じました」と、デジタル化された時代に、アナログな恋を演じる2人に太鼓判を押している。

 映画『アナログ』は2023年秋、公開予定。

二宮和也「友達が少ない方なので」主演作の大反響をSNSで実感

2022.12.09 Vol.web original

 

 映画『ラーゲリより愛を込めて』公開初日舞台挨拶が9日、都内にて行われ、二宮和也、北川景子らキャストと瀬々敬久監督が登壇した。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 公開初日ながら「泣ける」と反響の声が続々寄せられていることに一同も感激。主人公・山本幡男役の二宮和也は、周囲の反応はと聞かれると「友達が少ない方なのでそういったことはないですけども…」と苦笑しつつ「SNSの反響で、始まったんだなと感じますし。泣けるからいい映画と言うわけではないですけど、我々が伝えたいことが伝わって響いたんだなと感じていますね」と喜んだ。

 共演陣も周囲の反響に感激。松坂桃李が「僕のメイクさんがお昼ごろ見に行ってくれて、劇場でティッシュを配られたと。何に使うのかなと思っていたら、見終わった後全部使っていたと」と明かすと、中島健人も「僕のメイクさんもちょうど今日の昼時に見に行ってくれて。ハンカチが(涙で)いつもより重かったと言ってました」。

 この日は、山本幡男の息子・顕一の壮年期を演じた寺尾聰からの音声メッセージも届いた。

 寺尾は、約30年前のドラマで山本幡男を演じたことや、ドラマ『優しい時間』で二宮と親子役を演じたことを振り返り「ニノの主演作の応援が少しでもできればと思い、出演させていただくことになりました。青年だったニノも今やすっかり日本を代表する俳優になって、いつも遠くから見てうれしく思っていました」とメッセージ。

 さらに寺尾は顕一氏本人からの手紙を代読。「見れば見るほど感心させられた」とつづりつつ「二宮さんの姿が父にそっくりで驚きました。何気ない仕草や表情が私が記憶している父を彷彿とさせるのです。父を偉人としてではなく普通に生きた1人の男として演じられたことは私にとって非常にうれしいことでした」という、顕一氏の思いのこもった言葉に一同感無量。

 二宮は寺尾のメッセージに「お前が出てるから、何かあったら自分は行くよと言ってくれていたので」と主演作の出演を快諾した寺尾に感謝。顕一氏の言葉にも「オレもちょっと(幡男さんに)似てる感じしていて。息子さんもそう思っていてくださったというのはうれしかったですね」と感激。

 そこに劇中で抑留者たちがかわいがっていた犬のクロを演じた“大吉”も登場。大吉は中島に抱きかかえられると喜んで中島の顔を舐め、中島は「12月のキスです(笑)」とメロメロになっていた。

 この日の登壇者は二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督、犬の大吉。

『ラーゲリより愛を込めて』は公開中。

二宮和也「来年は忙しくなるぞと8年くらい言われ続けた」北川景子、中島健人ら“希望をくれた言葉”明かす

2022.11.08 Vol.web original

 映画『ラーゲリより愛を込めて』のプレミアイベントが8日、六本木にて行われ、主演・二宮和也と共演の北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督が舞台挨拶に登壇。豪華キャスト陣が“希望をもらった言葉”を明かした。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 先月に行われた第35回東京国際映画祭のレッドカーペットを瀬々監督と2人で歩いた二宮は「全員そろってほっとしています。前は2人だったので」と笑いつつ「一枚画でこの人たちが収まっているのはもう見られないんじゃないかというくらい貴重」と豪華な布陣に胸を張った。

 この顔ぶれを「俳優界のアベンジャーズ」と評した中島が「自分はスパイダーマン的な立ち位置」と言うと、桐谷が「アイアンマンとしては…」、安田が「アベンジャーズを作った博士としては…」とノリノリであいさつし会場も大盛り上がり。

 二宮が演じる主人公・山本幡男の妻を演じた北川が、過酷な収容所シーンを演じきった男性陣を絶賛しつつ「見学に行きたいと言ったら、来ない方がいいと二宮さんに言われました」と明かすと、二宮が「危ないからダメだと。(北川が来ると)皆、変な頑張り入っちゃうから」と弁解し笑いをさそう一幕も。

 さらにこの日は、キャスト一同に「つらい時に希望を与えてくれた言葉は?」という質問。

 安田は家賃を借りようとしたときに2人の人から言われた言葉を、桐谷は「命をかけてあなたを大成させる」と言った事務所の社長の言葉を、中島は「自分の仕事に誇りを持ちなさい、昨日までの自分を否定すると今日の自分が頑張れない」という母の言葉をあげ、松坂は肺炎で入院せざるを得なくなり「いろんな人に迷惑がかかる、と涙がドバーっと出た。その時にマネージャーさんが大丈夫大丈夫と声をかけてくれた」と、それぞれ感動的なエピソードを披露。

 さらに北川は「“DGDG”という言葉があるんですけど(笑)。作品を終えて自分の演技がこれでよかったかなと不安になることがあって(夫のDAIGOに)見てもらうことがあるんですけど“DAIGO、大号泣”と言ってくれる(笑)」とほほえましい夫婦エピソードを明かした。

 感動的なエピソードの数々に「そっちの方向か…」と頭をひねっていた二宮は「事務所の偉い人に言われた言葉ですね。来年から忙しくなるぞ、というのを8年くらい言われていました。8年目で本当に忙しくなったからよかった」とブレイク前を振り返り「聞いてもないのに毎日言ってくるので何を根拠に…と思うんですけど、意味のない言葉で救われることもあるじゃないですか。続けてこられてよかった」とブレイクするまで言われ続けたという言葉に感謝していた。

『ラーゲリより愛を込めて』は12月9日より公開。

二宮和也 六本木で“大雪”に感動!主演映画プレミアで純白カーペットに登場

2022.11.08 Vol.web original

 映画『ラーゲリより愛を込めて』のプレミアイベントが8日、六本木にて行われ、主演・二宮和也と共演の北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督が登場。映画の舞台をイメージした“スノーカーペット”を歩き、会場を魅了した。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 映画の舞台シベリアの雪景色を思わせるような白いカーペットが敷かれた大階段を、ドレスアップした姿で降りてきた一同。その華やかな光景に会場もすっかり魅了されていた。

 雪が降り注ぐような演出に迎えられた一同。主人公・山本幡男を演じた二宮和也も、六本木の“雪景色”に「すごいですね」と感激。

 二宮は「この作品は実話に基づいた作品となっており、こういうことがあったんだ、ということもそうですが、その先にある希望だったり絆、愛を感じられる作品となっています」と映画の公開に向けアピールした。

『ラーゲリより愛を込めて』は12月9日より公開。

二宮和也、映画祭レッドカーペット“大トリ”に緊張「大所帯で歩くのかと思っていたら2人だった」

2022.10.24 Vol.web original

 

 第35回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが24日、日比谷・宝塚劇場にて行われ、二宮和也、橋本愛やジュリー・テイモア率いる審査員ら豪華映画人が登壇し、映画祭の開幕を盛り上げた。

 オープニングアクトを務めたのは、宝塚歌劇のOG、柚希礼音、紅ゆずる、美弥るりか、七海ひろきの4人。映画原作の舞台『オーシャンズ11』の楽曲で華麗なパフォーマンスを披露した。

 2年連続でフェスティバル・アンバサダーを務める女優・橋本愛は「映画祭は、決まった場所で決まった時間に自分が迎えに行くことで映画と出会うという体験ができる機会。ぜひいろいろな映画と出会っていただければ」。

 コンペティション部門審査委員ジュリー・テイモア、シム・ウンギョン、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、柳島克己、マリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルも登場。

 審査委員を務めたテイモアは「今、世界はコロナや戦争などいろいろな形で分断されています。でもこのような映画祭で、私たちは創造性を共有できる。今、私たちに今一番欠けているものは、人やその場所に対する共感だと思います。その共感を映画祭を通して再び感じてもらえれば」と映画祭の意義を熱く語った。

 オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』の瀬々敬久監督と主演・二宮和也も登壇。二宮は「オープニングにふさわしい映画ができたと自負しています」と胸を張りつつ、レッドカーペットのトリを務めたことに「緊張しました(笑)。最後だから華やかにというか大所帯で歩くのかなと思っていたんですけど、今日来たら2人でした」と瀬々監督と2人きりだったことに苦笑。

 それでも「沿道に来ている人たちに声をかけていただいて、反対側で取材を受ける形が3年ぶりに戻ってきたんだなと」と復活したレッドカーペットに感慨を見せた二宮。「日本が作っている映画を見ると、やっぱりいいなと思える」と日本映画への愛を語りつつ「たくさんの国の素晴らしい作品が集まったお祭りです。いろいろな映画を一気に見れる期間なのでぜひ楽しんで」とアピールした。
 
 この日は岸田文雄内閣総理大臣もメッセージビデオを寄せ「映画祭を経て、東京が世界中の素晴らしい映画と人々をつなぐ場として更なる飛躍を遂げますように」と開幕を祝福した。

 第35回東京国際映画祭は10月24日から11月2日まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。

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