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“苦節17年”間下隼人が悲願のレジェンド王座を獲得。「つらいこととか多かった。でも俺は逃げなかったし辞めなかった」【ストロングスタイルプロレス】

2023.02.23 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「レジェンド選手権試合」で挑戦者の間下隼人(ストロングスタイルプロレス)が王者・真霜拳號(2AW)にタイガースープレックスホールドで勝利を収め、苦節17年にしてついに悲願のレジェンド王座を獲得した。真霜は3度目の防衛に失敗した。

 真霜は昨年8月に間下の兄弟子であるスーパー・タイガーを破り、王座を獲得。10月には間下が王座奪還を目指し2AWに乗り込むも返り討ちに遭っていた。それでも間下は12月大会で真霜が2度目の防衛を果たした際にスーパー・タイガーを制し、次の挑戦者に名乗り。しかし年が明け1月21日の「ワールド女子プロレス・ディアナ」の川崎大会で行われた前哨戦の6人タッグ戦では直接ギブアップ負けを喫するなど崖っぷちに追い込まれ、この日を迎えていた。

ウナギ・サヤカが「お前の全てを丸裸にしてやる」とタイガー・クイーンに改めて宣戦布告。クイーンは本間多恵と共闘へ【ストロングスタイルプロレス】

2023.02.23 Vol.Web Original

3WAYマッチはタイガー・クイーンが勝利

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)で“女性版タイガーマスク”タイガー・クイーン(ストロングスタイルプロレス)を中心とする女子戦線が大きく動いた。

 この日のセミファイナルではクイーンが初の3WAYマッチに臨み、初参戦となるウナギ・サヤカ、2度目の参戦となる本間多恵(フリー)と対戦した。

 クイーンとウナギは昨年10月のディアナ後楽園大会で行われた8人タッグで対戦し、短時間ではあったが手を合わせている。そしてカード発表会見にはビデオメッセージを送る形で参加したウナギは「タイガー・クイーン、お前を査定してやるよ」とクイーンに宣戦布告していた。

 試合前、クイーンと本間が握手を交わすがウナギは応じず。この2対1の構図になるかと思われたが、ゴングが鳴るとウナギは一転、本間に「こいつを倒そう!」と共闘を呼び掛けるがすぐに裏切り、クイーンとウナギの一騎打ちの展開に。しかしリングに戻った本間がカットすると今度は本間とクイーンが対戦。続いて、ウナギとクイーンが共闘するかと思いきや、ウナギがクイーンの胸を突く。

佐山サトルが体調不良で会場入りできず。平井代表が声を詰まらせファンに謝罪【ストロングスタイルプロレス】

2023.02.22 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)のリング上で挨拶をする予定だった佐山サトルが体調不良で急きょ挨拶を取りやめ、会場を後にするという事態が起こった。

 佐山は2020年に「パーキンソン病に近い状態」であることが発表されている。歩行困難な状態ではありながら、会場で挨拶する際には自らの足でリングに上がっていた。

 この日は大会開始直前になって体調不良を訴え、同団体の平井丈雅代表ら関係者の協議のうえ、挨拶は行わず帰途につくことになったという。

 平井代表は試合開始前にリングに上がると「皆様にお詫びしなければいけないことがあります。佐山サトル、先ほどまで会場の近くで“皆様にご挨拶をさせていただきたい、皆様にお会いしたい”ということで待機していましたが。皆さんご存じの通り、今、佐山サトルは病気と闘っております。日によって体調がいい時、喋ることもできないくらい体調が悪い時、その繰り返しであります。しかしストロングスタイルの大会の日はどんなことをしてでもこのマットに一瞬でも立ち、皆様にご挨拶をしたいという気持ちで先ほどもいたんですが、どうしてもこの会場に入ることができず、先ほど会場を後にしました。また元気な姿で皆様にご挨拶するために、今日は新間会長、後援会会長とお話をして帰途についていただきました。必ず、次、皆様の前に佐山サトルは立ちます」と時折、声を詰まらせながら会場のファンに報告し、謝罪した。

初参戦のウナギ・サヤカが3WAYマッチでタイガー・クイーンと対戦「お前を査定してやるよ」と宣戦布告【ストロングスタイルプロレス】

2023.01.26 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が1月26日、都内で開催された。

 ウナギ・サヤカ(スターダム)が初参戦を果たし、タイガー・クイーン(SSPW)、本間多恵(フリー)と3WAYマッチで対戦する。

 ウナギとクイーンは昨年10月のディアナ後楽園大会で8人タッグで対戦し、短時間ではあったが手を合わせている。

 ウナギは試合後には「シングルをやりたい」とも語っていたのだが、この日の会見にはビデオメッセージを送る形で参加し「2023年、ギャン期に入って、やりたい奴がまだまだいる。その中の一人、タイガー・クイーン。もっともっとやりたい。そしてお前のプロレスの世界をもっともっと知りたい。言葉は出さないが、その青い炎ともっと戦いたい。でもタイガー・クイーンも同じことをちょっとは思ってくれているんじゃないのかな?と思うのですが、ストロングスタイルの偉い奴、このカードを組んでください。タイガー・クイーン、お前を査定してやるよ」とクイーンに宣戦布告した。

“初代虎”佐山サトルが猪木さん追悼の30カウントゴング。新間氏は「アントニオ猪木という人はリングの中では神であった」

2022.12.09 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.20」(12月8日、東京・後楽園ホール)で10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんへの追悼の30カウントゴングが鳴らされた。

 この日行われた追悼セレモニーでは“過激な仕掛け人”新間寿会長、初代タイガーマスクの佐山サトル、藤原喜明、船木誠勝、ジャガー横田がリングに上がり、リング下にはこの日出場する選手ら関係者が集まった。

 最初にマイクを持った新間会長は「亡きアントニオ猪木、そして猪木寛至社長と長くお別れすることになりました。私どもにとってアントニオ猪木という人はリングの中では神でありました。この神に続いて、猪木寛至という人は力道山先生の思いを込めて、事業家として世の中、人のためにできることがあるならやりたいという、非常に事業的な野望を持った2人、アントニオ猪木と猪木寛至さんでございます。鳥は飛べども涙は流さず。我ら一堂は涙乾く暇なし。猪木さんという人は多くの人々に夢と希望を与え、そして多くの人に惜しまれつつこの世を去りました」などと故人をしのんだ。

12・8後楽園で真霜拳號に関根“シュレック”秀樹が挑戦。女子戦線は軍団抗争激化へ【ストロングスタイルプロレス】

2022.11.21 Vol.Web Original

11・23大阪ではスーパー・タイガーvs池本誠知、藤原喜明デビュー50周年記念試合

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務めるストロングスタイルプロレスが11月23日に大阪・コレガスタジオで「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.19 [闘宝伝承2022-2nd]」を開催する。

 メインイベントではスーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)が池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE)と対戦する。

 池本はかつて総合格闘家として修斗やDEEPで活躍し、PRIDE、DREAMにも出場経験のあるファイター。DEEPではウェルター級王座も獲得している。現在は戦いの場をリングに移しプロレスラーとして戦い続けている。スーパー・タイガーとはスタイル的にも“手が合う”ことから、佐山が言う「ストロングスタイルを見せる」試合が期待されている。

 セミファイナルでは「藤原喜明デビュー50周年記念試合タッグマッチ」として、藤原喜明(プロフェッショナルレスリング藤原組)&アレクサンダー大塚(AO/DC)vs 船木誠勝(フリー)&冨宅飛駈(パンクラスMISSION)が行われる。

 船木と冨家は藤原組を離脱しパンクラスを設立、大塚は藤原組でデビュー後、格闘探偵団バトラーツ設立時に藤原組を離れるというさまざまな因縁があったのだが、師匠のの50周年記念試合にかつての弟子たちが駆けつける格好となった。

王者スーパー・タイガーと真霜拳號がともに“強さ”を認め合い、静かに火花【ストロングスタイルプロレス】

2022.08.18 Vol.Web Original

8・25後楽園の「レジェンド選手権」で激突

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.18」(8月25日、東京・後楽園ホール)の会見が8月18日、都内で開催された。

 今大会ではメインで王者スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)に真霜拳號(2AW)が挑戦する「レジェンド選手権」が行われるのだが、会見では両者が静かに火花を散らした。

 真霜は6月の後楽園大会でストロングスタイルプロレスに初参戦。試合はスーパー・タイガーと間下隼人の兄弟弟子タッグが2AWの真霜と花見達也を迎撃するという実質的な“対抗戦”に。互いの団体の面子をかけた激しいぶつかり合いの末、最後はスーパー・タイガーが花見を破ったのだが、試合後に真霜がベルトへの挑戦をアピール。スーパー・タイガーも「喜んで受けてやる」と応じる一幕があった。

 この日の会見で真霜は「前回の参戦時にベルトへの挑戦を表明したが、このリングで全く実績を残していなかったので、すぐには無理かと思っていたが、今回組んでいただけた。それは実績はないが実力は認めてもらえたのかと思っている。自分の実力には自信があるし、スーパー・タイガーの強さや怖さは実感しているが、それを上回る自信はある。僕はこのベルトを狙って、このリングに侵略しに来たわけです。なので最短ルートでこのベルトをいただき、完遂させたい。一発で獲ります」と千載一遇のチャンスに闘志を燃やした。

船木誠勝が「あれしかないと思った」と関根シュレックを非情の顔面ヒザ蹴り葬【ストロングスタイルプロレス】

2022.06.10 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクこと佐山サトル率いる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで船木誠勝と関根“シュレック”秀樹が一騎打ちを行い、船木がヒザ蹴りを顔面に打ち込みダウンさせてからの体固めで3カウントを奪った。

 2人は関根のストロングスタイルプロレス初参戦となった2019年9月19日に行われた後楽園大会でタッグを結成。その日、関根は控室で「プロレスとMMAで結果を出したらいつかシングルをやってください」と船木に直訴していた。

 関根は総合では2016年12月にONE championship、2020年にはRIZINにも参戦。RIZINでは初戦こそ敗れたが昨年大晦日にはシビサイ頌真を破り、初勝利を挙げた。そして今年3月17日のストロングスタイルプロレス後楽園大会でタッグマッチで船木と対戦。30分時間切れ引き分けとなったのだが、試合後、関根が船木との一騎打ちをアピールすると、船木も「やりましょう!」と快諾。今回の対戦が実現した。この間、関根は「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日)で貴賢神を相手にTKO勝ちを収めるなど勢いを増してのこの日の試合となった。

真霜拳號の王座挑戦表明にスーパー・タイガー「喜んで受けてやる」【ストロングスタイルプロレス】

2022.06.10 Vol. Web Original

 初代タイガーマスクこと佐山サトル率いる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)で初参戦を果たした真霜拳號がスーパー・タイガーの持つレジェンド王座への挑戦をアピールした。

 真霜は当初、3月の後楽園大会に参戦の予定だったが、新型コロナウイルスに罹患してしまい無念の欠場。今回は仕切り直しの参戦だった。

 この日はストロングスタイルプロレスのスーパー・タイガーと間下隼人の兄弟弟子タッグが2AWの真霜と花見達也を迎撃。実質的な“対抗戦”となったタッグマッチは互いの団体の面子をかけた激しいぶつかり合いを展開し、最後はスーパー・タイガーが花見にローリングソバット、キャプチュード、ツームストーンパイルドライバーからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い勝利を収めた。

謎の3人組「DARKER’S」が会見に乱入しタイガー・クイーンに対戦要求。対戦予定だった高瀬みゆきと組んで迎撃か【ストロングスタイルプロレス】

2022.06.02 Vol.Web Original

6・9後楽園で「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」

 初代タイガーマスクこと佐山サトルが生み出した“女性版タイガーマスク”タイガー・クイーンに何者かから新たなる刺客が放たれた。

 クイーンは昨年7月のデビューから快進撃を続け、シングル戦は7連勝。時に初代虎を超える動きを見せるなど名実ともにスター街道をばく進中なのだが、ここで浮上したのがライバル不足という問題。

 これについてはコーチ役のジャガー横田も早い段階から指摘しており、佐山も昨年末には「次は新しいダイナマイト・キッドを作ってみたい。イメージしているのは男子だけど女性もいい」と語っていた。

 クイーンは3月に行われた前回の後楽園大会で高瀬みゆきと対戦し、最後はフライングニールキックでなんとか勝利を収めたのだが、序盤から高瀬のラフファイトと大技攻撃、シビアな拷問技に苦しむ場面が目立った。試合後には「勝てたけど、悔しいです」とコメント。今後に課題を残す内容だったのだが、次戦となる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)では高瀬との再戦がマッチメイクされた。

船木誠勝と関根“シュレック”秀樹が一騎打ち。タイガー・クイーンは高瀬みゆきと対戦【ストロングスタイルプロレス】

2022.05.26 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクこと佐山サトル率いる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.17」(6月9日、東京・後楽園ホール)の全対戦カードが5月26日、発表された。

 メインで船木誠勝と関根“シュレック”秀樹が一騎打ちを行う。2人は3・17後楽園のメインで船木はスーパー・タイガーを、関根は佐藤光留をパートナーにタッグで対戦した。試合は両チーム譲らぬ熱戦を展開し、30分時間切れ引き分けとなったのだが、試合後、関根がマイクを取り船木との一騎打ちをアピールすると、船木も「やりましょう!」と快諾、今大会で初のシングルマッチが決定した。

 両者は2019年9月19日に行われた後楽園大会でタッグを結成しているのだが、これが関根のストロングスタイルプロレス初参戦。その日、関根は控室で「プロレスとMMAで結果を出したらいつかシングルをやってください」と船木に直訴していた。

 関根は元・警察官で43歳にて退職、格闘技&プロレスの夢を追いかけた。総合では2016年12月にONE championship、プロレスでは2018年7月にハードヒットへ初参戦。着実に実績を作り、昨年大晦日と4月16日のRIZINで連勝。そしてついに、念願の船木誠勝戦へと有言実行でコマを進めたこととなる。

 またセミファイナルではタイガ-・クイーン(一般社団法人初代タイガーマスク後援会)が高瀬みゆき(フリー)と対戦する。

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