SearchSearch

17歳の“スーパー高校生”中池武寛が1R一本勝ちで無敗の5連勝。新人王決定トーナメント準決勝に進出【修斗】

2024.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.5」(7月21日、東京・後楽園ホール)で“スーパー高校生”の異名を持つ17歳の高校2年生、中池武寛(パラエストラ小岩)がフライ級の「2024年度新人王決定トーナメント」2回戦で蓮池勇太(飛翔塾)と対戦した。

 試合は中池が1Rにスリーパーホールドで一本勝ちを収め、準決勝に進出。また中池はこの勝利でプロ戦績を5戦5勝(2S、3KO)とした。

 1R、オーソドックスの構えの中池とサウスポーの蓮池。圧をかけて右インローの中池。中池は組み付くとすぐにバックに回りリフトからたたきつけグラウンドを狙うが蓮池はすぐに立つ。中池はバックをキープ。そして再度リフトしたたきつけバックをキープ。スリーパーはしのぐ蓮池。

竹原魁晟が規定体重をクリアできず「戦わずして勝つ男」上原平が不戦勝で王者に。「決着をつけてベルトを巻きたかった」【修斗】

2024.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.5」(7月21日、東京・後楽園ホール)で開催予定だった「環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦」は上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)が不戦勝で第12代王者に認定された。

 上原は竹原魁晟(THE BLACKBELT JAPAN)と対戦の予定だったのだが、竹原が体重調整中に体調不良を起こし、前日計量の会場に来ることができず、試合は中止に。上原は規定の時間内に契約体重をクリアしたため、公式記録は上原の不戦勝となった。王座決定戦についても上原が王者と認定され、この日は王座戴冠セレモニーが行われた。

 上原は「戦わずして勝つ男・上原平です。やっぱり本音を言えば試合をしたかったし、決着をつけてベルトを巻きたかったなというのが本音でございます。しかし、この栄誉あるベルトを巻けたことはすごい光栄なことでございますので。自分自身の力だけではなく、日頃支えてくれる家族や友人、ジムの方々、練習仲間だったり応援してくれる方々、修斗の関係者も含めてですが、すべての皆様のお陰で僕はここに立って生きていけてるなと今回実感したので、今後も頑張って世界のベルトに向けて、人一倍努力していきたいと思います」と挨拶した。

 2人は昨年行われた「インフィニティリーグ2023 フェザー級」に出場し、竹原が優勝し上原は準優勝。リーグ戦ではドローに終わっていた。優勝者と準優勝者で今年3月の後楽園大会で王座決定戦を行う予定だったのだが、竹原の負傷により今大会に延期されていた。

日中対抗戦でパンクラス王者のソルトが判定負け。ウーシャアモーの組み付き地獄に得意の打撃を封じられる【修斗】

2024.05.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第2部】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた修斗と中国最大の格闘技団体「YFU武林笼中对(YFU)」との7対7 日中対抗戦にストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのソルト(マルスジム)が出場した。ソルトはレスリングをベースに6勝1敗の好成績を残すハイライ・ウーシャアモー(中国/Team YFU)と対戦し、1-2の判定で敗れた。

 ソルトは2022年に修斗でプロデビュー。2023年4月にはパンクラスでKARENを破り王座を獲得。その勢いを駆って6月にはRIZIN出場を果たすも大島沙緒里に無念の一本負け。12月には修斗でホ・ジュギョン相手にTKO勝ちを収め、再起を果たしている。

日中対抗戦に抜擢の“スーパー高校生”中池武寛が2RKO勝ち「これからもっと強い相手をどんどん倒していく」【修斗】

2024.05.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第2部】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた修斗と中国最大の格闘技団体「YFU武林笼中对(YFU)」との7対7 日中対抗戦で“スーパー高校生”中池武寛(パラエストラ小岩)がロ・ジュンヨン(中国/Team YFU)と対戦した。試合は中池が2RでTKO勝ちを収めた。

 中池は昨年、高校1年生にして「全日本アマチュア修斗選手権」フライ級で優勝。そのインタビューで「全勝で勝ち上がって平良達郎をフルぼっこにしたい」とUFC5連勝中の“スーパーノヴァ”を名指しで指名した。プロに昇格し、昨年11月、今年4月と1RKO勝ちで2連勝を飾っている。

 対するジュンヨンはプロ戦績21戦を誇る27歳。

日中対抗戦で大将のSASUKEが鮮やか一本勝ち。修斗のフェザー級ファイターに「中国に行って勝ってから僕の名前を挙げなさい」と苦言【修斗】

2024.05.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第2部】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた修斗と中国最大の格闘技団体「YFU武林笼中对(YFU)」との7対7 日中対抗戦で日本が5勝2敗で勝ち越した。

 メインでは世界フェザー級王者・SASUKE(マスタージャパン東京)がジョングウェン・パン(中国/Team YFU)と対戦し、1Rにヒザ十字固めで鮮やかな一本勝ちを収めた。

 SASUKEは当初、弱冠23歳ながらWLFフェザー級王者に君臨するホワーン・ユエロア(中国/Team YFU)と対戦の予定だったが、練習中のケガで欠場となり、19歳でプロ戦績6戦5勝1敗のジョングウェン・パン(中国/Team YFU)と対戦した。

難敵・石井逸人にKO勝ちの関口祐冬がフライ級王者・新井丈へ挑戦アピール。ストロー級王者でもある新井の次戦は!?【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)でフライ級世界1位の関口祐冬(修斗GYM東京)と同7位で元環太平洋バンタム級王者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が対戦した。試合は関口が2RでKO勝ちを収め、世界フライ級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)への挑戦をアピールした。

 関口は2020年から2022年にかけて5連勝するも、昨年3月に階級を超えて挑んできた世界ストロー級王者の新井に判定負けを喫し、王座戦線から一歩後退。その新井が7月に安芸柊斗を破りフライ級王座も獲得した。関口は7月大会で実力者の内藤頌貴を破り再起を果たすと、今年1月にはヤックル真吾を破り2連勝。再び王座を狙える位置に浮上してきた。

 石井は2022年5月に小野島恒太を破り環太平洋バンタム級王座を獲得も、11月の初防衛戦で藤井伸樹に敗れ王座陥落。昨年4月にパンクラスで再起戦に臨むも井村塁に判定負け。12月にはフライ級に階級を下げ、修斗で内藤頌貴に一本勝ちを収め、新井への挑戦をアピールしていた。

ワンパンKO勝ちの田上こゆるが王者・新井丈に「次にでも戦いましょう」と挑戦状【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)でストロー級世界1位の旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN)と同5位の田上こゆる(BLOWS)が対戦した。この試合は当初、3月大会で行われる予定だったが、旭那のケガで今大会にスライドしていた。試合は田上が1RでKO勝ちを収め、世界ストロー級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)に「次にでも戦いましょう」とタイトル挑戦をアピールした。

 沖縄在住の旭那は主に沖縄大会でのファイトが続き、首都圏での試合は2018年4月の新宿FACE大会以来。着実に白星を重ね、世界ランク1位までたどりついた。

 田上はプロ修斗デビューから5連勝も2021年から2022年にかけて安芸、マッチョザバタフライ、当真佳直を相手に3連敗。その後「ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクト」を経て、現在2連勝と復活を果たしている。

須藤晃大が19秒で失神KO勝ち。「全部圧倒して勝つ」とインフィニティリーグ優勝を宣言【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた「インフィニティリーグ2024 フライ級」でヤックル真吾(T-REX柔術アカデミー)と須藤晃大(EXFIGHT)が対戦し、須藤が1R19秒で戦慄の失神KO勝ちを収めた。

 1R、圧をかけるヤックル。須藤をケージに詰めて右ストレート。これに須藤も右ストレートを合わせるがともに顔面をかすめる。ここで須藤がカウンターで返しの左フックを打ち抜くとヤックルが前のめりにばったりとダウン。須藤の秒殺失神KO勝ちとなった。

 インフィニティリーグは早く決着すればするほど勝ち点が高くなる。須藤は1R決着で勝ち点4を獲得した。

 須藤は試合後のマイクで「自分は下と思われているかもしれませんが、今回は全部圧倒して勝ちます」とV宣言を放った。

プロ20年目、43歳の藤野恵実が世界王座獲得「最高の人たちに恵まれているいい格闘技人生。まだ続けます!」【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた「世界女子ストロー級チャンピオン決定戦」で藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)と杉本恵(AACC)が対戦し、藤野が3RでTKO勝ちを収め、初代王者となった。

 2人は3月に幕を閉じた「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」に出場。当初からリーグ戦の1位と2位で初代女王決定戦を行うことがアナウンスされていたのだが、藤野が3勝1分の勝ち点10で優勝、杉本も3勝1分だったが勝利がすべて判定勝ちで勝ち点が7にとどまり準優勝となった。2人は昨年11月に行われた公式戦では20-18、19-19、19-19で藤野に1票入るもドローに終わっており、今回は王座決定戦にして決着戦だった。

 藤野は2004年にプロデビューを果たし、MMAでのプロ戦績は45戦29勝(2KO、11S)14敗。その他にキックボクシング、シュートボクシングにも参戦歴があるベテラン。2019年にはパンクラスで女子ストロー級暫定王者となり、翌年には正規王者となっている。現在43歳。修斗にはインフィニティリーグが初参戦。当初は「X」と発表されていたが、Xに恥じない圧倒的な強さを見せて優勝を果たした。

フェザー級で参戦の安藤達也「ちゃんと見たら『145ポンド』って書いてあった。KIDさんも10kgぐらい上の奴とやって勝ってた」【ROAD TO UFC】

2024.05.17 Vol.Web Original

「ROAD TO UFC シーズン3」(5月18日、中国・上海パフォーマンス・インスティチュート)に出場する修斗世界バンタム級王者の安藤達也(フリー)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結したトップアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。今回は男子フェザー級、男子バンタム級、男子フライ級、女子ストロー級の4つの階級で行われる。

 安藤は男子フェザー級1回戦でズー・カンジエ(中国)と対戦する。

修斗、UFC、RIZINで活躍した佐々木憂流迦がプロレスリング・ノアに正式入団「GHCのベルトが欲しい」

2024.05.16 Vol.Web Original

 総合格闘家でプロレスラーとしても活動する佐々木憂流迦が5月16日、プロレスリング・ノアに正式入団することが発表された。

 この日は株式会社サイバーエージェントが都内でプロレス事業に関する記者発表会を開催。ノアはサイバーエージェントのプロレス事業の業務管理を一本化した「株式会社CyberFight」に所属している。

 会見でCyberFightのノア担当取締役の武田有弘氏が「ノアから三つの発表」として「佐々木憂流迦の正式入団」「Eitaの正式入団」「武藤敬司氏のノアのスカウティングアドバイザー就任」を発表した。

 佐々木は動画で「本日をもってプロレスリング・ノアに入団いたしました佐々木憂流迦です。自分は20歳でプロデビューして修斗、UFC、RIZINと13年間格闘家として戦ってきました。2023年1月1日、グレート・ムタvs中邑真輔を見て、かつてないほど心が動いて、幼少期のころに憧れたプロレスラーという夢に再度、心の中の火が灯り“プロレスラーになりたい!”と強く思って、今この14年目、プロレスラーとして戦っています。今年の1月からNOAHのリングに上がり戦っているうちに強く思っているのが、GHCのベルトが欲しい。この目標を持って、覚悟を持って、険しい旅路になると思いますが、佐々木憂流迦、驀進します!」と決意を述べた。

 佐々木は2010年に総合格闘家としてプロデビュー。修斗を主戦場に戦い2013年7月に修斗環太平洋フェザー級王座を獲得。2014年からはUFC、2018年からはRIZINに参戦した。昨年10月にはノアの「MONDAY MAGIC」に登場。今年1月には杉浦貴を相手にプロレスラーとしてのデビュー戦を行った。

Copyrighted Image