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「来週やれと言われてもできる」と絶好調をキープの太田忍が7月大会への出場をアピール【RIZIN】

2023.05.16 Vol. Web Original

 RIZINで活躍中の総合格闘家の太田忍(パラエストラ柏)が5月16日、7月に予定されている大会への出場をアピールした。太田は前戦となった「RIZIN LANDMARK 5」では倉本一真と対戦し1Rわずか27秒でプロ初のKO勝ちを収め、プロ戦績を5戦3勝(1KO)2敗とした。

 この日は同じパラエストラ千葉ネットワークの浅倉カンナ、鶴屋怜(ともにパラエストラ松戸)と一緒に千葉県柏市の柏市役所に太田和美市長を表敬訪問した。

 太田は倉本戦の勝利を報告し「柏を代表してRIZINのチャンピオンを目指して頑張っていきたい」と決意を述べた。

 歓談の際に太田市長から試合前の心構えを聞かれると「僕は試合のゴングが鳴る直前まで泣きそうなんですけど、ゴングが鳴ったらやるしかないと思うんです。MMAを始めて2年弱くらい。RIZINには各団体の王者レベルの選手がいるので、実績的にも僕より上の選手と対戦を組んでいただくことが多いので、今までずっと泣きそうでちびりそうなんですけど、ゴングが鳴ったら“やるしかない”と腹を決めてやっています(笑)」と語る場面も。

 その後に行われた取材では次戦について「すぐにでもできます。体重も70kgいかないくらいでコントロールしている。練習後は68kgくらいになっているので、来週やれと言われてもできる。7月、やりたいですね」と7月下旬に予定されている大会への出場をアピールした。

太田忍が秒殺KO勝ち「勝てない、何もできないという前評判がめちゃくちゃ悔しかった」【RIZIN】

2023.04.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)と太田忍(パラエストラ柏)のレスリングエリート同士の一戦が行われ、太田がわずか27秒でKO勝ちを収めた。

 倉本は全日本レスリング選手権大会男子グレコローマン59kg級・60級で2012年から3連覇を達成したものの、2016年のリオ五輪は前年の全日本レスリング選手権大会で敗れたため出場はできず。東京五輪を目指すことなく総合格闘技に転向し、2018年に修斗でプロデビューした。ここまでのプロ戦績は12戦9勝3敗。

 太田は2016年のリオ五輪ではグレコローマンスタイル59kg級で2000年シドニー五輪の永田克彦以来の銀メダル獲得という快挙を成し遂げた。東京五輪は階級を上げ67kg級で代表を狙うも、全日本選手権で初戦で敗れ出場権獲得はならず。2020年大晦日に総合格闘技デビューした。ここまでのプロ戦績は4戦2勝2敗。

倉本一真と太田忍のレスリングエリート同士の対決が実現【RIZIN LANDMARK】

2023.03.03 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第1弾カード発表会見が3月3日、都内で開催された。

 レスリングの全日本選手権グレコローマン59kg級・60kg級3連覇の倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)とリオ五輪銀メダリストの太田忍(パラエストラ柏)のレスリングエリート同士の対決が実現することとなった。

 倉本はリオ五輪は前年の全日本レスリング選手権で敗れたため、出場はならず。東京五輪を目指すことなく総合格闘技に転向した。修斗で活躍後、RIZINに参戦し、2021年には「バンタム級ジャパンGP」にも出場するなど、RIZINバンタム級のトップ戦線で活躍している。今回は昨年11月に元谷友貴に敗れて以来の再起戦となる。

 太田は東京五輪出場を逃すと、かねてから興味があったというMMAに転向。2020年大晦日に所英男を相手にデビューを果たすが、一本負け。その後、練習環境を変え、パラエストラ柏で修練を積み、2021年9月に久保優太を相手に初勝利。その後、祖根寿麻に勝利を収めるも、昨年7月には元谷に判定負け。今回はそれ以来の再起戦となる。

 倉本が現在、アメリカで練習中ということで会見には太田のみが出席。倉本はRIZINを通じ「倉本一真です。今年初めての試合です。ここから連勝してベルトを獲ります!」とのコメントを寄せた。

三浦孝太が首ヘルニアで欠場。所英男、金原正徳vs中村大介、太田忍の豪華グラップリングタッグマッチが実現【RIZIN LANDMARK】

2022.04.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)に出場予定だった三浦孝太(BRAVE)がケガのため欠場することが4月29日、発表された。フェリペ“キングハンター”マソーニとの試合は中止となる。

 三浦は4月18日の練習中に首を痛め、医師の診察を受けたところ、首ヘルニアの疑いのため、安静するよう指示を受け、しばらく安静にしていたが、MRI検査で「首ヘルニアにより全治1カ月の療養・治療を要す」との診断が下り、所属ジムの宮田和幸代表およびドクターにより試合ができる状態ではないという判断に至ったという。

 三浦は今回の欠場に当たり「この度は欠場および試合が中止となり、対戦相手のフェリペ“キングハンター”マソーニ選手、そして試合を楽しみにしていてくれたファンの皆さま、関係者の方々には大変申し訳ございません。今回の試合に向けて僕自身もかなり気合を入れて練習をしていたのですが、最後の追い込みで首を痛めてしまい、ドクターに診てもらったところ、首ヘルニアとのことでドクターストップとなってしまいました。一日も早く復帰できるよう療養・治療に努め、マソーニ選手と必ずどこかで試合をしたいと思っています」とRIZINを通じてコメントした。

五輪銀メダリスト・太田忍と元修斗王者・祖根寿麻が対戦。太田の「役不足」に祖根は「MMAなら確実に僕が勝つ」【RIZIN.33】

2021.12.17 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が12月17日、都内で開催された。

 リオ五輪のレスリンググレコローマンスタイル59kg級銀メダリスト・太田忍(パラエストラ柏)が元修斗環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)と対戦する。

 太田は昨年大晦日に所英男を相手にプロデビュー。ベテラン所の前にアームバーで一本負けを喫した。その後、練習環境を変えパラエストラ柏所属となり、迎えた9月のMMA2戦目では元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太に3-0の判定勝ちを収め、プロ初勝利を挙げている。

 祖根は2018年に魚井フルスイングとの王座決定戦を制し、修斗環太平洋バンタム級王座を獲得。その余勢を駆ってRIZINに出場するも元谷友貴に一本負けを喫し、初防衛戦では岡田に敗れ王座陥落。王座戴冠後、RIZINでの2連敗と「Road to ONE」での敗戦を含め5連敗となったが、今年1月に修斗で元UFCファイターの石原夜叉坊に判定勝ちを収め復活。11月に行われたRIZIN沖縄大会では皇治とキックボクシングルールで戦い、激戦を繰り広げたものの3Rにダウン奪われ判定負けを喫している。

太田忍がMMA初勝利。RIZINバンタム級とUFC王座獲りへ改めて意欲【RIZIN】

2021.09.19 Vol.Web Original

MMA初挑戦の久保優太は見せ場作るも無念の判定負け

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でリオデジャネイロ五輪のレスリンググレコローマンスタイル銀メダリスト・太田忍(パラエストラ柏)と初代K-1 WORLD GPウェルター級王者で今回がMMA初参戦となる久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が対戦し、太田が3-0の判定で勝利を収めた。

 太田は昨年大晦日に所英男に敗れて以来の再起戦でMMA初勝利を挙げた。

 1R開始早々、太田がタックルに行く動きを見せると久保はカウンターで前蹴り。太田はなんとかクリーンヒットは免れたものの、ダウンしたところに久保はパンチを放ち、ヒザ蹴りを狙う。しかししのいだ太田は強引に組み付くとテイクダウンに成功し上のポジション。久保はクロスガード。太田はこつこつとパウンドを落とすが久保は下から組み付き距離をつぶす。それを嫌がった太田が体を起こし、大きいパウンドを狙うが、久保は蹴り上げを見せる。太田はグラウンドに戻し、こつこつパンチを放つが、組んだまま一度久保を立たせ、コーナーに押し込みヒザ蹴り。そして再度テイクダウン。今度は袈裟固めの体勢から左腕を極めにいくが久保は許さず。

 2Rが始まると久保はプレッシャーをかけ前に出て右ローを放つと太田はタックルを合わせてテイクダウン。パウンドを放つが久保はがっちりとガードを固め、太田は攻めあぐむ。体を離してパウンドを放とうとすると、久保が蹴り上げを狙う。再度グラウンドポジションを取った太田は肩固めで絞めあげるが久保はしのぎ切る。太田はパウンドを落とすがここも久保がしのぐ。

元K-1王者・久保と対戦の太田忍「打撃は当たらなければ意味はない。勝って当たり前の試合」【RIZIN.30】

2021.09.18 Vol.Web Original

「テイクダウンして一方的に僕が勝つ」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とリオデジャネイロ五輪のレスリンググレコローマンスタイル銀メダリスト・太田忍(パラエストラ柏)が対戦する。

 昨年大晦日のNNAデビュー戦で所英男に敗れて以来の復帰戦となる太田は「いよいよだなという感じ。復帰戦になるので大晦日からやってきたことをしっかり出していきたい」と現在の心境を語る。久保については「打撃が強い。ただそれだけ」、試合展開については「テイクダウンして、一方的にパウンドであったり寝技であったりで1Rで決まると思う。僕が勝って終わると思う」と勝利への自信を見せた。

 先にインタビューを行った久保が「僕の技は全部当たれば倒れる」と言っていたことについては「打撃は当たらなければ倒されない。どれだけ強い打撃を持っていても当たらなければ意味はない」とばっさり。

MMA初挑戦の久保優太「僕の技は全部当たれば倒れる」。愛妻サラさんを「惚れさせちゃったらどうしよう」とワクワク【RIZIN.30】

2021.09.18 Vol.Web Original

「めちゃくちゃ練習しちゃったので勝たないともったいない」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とリオデジャネイロ五輪のレスリンググレコローマンスタイル銀メダリスト・太田忍(パラエストラ柏)が対戦する。

 今回がMMA初挑戦ではあるが久保は「いよいよなんだなという心境」とリラックスした表情。対戦する太田についての印象を問われ「以前から特に改めてというのはない。五輪でメダリストですし、レスリングの世界王者になっている方。僕もK-1で世界チャンピオンだったんで、レスリングvsK-1ということで絶対に負けない気持ちで頑張ろうと思います。意気込みを語ってしまいました(笑)」と笑う久保。今回の参戦については「YouTubeをやっているが、そこでもみんなMMAやるのってびっくりしていた。でも守りに入らないところを多分みんな評価して盛り上がってくれていると思う。僕は17歳からプロでずっとやってきて今33歳。常に新しい挑戦ができて反響がたくさんあるのはありがたいこと」などと語った。

 試合展開については「僕が打撃を当てるか、太田選手に寝転がされるかという展開じゃないですか」としたうえで、元K-1王者の強みとして「太田選手はやはりあまり人を殴ったことがないと思う。ちゅうちょなく僕は人を殴れるところは強みなんじゃないでしょうか(笑)。逆に僕は人を投げるということはしてこなかった。だから一長一短はありますけど。強みとしては人をちゅうちょなく殴ってきたことですかね(笑)」と独特の言い回し。そして「僕は殴る蹴るしかない。それで決めるしかない。僕の技は全部当たれば倒れる。穴がないとよくいわれるが、穴がないのではなく穴を埋めて得意なものだけにしている。そうやって伸ばしてきたので、何が当たっても倒れると思う」と自らの打撃に絶対の自信を見せた。

 また初のMMAということについては「ぶるってます(笑)」と言いつつも「当日はどれだけ練習してきたのかとか、練習の成果が出ていないとか結果として出ると思うので、そういう意味ではワクワクしている」と話す。その練習については「練習通りのことが出せれば負けないと思うが、こういうものって、練習通りにいくことといかないことがある。そういうものはふたを開けてみないと僕も分からない」と言いつつも「めちゃくちゃ練習しちゃったので勝たないともったいない」とも。練習量については「十何年ぶりに頑張りました(笑)」と語った。

 愛妻のサラさんからは「サラちゃんは自分のことしか考えてないです(笑)」と特に激励の言葉などはないようだが、「勝って、サラちゃんにアピールしたい。頑張っているところは口では言えるけど見えないじゃないですか。だけど試合で結果を残したら自然と見えるじゃないですか。こんなに頑張って結果を残したんだ、と。“やばい、惚れさせちゃったらどうしよう”って、そっちにわくわくしている」と久保のサラさんへの思いは変わらず。試合後については「リング上で愛を叫びたい。そんな映画ありましたよね。ファンの人には申し訳ないんですが、僕がリングに上がる理由はサラちゃんを惚れさせたいという不純な動機しかない。どうだ!みたいな感じですよね。勝ったら告白できる権利があるんじゃないかな」と勝利の暁にはサラさんへのパフォーマンスが見られそうだ。

元K-1王者の久保優太とレスリング五輪銀メダルの太田忍がMMAルールで対戦【RIZIN.30】

2021.08.11 Vol.Web Original

K-1vsレスリングの異種格闘技戦の趣

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が8月11日、東京都内で開催された。

 初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とリオデジャネイロ五輪のレスリンググレコローマンスタイル銀メダリスト・太田忍(パラエストラ柏)との夢の対戦が実現する。

 久保は旧K-1にも参戦経験のあるベテラン。新生K-1では2017年に行われた「K-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメント」を制し王座獲得。3度の防衛に成功するなど安定した強さを見せたが、昨年6月に「オリンピックのボクシングで金メダルを獲りたい。プロでもチャンピオンになりたい」としてK-1王座を返上したが、五輪出場はならず。最近はSNS等でMMA参戦をほのめかしていた。RIZIN初参戦にして、初めてのMMAルールでの試合となる。

 太田は昨年大晦日の所英男戦でMMAデビューを果たしたが、ベテラン所の術中にはまりアームバーで一本負けを喫した。今回はそれ以来のMMA2戦目。フリーで活動していたが、現在はパラエストラ柏所属となっている。

 久保は「K-1からRIZINに来てしまいました。“ボクシングに行く”と言ってK-1のベルトを返上したんですが、見てもらった通り、このオープンフィンガーグローブ、このルールでやるってことになりました。生半可な気持ちでここに来たわけではない。挑戦するつもりでやるつもり。全て捨ててというわけではないが、K-1でやってきたものを捨ててでも、この舞台に立って挑戦したい。そういう気持ちでやってきました」と初めてのMMAルールに意欲を見せた。

髙田延彦が選ぶベストバウトは朝倉海vs堀口恭司。そして「シバターは次も見てみたい」

2021.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN.26」を振り返る

 RIZINのキャプテンを務める髙田延彦が1月1日、自らのユーチューブチャンネル( https://www.youtube.com/channel/UC6pk9bSToNFTW8ehb5TXeYA )で大晦日に行われた「RIZIN.26」を振り返った。

 髙田は当日、フジテレビの地上波放送で解説を務めていた。

 ベストバウトにはメインイベントの「バンタム級タイトルマッチ」朝倉海vs堀口恭司戦を挙げ「堀口恭司の凄さは観客、我々も含め海選手も感じたのではないか。技術とか肉体というのはもちろん、あのメンタルの強さがすごい。今まで経験したことがないような負けを味合わされた相手とダイレクトで大晦日という大一番でやるということをチョイスした時点ですごい」などと堀口の精神力の強さに感服。「あの強い朝倉海があんな負け方をするとは思わなかった」とも話した。

 デビュー戦で敗れたリオ五輪レスリング銀メダリストの太田忍には「この負けをどれだけこれから強くなるための肥やしにするかということが想像できるから、長くこの競技を続けていくうえでは、デビュー戦で負けというのは良かったのではないか。スタート地点でこんな経験をできたのは成長するうえで凄い財産になると思う」などとエール。

デビュー戦で一本負けの太田忍が作戦を遂行できなかった要因を語る【RIZIN.26】

2021.01.01 Vol.Web Original

「最後は分かっていても取られてしまった」

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でリオ五輪男子レスリング銀メダリストの太田忍(フリー)がMMAデビュー戦に臨むも、所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)に一本負けを喫した。

 グラウンドの展開で腕十字を狙う所を太田はフィジカルの強さで何度もバスターで叩きつけ脱出。しかし最後は所がきっちりと腕十字を極めて太田からタップを奪い、大物ルーキーに強烈なプロの洗礼を浴びせた。

 太田は試合後の会見で「やっぱり、思っていた以上にというか、思っていたとおりに所さんのグラップリング能力は素晴らしかったですし、僕はそこの対策をしていたつもりでしたけど、最後は分かっていても取られてしまった。所選手が上手だったというか、強かったという印象。本当に悔しい。僕はまだまだこれから。今回がデビュー戦ですし、悔しい気持ちを持ってここから上を目指して頑張りたいと思います」とデビュー戦を振り返った。

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