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準優勝の山田彪太朗「S-cupのプレッシャーに負けた。王者になる器ではなかった」、準決勝敗退の虎矢太「安本選手は強かった。経験の差が出た」【SB】

2025.11.25 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた「S-cup世界フェザー級トーナメント」でRISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が優勝した。

 今大会ではSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)とSB日本スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)の「山田ツインズ」が揃って出場。ともに勝ち上がれば決勝で対決の可能性があり話題を集めたのだが、安本は準決勝で虎矢太、決勝で彪太朗をともにTKOで破り、双子対決を阻止した形となった。

 弟の虎矢太は1回戦でメイマン・マメドフ(アゼルバイジャン)に1RでKO勝ちを収めたものの、準決勝では安本にTKO負け。試合後の会見で「気合も入っていましたし、仕上がりも良かったし1回戦でもああいう勝ち方ができて。他の選手たちが判定だったので、自分がこのまま優勝できるというイメージができていたんですけど、安本選手はやっぱり強かったですね。負けてしまって本当に悔しい」と肩を落とした。

RISE王者の安本晴翔が川上叶、山田ツインズのSB勢を3タテしS-cupを制覇「日本で、いや世界のフェザー級で俺が一番強い」【SB】

2025.11.25 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた「S-cup世界フェザー級トーナメント」でRISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が決勝で山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)にTKO勝ちを収め、優勝した。シュートボクサー以外の日本人選手の優勝は史上初の快挙。

 安本は1回戦では川上叶(龍生塾/SB日本フェザー級1位)に判定勝ち、準決勝では山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)に1RでTKO勝ちを収め決勝進出。

 対して彪太朗は1回戦でジョシュー・アブサロン(フランス/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級王者)に判定勝ち。準決勝はサタントン・チョーハーパヤック(タイ/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)と対戦し、1、2Rと劣勢の展開から3Rに前方への投げで2つのシュートポイント(SP)を獲得し、逆転の判定勝ちで決勝に進出した。

S-cup決勝での山田ツインズ対決は実現するのか!? 彪太朗の「虎矢太となら最高の試合が見せられる」に虎矢太は「僕は彪太朗の弱点を見つけている」【SB】

2025.11.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の前日計量が11月23日、都内で行われた。

「S-cup世界フェザー級トーナメント」の本戦に出場する8選手のうちメイマン・マメドフ(アゼルバイジャン)が58.9kgで規定体重の58.0kgをオーバー。残る7選手は規定体重をクリアした。

 計量後の会見にはマメドフを除く選手が出席。マメドフは減量に専念するため会見を欠席した。

 1回戦第1試合で対戦するジョシュー・アブサロン(フランス/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級王者)は「長旅をして、良い結果を出しに来ました。明日の試合がすごく楽しみ。自分がチャンピオンになる姿を皆さんにお見せします」と語った。

 山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)は「泣いても笑ってもいよいよ明日、世界一強い男が決まります。そして最後に立っているのは自分、山田彪太朗です。(アブサロンは)初めて生で見て、思った以上に身長が高いなという印象と、非常にいい目をしていたので、明日は後のことは考えず1回戦目からバチバチ殴り合えるなと思いました」と初戦からの激闘を誓った。

決勝での山田ツインズ対決実現なるか?に川上叶、安本晴翔、古木誠也が口をそろえて「阻止する」。決勝でのRISEvsKNOCK OUT対決はSB勢が「あり得ない」【SB】

2025.10.24 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)が10月24日、都内で会見を開き、創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「S-cup」に出場する5選手を発表した。これでトーナメントに出場する8選手が出揃った。

 会見にはすでに出場が発表されていたSB日本スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)とRISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)、そしてこの日、出場が発表されたKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の古木誠也(REX GYM)、前SB日本フェザー級王者で現在同級1位の川上叶(龍生塾)が出席した。

 トーナメントの組み合わせについては後日発表で、まだ対戦相手が決まらない中、4選手は静かに火花を散らした。

 冒頭、虎矢太は「S-cup出場が決まったということを本当にうれしく思います。そして今揃ったメンバーを聞いて、改めて本当に豪華なメンバーが揃ったなと思いましたし、この中で優勝すれば自分の実力を皆さんにお届けできると思うので、必ず僕が世界一になって皆さんにシュートボクサーの、そして山田虎矢太の強さをお届けするので楽しみにしていてください」、川上は「前回、査定試合で勝てて、S-cupの出場をしっかり決められた。出るのは誰でも出られると思うので、しっかり優勝する。ここで優勝したら、今までの負けとかも一発逆転できると思う。僕はそういう試合には結構強いので、しっかり優勝する」、安本は「すごい豪華な面子で世界最強を決める大会だと思う。僕が優勝して大会を盛り上げたい」、古木は「どの選手も強豪ばっかなので、すごく試合が楽しみ。自分がトーナメントを制覇します」とそれぞれ語った。

S-cup出場全8選手が決定。査定試合で勝利の川上叶、KNOCK OUT王者の古木誠也、RIZIN推薦選手のメイマン・マメドフらが参戦【SB】

2025.10.24 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)が10月24日、都内で会見を開き、創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「S-cup」に出場する5選手を発表した。これでトーナメントに出場する8選手が出揃った。

 これまで山田ツインズのSB日本フェザー級王者・彪太朗とSB日本スーパーバンタム級王者・虎矢太(ともにシーザージム)、RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)の3人の参戦が発表されていた。この日発表されたのはKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の古木誠也(REX GYM)、前SB日本フェザー級王者で現在同級1位の川上叶(龍生塾)の日本人2選手と海外からサタントン・チョー.ハーパヤック(タイ)、ジョシュー・アブサロン(フランス)、メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン/Olympus Club)の3選手。

 古木はKNOCK OUTの9月の後楽園大会で内藤凌太との王座決定戦を制し、王座を獲得。古木は前KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者で2階級制覇を成し遂げた。当初は古木とチュームーシーフーと王座を争う予定で、KNOCK OUTの山口元気代表は勝った選手をS-cupに推薦しようと思っていたのだが、チュームーシーフーがケガで欠場。急きょ内藤との対戦となったが、当初の予定通り、勝者の古木が参戦することとなった。

安本晴翔への挑戦権をかけたトーナメントで大森隆之介と梅井泰成が決勝進出。バッティングによる負傷判定で勝利の梅井は脳震とう【RISE192】

2025.10.20 Vol.Web Original

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)でフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)への次期挑戦者の座をかけた4選手によるトーナメントが開幕した。1回戦2試合が行われ、大森隆之介(EX ARES)と梅井泰成(Mouton)が勝利を収め、決勝に進出した。

 1回戦第1試合で大森は翔(REVOLT)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ともにローで探り合い。大森はチェンジを繰り返し機をうかがう。ともにジャブから大森が右ストレート、左右のミドル。翔は右ロー、左ボディー。大森はワンツー、前に出て右ボディー。大森は左ジャブが伸びる。翔は左インロー。大森は前蹴りからサウスポーにチェンジして左ボディー。圧をかけた大森が左ミドル、左ハイ。オーソに戻してワンツー、サウスポーにチェンジして右ジャブと変幻自在の攻めを見せる。翔はガードを固め我慢の時間が続いた。

会見をかき回した大森隆之介が「自分が安本に挑まなければならない」と最後は決意のコメント。元王者の梅井泰成は王座返り咲きに執念【RISE192】

2025.10.18 Vol.Web Original

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月18日、都内で開催された。

 今大会ではフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)への次期挑戦者の座をかけた4選手によるトーナメントを開催。トーナメント第1試合で対戦する大森隆之介(EX ARES)は57.45kg、翔(REVOLT)は57.4kg、第2試合で対戦する梅井泰成(Mouton)は57.50kg、吉田晄成(TEAM TEPPEN)は57.25kgで全選手が規定体重の-57.5kgをクリアした。ここで勝ち上がった2選手は早ければ年内、遅くとも年始には行われる決勝に駒を進める。

 計量後に行われた会見では大森が対戦相手の翔ばかりか梅井をも翻弄した。

 翔が「明日は自分のキャリアの中で最強の選手である大森選手と試合をするんですけど、今までのキャリアを全部出して、全力でぶつかって絶対に勝ちたいと思います」と語ると大森は「翔選手の対戦相手の中では、僕が過去最強と思ってもらってるみたいなんですけど。俺が過去最強らしいよ(笑)」と昨年6月に翔と対戦している梅井に振ったうえで「最強らしい戦い方を見せようと思います」と続けた。その試合では梅井が翔に判定勝ちを収めている。

王者・安本晴翔への次期挑戦者の座をかけたトーナメント開催。元王者の梅井泰成が王座奪還への熱い思いを吐露【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 現在、安本晴翔(橋本道場)が王者として君臨するフェザー級の次期挑戦者の座をかけた4選手によるトーナメントの開催が発表された。今大会では大森隆之介(EX ARES)vs 翔(REVOLT)と梅井泰成(Mouton)vs 吉田晄成(TEAM TEPPEN)の1回戦2試合が行われ、早ければ年内、遅くとも年始には決勝が行われる。

 会見で翔は「同世代でリスペクトしている選手であるし、彼の試合以外の姿勢や試合もそうですが、すごく強い選手で一本筋の通ったカッコいい選手だなと思うので、そういう選手に真っ向から挑んで勝ちたい」と語る。

 大森は「今回は自分の本来の階級から1個上の階級でやらせてもらうんですが、いきなりトーナメントに出られてすごくうれしい。翔選手とはちょっと前から喋る機会があって。会見で喋っているところを見ていて、僕がYouTubeのコメント欄で“お前はヒゲ脱毛に行ったほうがいい”と書いた。DEEP KICKの計量の時に会ったんですが“あれからヒゲ脱毛に行くようになった”と言われた(笑)」と明かすと翔は「脱毛はもともとちょっとやっていたが、あれからはまっていて足もやっている。大森選手のお陰で毎月の支払いが増えている」、これに大森が「という仲なので面白い組み合わせ。気持ちのいい試合ができると思っている」と息の合った掛け合いを展開。

RISE王者の安本晴翔がSBルール4戦目にして初白星。「11月には3試合するつもり。しっかり仕上げて優勝する」と11月のS-cup優勝を宣言【SB】

2025.08.10 Vol.Web Original

 RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が「SHOOT BOXING 2025 act.4」(8月9日、東京・後楽園ホール)で6年6カ月ぶりのシュートボクシング(SB)参戦を果たし、ペットフアヒン・ジットムアンノン(タイ)と対戦した。試合は安本が判定でで勝利を収め、SBルールでの初勝利を挙げた。

 試合後の会見では11月に開催されるS-cup世界トーナメント出場をアピールした。

 安本は2019年にSBに参戦し植山征紀に判定負け。そしてRISE参戦後、SBとの対抗戦で2022年には川上叶、2023年には魁斗にも敗れ、SBルールでは3連敗。今回はやっとリベンジを果たした形となった。

 ペットフアヒンは名前の通り、元ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノンと同じジムに所属する選手で、戦績は81戦60勝18敗3分。ONE Friday Fightsでも3戦2勝1敗の戦績を残している。

安本晴翔が左ハイキックで3つのダウンを奪い國枝悠太に1RKO勝ち「フェザー級では僕がずば抜けて一番強いと思う」【RISE188】

2025.06.01 Vol.Web Original

「RISE188」(5月31日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・安本晴翔(橋本道場)が國枝悠太(Never mind/9+nine plus lab/同級3位)を挑戦者に迎え初防衛戦に臨んだ。試合は安本が左ハイキックで3つのダウンを奪い、1RでKO勝ちを収めた。

 安本は2022年7月からRISEに本格参戦。王座奪取も時間の問題と思われたのだが、ここぞという場面でシュートボクシング(SB)の川上叶、魁斗に敗れ、タイトル挑戦には2年の時間をかけることに。昨年10月にやっと実現したタイトル戦で王者・門口佳佑を判定で破り第6代王座に就いた。

 國枝は国内では長くK-1グループを主戦場に戦い、昨年9月にRISEへ初参戦。初戦で元王者で当時、フェザー級3位の梅井泰成にダウンを奪った上での判定勝ちを収め、一気に同級3位にランクイン。2戦目にして今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

参戦2戦目でタイトル挑戦の國枝悠太の「どういう気持ち?」に2年かけて王座を獲得した安本晴翔は「都合のいい話。意地でベルトは守る」【RISE188】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RISEが4月16日、都内で「RISE188」(5月31日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が挑戦者に同級3位の國枝悠太(Never mind/9+nine plus lab)を迎え、初防衛戦に臨むことが発表された。

 安本は2022年7月からRISEに本格参戦。王座奪取も時間の問題と思われたのだが、ここぞという場面でシュートボクシング(SB)の川上叶、魁斗に敗れ、タイトル挑戦には2年の時間をかけることに。昨年10月にやっと実現したタイトル戦で王者・門口佳佑を判定で破り第6代王座に就いた。

 國枝は国内では長くK-1グループを主戦場に戦い、昨年9月にRISEへ初参戦。初戦で元王者で当時、フェザー級3位の梅井泰成にダウンを奪った上での判定勝ちを収め、一気に同級3位にランクイン。2戦目にして今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

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