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天満のどかが7年間のプロレスラー人生に別れを告げ涙で卒業。妹・愛野ユキが決起し4・9後楽園でプリプリ王座に挑戦【東京女子プロレス】

2022.03.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月26日、プロレス初使用となった東京・大手町三井ホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。爆れつシスターズの姉・天満のどかが7年間のプロレスラー人生に別れを告げ涙で卒業。決起した妹の愛野ユキは中島翔子が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦を表明し、4月9日の東京・後楽園ホールで王座戦が行われることが決まった。

 2015年5月に同団体に入団した天満は2016年1月4日の後楽園大会で「のどかおねえさん」としてデビュー。2018年8月にキャラ変して、現在のリングネームに改め、愛野との姉妹タッグで奮闘。2020年11月には爆シスでプリンセスタッグ王座を戴冠するなど、同団体には欠かせない存在として活躍してきた。しかし、地元・岡山に帰って農業を始めることを決断し、卒業を決めた。

 この日、爆シスは最後の姉妹タッグで中島、山下実優の現前プリプリ王者組と「天満のどか卒業記念試合」を行った。爆シスは持ち前のパワー殺法、姉妹の合体技で攻め立て、中島と愛野が激しくやり合った。天満は山下と壮絶なエルボーの打ち合いを展開。山下は天満に投げ捨てジャーマン、ハイキック、リターン・クラッシュと猛攻もカウントは2。爆シスは必殺の合体技・爆れつブルドッグを中島に決め、天満がバックフリップを見舞うもフォールは奪えず。反撃に転じた中島は619、ノーザンライト・スープレックス・ホールドを繰り出すも、愛野がカット。山下が愛野を排除すると、天満に強烈なSkull Kickをたたき込み、中島が変型DDTからダイビング・セントーンを決めて3カウントを奪った。

旗揚げ9年目での両国“夢舞台”で中島翔子が涙のプリプリ王座奪還。「サイバーファイトフェスでタイトル戦がしたい」【東京女子プロレス】

2022.03.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。旗揚げから9年目での初進出となった夢舞台のメインイベントで初期メンバーの中島翔子が、同じく団体創設時から支えてきたプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優を破り、2年5カ月ぶりに同王座奪還を果たした。

 2012年に創設された同団体はライブハウスでのマットプロレスから始動。2013年8月17日にはDDTプロレスの両国国技館でのダークマッチで練習生4選手がデビュー(山下、中島組vs木場千景、KANNA組)。同12月1日、東京・北沢タウンホールで旗揚げした。黎明期から団体を支えてきた山下も中島も「いつか東京女子単独で両国国技館大会を開催したい」との思いをもって戦ってきた。そして、9年に及ぶ悲願が実り、ようやく夢の舞台にたどり着いた。

中島翔子が山下実優とのプリプリ王座戦に向け「最後のチャンスかもしれない」と不退転の決意。【東京女子プロレス】

2022.03.08 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で団体創設史上最大のビッグマッチ「GRAND PRINCESS ’22」を開催する。同大会に向け、8日、都内のホテルで記者会見を開き、メインイベントで山下実優が保持する頂点王座プリンセス・オブ・プリンセス選手権に挑む、挑戦者の中島翔子が不退転の決意を吐露した。

 中島は「私と山下はDDT両国国技館のダークマッチでデビューして。旗揚げする前からやってきた唯一の仲間なんですけど。私にとって、山下はそれ以上にいつもみんなの真ん中にいて、みんなの一番上にいて、最強の壁だったと思います。私流に言うと、怪獣の目の前にずっと立ちふさがってる、さらに大きな怪獣みたいな存在です。今まで勝ったり負けたりして、私のほうがちょっと勝ち越してると思うんですけど。どんなに勝っても、どんなに並んだと思っても、超えたと思っても、それを強さで簡単に覆してしまうのが山下だったと思います。でも今回の両国で勝てば、今度はそれを私が覆せると思ってます。今まで両国が東京女子にとって大事だっていうのは、ずっと言ってきました。でも自分にとって、一番大事なのは山下に勝つことです。これは最高のチャンスだし、最後のチャンスかもしれないって思ってます。ここで勝って、今度は私が山下よりも大きな怪獣になる番だと思ってます」と、この一戦に向け並々ならぬ決意を示した。

 山下は「今年1月に最高の挑戦者である中島を指名して。ここまで前哨戦をやってきましたけど、改めて両国で中島と試合ができるっていうのうはすごくうれしい気持ちがあって。でも最高の相手である中島を倒さないと意味がないと思ってるので。そこはしっかり倒して防衛したいと思ってます。そして、東京女子の両国国技館大会、デビューした日からずっと思い続けてきた夢の場所。そういう夢の場所ですけど、東京女子にとってゴールではないので。この大会において、今までやってきた通りに、東京女子らしく戦って。もっと東京女子を大好きになってもらって。東京女子の未来を見せなきゃいけない大会だと思ってるので。今の私たちならそれを大きく超えられると信じてます」と王座死守を期した。

3・19両国国技館に向け全選手が決起。SKE48荒井優希はIP王座前哨戦で伊藤麻希に敗退【東京女子プロレス】

2022.03.06 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月5日、東京・両国KFCホールで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。初進出となる東京・両国国技館大会(3月19日)前の最後の通常興行となったが、全選手が決起し、大会の成功を誓った。また、同大会でインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑む荒井優希(SKE48)は前哨戦で王者の伊藤麻希に敗れた。

 この日、メインイベントでは山下実優、坂崎ユカ、瑞希、伊藤麻希、鈴芽組が、中島翔子、辰巳リカ、渡辺未詩、荒井優希、宮本もか組と10人タッグマッチで対戦。この一戦は、3・19両国で行われるプリンセス・オブ・プリンセス選手権(王者・山下vs挑戦者・中島)、プリンセスタッグ選手権(王者・坂崎、瑞希組vs挑戦者・辰巳、渡辺組)、IP選手権(王者・伊藤vs挑戦者・荒井)のトリプル前哨戦となった。

3・19両国でプリプリ王座を争う山下実優と中島翔子がバチバチに火花【東京女子プロレス】

2022.02.12 Vol.Web Original

山下「前哨戦も全部私が勝ち切る。両国でも中島を倒してベルトを防衛したい」

 東京女子プロレスが2月11日、東京・後楽園ホールで「Positive Chain ’22」を開催。3月19日、東京・両国国技館でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者の山下実優と挑戦者の中島翔子が早くもバチバチに火花を散らした。

 この日の第5試合で、山下は角田奈穂、小橋マリカと組み、中島、坂崎ユカ、瑞希組と対戦。髪をバッサリ切って登場した中島はトップロープからのライダーキックをたたき込めば、山下は雪崩式アティテュード・アジャストメントを決めるなど、過剰に意識。最後は山下がSkull Kickを中島に決めるも、その間に坂崎がマジカルメリーゴーランドで小橋を沈めて3カウントを奪い、中島組が勝利した。

 中島は「結果は出せたけど、次への反省点が見えた。最後のSkull Kickは目の前が真っ白になる技だと体感できた。次は絶対食らわないようにしたい」と反省も忘れず。山下は「中島とのシングルっていう戦いのなかで、私の強さをアピールできたかな。両国まで前哨戦、1回、2回あるかな。それも全部私が勝ち切る。両国でも中島を倒してベルトを防衛したい」と自信を垣間見せていた。

4月で卒業する“ギャルレスラー”小橋マリカが最後の地元凱旋試合で山下実優に惜敗【東京女子プロレス】

2022.02.05 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが2月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Tokyo Joshi 2022 Winter~横浜公演~」を開催。4月17日の東京・両国KFCホールで同団体から卒業するギャルレスラーの小橋マリカが最後の地元凱旋試合で、これまで縁が深かったプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優とのシングル戦で奮闘するも惜しくも敗れた。

 小橋は2016年1月に弱冠14歳のJCレスラーとしてデビュー。高校受験に備えた休業前の同10月29日、横浜ラジアントホールで山下を相手に“壮行試合”を行った。2017年4月にJKレスラーとして戻ったが、大学受験を控え、2019年5月25日の東京・北沢タウンホールを最後に再び休業。その際にもタッグマッチで山下と対戦しており、節目節目で山下と縁があった。

 その後、大学に進学し、ギャル雑誌「egg」の読者モデルになった小橋は、2020年10月にギャルレスラーとして復帰し、独特の個性で同団体マットを彩ってきた。しかし「大学生のうちにやりたいことがある」との理由で今春での卒業を決めた。

山下実優&伊藤麻希がタッグトーナメント2回戦で上福ゆき&朱崇花に敗れる波乱【東京女子プロレス】

2022.01.21 Vol.Web Original

「VENYU」は1・29新宿での準決勝で爆れつシスターズと激突

 東京女子プロレスが1月20日、東京・新宿FACEで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。「第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」2回戦で、プリンセス・オブ・プリンセス王者・山下実優と、インターナショナル・プリンセス王者・伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)が長身コンビ「VENYU」(上福ゆき、朱崇花)に敗れる波乱が起きた。

 タッグ経験は浅いものの、1回戦の小橋マリカ、らく組戦では圧倒的な存在感を発揮した「VENYU」。この日もそれは変わらず、山下がジャーマンで朱崇花を投げ捨てれば、朱崇花も同じ技で返すなど一進一退の攻防を展開。伊藤がトップロープに上ると「VENYU」は2人がかりのデッドリードライブで投げて、同時に蹴りを見舞うなど好連係も見せる。伊藤は負けじと伊藤デラックスを上福に狙うも、朱崇花がカット。伊藤が上福の顔面にヘッドバットをたたき込むも、体勢を立て直した上福はフェイマサーを一閃。さらに走り込んで、もう一発フェイマサーを繰り出して、フォールを奪って準決勝進出が決定した。

瑞希が地元神戸での凱旋試合を白星で飾り、タッグトーナメント優勝を宣言。イッテンヨンでの敗戦ショックを払拭【東京女子プロレス】

2022.01.09 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが1月8日、兵庫・神戸芸術センターで「Tokyo Joshi 2022 Winter~神戸公演~」を開催。昨年8月29日以来、5カ月ぶり2度目の地元凱旋試合になった瑞希はメインイベントで勝利を挙げ、故郷に錦を飾った。

 プリンセスタッグ王者(パートナーは坂崎ユカ)として地元に戻ってきた瑞希は、この日、坂崎、中島翔子との豪華トリオで、コンビ再始動となった「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」(山下実優、伊藤麻希)と上福ゆきのタッグと激突。

 6選手中、4選手が現役のチャンピオンとあって、めまぐるしい一進一退の攻防が続いた。そんななか、瑞希はダイビング・フットスタンプを上福に投下するも、カットされる。瑞希と坂崎は合体技のトイストーリー4を山下と上福に敢行。すかさずリングインした瑞希は上福に再びダイビング・フットスタンプを見舞って3カウントを奪い、凱旋試合を自らの白星で飾った。

山下実優が瑞希を破りプリプリ王座V4を果たし3・19両国で中島翔子を迎撃へ【東京女子プロレス】

2022.01.05 Vol.Web Original

「このベルトをかけて両国で戦いたい相手はアイツしかいません」

 東京女子プロレスが1月4日、年始興行「東京女子プロレス’22」を東京・後楽園ホールで開催。メインイベントではプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が難敵・瑞希の挑戦を退け、4度目の防衛に成功。同団体として初進出となる3月19日の東京・両国国技館で、同じ初期メンバーである中島翔子のチャレンジを受けることが決まった。

 王者ながら、ここのところ瑞希に分が悪い山下は前半からエプロン、雪崩式でアティテュード・アジャストメントを連発するなど果敢に攻め立てた。瑞希もトップロープから場外の山下めがけてダイビング・フットスタンプを見舞い“秘技”渦飴を繰り出すなど応戦。山下はジャーマンからSkull Kickを決めるもフォールにはいけず。その後、激しいエルボー合戦で消耗戦となったが、山下の2発目のSkull Kickがズバリと決まった。チャンスと見た山下は後頭部にクラッシュ・ラビットヒート、さらに正面からクラッシュ・ラビットヒートをたたき込んで3カウントを奪った。

 山下は「瑞希が東京女子に入ってきて、私にとっては強くなれる特別な存在。それと同じくらい、東京女子にとっても特別な存在。だからこれからも東京女子でやっていきたいし、もっともっと戦いたい」とマイク。瑞希は握手すると見せかけて、山下が差し出した手を張り返して退場した。

SKE48荒井優希が歌って踊って戦って躍動! シングル初メインでプリプリ王者・山下実優相手に奮戦【東京女子プロレス】

2021.12.19 Vol.Web Original

 名古屋を本拠地とする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、東京女子プロレスでプロレスラーとしても活動する荒井優希が12月18日、同団体のビッグマッチ「ダッシュ!滑走!名古屋Castle!」(愛知・名古屋国際会議場イベントホール)に参戦。歌、ダンスを披露し、試合でも頂点王座プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優を相手に奮戦したが惜しくも敗れた。

 5月4日、東京・後楽園ホールでプロレスデビューを果たした荒井は、その後、アイドル活動と両立して奮闘。そのプロレスに対する真摯な姿勢が評価され、2021年の「プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)新人賞を受賞。SKE48のおヒザ元である名古屋大会で今年の最終試合を迎えた。

 この日は、第3試合終了後、SKE48メンバーの江籠裕奈、大場美奈、菅原茉椰、福士奈央とともにリングに上がってミニライブを行い『未来とは?』『片想いFinally』『前のめり』の3曲を歌唱。同団体マットで初めて“二刀流”を披露した。

「プロレス大賞」新人賞受賞の荒井優希がプリプリ王者・山下実優、元王者・坂崎ユカとの2連戦に意欲【東京女子プロレス】

2021.12.17 Vol.Web Original

新たに2022年1・4後楽園での坂崎戦が決定

 東京女子プロレスが12月16日、東京・新宿区内で記者会見を行い、2021年の「プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)新人賞を受賞したSKE48荒井優希が強豪選手との2連戦に向け、意欲を見せた。

 荒井は18日の名古屋国際会議場イベントホールでプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優とシングル戦を行い、新たに2022年イッテンヨン(1月4日)・後楽園ホールで同元王者の坂崎ユカとの一騎打ちに臨むことが決まった。

 新人賞受賞について、荒井は「光栄な賞をいただいてうれしい気持ちでいっぱいです。スタッフさんやプロレスの先輩方、皆さんの支えがあっていただいた賞だと思っているので感謝の気持ちでいっぱいです。とても自信になりましたし、ここからもっとプロレスにしっかり向き合って、楽しいプロレスをお届けできれば。東京女子を知らない方に知っていただけるようなきっかけをたくさん作って、荒井優希を知っていただけるように頑張ります」とコメント。

 直後には師匠でもある山下戦が控えているが、「私にとって21年最後の試合になるので、この1年やってきたことをしっかり見せられたらと思います。山下さんと最初からたくさん練習してきたので、山下さんにも成長した姿を見せたい。私がこんなことをやっていたんだというのを見ていただけるよう、しっかり成長を見せられる日にしたい」とキッパリ。

 イッテンヨンでの坂崎戦に向けては「坂崎さんとはまだ1回しか当たったことがなくて、すごい緊張しています。22年1回目の試合ということで、いいスタートを切れるように、少し怖いけど楽しめるよう頑張りたい」と言い切った。

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