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KO-D無差別級&EXTREMEダブル前哨戦で勝俣瞬馬が岡谷英樹に2連勝【DDT】

2024.02.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月23日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Into The Fight 2024 TOUR in YOKOHAMA」を開催した。セミファイナルでは「旗揚げ27周年記念興行」(3月17日、東京・後楽園ホール)で実施されるKO-D無差別級選手権(王者=上野勇希vs挑戦者=HARASHIMA)、DDT EXTREME選手権(王者=勝俣瞬馬vs挑戦者=岡谷英樹)のダブル前哨戦が行われ、勝俣が岡谷に2連勝を飾り絶好調ぶりをアピールした。
 
 この日、上野、勝俣はTo-yとのトリオで、HARASHIMA、納谷幸男、岡谷組と対戦。王座戦が決まってから、上野とHARASHIMAは初、勝俣と岡谷は2度目の前哨戦。双方とも互いを強く意識し、上野とHARASHIMAは激しいエルボー合戦を展開。HARASHIMAがミドルキックを叩き込めば、上野はシャイニング・ウィザード。上野がフロッグスプラッシュを繰り出せば、HARASHIMAは蒼魔刀で吹っ飛ばす。

大仁田厚&小嶋斗偉がアジアタッグ王座を奪取し、DDT乗っ取り宣言。陥落の坂口征夫は岡谷英樹とのイラプション解散を表明【DDT】

2024.01.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月14日、神奈川・鶴見青果市場で「新春電流爆破!2024」を開催した。DDO(ドラマティック・ドリーム・オーニタ)の大仁田厚、小嶋斗偉組が電流爆破戦を制してアジアタッグ王座を奪取した。陥落した坂口征夫は岡谷英樹とのユニット「イラプション」の解散を表明した。
 
 坂口組は昨年11・3新宿FACEで秋山準、鈴木鼓太郎組を破り王座戴冠。全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」を戦い抜き、昨年12・9大阪で秋山、岡田佑介組を倒して初V。試合後に小嶋が大仁田とのコンビで電流爆破での挑戦をアピール。坂口は「やられたら解散するくらいの覚悟でやってやる」と発言していた。

11・12両国で引退する赤井沙希「やるからにはレスラーなんで勝ちに行きます!」【DDT】

2023.11.09 Vol.Web Original

 5月24日の記者会見で「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」との名言を残し、プロレス引退を電撃発表した赤井沙希(DDT)。あれから、あっという間に月日が流れ、同団体の秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(11月12日、東京・両国国技館)での引退が目前に迫った。引退試合のタイトルは「強く、気高く、美しく」。赤井は現在もKO-D6人タッグ王座を保持するイラプションの坂口征夫、岡谷英樹とのトリオで、丸藤正道(プロレスリング・ノア)&樋口和貞&山下実優(東京女子プロレス)とラストマッチを行う。区切りの試合を控えた赤井に胸中を聞いた。

坂口征夫が岡谷英樹とのコンビでアジアタッグ史上初の“親子戴冠”達成。「これでオヤジに一歩近づけた気がするし、胸張ってオヤジの前に出れる」【DDT】

2023.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2023 in SHINJUKU」を開催した。イラプションの坂口征夫が岡谷英樹とのコンビで、アジアタッグ王者組でバーニングの秋山準&鈴木鼓太郎を破り、同王座を奪取。征夫の父で“伝説のプロレスラー”坂口征二氏は1971年12月に吉村道明とアジアタッグ王座に就いており、同王座史上初の親子戴冠の偉業を達成した。新王者組にはバーニングの岡田佑介&高鹿佑也が12月9日の大阪・アゼリア大正大会で挑戦する。

 坂口と岡谷は現在KO-D6人タッグ王座(もう一人のパートナーは赤井沙希)を保持。全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」にも初エントリーされ、満を持してのベルト挑戦となった。

 開始早々、岡谷が秋山にエルボー連弾で先制攻撃をかけ、場外に連れ出すと、ステージ上でボディースラム。怒った秋山はボディースラムで反撃し、強烈なイス攻撃。リングに戻ると、秋山と坂口がエルボー合戦。秋山がヘッドバットを見舞えば、坂口はミドルキックで返す。岡谷がランニング・ネックブリーカー、ノーザンで秋山にたたみけるもカウントは2。秋山は雪崩式ブレーンバスター、ヒザ連打、サポーターを外して生ヒザを岡谷に叩き込むも坂口がカット。さらに秋山がエクスプロイダーも岡谷が踏ん張る。坂口が鼓太郎にミドルキック連打から飛びつき三角絞めも、抜け出した鼓太郎はエンドレスワルツ、ツームストーン・パイルドライバーも2カウント。秋山が坂口にエクスプロイダー、鼓太郎がブルーディスティニーも岡谷がカット。鼓太郎がタイガードライバーを狙ったところで、坂口が右ヒザ。そこから坂口が神の右ヒザを連発して、粘る鼓太郎から3カウントを奪った。

秋山&鼓太郎が“馬場さん生誕の地”で全日勢退け、アジアタッグ王座初V。坂口が挑戦表明【DDT】

2023.10.08 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月7日、新潟・三条市厚生福祉会館で「God Bless DDT 2023 TOUR in SANJO」を開催した。秋山準、鈴木鼓太郎組が大森隆男&ヨシ・タツの全日勢を退け、アジアタッグ王座初Vに成功。“伝説のプロレスラー”坂口征二氏の長男・坂口征夫が岡谷英樹とのコンビで、11月3日、東京・新宿FACEで挑戦することが電撃決定した。

 三条といえば、秋山の師匠であるジャイアント馬場さんの生まれ故郷。そのおヒザ元で、馬場さんも腰に巻いたアジアタッグ選手権戦がDDTマットで行われるのは何かの縁だ。

 序盤、両軍はじっくりとしたレスリングの攻防。場外に転じ秋山が同期生・大森を鉄柱にぶつけると、大森がブレーンバスターで逆襲。リングに戻ると一進一退の攻防となったが、大森が秋山にフルネルソンバスター。大森組は秋山にダブル・ブレーンバスターも、鼓太郎がカット。大森が必殺のアックス・ギロチン・ドライバーを秋山に繰り出すもカウントは2。秋山が大森にエクスプロイダーを見舞えば、大森はアックスボンバーで反撃。鼓太郎がエルボー弾でヨシ・タツを排除。秋山、鼓太郎の順で大森にジャンピング・ニーを叩き込み、秋山のヒザと鼓太郎のエルボーの合体技も大森は2カウントで返す。秋山が大森にエクスプロイダー一閃。これをカウント2で返されると、秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーで大森の息の根を止めた。

赤井沙希が引退試合の6人タッグでノアの丸藤正道と対戦。「造形が綺麗な状態というよりも、命をかけてすべてをやり切った姿を見せたい」【DDT】

2023.10.05 Vol.Web Original

11・12両国でラストマッチ

 DDTプロレスが10月5日、都内で「赤井沙希引退試合対戦カード発表記者会見」を開催した。赤井は6人タッグでプロレスリング・ノアの丸藤正道と対戦することが発表された。

 赤井は5月24日に行われた会見で11月12日に開催されるビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(東京・両国国技館)をもっての引退を発表していた。

 赤井のラストマッチは坂口征夫、岡谷英樹とのイラプションでトリオを結成。対戦相手は元イラプションの樋口和貞、デビューが同時期の東京女子プロレスの山下実優、そして丸藤が名を連ねた。

 会見で赤井は「引退発表してから今日という日まで“あと半年間ある”とずっと思っていたんですが、プロレスラーとしての命はあと1カ月ちょっととなってしまいました。このラストマッチに、このメンバーに集まっていただき感謝しています。先日の引退会見でも自分は“枯れて朽ちていく花ではなく美しいまま散る花でいたい”と申していましたが、この対戦相手の3人はまさしく散らしてくれる、そんな勢いのある3人だと思っています。ノアの丸藤正道選手は世間でもたくさんの方が知っていると思います。自分はプロレスラーである限り、ラストマッチまでも強くあり続けたいと思っていますので、隣の家の親分をぶっ飛ばしてみたいと思っています。タッグパートナーに関しては自分がつらい時もしんどい時もうれしい時も隣にいて、支えてくださった一番信頼している2人に立ってほしいと思い、お願いしました。まだラストマッチという実感はないんですが、プロレスラーである限り、全力で走り抜けようと思っています。皆様、ぜひ見守っていてください」と挨拶。

大仁田組に敗れた坂口&岡谷はアジアタッグ挑戦権を得られず。9・18名古屋での秋山&鼓太郎の挑戦が急浮上【DDT】

2023.08.20 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でのビッグマッチ「大阪ベイブルーススペシャル2023」を開催した。“伝説の名レスラー”荒鷲こと坂口征二氏の長男・坂口征夫と岡谷英樹が大仁田厚組に敗れて、アジアタッグ王座への挑戦権を得られなかった。だが、9月18日、名古屋国際会議場イベントホールで秋山準と鈴木鼓太郎のバーニング・コンビによるチャレンジが急浮上した。

 7月1日、横浜ラジアントホールで坂口が「それはオヤジが持ってたベルト。挑戦させてくれ」とアピール。王者組のヨシ・タツが「まず電流爆破をやってみてから」と反応し、この日の大阪大会での大仁田、ヨシ・タツ、小嶋斗偉組vs坂口、岡谷、高尾蒼馬組の電流爆破バット&ボード6人タッグデスマッチが組まれた。坂口組が勝てば、9・18名古屋で大仁田&ヨシ・タツが持つアジアタッグ王座に挑む挑戦権が得られる。

ヤンキー二丁拳銃がラム会長とのトリオでKO-D6人タッグ王座に挑戦表明。9・9大田区でイラプションと激突へ【DDT】

2023.07.31 Vol. Web Original

 DDTプロレスが7月30日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2023」を開催した。ヤンキー二丁拳銃(宮本裕向、木髙イサミ)がラム会長とのトリオで、KO-D6人タッグ王座に挑戦表明し、9月9日の東京・大田区総合体育館でイラプション(坂口征夫、赤井沙希、岡谷英樹)と対戦することが決まった。

 この日、26日に区切りの50歳の誕生日を迎えた坂口の「50歳記念試合」として、イラプションが石川修司&タノムサク鳥羽&高梨将弘と激突。23日の両国国技館でKO-D6人タッグ王座を戴冠したイラプションは絶好調で、石川組の猛攻をしのぎ、坂口が神の右ヒザを鳥羽に叩き込んで勝利を奪った。

 試合後、宮本とイサミが祝いの花束を持って登場。イサミが「その白いベルトをかけて、我々とやってもらえませんかね」とアピール。イラプション陣営が受諾し、宮本はもう一人のパートナーをラム会長と明かした。

 ただ、イラプションは8月27日、全日本プロレスの名古屋国際会議場イベントホール大会で、ATM&大森隆男&ブラックめんそーれ組とのダブルタイトル戦(KO-D6人タッグ&全日本プロレスTV6人タッグ王座戦)を控えており、まずは9・9大田区での通常の6人タッグ戦が決定。イラプションが名古屋で防衛した場合に、KO-D6人タッグ王座がかけられることになった。

11月に引退の赤井沙希がイラプションで涙のKO-D6人タッグ王座奪取。全日本プロレスTV認定6人タッグ王座とのダブルタイトル戦を希望【DDT】

2023.07.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月23日、東京・両国国技館で真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」を開催した。11月12日の両国大会で引退する赤井沙希が坂口征夫、岡谷英樹とのイラプションで、王者組のハリマオ(樋口和貞&中津良太&石田有輝)からKO-D6人タッグ王座を奪取。イラプションは全日本プロレスTV認定6人タッグ王座とのダブルタイトル戦をぶち上げた。

 赤井は元メンバーの樋口、坂口とのトリオで2020年6月20日から11月14日まで同王座を保持しており、思い入れ深いベルト。その後、何度か挑んだものの奪還はならず。先の引退会見で同王座挑戦を熱望し、高木三四郎社長が受諾した。

 王座奪取に燃えるイラプションは奇襲を仕掛け、赤井は中津にダイビング・ボディーアタック、張り手を連発するなど攻め込んだ。ハリマオも石田が相撲殺法、樋口が坂口にチョップを連打し反撃。赤井は坂口のアシストを得て、樋口にケツァル・コアトルを繰り出すと、場外ダイブを敢行して、樋口と中津を排除。岡谷はエルボー、顔面蹴り、ダブルアーム・スープレックスを決めて3カウントを奪った。試合後、両軍はノーサイドで握手を交わした。

勝俣瞬馬が岡谷英樹に辛勝しEXTREME王座初V。「大仁田厚と組んでまたやってもいい」と再戦約束【DDT】

2023.05.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月21日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2023 FINAL!!」を開催した。DDT EXTREME王者の勝俣瞬馬が新鋭の岡谷英樹に辛勝し、初防衛に成功した。
 
 岡谷はトレードマークの赤髪から金髪に染め直して出陣。ルールは「刺さるデスマッチ」で、通常のハードコアアイテムに加え“刺さる”ものであれば公認凶器として使用可能。さらに、通常の決着に加え相手の耳にピアスを3つ開けた場合も勝利となるルールも付加された。
 
 試合はのっけから場外戦が展開され、勝俣がイス攻撃。リングインすると、岡谷の耳にピアッサーで1つ目の穴を開ける。さらに有刺鉄線ボードの上にボディースラムで投げ捨てる。両者ともに大型ホッチキスを持ち出すと、互いの体に打ち合う。続いて、頭に竹串を刺し合った。岡谷が画びょうを巻くと、勝俣が丸め込み。脱出した岡谷は勝俣の耳にピアスの穴を開ける。岡谷がエプロンと場外フェンスの間に有刺鉄線ボードを設置。エプロンでの攻防の末、岡谷がその有刺鉄線ボードに勝俣を突き飛ばした。大ダメージを受けた勝俣はリングに戻ると、一瞬のすきを突いて首固めで丸め込んで3カウントを奪い、辛うじてベルトを守った。

5・21後楽園での勝俣瞬馬vs岡谷英樹のEXTREME王座戦は「刺さるデスマッチ」 相手の耳に3回ピアスを開けても勝利に【DDT】

2023.05.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月14日、TKPガーデンシティ千葉で「ONLY WE×DDTスペシャル!〜火野裕士20周年記念興行〜」を開催した。21日、東京・後楽園ホールで行われる、王者・勝俣瞬馬vs挑戦者・岡谷英樹のDDT EXTREME選手権のルールが「刺さるデスマッチ」に決定した。

 この日の第1試合開始前に同王座戦の公開調印式が行われ、勝俣が「岡谷選手はすごいものを持っていると思っていて。この間、負けまして。なんかすごいんだけど、刺さるものがないなと感じていたので、心に刺さるもの見せてほしい。ルールは“刺さるデスマッチ”」と指定。

 これは通常のハードコアルールに加え「刺さる物」を公認凶器として使用できる。爪楊枝、竹串、画びょう、有刺鉄線などが該当する。さらに、通常ルールのほか「相手の耳に3回ピアスを開けたら勝ち」という特殊ルールも付加された。

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