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堀口恭司が3度目の正直を狙う扇久保を返り討ち。1Rのカーフキックで左足を破壊【RIZIN.40】

2023.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」で扇久保博正(パラエストラ松戸)と堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が対戦し、堀口が3-0の判定で勝利を収めた。

 2人は今回が3度目の対戦。2013年には当時、修斗世界フェザー級王者だった扇久保に堀口が挑戦し一本勝ちを収め王座奪取。2018年にはRIZINで堀口が判定勝ちしている。

 1R、堀口が先制の右カーフ。堀口がいったん距離を取ってから右カーフを狙うと、それに合わせて扇久保がタックルも堀口が左フック。構わず組み付く扇久保。離れてから、扇久保が組み付きバックを取り、ロープに押し込むが、堀口はグリップを外して正対。逆にコーナーに押し込む。差し合いからコーナーでポジションの奪い合いとなる。離れ、スタンドの展開に。堀口が右カーフ。扇久保が左ローを飛ばすとそれをキャッチした堀口が扇久保をコーナーに押し込む。離れて打撃の攻防となり、堀口が右カーフ。大きくバランスを崩した扇久保にパンチでダウンを奪うと、ロープ際の扇久保に堀口がパウンドの連打。しかしロープが邪魔となり仕留めるには至らず。

 試合後、扇久保はこの1Rの3発のカーフキックで左足を完全に破壊されたことを明かした。

堀口恭司「明日は一番盛り上がる試合をする」、扇久保博正「堀口選手を倒して最高の日にしたい」【RIZIN.40】

2022.12.30 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が12月30日、東京・六本木で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」で対戦する扇久保博正(パラエストラ松戸)は56.90kg、堀口恭司(アメリカン・トップチーム)は56.65kgだった。

 計量後に堀口は「皆さん、寒い中、ありがとうございます。明日は一番盛り上がる試合をするので楽しみにしていてください」、扇久保は「明日は堀口選手を倒して最高の日にしたいと思います。皆さん、明日を楽しんでください」とそれぞれ意気込みを語った。

 先鋒戦に出場するガジ・ラバダノフ(ロシア/MAMISHEV TEAM)は「明日の夜、ガジ・ラバダノフとは何者か、あなたたちは知ることになる」、武田光司(BRAVE)は「ついにきたかった感じですね、対抗戦。どうしたらいいのかといえば、先鋒として、特攻隊長として、RIZINのケツの先輩方に最高のバトンをつなげたい」。

扇久保博正「10年間ずっと堀口選手に勝つために戦ってきたと言っても過言ではない」【RIZIN.40】

2022.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。

「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」で堀口恭司(アメリカン・トップチーム)との3度目の対戦に臨む扇久保博正(パラエストラ松戸)が改めて堀口戦にかける思いを口にした。

 扇久保は2013年に修斗世界フェザー級王座をかけて対戦するも一本負けを喫し王座陥落。2018年にはRIZINに場を移し対戦するも判定負けと2連敗を喫している。

 扇久保は「この10年間ずっと堀口選手に勝つために戦ってきたと言っても過言ではない。明後日やっと戦えてうれしく思っている。かねがね言っているように、生涯最良の日にしたので思い切り倒したい」とこの試合にかける並々ならぬ決意を口にした。

 堀口については「印象的にはあまり変わりなく、伝統派空手出身だが、ATTで習っている寝技、組み技が最近強くなっている、トータルファイターのイメージ」、そして「堀口選手の距離設定は独特。他の選手にはなかなか出せない距離。過去2回戦い、その距離がどれくらい遠いかとかは重々分かっているので、そこを明後日は打破していきたい」と語る。「ヒザをケガしてから少し距離が近くなったのかなと思っています」とも語った。

 試合展開については「結構長いラウンド行くんじゃないかと思っている」と長期戦を想定。「削り合いの展開になったときにすごい面白い試合になると思うので期待してほしい」と自らのストロングポイントである「泥臭く最後まであきらめずに戦うスタイル」や「打たれ強さ」を最大限に生かした戦いをするつもりだ。

 また「今回、何より1カ月前に息子が産まれたので本当にそれがパワーになっていて、息子と妻のために全身全霊で戦って勝ちたいと思います」ともう一つ、絶対に負けられない理由を挙げた。

仕上がり絶好調!堀口恭司がいつもの“がはは節”【RIZIN.40】

2022.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」で扇久保博正と対戦

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。

「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」にBellator軍として出場する堀口恭司(アメリカン・トップチーム)がいつもの“がはは節”で仕上がりの良さをうかがわせた。

 堀口は今回、階級をフライ級に落とし、扇久保博正(パラエストラ松戸)と対戦する。かつてはフライ級で戦っていたこともあってか減量については「余裕です。がははははは。はっきり言ってバンタムはほぼ減量なかったのでフライになって、やっとちゃんと減量するかという感じ」と全く問題はないもよう。

 扇久保とは3度目の対戦。過去、堀口の2戦2勝。扇久保については「トータル的にできるファイターになってきているなと思っています」、試合については「相手のスキルがすごいアップしているのでちょっと違う展開になるかとは思うが自分がしっかりコントロールして全局面で圧倒したい。3回目とはいえども相手も強い敵なので、しっかり研究もしてきていますし、自分も研究されてきている。ただ、人なので自分も弱点があるのでそういうのを徹底的に防御しながら自分のやりたいことをやれたらいいと思っています」などと語った。

 また今後のベラトールにおけるフライ級の新設については「この試合が終わった後に(スコット・コーカー代表と)そういうこともいろいろ話したい」と意欲を見せた。

RIZIN vs Bellator対抗戦で3度目の扇久保博正vs堀口恭司が実現。扇久保の「これは運命」に堀口は「絶対違う(笑)」【RIZIN】

2022.10.26 Vol.Web Original

 RIZINが10月26日、都内で会見を開き「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の開催と、そこで「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」を行うことを正式に発表した。

 対抗戦では昨年行われた「バンタム級GP」優勝者の扇久保博正(パラエストラ松戸)とRIZINバンタム級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)がフライ級で対戦することとなった。

 2人は修斗で2013年に王者・扇久保に堀口が挑戦する世界フェザー級チャンピオンシップで対戦し、堀口が2Rにスリーパーホールドで勝利を収め、王座を獲得。2018年にはRIZINで対戦し、ここでも堀口が判定勝ちを収め2連勝。扇久保にとっては3度目の正直となる一戦だ。

 会見に出席した堀口は「RIZINを裏切った形になってすごい申し訳ないです(笑)。3回目っていうことで、もう戦いたくないと言わせるような試合するので、よろしくお願いします」、扇久保は「堀口選手が過去に戦ってきた相手、築いてきた実績は認めています。すごいことだと思っています。ただ、僕は2回戦って、たくさん殴られたので堀口選手のことが大嫌いです(笑)。やられた仮は返さないと男として納得できないので、今回、借りを返します。フライ級の世界中のファイターたちが、RIZINでフライ級を世界一を決められる舞台にしたいと思っているので、その一発目、僕と堀口選手で最高の試合をします。ぜひ注目してください」とそれぞれコメントした。

3連敗ならBellatorリリースもある? 堀口恭司にとって金太郎戦は大きな意味のある一戦に【RIZIN.38】

2022.09.06 Vol.Web Original

金太郎「全員黙らせる」

「RIZIN.38」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が9月6日、都内で開催された。8月31日に米ハワイで行われた会見で金太郎(パンクラス大阪稲垣組)との対戦が発表されていたRIZINバンタム級、元Bellator世界バンタム級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)がリモートで会見に参加した。

 会見に登壇した金太郎(パンクラス大阪稲垣組)は「いろいろな意見がありますが、1Rから目を離さないでください。全員黙らせます」とSNS上での「なぜ金太郎が?」という声に反発。「上回っているところは“殺す気持ち”だと思っている」などと静かに闘志を燃やした。

 堀口は「久しぶりの日本での大会ということで、ファンの皆さんの前で試合をできることを楽しみにしています」と挨拶。今回の試合の位置づけについては「毎回、自分は1試合1試合に挑む気持ちは変わらないので、位置づけとかはない」、金太郎戦を受けた理由についても「自分はあまりオファーを断らないので」とさらり。

朝倉未来vsメイウェザー戦の大会名は「超RIZIN」。同日開催の「RIZIN.38」には堀口恭司が参戦【RIZIN】

2022.08.13 Vol.Web Original

最前列は100万円

 RIZINが8月13日、9月に開催する大会に関する会見を行った。同大会については7月31日の「RIZIN.37」のリング上から朝倉未来(トライフォース赤坂)がフロイド・メイウェザー戦が9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催されることを発表していた。

 大会は二部制で行い、朝倉vsメイウェザー戦が行われる第一部の大会名は「超RIZIN(スーパーライジン)」となり、北米を主とした海外向けの配信を鑑み、12時スタートとなる。朝倉vsメイウェザー戦は15時を目途に行われる予定で、ハーフタイムを挟み17時開始を予定に第二部の「RIZIN.38」が開催される。

 第一部はMMAにこだわらずさまざまなルールの格闘技の試合を5試合、第二部はMMAルールで8~9試合を予定しているという。

 第二部の「RIZIN.38」にはRIZINバンタム級、元Bellator世界バンタム級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が2020年大晦日の朝倉海戦以来、1年9カ月ぶりの参戦を果たす。対戦相手については後日発表される。榊原信行CEOによると「過去に対戦はしていないが、これは確かに見たいなと思うカードを最終調整」という。

 堀口はBellatorへの定期参戦後、2021年12月に行われた世界バンタム級タイトルマッチで、王者セルジオ・ペティスに4RKO負け、今年4月の「Bellatorバンタム級ワールドグランプリ」1回戦でパトリック・ミックスに判定負けと現在2連敗中。再起の場に日本を選んだ。

扇久保博正が朝倉海にリベンジ果たしトーナメントV。そして公開プロポーズも大成功【RIZIN.33】

2022.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」の決勝で扇久保博正(パラエストラ松戸)が判定で朝倉海(トライフォース赤坂)を破り、優勝を果たした。

 トーナメントは2021年6月から開幕し、16人が参加。扇久保は1回戦で春日井“寒天”たけしに判定勝ち、準々決勝では大塚隆史に判定勝ちを収め、この日の決勝ラウンドに進出。

 優勝候補の筆頭に挙げられていた朝倉は準決勝第1試合で瀧澤謙太(フリー)との心理戦の色濃い打撃戦を展開したうえで判定勝ちを収め決勝に進出。扇久保は準決勝第2試合で朝倉と並ぶ優勝候補に上げられていた井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)と対戦。1Rこそリーチの長い井上の距離での戦いとなりピンチを招いたが、2Rに入ると距離を詰めて組み付きテイクダウンに成功するとグラウンドで井上を圧倒。判定勝ちを収め、決勝に駒を進めた。

トーナメント優勝候補の朝倉海「絶対に優勝」、井上直樹は「次の時代を作っていかないといけない」【RIZIN.33】

2021.12.30 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が12月30日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会で決勝ラウンドが行われる「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」に出場する4選手は計量後にマイクを持ち、それぞれ明日に向けての決意を語った。

 瀧澤謙太(フリー)「明日は朝倉海選手からすべてを奪います。優勝目指します」

 朝倉海(トライフォース赤坂)「明日は絶対に俺が優勝するので楽しみにしていてください」

 井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)「明日は2試合勝って優勝します。もう次がないんで。次の時代を作っていかないといけないんで、絶対に優勝して、みんなに見せたいと思います」

 扇久保博正(パラエストラ松戸)「明日は必ず俺が優勝します」

 準決勝は明日の第2、第3試合で行われる。組み合わせは朝倉 vs 瀧澤、扇久保 vs 井上。決勝はメインイベントで行われる。

朝倉海「僕の試合で2021年を締めくくる」とトーナメントV宣言【RIZIN.33】

2021.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、オンラインで行われた。

 今大会では6月の東京ドーム大会からスタートした「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」の決勝ラウンドが行われる。

 準決勝は朝倉海(トライフォース赤坂)vs 瀧澤謙太(フリー)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs 井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)で行われ、勝者がメインで決勝で対戦する。

 この日のインタビューで 朝倉は瀧澤については「まあ打撃を得意としている。特に蹴り。打撃戦になると思うんですけど、1Rで多分、僕がKOすると思います。空手の技は多彩だと思うが、打撃のレベルは脅威に感じていない。パワーだったりスピード、テクニックで、僕のほうが一枚上手かなと思っているので全然問題ない印象」などと語った。

 試合については「しっかり作戦を立てているので、作戦通りに遂行するだけ。体力を温存できたらそれが理想ですが、まずは瀧澤選手の試合だけに集中してやっていきます」と油断はない。

 6月から始まったトーナメントがついに決勝ラウンドを迎えるが「この1年、このトーナメントのためだけに戦ってきた。優勝しないと意味がないと思っているので、確実に僕が優勝したいと思います」と改めてV宣言。大晦日に向けての事前番組では、大晦日ならではのカードに多くの時間が割かれていることについては「この1年間の一番の目玉がバンタム級GPだと思うので、最終回じゃないですけど、僕の試合で始まり、僕の試合でしっかり締め括ろうと思います」と語った。

「いろいろとつかみ損ねてきた」扇久保博正「あきらめずに挑戦し続ければ必ず報われるということを見せたい」【RIZIN.33】

2021.12.14 Vol.Web Original

トーナメント準決勝で井上直樹と対戦

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」に出場する扇久保博正(パラエストラ松戸)が12月14日、公開練習を行った。

 扇久保は準決勝で井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)と対戦する。この日の練習では2分間のグラップリングのスパーリングを行った。

 トーナメントでは1回戦での春日井“寒天”たけし戦で右手を骨折。そのため準々決勝の大塚隆史戦では試合直前までスパーリングができない状況だったのだが、今回については練習後に行われた会見で「しっかり追い込んでやれている」と調整に抜かりはないよう。

 扇久保は2016年に行われたUFCへの参戦をかけたリアリティー番組「The Ultimate Fighter」(TUF)に参加したが決勝で敗れ、UFC参戦はあと一歩でならなかった。一方、井上は2017年に日本人史上最年少の19歳でUFCと契約。カード発表会見ではこの5年前の出来事を回顧し「このトーナメントでは井上選手のことしか見えていない。リングの上でやっと会えることが楽しみ。必ず勝つ」と井上に対する心境を明かしていた。

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