SearchSearch

井上芳雄は見た目が「まったく変わらない」山崎育三郎、古川雄大が感嘆

2025.09.19 Vol.web original

 

 ミュージカル『エリザベート』(10月10日開幕)の製作会見が18日、都内にて行われ、俳優の望海風斗、明日海りお、古川雄大、井上芳雄、山崎育三郎とスタッフが登壇。黄泉の帝王トートをトリプルキャストで演じる古川、井上、山崎が爆笑トークを繰り広げた。

 ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)により1992年にオーストリア・ウィーンで初演され、1996年に宝塚歌劇団で日本初演、2000年に東宝版が初演された大ヒットミュージカル。

 コロナの影響を受けて全公演中止となった2020年、一部中止となった2022-23年に続いてトート役を演じる古川、井上、山崎。

 東宝版初演から25年。冒頭、演出の小池修一郎氏は「古びたものをご覧いただくのではなく新たな進化を見ていただけると思う」と意気込みを語りつつ「思い返しますと、2000年の製作発表を“オーストリア”大使館で行ったんですが、そのとき井上芳雄くんが“オーストラリア”大使館へ向かってしまって。(会見には)間に合いましたけど(笑)」というエピソードを披露。井上も苦笑しつつ「幸運なことに、けっこう近所にありました」と振り返り、一同大笑い。

 初演から2005年まで、エリザベートの息子・ルドルフ役を演じた井上。「25年前も今も出ているのは僕だけかも(笑)」と言い「今回の新ルドルフ役の2人(伊藤あさひ、中桐聖弥)がどちらも25歳、初演の年に生まれたということで。一瞬、稽古場から帰ろうかなと思ったんですけど」と冗談めかしつつ2人を絶賛。「豊かな人材が生まれているんだと25年の時を感じます」。

 ユーモアを交えてそれぞれ意気込みを語った3人。古川は「よく寝言を言うんですが、この間、人生で初めて寝言で歌を…『愛と死の輪舞』を歌ってました。寝ているときも稽古しているのできっと大丈夫」と気合十分。井上は「一旦、まっさらな気持ちで新たな『エリザベート』をお見せしたい」、山崎は「コロナでの中止もあり、やり残した思いもあった。今年30代最後の年なので“サンキュー(39)”の気持ちですべてを出し切りたい」と笑いを誘った。

 古川は全公演、井上は東京公演、山崎は北海道・大阪・福岡公演に出演。地方公演での楽しみを聞かれた山崎が、近年よく古川と食事に行き、そのたびに先輩である自分が全額支払っていると明かし「今回はごちそうしてもらう」。

 そこに井上が東京で3人で集まることを提案したが、最年長の井上はハッとして「そうなると支払いは僕…」。
 
 先輩・後輩問題で紛糾する3人。山崎が古川に「1歳しか違わない」と主張すると古川は「学年は2年違いです。それにお2人はミュージカル界を築いてきた方々なので」。井上と“同世代”とされた山崎はふいに「芳雄さん、本当にお若いですよね。久しぶりにお会いしてもまったく変わらない。肌も体型も」とほめたたえ、井上を苦笑させていた。

 この日の登壇者は望海風斗、明日海りお、古川雄大、井上芳雄、山崎育三郎、 小池修一郎(演出・訳詞)、池田篤郎(東宝株式会社専務執行役員演劇本部長)。

 ミュージカル「エリザベート」は10月10日から11月29日まで渋谷・東急シアターオーブ(東京) にて、12月9日から18日まで札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道) 、12月29日から2026年1月10日まで梅田芸術劇場メインホール(大阪)、2026年1月19日から31日まで博多座(福岡)にて上演。

望海風斗、明日海りおが東宝版『エリザベート』で主演 稽古の順番は「毎回ジャンケン」

2025.09.19 Vol.web original

 

 ミュージカル『エリザベート』(10月10日開幕)の製作会見が18日、都内にて行われ、俳優の望海風斗、明日海りお、古川雄大、井上芳雄、山崎育三郎とスタッフが登壇。元宝塚トップスターの望海と明日海が東宝版での新たな挑戦に意気込みを語った。

 ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)により1992年に初演され、1996年に宝塚歌劇団で日本初演、2000年に東宝版が初演された大ヒットミュージカル。

 東宝版初演から25年、3年ぶりとなる公演で新たにエリザベートをダブルキャストで演じる望海風斗と明日海りおは「まさか自分がエリザベートを演じるとは」と感激と驚き。

 現在、稽古の真っ最中といい、記者から手ごたえを聞かれた望海が、難しい役どころに「手ごたえを感じている場合じゃないですね(笑)」と言うと、明日海も「稽古では、望海と私が常に交互に…毎回どちらが先にやるかジャンケンをしながら、ドキドキしながらやってます(笑)」と苦笑。

 黄泉の帝王トート役をトリプルキャストで演じる古川、井上、山崎も2人のエリザベートを絶賛。古川は「僕ももっと頑張らなきゃと刺激を受けています」、井上は「お2人が新しいシーンの度に“これはなぜこういう表現なのか”と考え試行錯誤されていて。僕たちにも新しい風を吹かせてくれています」。山崎は「手ごたえしかないですね」と胸を張ったかと思うと「自分がじゃなくてお2人のことです。稽古を見ていて思わずぐっとくるときもあるんです」と笑いを交えつつ感嘆。

 宝塚時代にも『エリザベート-愛と死の輪舞-』に出演した2人。当時の経験は今回役に立っているかと聞かれると望海は「『エリザベート』という作品を知ったうえでこの作品に参加できたのはよかった」と振り返りつつ、エリザベートの幼少期時代から演じることに「(演出の)小池先生は私の“幼少期”を心配されているのでは(笑)」。一方、明日海は「解釈や台詞がまったく違うように感じることもある作品。(宝塚版で)取り組んでいた場面が今回は無かったりもするので、あまり役には立ってない(笑)」と苦笑していた。

 この日の登壇者は望海風斗、明日海りお、古川雄大、井上芳雄、山崎育三郎、 小池修一郎(演出・訳詞)、池田篤郎(東宝株式会社専務執行役員演劇本部長)。

 ミュージカル「エリザベート」は10月10日から11月29日まで渋谷・東急シアターオーブ(東京) にて、12月9日から18日まで札幌文化芸術劇場 hitaru(北海道) 、12月29日から2026年1月10日まで梅田芸術劇場メインホール(大阪)、2026年1月19日から31日まで博多座(福岡)にて上演。

「第五十回菊田一夫演劇賞」大賞に演出家・栗山民也、演劇賞に明日海りお、長澤まさみら

2025.04.24 Vol.web original

「第五十回菊田一夫演劇賞」の受賞者が24日、発表。菊田一夫演劇大賞に演出家の栗山民也、演劇賞に俳優の明日海りおや長澤まさみらが輝いた。

 同賞は、劇作家・菊田一夫が日本の演劇界にもたらした多大な貢献を伝えるとともに、大衆演劇の舞台で優れた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰するもの。

 50回目を迎える今回、菊田一夫演劇大賞に輝いたのは、今年「オーランド」「ファンレター」などで高く評価された演出家・栗山民也。

 菊田一夫演劇賞には、明日海りお(「王様と私」のアンナ役、「昭和元禄落語心中」のみよ吉役の演技に対して)、長澤まさみ(「正三角関係」の唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して)、甲斐翔真(「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」のクリスチャン役、「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブ役の演技に対して)、上田一豪(「この世界の片隅に」「HERO THE MUSICAL」の演出の成果に対して)。

 また、永年の舞台における功績に対して、菊田一夫演劇賞特別賞が伊東四朗と林与一に贈られた。

 授賞式は後日、都内にて行われる。

ハラスメント社長役の別所哲也、会見中に不適切発言?「こういうのがダメ」自分でダメ出し

2024.10.06 Vol.web original

 

 ミュージカル『9 to 5』の初日前会見が6日、都内にて行われ、キャストの明日海りお、平野綾、和希そら、別所哲也が登壇。ハラスメント社長を演じた別所が会見中の“ハラスメント発言”で笑いを誘った。

 ドリー・パートンによるトニー賞、グラミー賞にノミネート作。女性社員たちのハラスメント社長への復讐作戦を描く痛快ミュージカル・コメディー。日本版演出は上田一豪。

 公開ゲネプロ前の会見で意気込みを語った一同。シングルマザーのヴァイオレットを演じる明日海りおが「稽古場は毎日大爆笑でした」と振り返れば、グラマラスな秘書ドラリー役の平野綾も「ここにいる4人全員初共演だったんですけどそう思えないくらい仲が良かった」とチームワークを語り、新入社員ジュディ役の和希そらは「なんて幸せな空間にいるんだと思いながら日々稽古してきました」。

 ハラスメント社長フランクリンを演じる別所哲也は「大変、不適切極まりない社長を演じました」と笑いを誘いつつ「初演当時から、どれだけ僕らが変わって来たかも感じていただければ」と、作中の“不適切”な時代とのギャップも見どころと語った。

 そんな別所は女性キャストたちを見渡し「この三者三様に見目麗しい…」とフランクリンになりきって話し出したかと思うと「こういう発言がダメなんですね」と自分でダメ出しし、これには女性陣も大笑い。

 ポップでパワフル、エモーショナルなナンバーも満載の本作。別所は「3人が自分の人生を歌う曲がそれぞれあるんですが、これが胸にしみるんです。さすがドリー・パートン」と熱く語りながら「私自身の不適切な歌もぜひ楽しんで」。

 最後に明日海は「不適切な発言をする社長が出てきたりするんですけど、どの登場人物もとても愛おしくて、最後は爽やかな気持ちで帰っていただける作品」とアピールした。

『9 to 5』東京公演は10月21日まで日本青年館ホールにて上演。その後、大阪、福岡、静岡公演を行う。

山崎育三郎の究極のエンターテインメントショーに明日海りお、森山直太朗が出演 

2020.09.07 Vol.Web Original

 ラジオ「山崎育三郎の I AM 1936」(ニッポン放送、毎週土曜21時30分~)から生まれたイベント「山崎育三郎 THIS IS IKU 日本武道館」が11月7日に開催、そのゲストとして明日海りお、森山直太朗の出演が決定した。

 イベントは、山崎育三郎が考える究極のエンターテインメントショーとして、 2018年、2019年と2年連続じして行われ、豪華ゲストとの一夜限りのコラボレーションが話題となった。

 明日海は、宝塚歌劇団退団後、音楽イベントへの出演は初めてとなる。当日は、2人に縁のあるミュージ カル『エリザベート』など、ミュージカルナンバーを披露する予定。森山とは、NHK朝の連続テレビ小説『エール』で共演中だ。

 チケットは、 イープラスにて最速先行予約を実施中。

Copyrighted Image