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【試写会プレゼント】映画『セザンヌと過ごした時間』(10組20名)

2017.07.29 Vol.695

■”不遇の天才”セザンヌを描く
近代ヨーロッパ絵画の巨匠セザンヌ。しかしその評価は彼の死後にもたらされたもの。そんな“不遇の天才”セザンヌと、彼の良きライバルだった小説家エミール・ゾラの知られざる友情の物語を、フランスの実力派俳優をそろえて映画化。

セザンヌ役にはセザール賞作品賞を含む主要5部門に輝いた『不機嫌なママにメルシィ!』のギヨーム・ガリエンヌ。破天荒な言動で周りを魅了するセザンヌを生き生きと演じきった。セザンヌと運命的な出会いを果たす作家ゾラ役には『戦場のアリア』のギヨーム・カネ。『モンテーニュ通りのカフェ』のダニエル・トンプソン監督がメガホンをとり、南仏プロヴァンスや芸術の都パリを舞台に、名画に隠された友情のドラマを描く。

今回は、試写会と合わせて東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館に常設展示されているセザンヌの『りんごとナプキン』を鑑賞できる特別なトーク付き試写会にご招待!

■試写会の応募について
【日時】8月16日(水)16時〜
【会場】損保ジャパン日本興亜本社ビル(新宿)
【スケジュール】18時〜:トークショー 18時20分〜:美術館に移動
【 応募の〆切】2017年8月9日(水)
以下のフォームからご応募ください。
http://www.campaign-kenshou.com/campaign.php?id=2975

編集部オススメMOVIE『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』

2017.07.28 Vol.695

 中東の戦闘地帯で古代エジプトの文字が刻まれた石棺が発見された。発掘に立ち会った米軍関係者のニックは、考古学者のジェニーらとともに石棺をイギリスに輸送することに。しかしその途中、アクシデントでロンドン郊外に墜落。石棺は行方不明になる。

編集部オススメMOVIE『君の膵臓をたべたい』

2017.07.28 Vol.695

 高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった“僕”。教え子と話すうち彼女と過ごした数カ月を思い出していく。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、一緒に過ごすようになるが…。

編集部オススメMOVIE『心が叫びたがってるんだ。』

2017.07.28 Vol.695

高校3年の坂上拓実は「地域ふれあい交流会」の実行委員に、おしゃべりができない少女・成瀬順、優等生の仁藤菜月、野球部の元エース田崎大樹とともに任命され、出し物のミュージカルをすることに。彼らはしだいに心通わせるようになるが。

編集部オススメMOVIE『ボンジュール、アン』

2017.07.11 Vol.694

映画プロデューサーの夫マイケルと映画祭にやってきたアン。ところがマイケルの仕事の事情でカンヌを発つことに。耳の具合が悪いアンは飛行機をやめパリの友人のアパートへ向かうことに。仕事仲間のジャックの案内で、極上の寄り道の旅が始まった。

監督:エレノア・コッポラ 出演:ダイアン・レイン他/1時間32分/東北新社、STAR CHANNEL MOVIES 配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて公開中  bonjour-anne.jp

あの海賊船に乗り込んだ新たなヒロイン!

2017.06.27 Vol.693

 ご存じ、ジョニー・デップ主演の人気シリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』がいよいよ公開。本作のヒロイン・カリーナを演じるのは『メイズ・ランナー』シリーズでブレイクしたカヤ・スコデラリオ。

「出演が決まったとき私はNYにいたんだけど、1週間後にはオーストラリアに到着していないといけなかったの。慌ててロンドンに戻って母に会い、6カ月間世界の反対側で暮らすためのパッキングをして…もうパニック状態だったわ(笑)。私はいつも作品が決まるごとに一度母に会いに行ってどんな作品に出るのか必ず伝えるようにしているの。母はパッキングも手伝ってくれるしね(笑)」

 今回演じるのは、生き別れの父が残した本を手掛かりに秘宝を探す天文学者カリーナ。

「彼女は強くて自分の意志をはっきり持っている女性。それが人をイラつかせないように(笑)バランスをとりながら、彼女の背景が観客に伝わるよう演じたの」

 ジョニーから学ぶことも多かった。

「本人はとても優しくて気さくな人。不思議なことにジョニー本人に会った時より現場でジャックになったジョニーを前にしたときのほうが“スターがいる!”って圧倒された(笑)。彼はどんな役でも完璧にコミットしてしまうすごい俳優でしょ。私も彼がどれくらいの“メソッド俳優”なのか興味があったの。実際は、彼のアプローチは完全なメソッドというわけではなかったけど、ジョニーと話しているときも、目の動きがジャックになってたりするの。グリーンバックの、実際には何もないスタジオでも彼は瞬時に、完璧に役に入り込めるのよ」

 ファン興奮必至のネタも満載の本作。

「冒険もロマンスもスリルも全部あって、どの世代の人も楽しめる作品。ぜひ楽しんでください!」

ジョジョ演じる山崎賢人がリーゼント部をキックオフ

2017.06.20 Vol.692

 話題の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(三池崇史監督、8月4日公開)のPRイベントが19日、都内で行われ、主人公のジョジョこと東方仗助を演じる山崎賢人が出席した。

 この日行われたのは、山崎演じるジョジョのヘアスタイル、リーゼントを世界に広めることを目的として発足した「JOJOリーゼント部」のキックオフイベント。同部の活動に賛同した女子中高生300名が参加。なかには個性的なリーゼントスタイルの部員もいた。

 比較的カジュアルなリーゼントスタイルで登場した山崎は「みんなグレイト。ポンパドールがすごい、モコモコしている人もいますね!」と大喜び。そのうえで「リーゼントは不良のイメージに偏りがちですが、女性がしても素敵な髪型」と話し、部員をキャーキャーさせた。

 リーゼントへのこだわりをきかれた山崎は「びしっとした感じで、どうだっ!と。キマる角度があるので、それを毎朝メイクさんに作ってもらって自分でも調節して、行くぜ!と(笑)」。

 仗助のリーゼントについては「ボリューミー。原作のなかでは目立ってるし、ぐっとキマってる」。衣装についても「こんなにスタイリッシュでかっこいい衣装を着られるのはジョジョしかない。長ランを着ているんですけど、腰回りがキュっとなっていたり、こだわって作った衣装なので毎朝着て(撮影に)行けるのは良かったですね」と振り返った。

 仗助以外も登場するキャラクターはどの人物も個性的。「真剣友の髪型もすごいし、(岡田)将生君はあの髪型が似合うのは将生君しかいないと思う。伊勢谷さんの髪型…帽子なんですけど、髪となじんでて……原作もそうなですけど。あー、もう見てほしい」。

 映画の原作は荒木飛呂彦による同名の人気マンガ。共演は、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、観月ありさ、國村淳、山田孝之、伊勢谷友介ら。

編集部オススメMOVIE『TAP −THE LAST SHOW−』

2017.06.16 Vol.692

30年前、天才タップダンサーといわれながらもステージ中のけがで引退を余儀なくされた渡真二郎。現在では振付師をしながらも酒におぼれる日々を送っていた。そんなある日、旧知の劇場オーナー毛利が現れ、閉館する劇場最後のショウを演出してほしいと依頼。そこで渡は一人の青年のタップの音に足を止める。

監督:水谷豊 出演:水谷豊、北乃きい、清水夏生他/2時間13分/東映配給/6月17日より全国公開  tap-movie.jp

“魔法少女”が引き金を引く、ダークでマジカルなフィルム・ノワール!

2017.06.15 Vol.662

 白血病で余命わずかな少女アリシアは、日本のアニメ『魔法少女ユキコ』の大ファン。失業中の父ルイスはアリシアが欲しがっているユキコのコスチュームを手に入れようと、ある危険な行動に出る。やがてルイスの行動は、心に闇を抱える女性バルバラ、訳ありの元教師ダミアンを巻き込み、予想もしない悲劇的結末へと向かっていく…。

「そう、僕は日本のアニメや漫画の大ファンなんだよ(笑)」と笑うカルロス・ベルムト監督。イラストレーター、漫画家としてキャリアをスタートさせ、劇場用映画第1作目となる本作で、サン・セヴァスチャン国際映画祭グランプリと監督賞をW受賞するというまれに見る快挙を達成。巨匠ペドロ・アルモドバル監督からも大絶賛された逸材だ。

「僕は何度も日本に来ていて、実はこの作品の脚本も、日本滞在中に書いていたんだ。友人の家に泊まり込んでね。昼ごろ起き出して、原稿書いて、たまに近所のコンビニや飲み屋に行ったりして、明け方寝て…。東京は僕のような人間が暮らすのに最適な場所だね(笑)」

 架空のアニメ『魔法少女ユキコ』をはじめ、日本のコンテンツが随所に仕込まれている。

「スペインのアニメは単純な子供向けのものがほとんどだったからね。日本のアニメに出会って夢中になったよ。『ドラゴンボール』とか『新世紀エヴァンゲリオン』とか」

 本来ファンシーな“魔法少女”という要素で、不穏さを醸し出す演出に観客は思わず絡め取られていく。

「そのギャップが面白いと思ったんだ。魔法少女から始まった連鎖がどう転んでいくのか。悲劇とみるかブラックユーモアとみるかは見た人しだいなんだ」

【松江哲明×山下敦弘】日本映画界期待の監督2人と日本を代表する個性派俳優が放つ“カンヌへの挑戦状”!?

2017.06.12 Vol.692

 日本映画界に欠かせない存在にして、変幻自在の演技力で見る者を煙に巻く個性派俳優“山田孝之”の思考にダイブする3Dドキュメンタリー!? しかもカンヌ映画祭に正式応募!? 日本映画界期待の監督・松江哲明と山下敦弘が、山田とともに見つめた“カンヌ”とは?

ヒュー・ジャックマンと考えた、ヒーローの“理想の最期”

2017.06.12 Vol.692

『X-メン』のウルヴァリンが、ついに一つの終焉を迎える。2000年に公開された『X-メン』以降、17年にわたってウルヴァリン役を務めてきたヒュー・ジャックマンだが、彼がウルヴァリンを演じるのは本作『LOGAN/ローガン』が最後になるという。メガホンをとったのは日本を舞台にした前作『ウルヴァリン:SAMURAI』でもジャックマンとタッグを組んだジェームズ・マンゴールド監督。

「ヒューとは『ニューヨークの恋人』からのつきあいだけど、彼とは本当に作りたいものを作れる関係なんだよ」と監督。「そして僕らはウルヴァリンの最期を、人間の物語として描きたかったんだ」。ウルヴァリン(ローガン)は脅威の回復力を持つ不死身の肉体に特殊金属の爪を備えたミュータント。しかし本作でローガンは特殊能力も衰え生きる気力も無くしており、プロフェッサーXに至っては要介護状態。熱狂的な『X-メン』ファンにはショックかもしれない。

「最後だからこそ僕らはウルヴァリンの本当のヒーロー性を描きたかったんだ。特殊能力が衰えたとき真のヒーローならどうするのか。絶望的な状況でも守るべき者がいたら? 僕もヒューも、ローガンの人間性を通してヒーローを描きたかったんだ。確かに、私のウルヴァリンをよくもあんなふうに殺してくれたわね!なんて泣き叫ぶ人も多少はいるだろうけど(笑)」

 謎めいた少女ローラとプロフェッサーXを連れた危険な旅。ヒーローアクションというよりロードムービーのようであるにも関わらず、シリーズで最もエモーショナルなヒーローの物語となっている。

「CG全開のミュータントバトルも、エンディングの後の“復活”映像も無し(笑)。少なくとも僕とヒューのウルヴァリンはこれで本当に最後です」

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