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東京女子プロレスとOCHA NORMAのコラボ興行『おちゃプロ☆後楽園』が大成功で幕。渡辺未詩「第2弾を絶対にやりたい!」

2025.12.08 Vol.Web Original

 東京女子プロレスとハロー!プロジェクト所属の人気アイドルグループ「OCHA NORMA(オチャノーマ)」によるコラボ興行『おちゃプロ☆後楽園』が12月7日、東京・後楽園ホールで開催され、大成功で幕を閉じた。
 
 オープニングではプロレスとアイドルを両立する「アップアップガールズ(プロレス)」が「アッパーキック!」「ラビュモット!」のほか、オチャノーマの楽曲「宇宙規模でダイスキ宣言!」を歌い、途中からオチャノーマも合流して夢の共演が実現。
 
 オチャノーマは第2試合後、第4試合後と2回に分けてライブを行い、「黙ってついてこい!」「学校では教えてくれないこと」「なんだかんだエヴリデー!」「シェケナーレ」「女の愛想は武器じゃない」「ちはやぶる」「cha cha SING(2024 OCHA NORMA Ver.)」「恋のクラウチングスタート」「想定内!」の計9曲を熱唱。

4年ぶりに古巣参戦のMIRAIがインター王座奪取宣言「ベルトを獲れたら東京女子の中に戦いたい相手がいる」【TJPW】

2025.12.04 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが12月3日、都内で「東京女子プロレス’26」(2026年1月4日、後楽園ホール)に向けて、公開でタイトルマッチ調印式及び記者会見を行った。遠藤有栖の持つインターナショナル・プリンセス王座に挑むことが決まったMIRAIがベルト獲りを宣言した。

 MIRAIは東京女子の2019年5月3日、後楽園大会でデビュー。同期生・鈴芽とタッグチーム「BeeStar」を結成するなどして活躍したが、2021年9月4日の板橋グリーンホール大会をもって同団体を卒業。その後、スターダム、マリーゴールドを経て、今年11月に地元・岩手を拠点とするみちのくプロレスに入団。今回、所属団体を通じて、東京女子への出場を希望した結果、いきなりのタイトル挑戦となった。

 4年4カ月ぶりの古巣参戦となるMIRAIは「今回、このカードが発表されまして、めちゃくちゃ驚いています。本日、12月3日が誕生日で26歳になったんですけど、本当に誕生日プレゼントを用意してくれたのかなぐらい、このカードがすごくうれしくて。このベルトに挑戦できることもそうですし、みちのくプロレス所属として同じ東北出身の有栖と戦えることもすごくうれしいです。自分が東京女子プロレスに所属していた時、あの頃は若くて幼かったです、20歳とかで。でもそこから飛び立って、飛び出して、いろんなところで経験を積んで、こうして26歳になって、ありがたいことにこのリングに上がる機会をいただきました。今の自分だからこそ与えられる刺激があると思うので、自分はそれをしっかり与えたいですし、今のMIRAIを皆さんに伝えたいなと思います。そして、このチャンスを今度こそ絶対にモノにしてこのベルトを巻きたいと思います」とキッパリ。

 先輩を挑戦者として迎え撃つ遠藤は「これ聞いた時は全内臓が出ちゃったんじゃないかってぐらいビックリしました。私はベルトを持って、初めて先輩の挑戦を受けます。チャンピオンではあるけど、対戦相手だったり、今この状況も全部挑戦だという気持ちが強くて。ずっと挑戦するチャンピオンでいたから、今こうして対戦相手がMIRAIさんというのは一番いい対戦相手だなと思ってます。私はこのベルトともっともっといろんなところに行きたい。いろんなところに旅したい。宇宙にだって行きたい。全世界、47の県?にも行きたい…。全宇宙? まあ全宇宙ということで飛び立っていきたいし、それに3月(29日)に両国国技館もあるんですよ。チャンピオンとしてリングの上に立ちたい、というか立つ。そういう気持ちでこのベルトを守りたいと思います」と意気込んだ。

「挑戦者のどこを警戒しているか?」と問われた遠藤は「めっちゃ全部だよ。私がデビューしたて以来だから。そこからMIRAIさんはいろんなところに行って、いろんな人と試合をしているわけじゃないですか。そりゃ警戒するよね。それ以来、知らないんですもん、MIRAIさんを。だから全身全霊で警戒したいと思います。私は自分らしく、(特別な準備は?)しないです。今の自分をぶつけてこのベルトを守りたいと思います」と答えた。

 2021年2月11日、後楽園以来のインター王座挑戦(当時王者は上福ゆき)となるMIRAIは「価値ある重みのあるベルトだと思い続けています。上福さんに負けた時もそうなんですけど、TOKYO DOME CITY HALL(2020年11月7日)で第5代を決めるトーナメント(準決勝)でも負けてて、このベルトをあの時の自分は獲れなかったんですよ。なので今回こそ、このチャンスを絶対にモノにしたいと思ってます」と約5年ぶりに巡ってきた挑戦機会に意欲を見せた。そしてベルト奪取の暁には「インターナショナルなので海外という部分はもちろん考えたりするんですけど、自分は東京女子プロレスの中に、このベルトをかけて戦いたい相手がいるので、このベルトを獲れたらそちらを叶えたいと思います」と意中の対戦相手がいることを吐露。

 東京女子在籍時の遠藤の印象について、MIRAIは「お互い若くてね。若々しかった(笑)。有栖は運動神経がめちゃくちゃよくて、どんどんどんどん上に上がっていくんだろうなと思ってました」と述べ、続けて「自分は今のMIRAIを全力でぶつけたいと思ってますし、有栖も今の有栖をぶつけるということなので。自分は(東京女子を)抜けていろんな経験を積んできたもの、有栖はここでコツコツと経験を積んできたもの、お互いの積み重ねてきたものを1月4日にぶつけたいなと思ってます」と力を込めた。

 最後にMIRAIは「MIRAIとして、こうやって登場させていただいて、初めましての方も、“舞海魅星”を知っているお久しぶりですな方もいて。皆さん、このカードを聞いていろいろ思うこともあるかと思うんですけど。自分は1月4日、今のMIRAIを伝えます。試合を見ていただければ絶対に伝わると思います。なので今ここに来てくださっている方も、YouTubeを見ている方もぜひ会場で試合を見てほしいです」、遠藤は「まずこのベルトとみんなと一緒に年を越せるのがとてもうれしいです。まだまだみんなと一緒にレインボーロードを歩んでいきたいので、いっぱいの後楽園で会いましょう!」と締めくくった。

新コンビ結成の愛野ユキ&風城ハルが2026年1・4後楽園でプリンセスタッグ王座に挑戦へ【TJPW】

2025.11.30 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが11月29日、大阪・アゼリア大正ホールで「Step Forward ’25」を開催した。愛野ユキと風城ハルのタッグが正式結成され、2026年1月4日、後楽園ホールでのプリンセスタッグ王座挑戦が決まった。

 この日、愛野と風城は第3試合で瑞希&芦田美歩組と対戦。愛野の回転エビ固めから風城が愛野を踏み台にしてのクロスボディーの連係や、愛野のストマックブロックと風城のアームクラッシャーの合体技などが炸裂し、試合は愛野が芦田からヴィーナスDDTで勝利を収めた。その試合後には風城が涙ながらに「私は天満のどかでもなく、水波綾ではなく、風城ハルがこの先、愛野ユキとしての人生を終わるその時まで、ずっと隣にいたいと思ってるんです。だからユキさん、私のタッグパートナーになってくれませんか?」と愛野に告白。愛野は「これから一緒に、いろんな景色見ていこう!」と快諾し、タッグが正式結成となった。

 2人はさっそくセミファイナル後、プリンセスタッグ王者のOberEats(上福ゆき&上原わかな)の前に現れ、タイトル挑戦を直訴。これに上原が「やりましょう!」と受けて立つ構えを見せると、上福は「やる日にちだけは決める。おそらくわかなが食べて食べてリラックス&食べて食べて食べまくる、正月がいい」と指定。愛野も「正月は私たちもいっぱい米や餅を食べます! だから私たちも強くなってるはずだ!」と返答し、1月4日、後楽園ホールでの王座戦が決定的となった。

 バックステージで愛野は「私はこのハルがタッグを組もうと言ってきてくれるのをずっと待ってたから、もう私はそれを言ってくれたうれしさと力強さ、たくましさ、頼もしさ! 頼もしさで、もうこのままイッテンヨンまで駆け抜けます!」と笑顔を見せ2人で「ベルト巻くぞ!」と気勢をあげた。

プリプリ王者・渡辺未詩が“究極の女戦士”J-RODとの激闘制しV2。2026年イッテンヨンで熱望していた鈴芽と王座戦へ【TJPW】

2025.11.10 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが11月9日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’25」を開催した。プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が初来日の“ジ・アルティメット・アスリート”J-RODとの激闘を制し、2度目の防衛に成功。次期挑戦者には後輩の鈴芽が名乗りを挙げ、来年イッテンヨン(1・4後楽園)での新世代による王座戦が決定した。

 J-RODは米オハイオ州出身で、2022年デビューながら、わずか3年で全米にその名をとどろかせた超新星。178cmの高身長で、かつ均整の取れた体型をもつ。NJPWアカデミーにも在籍した経験があり、パワー、テクニック、スピリッツを兼ね備えた“究極のアスリート”で、OVW(Ohio Valley Wrestling)女子王座を始めとする数々のタイトルを獲得した実力者。

 前哨戦なしの一発勝負となった一戦は、まずはショルダータックルの応酬。渡辺はグラウンドレスリングに持ち込み、腕を締め上げた。J-RODはブレーンバスター、フォールアエイスラムから腕立て伏せ式体固めもカウントは2。渡辺はドロップキック、ショルダータックルで反撃。J-RODはフロント・スープレックス、ラリアットからダイビング・ボディープレスも自爆。渡辺は身長が自身より19センチ高いJ-RODをジャイアントスイングでぶん回すことに成功。J-RODは強烈なパワーボムで返した。エルボーの打ち合いから、渡辺がダブルハンマー連打。J-RODが場外に転落すると、渡辺は助走をつけてプランチャーを発射。渡辺が狙ったティアドロップを阻止したJ-RODは投げ捨てジャーマン、アルティメット・スピアーもカバーが遅れてピンフォールは奪えず。絶体絶命の危機に陥った渡辺だが走り込んできたJ-RODをキャッチして、パワースラム。最後は旋回式ティアドロップをズバリと決めて3カウントを奪った。

インター王者・遠藤有栖が大奮闘の高見汐珠を退け2度目の防衛「今の私、無敵だと思ってるので誰でも来い!」【TJPW】

2025.11.10 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが11月9日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’25」を開催した。インターナショナル・プリンセス王者の遠藤有栖が「ねくじぇねトーナメント’25」覇者の高見汐珠を退けて2度目の防衛に成功した。

 タイトル初挑戦の高見は開始早々、丸め込み連発でフォールを狙うも遠藤はクリア。遠藤はドロップキック、ボディースラム、フェースロックで攻め立てた。高見はドロップキック、変型のウラカン・ラナで反撃。遠藤のキャメルクラッチを切り返した高見はコアラクラッチ、振り子式ドロップキックもカウントは2。さらに高見はエルボー、ドロップキック連発からコアラクラッチ狙い。脱出した遠藤はスーパーキック連発も2カウント。高見は再度コアラクラッチで締め上げ、グラウンドに移行もタップは奪えず。遠藤は水車落としからキャメルクラッチを決めてギブアップを奪った。

上福ゆき&上原わかながHIMAWARI&鈴木志乃を破り、プリンセスタッグ王座V2「76歳の矢沢永吉からしたら、私なんか最近生まれたもん」【TJPW】

2025.11.10 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが11月9日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’25」を開催した。プリンセスタッグ王者組のOber Eats(上福ゆき&上原わかな)がBumping gRitters(バンピング・グリッターズ)のHIMAWARI&鈴木志乃を破り、2度目の防衛に成功した。

 タイトル戦が決まってから、上福は鈴木を“ザコ緑”呼ばわりして、散々こき下ろしてきたが、この日も、ボディースラム、ビッグブーツ連発で厳しい攻め。それでも鈴木はスリーパー、ボディースラムで反撃。“ロン毛”と称されたHIMAWARIは上福にエルボー連打、長い髪でぶっ叩く。上原がHIMAWARIに側転エルボー、ビッグブーツを叩き込めば、HIMAWARIはエルボー連打、お姫様落とし。鈴木は上原にエルボー連打、スリーパーで絞め上げれば、上原はバナナピローで逆襲もエスケープ。上原と鈴木がエルボーのラリー。バンピング・グリッターズが上原に合体式ネックブリーカーもカウントは2。上福がHIMAWARIにドロップキックをぶち込めば、HIMAWARIと鈴木に2人まとめてフェイマサーを叩き込んだ。鈴木は上原に必死のエルボーを叩き込むも、上原はスシ・トルネードで鈴木を仕留めた。試合後、健闘を称えた上福がバンピング・グリッターズのもとに駆け寄り抱擁。だが、同期の上原の抱擁は意地を見せて拒否した。

タッグ&インターW前哨戦は王者組・上福&上原&遠藤が挑戦者組に完勝「全然こんなんじゃ兆しが見えないよね~」【TJPW】

2025.11.02 Vol. Web Original

 東京女子プロレスが11月1日、東京・新宿FACEで「TJPW Autumn Victory in SHINJUKU vol.2」を開催した。9日の後楽園ホールで行われるプリンセスタッグ選手権試合(王者組=上福ゆき&上原わかな《Over Eats》vs挑戦者組=HIMAWARI&鈴木志乃《Bumping gRitters》)、インターナショナル・プリンセス選手権試合(王者=遠藤有栖vs挑戦者=高見汐珠)のダブル前哨戦が王者組vs挑戦者組による6人タッグ戦で実施され、王者組が完勝した。

 先発した遠藤はドロップキックで高見を吹っ飛ばす。鈴木が上原に串刺し式ドロップキックを見舞うと、挑戦者組が3人でエルボーのトレイン攻撃。上原は鈴木にドロップキック、側転式エルボー。高見が遠藤にエルボー連打、振り子式ドロップキックもカウントは2。さらに遠藤はコアラクラッチにいくも遠藤が脱出。HIMAWARIが長い髪でぶっ叩けば、上原はエルボーでやり返してラリーに。上福はビッグブーツ、ドロップキック、卍固めで鈴木を攻め込んだ。HIMAWARIと鈴木が上福に合体式ネックブリーカーも2カウント。鈴木が上福にスリーパーで絞め上げるもカット。鈴木が上原にベリー・トゥ・ベリー、上福にドロップキックもフォールは奪えず。最後は上福が鈴木に裏フェイマサー、そして正調のフェイマサーを叩き込んで3カウントを奪取した。

渡辺未詩に挑戦する“究極の女戦士”J-RODが日本デビュー戦で衝撃勝利「米国人初のプリプリ王者になるわ!」【TJPW】

2025.11.02 Vol. Web Original

 東京女子プロレスが11月1日、東京・新宿FACEで「TJPW Autumn Victory in SHINJUKU vol.2」を開催した。“ジ・アルティメット・アスリート”の異名を取り、9日の後楽園ホール大会では最高峰プリンセス・オブ・プリンセス王座(王者は渡辺未詩)に挑むJ-ROD(ジェイ・ロッド)が日本デビュー戦で衝撃の勝利を飾り、王座奪取を高らかに宣言した。

 米オハイオ州出身のJ-RODは、2022年デビューながら、わずか3年でその名を全米に轟かせた超新星。178cmの高身長で、かつ均整の取れた体型を持つ。NJPWアカデミーにも在籍した経験があり、パワー、テクニック、スピリッツを兼ね備えた“究極のアスリート”で、OVW(Ohio Valley Wrestling)女子王座を始めとする数々のタイトルを獲得した実力者だ。

 初来日の第1戦ではキラ・サマーとシングル対決。キラはショルダータックルをぶちかましていくが、J-RODはビクともせず。逆にJ-RODはショルダータックル一発で吹っ飛ばした。J-RODはキラを抱え上げて、トップコーナーに投げつけると、ビッグブーツを一閃。さらにはフォールアエイスラムを見舞い、なんと腕立て伏せ式で体固めにいくも自らカウント2で離す。キラもバックドロップ、エルボー連打、レッグドロップで反撃するも、J-RODはサイドバスターから強烈なアルティメット・スピアーを叩き込んで、戦慄の白星を挙げた。

HIMAWARI&鈴木志乃組がタッグ王座前哨戦で王者・上福ゆき&上原わかな組から勝利を挙げ好発進【TJPW】

2025.10.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月26日、東京・両国KFCホールで「TJPW Autumn Victory in RYOGOKU」を開催した。11・9後楽園ホールでプリンセスタッグ王座(王者組=上福ゆき&上原わかな《Over Eats》)に挑むHIMAWARI、鈴木志乃が前哨戦で王者組から勝利を挙げ、タイトル戦に向け好発進した。

 この日、HIMAWARI&鈴木は風城ハルを加えたトリオで出陣し、上福&上原&キラ・サマーと6人タッグマッチで激突。上福がドロックキック、卍固めでHIMAWARIを攻め立てれば、HIMAWARIはお姫様落としで反撃。鈴木は上福にエルボー連打を叩き込んでいった。上原が鈴木にドロップキックからバナナピローもカット。オーバーイーツは鈴木に合体式フラップジャック。鈴木は上原をベリー・トゥ・ベリーで投げ捨てた。キラがHIMAWARIにバックドロップから逆エビ固めで絞り上げるもカット。上福が逆フェイマサーで風城を排除すると、HIMAWARIがキラをサン・フラワーテンペストで3カウントを奪取した。

 マイクを持ったHIMAWARIが「今日(中国から)帰ってきたら、この前哨戦で勝って。このまま勝って勝って、ベルトまで獲ろうじゃないの!」と言えば、鈴木も「獲る! 今日勝てて、挑戦(表明)したあの日から、ますます私は獲れるって確信になってる。絶対に獲ろう!」とベルト獲り宣言。最後は新チーム名の「Bumping gRittes(バンピング・グリッターズ)!」と叫んで、大会を締めくくった。

アイドルとプロレスを両立する高見汐珠が新世代トーナメント「ねくじぇね」を制覇し、11・9後楽園でインター王者・遠藤有栖に挑戦へ【TJPW】

2025.10.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月26日、東京・両国KFCホールで「TJPW Autumn Victory in RYOGOKU」を開催した。アイドルとプロレスを両立するグループ「アップアップガールズ(プロレス)」に在籍する高見汐珠(うた)が新世代によるシングルトーナメント「ねくじぇねトーナメント’25」を制覇して、11月9日の後楽園ホールで遠藤有栖の保持するインターナショナル・プリンセス王座に挑むことが決まった。

 今年の「ねくじぇね」には高見のほか、七瀬千花、キラ・サマー、小夏れんの4選手がエントリーし、「ダブルイリミネーション方式」で実施された。通常のトーナメントは「1敗=敗退」だが、この方式では「2敗した時点で敗退」となるルール。優勝者には同団体が管理するタイトル(プリンセス・オブ・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座、インター王座)のいずれかへの挑戦権が与えられることになった。

 高見は10・4品川で小夏、10・12新宿でキラを下し、2連勝で最終戦に進出。対峙することになった七瀬は初戦(10・4品川)でキラに敗退も、10・12新宿で小夏、10・19高崎でキラを破って生き残った。最終戦では高見は無敗のため、勝てば即優勝。七瀬は1敗しているため、優勝するためには2連勝が必須となる状況での戦いとなった。

 ドロップキック連発で攻め立てた高見は振り子式ドロップキック、コアラクラッチにいくも、脱出した七瀬はエルボー連打で3カウントを奪った。これで1敗同士となり再戦に持ち込まれた。

 再試合で高見はバックエルボー、ドロップキック、反転式ミサイルキックと猛攻も2カウント。七瀬はエルボー連打、ドロップキック、稲荷鳥居もエスケープ。さらに七瀬は稲荷鳥居・改で締め上げるも、抜け出した高見はコアラクラッチ。その後、グラウンドに移行して、そのまま締め上げてギブアップを奪った。

辰巳リカがパートナー桐生真弥を裏切り、アイアンマン王座強奪「誰からの挑戦も受けません。逃げ続けます」【TJPW】

2025.10.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月26日、東京・両国KFCホールで「TJPW Autumn Victory in RYOGOKU」を開催した。辰巳リカがタッグパートナーの桐生真弥を裏切って、アイアンマンヘビーメタル級王座を強奪した。

 地元・群馬での凱旋大会(19日)まで、なんとかベルトを死守して故郷に錦を飾った桐生は、この日、辰巳とのコンビでハイパーミサヲ&らくと対戦。先に入場したミサヲはマイクを持つと、らくと共謀して桐生の入場時を狙うことを宣言。らくとともに入場ゲート前に潜んでいたが、桐生は逆のゲートから登場。さらにパートナーの辰巳がガッチリとガードして、ミサヲ組の企みを阻止。

 ミサヲ組の奇襲から始まった試合は、ミサヲがスプレー噴射から丸め込み連発も、桐生は必死で返していった。場外でもミサヲ、らくが丸め込みを図るも、辰巳が2人にチョーク攻撃。ところが辰巳が桐生の頭に一撃。リングに戻ると、辰巳はチョークからスライディングヒップを叩き込んで3カウントを奪い、ベルトが移動。それでも試合は続き、らくがハリケーンターンで丸め込んで勝利したが、ベルトはすでに辰巳の手に渡っており、らくにはむろん移動せず。

 まんまとベルトを手にした辰巳は「桐生真弥って本当にバカだよねぇ! 私が人生2度目のアイアンマンのチャンピオンになりました。12月(7日)には後楽園で『おちゃプロ☆後楽園』っていうOCHA NORMA(オチャ ノーマ)さんとのコラボ興行があるんですけど、私は絶対そこまで防衛して、私の推しメンで、プロレス大好きでうちにもゲスト解説に来てくれた(中山)夏月姫ちゃんにプレゼントしようと思ってます! それまで絶対に防衛しまーす!」と宣言。とはいえ、それまで1カ月以上もあるが、「誰からの挑戦も受けません。逃げ続けます。試合しない」とキッパリ言い切った。

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