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“忙しいマウンティング”“自然童貞”、ここがヘンだよ東京人! 東京は本当に諸悪の根源なのか――緊急リスニングを実施

2020.09.05 Vol.Web Original

 7月下旬、日本感染症学会が「全国的にはだいたいピークに達したとみられる」と発した。いよいよコロナ騒動も下火に向かうのか――、そんな期待が高まるけども、いまだ具体的な出口戦略が見えてこないのも事実。

 たしかに、感染者数を筆頭に数字の上では落ち着きを見せつつあるかもしれない。が、何より厄介なのは、こびりついたコロナのイメージ。「コロナのご時世に不謹慎!」、「コロナ感染者を出した施設は猛省すべし!」などなど、何かにつけてコロナの三文字を掲げれば、「正義は我にあり」状態。

 まだまだガンギマリのコロナ警察の皆さんが見回っていることを考えると、気が重くなる。特に、コロナ感染者の温床扱いを受けた東京への風当たりは、厳しいままだろう。旅行需要喚起策「Go To トラベル」開始から1カ月が経ったが、対象外となった東京在住者からすれば、「なにそれ? 美味しいの?」である。

 イメージというのは、そう簡単には拭い去れない。実際に、依然として上京人の帰省すらままならない。地方で暮らす多くの人は、都会からの来訪者を怖がるだろうし、感染者が急増する東京都に対しては、兵庫県・井戸敏三知事が発した「諸悪の根源は東京だ」にも似た怒気を、今なお帯びている可能性だってある。

 ……それにしても、「諸悪の根源は東京だ」には驚いた。「ドヤ顔のところすみません、あの、中国なのでは……」と諭したいし、「落ち着け」と伝えたい。

 いやいや、待てよ。もしかしたら、東京に不満を持つ人はそれなりにいて、こういった状況下だからこそあの発言につながったのかもしれない。日ごろから感じていた東京への鬱憤が噴出したに過ぎないのだとしたら、東京は諸悪の根源……なの、か?

 今回、世代も出身地も異なる男女3名に、「ここがヘンだよ東京人」ヒアリングを実施。地方と東京、双方を知る彼ら彼女らから見た東京は、どう映っているのか。『TOKYO HEADLINE』という東京が冠する媒体だからこそ、「東京は諸悪の根源なのか」、考えてみた。

ライセンス藤原、ドローンで撮影した『としまえん』映像を18日深夜に公開「思い出と共に楽しんで」

2020.08.18 Vol.Web Original

 お笑いコンビ、ライセンスの藤原一裕が8月末で94年の歴史に幕を下ろす遊園地「としまえん」(東京・練馬区)の風景をドローンで撮影、その映像を18日深夜に自身のYouTubeチャンネル『フジワランド』で公開する。公開時間は、8月18日26時30分。

 藤原自らがマイクロドローンで撮影。「としまえん」全面協力のもと、開園前の遊園地を貸し切り、ドローンがクラッシュするなどのトラブルが続出するなかで、2時間で撮り切ったという。

 藤原は「94年の歴史の中でたくさんの人の心に『思い出』を作り続けてきた『としまえん』。家族、友人、恋人、さまざまな形で記憶と心に残っていると思います、 2度と見れなくなるその姿をマイクロドローンの特性を活かした撮影方法で、永遠に残したくYouTubeフジワランドにアップいたします。去りゆく『としまえん』をマイクロドローンの目線で、あなたの思い出と共に楽しんでいただ けたらと思います」と、コメントを寄せている。

 公開に先立ち、18日放送の 「OFLIFE」(MBS毎日放送毎週火曜25時59分~など)では撮影の裏側を放送する。

東京都知事選挙、投票率は前回を4.73%下回る

2020.07.06 Vol.Web original

 東京都選挙管理委員会によると、5日に投開票した東京都知事選挙の最終投票率は55.00%で、前回2016年の59.73%を4.73ポイント下回った。

 都知事選の投票率は、1971年の72.36%をピークに減少傾向が見られ、過去5回では、2003年44.94%、2007年54.35%、2011年57.80%、2012年62.60%と上昇傾向にあったものの、2014年には46.14%と50%を下回り、前回も60%には届かなかった。

都知事選は現職の小池百合子氏が圧勝。注目の2位争いを制したのは…

2020.07.06 Vol.Web Original

投票締め切り直後に「当選確実」の圧勝

 東京都知事選の投開票が7月5日に行われ、現職の小池百合子候補が再選を果たした。

 NHKらメディア各社が投票締め切り直後の20時に当選確実を出す圧勝だった。

 今回の都知事選は新型コロナウイルス対策にかかる財源の確保、延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催の賛否、新型コロナ対策により都の貯蓄にあたる「財政調整基金」の多くを取り崩してしまったことから財政の立て直し、といった争点があった。

 しかし折からのコロナ禍で小池氏は早々にオンライン選挙を宣言。他の候補者も街頭演説での“三密”の回避を心掛け、街頭演説は行うものの、ネットでもその模様を中継。メディアも三密の防止を声高に叫んでいたことから、これまで街頭演説に足を運んでいた人の中にもスマホなどで演説を確認していた人も。またこれまでの選挙では選挙期間中に何度か行われていた候補者を集めての討論会、特に地上波での直接対決も実現せず、全体的に前回の都知事選に比べいまいち盛り上がりに欠けるものとなった。

 2011年の東日本大震災時の都知事選では現職だった石原慎太郎氏が被災地の援助などの話題で連日のようにメディアに取り上げられたこともあり、特段目立った選挙運動はしなかったものの、選挙戦をリードし圧勝した。今回もコロナ対策に関わる小池氏の言動が連日メディアに取り上げられ、やはり「2期目の現職は有利」かと思われたが、選挙戦終盤に思わぬ展開が訪れる。

再選確実の小池候補、オンライン選挙に手応え

2020.07.05 Vol.Web original

 過去最多の22人が立候補した東京都知事選挙は5日、投開票を迎え、現職の小池百合子候補が2期目の当選を確実にした。

 小池候補は今回の都知事選を振り返り、「これからの大切な2期目に重責を感じるところです。喫緊の課題は、新型コロナウイルス。次の第2波に備えるためにも重要な時期ですので、しっかりと対応していきたい。いのちと経済を守る東京、しっかり務めていきます」と、2期目へ意気込んだ。

 出馬から最後まで街頭演説などを行わず、オンラインでの選挙戦を貫いた小池候補。「これまでの形と全く違いました。ただ、発見もありました。新しい日常の、新しい選挙が展開できたのではないか」と、新たな形に手応えを語った。

Uber Taxi、都内でのサービスをスタート

2020.07.03 Vol.Web Original

 Uberは3日、タクシー配車アプリ「Uber Taxi」の都内でのサービスをスタートしたと発表した。このサービスを利用できる都市としては12カ所目の都市となる。

 株式会社日の丸リムジン、東京エムケイ株式会社、エコシステム株式会社のタクシー会社3社との提携で実現。 Uberのテクノロジーとタクシー会社の経験豊かなドライバーがタッグを組むことで、便利で快適なタクシー乗車体験を提供する。

 Uber Taxiは、アプリ内のボタンをタップして地域のタクシー会社に配車を依頼するサービス。配車から乗車、下車までスムーズにタクシーを利用できる。現金やカードなどさまざまな支払いのオプションがあるほか、サービス利用時に自分の到着時間を家族などと共有したり、 GPSによるリアルタイムでトラッキング、配車した車が近づくと知らせてくれるスポットライト、グループで利用する際には料金をスムーズに割り勘できる機能などを備えている。
 

国より厳しい「受動喫煙対策」。利権の温床「政党復活予算」を廃止【小池都政を振り返る】

2020.06.20 Vol.Web Original

3密を避けるために「オンライン選挙」を宣言

 小池百合子東京都知事の任期満了に伴う東京都知事選(7月5日投開票)に向けてメディアは徐々に選挙モードに突入してきた。

 多くの候補者が出馬を表明する中、6月12日に現職の小池氏が出馬を表明。同日行われた会見で小池氏は政党の推薦や支持を求めない方針を示した。自民党は当初、小池氏を支援する方針だったことから独自候補を立てておらず、自主投票に。立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党も統一候補を擁立することができず、国民民主を除く3党が今回で3度目の都知事選立候補となる宇都宮健児氏を応援する。

 また小池氏は折からの新型コロナウイルス禍のもとでの選挙戦について「街頭演説などで密になるよりは」とモデルケースとして「オンライン選挙」を宣言。他の陣営も含め、選挙戦がどう行われるのかにも注目が集まっている。

 有事のもとでの選挙は現職が強いというのは選挙の常。現在のコロナ禍での都知事選を2011年の東日本大震災時の都知事選とだぶらせてみる向きもある。

 当時は宮崎県知事を任期満了で退任した東国原英夫氏が石原氏の対抗馬と目されていたが、大震災が起き石原氏が強烈なリーダーシップを発揮。連日、その様子がメディアで報道される一方、東国原氏らは満足な選挙運動ができず、石原氏が圧勝した。

小池百合子都知事がカイロ大学の卒業証書と卒業証明書の現物を公開

2020.06.15 Vol.Web Original

「何度も公表させていただいているもの。ご自由にご覧いただきたい」

 東京都の小池百合子知事が6月15日、カイロ大学の卒業証書と卒業証明書を公開した。

 この日、小池氏は7月5日に投開票される東京都知事選について自らの政策を発表する会見を行ったのだが、質疑応答の終了後に「最後に一言」として今回の選挙について「公務を優先させていただくので、基本的にはオンラインでの選挙ということになる。“こういう選挙の在り方もあるのか”ということを皆さんに示すことができればと考えている」と話したうえで、「前回(12日の出馬会見)卒業証書の公開に関する質問があった。これまでも何度も“公表してきた”とお答えしている。都知事選という舞台で、政策論争よりも卒業証書の話ばかり先に出てくるのはふさわしくないと考えている。何度も公表させていただいているものなので、今日はご自由にご覧いただきたい」として卒業証書と卒業証明書の原本を公開したうえで、そのコピーをメディアに配布した。

 小池氏のカイロ大学の卒業疑惑については、2016年の東京都知事選でも報道され、この時に小池氏は一度卒業証書と卒業証明書をテレビのワイドショー番組に公開。今年になって一部メディアで経歴詐称疑惑が再燃。12日の出馬会見でもそれにまつわる質問が出ていた。

【7月5日投開票】東京都知事選の争点を探る。

2020.06.09 Vol.730

 東京都知事選が7月5日に投開票される。2月からの新型コロナウイルスの感染拡大等で正直のところ「それどころではない」という人もいるかもしれないが、選挙は必ずやってくる。むしろ、こういった問題がある時こそ、有権者はしっかりと吟味したうえで投票をしてほしい。選挙を前に東京都の抱える問題を探る。

クリームソーダ、オムライス…東京「純喫茶」の名物メニューがミニチュアに!

2020.05.16 Vol.Web Original

 全国39県で「緊急事態宣言」が解除され、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践が叫ばれている。地域間の移動を控えなければならない生活が続く中、東京で一度は訪れたい「純喫茶」5店舗の名物メニューを再現した「純喫茶 ミニチュアコレクション」が話題となっている。

小池百合子「全会場が完成。ハードの準備からソフトの準備へ」【TOKYO 2020 COUNTDOWN】

2020.03.16 Vol.728

 東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで、もう5カ月を切った。これから代表も続々と決まり、いやがうえにも盛り上がることになるが、今、この人はどんな思いでいるのだろうか? アスリート、スタッフ、大会運営に関わる方々にお話を聞く、このシリーズの第2 回は小池百合子東京都知事。(聞き手・一木広治)

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