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カフェ・カンパニー最高顧問の楠本修二郎氏が「地方は絶対スナック。スナックには全てがある」

2025.11.26 Vol.Web Original

「次世代に向けた日本文化とエンターテインメントの融合」をテーマとしたフォーラム「WEAVE JAPAN2025」が11月25日、東京・日比谷の東京ミッドタウン日比谷で開催された。

 同フォーラムではエンターテインメントという視点を切り口に、さまざまな業界から集まったキーパーソンによるトークセッションやディスカッションが行われた。テーマは次世代に向けたエンターテインメント・日本文化・食・ファッションなどを融合した新しいタイプのプロジェクトに向けてのエンタメの力の活用、マクロなイベント構造の下では可視化されにくい文化的多様性及び固有価値を内包した日本型エンタメコンテンツの在り方・発信方法といったもの。

 コミュニティーや“場”という観点からエンタメをみる「街づくり×エンタメの演出力『世界に届ける文化的価値の高い街とは』」というテーマで行われたディスカッションには中村健和氏(三井不動産株式会社執行役員/日比谷街づくり推進部長)、楠本修二郎氏(カフェ・カンパニー株式会社ファウンダー兼最高顧問)、河村啓太郎氏(株式会社まちあい徳山代表取締役)の3人が参加した。

 この日の会場となった東京ミッドタウン日比谷をはじめ都市空間と文化を結びつけるプロジェクトを数多く手掛けてきた中村氏は「街づくりにおいては文化とか、社会、産業といったこの3つの要素をいかに取り組んで交流を発信していくかということを考えています」と語ったうえで「文化的価値」について問われると「文化と文明ってあると思うんです。文明って人間の生活を効率的にとか、便利にしてくれるもの。でもやっぱりその便利になる技術の上に、文化という豊かになるものが人間には必要なのかなと思うんです。その豊かにしてくれるもの自身が文化で、私たちは文明という技術をうまく使いながらいかに文化を生んで豊かな生活を作っていくのかということを常に考えています。文化なくしては人間の豊かさはないと思います。時間や歴史の積み重ねといったものが文化に至るものだと思うんです。その間に人々の交流とか、共感とか、そういったものが積み重なって、一つの形というか目に見えないものの形になっている。それが文化なんじゃないかと思っています」と「文化」についての私見を述べた。

日本にも食のD to Cは起きる!ニューノーマル時代の食産業に思うこと 楠本修二郎氏(カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役)

2021.02.03 Vol.736

「令和の今こそ “ハーモナイズ”の場を作るのがカフェの仕事」

「WIRED CAFE」「Planet3rd」など“飲食店”の枠にとどまらないコンセプトで、新たな日本のカフェ・シーンを作り上げた食とカルチャーの仕掛け人・楠本修二郎さん。コロナ禍において多大な影響を受けた飲食業界にあって、日本の食の未来をどう見据えているのか。

飲食業のいまとアフターコロナ ニッポン放送で『いま、日本の食文化にできること』16日放送

2020.05.16 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの影響による緊急事態制限が一部解除されたり、少しずつ出口が見えてきたものの、予想されていた倒産や閉店の声がさまざまなフィールドで聞こえてきた。人が生きる根幹を支えるとともに、人と人とのコミュニケーションの場であり、安らぎの場でもある飲食業も例外ではなく、苦境に立たされている。その一方で、 デリバリーや、オンラインで活路を見出そうとしている動きも出てきている。

 ニッポン放送は16日、特別番組 『いま、日本の食文化にできること』を放送する。音楽・エンタメ業界の現状を伝えるとともにポストコロナ についての提言を行って大きな反響をよんだ特別番組『いま、音楽にできること』(4月18日放送)の第2弾。

 番組には、日本にカフェカルチャーを根付かせてきたカフェ・カンパニーの創業者である楠本修二郎氏、カーディナルや青冥など幅広く事業展開するミヨシコーポレーションの三好康弘社長、和食「賛否両論」の店主の笠原将弘氏、フードライターの小石原はるかをゲストに迎え、飲食業界の現状を伝えるとともに、日本の食文化を守るための業界としての施策やアフターコロナに向けての取り組みを伝える。また、農業や漁業を営む生産者や飲食店の現場の声も取り上げる。司会は垣花正。

 16日17時40分~21時10分に生放送。

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