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遠藤哲哉がタイトル戦で初めて竹下幸之介を破りKO-D無差別級王座を奪還「俺が先頭に立ってDDTの選手全員でもっとDDTを大きくします」【DDT】

2022.03.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスリングが3月20日、東京・両国国技館で「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」を開催。メインイベントでは遠藤哲哉が46分超えの死闘を制し、ライバル竹下幸之介を破り、1年2カ月ぶりに同王座を奪還した。

 序盤はじっくりしたグラウンドでのレスリングで静かにスタート。20分過ぎから激しい一進一退の攻防になると、あっという間に30分が経過。遠藤はひねりを加えたラ・ケブラーダ、カナディアン・デストロイヤーで攻め込み、バーニングスター・プレス(シューティングスター・プレス)を繰り出すもカウントは2。35分過ぎ、今度は竹下が強引なジャーマンで投げ捨て、変型Plus Ultraで絞め上げるも遠藤がエスケープ。40分過ぎにはラリアットの打ち合いから、遠藤がハンドスプリング式オーバーヘッドキック、雪崩式カナディアン・デストロイヤーで攻め立てた。その後、ジャーマンの応酬から、遠藤が秋山準に伝授されたエクスプロイダー3連発。これを竹下がクリアすると、遠藤は旋回式トーチャーラックボム、さらにバーニングスター・プレス2連発をさく裂させて3カウントを奪った。

遠藤哲哉が3・20両国でのKO-D無差別級王座獲りを宣言「竹下幸之介に勝利して、最後のピースを手に入れて完成した姿をお見せします」【DDT】

2022.03.10 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3年ぶりの東京・両国国技館大会となる「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」(3月20日)に向け3月9日、都内のホテルで記者会見を開き、メインイベントで竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑む遠藤哲哉がベルト獲りを宣言した。

 遠藤は「DDT25周年、俺はDDTが15年目にデビューして、米国でKO-D無差別級のベルトを獲ったり、無観客でベルトを獲ったり、大田区総合体育館大会の3週間前に(高木三四郎)社長に足を骨折させられたりと、なかなか濃い人生を歩んできたと思っております。ただ一つ、俺が成し遂げていないこと。それはKO-D無差別級選手権試合で、同期である竹下幸之介に勝利すること。3月20日、両国メインのリングで、その最後のピースを手に入れて、完成した姿をお見せしますので、遠藤哲哉から目を離すな」とキッパリ。

 王者の竹下は「DDT25周年記念大会、特別な大会のメインに竹下幸之介と遠藤哲哉が立つ。それが何より特別なことだと思ってます。DDT25周年の歴史を、この1試合ですべて見せられるとは思わないですけど。自分たちが10年間、DDTで歩んできた、お互いの道筋を、それが正しかったと胸張って言えるようなものを見せることはできると思うので。3・20両国、最高にドラマチックでドリームなKO-D無差別級選手権を見せたいと思います」と泰然自若。

遠藤哲哉が竹下幸之介に3日前のリベンジ果たしKO-D無差別王座獲り宣言【DDT】

2022.03.03 Vol.Web Original

「俺がチャンピオンになって、皆さんに新しい景色を見せます」

 DDTプロレスが3月2日、東京・新宿FACEで「Judgement2022 -LIMITED-」を開催。同20日の東京・両国国技館で竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑む遠藤哲哉が前哨戦で、3日前(2月27日、東京・後楽園ホール)の雪辱を果たし、同王座獲りを宣言した。

 2・27後楽園でのタッグリーグ公式戦(竹下、上野勇希vs遠藤、秋山準)では、竹下にPlus Ultraでギブアップを奪われてしまった遠藤は、この日、キャプテンフォール・イリミネーション6人タッグマッチ(竹下=キャプテン、上野、勝俣瞬馬vs遠藤=キャプテン、秋山、岡田佑介)で再び竹下と対峙した。この試合は相手チームのキャプテンから3カウント、ギブアップを奪ったチームが勝利となり、キャプテン以外の選手が敗れた場合は試合権利を失って退場し、続行されるルール。

 両軍とも気合が入りまくりで、熱闘が繰り広げられ、あっという間に20分が経過。上野が秋山にフロッグスプラッシュを見舞うと、スルリと体勢を入れ替えた秋山が首固めで丸め込んで、まず上野が退場。続けて、岡田がサドンデスで勝俣から3カウントを奪って勝俣が退場し、1対3のハンディ戦になってしまった。

激戦のタッグリーグAブロックは遠藤&秋山が単独首位に浮上。竹下&上野の同級生コンビは樋口&岡谷に苦杯【DDT】

2022.02.15 Vol. Web Original

 DDTプロレスが2月14日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!」を開催。激戦となったタッグリーグAブロックでは、バーニングの遠藤哲哉、秋山準組が単独首位に浮上した。

 12日の大阪大会終了時点、2戦2勝だった遠藤組はセミファイナルで近藤修司、平田一喜組と対戦。バーニングの標的にされた平田は秋山にブレーンバスターを見舞うなど、必死に食い下がったが、最後は秋山のエクスプロイダー2連発で憤死。バーニングは全勝をキープし勝ち点を6点に伸ばした。

 リーダーの遠藤は「次は2・27後楽園、サウナカミーナ。ここまで来たら、俺たちが全勝で優勝。テッペン取るぞ!」と全勝でのリーグ戦制覇を宣言した。

タッグリーグ戦優勝目指す竹下&上野、遠藤&秋山が好発進。秋山「俺らも2人で組んで初日だから、負けるわけにはいかない」【DDT】

2022.01.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスの最強タッグを決めるリーグ戦「Ultimate Tag League 2022」が1月30日、東京・後楽園ホールで開幕。Aブロックで優勝候補の一角とみられる竹下幸之介、上野勇希組、遠藤哲哉、秋山準組がともに白星で好発進した。

 まずは第3試合で、竹下組が近藤修司、平田一喜組と対戦。サウナカミーナは近藤のパワーに手こずったものの、分断に成功すると、上野が平田をBMEで沈めて勝利。

 竹下が「99%俺らが攻めてたけど、1%ヒヤッとさせられた」と言えば、上野は「無事勝てましたけど、これがリーグ戦とか勝負事の分からないところで。チャンピオン・竹ちゃんと試合して、開幕戦落とせないですから。咲くやこの花コンビがDDTに名を残しますよ」と笑顔。

1・30後楽園で開幕のDDTタッグリーグ戦に向け各チームが気炎。遠藤&秋山、竹下&上野、HARASHIMA&吉村が優勝宣言【DDT】

2022.01.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「Ultimate Tag League 2022」に向け記者会見を開き、出場する各チームが気炎を上げた。

 同リーグ戦には、Aブロックに竹下幸之介&上野勇希組(サウナカミーナ)、遠藤哲哉&秋山準組(バーニング)、樋口和貞&岡谷英樹組(イラプション)、火野裕士&納谷幸男組、近藤修司&平田一喜組が、BブロックにHARASHIMA&吉村直巳組(ディザスター・ボックス)、クリス・ブルックス&高梨将弘組(CDK)、佐々木大輔&MJポー組(ダムネーションT.A)、勝俣瞬馬&MAO組(サウナカミーナ)、飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人組(フェロモンズ=男色“ダンディ”ディーノは発熱症状が見られるため、会見後に今成の代打出場が決定)の全10チームがエントリー。

 30日の東京・後楽園ホールで開幕し、2月27日の後楽園まで公式戦を行い、各ブロックの最多得点チーム同士が2・27後楽園で優勝決定戦を争う。優勝チームはHARASHIMA&吉村組が返上したKO-Dタッグ王座の新王者組として認定される。この日の会見には、所用のため不参加となった7選手を除く、13選手が出席した。

新生バーニングを始動させた遠藤哲哉がタッグリーグ優勝を宣言【DDT】

2022.01.08 Vol.Web Original

「タッグを取った上で3・20両国のメインのリングで最後に立ってるのはこの俺」

 DDTプロレスが1月7日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -January-」を開催。昨年12月26日、東京・国立代々木競技場第二体育館で新生バーニングを始動させた遠藤哲哉が1月3日の東京・後楽園ホールで開幕する「Ultimate Tag League 2022」(パートナーは秋山準)での優勝を宣言した。

 この日のメインイベントで遠藤は秋山、高鹿祐也とのトリオで、サウナカミーナの竹下幸之介、上野勇希、小嶋斗偉組と対戦。同団体の旗揚げ25周年記念興行となる3月20日の東京・両国国技館でKO-D無差別級選手権(王者は竹下幸之介)に挑戦することが決まった遠藤は、竹下と壮絶なエルボー合戦を展開。遠藤がハンドスプリングエルボー、オーバーヘッドキックをぶち込めば、竹下はフライング・ラリアット、投げ捨てジャーマン、ジャンピング・ニーパットで応戦し、激しい攻防を繰り広げた。その後、試合は高鹿と小嶋の意地の張り合いになったが、高鹿がムーンサルトプレスからチキンウイング・アームロックで絞め上げてギブアップを奪い、デビュー9カ月にして自力初勝利を挙げた。

KO-D無差別級王者・竹下幸之介が新春初戦で青木真也を撃破。3・20両国国技館で遠藤哲哉とV3戦へ【DDT】

2022.01.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで年始大会「DDT25周年開幕スペシャル!全席3000円興行!!」を開催。メインイベントではKO-D無差別級王者・竹下幸之介がDDT EXTREME王者の青木真也を延長戦の末に撃破し、新春初戦で幸先いいスタートを切った。試合後には遠藤哲哉が挑戦をアピールし、3月20日、東京・両国国技館での王座戦が決まった。

 竹下と青木の2年半ぶりの一騎打ちは、グラウンドでの極め合いが続いたが、両者ともにディフェンスが堅く、決め手に欠ける。14分過ぎ、竹下は三角絞めで絞め上げたが15分時間切れのゴングが鳴った。2人とも、これで納得はできず、試合続行を要望し5分の延長戦に突入した。青木は飛びつき逆十字、ワキ固めで攻め立てるも、逃れた竹下は場外にエスケープ。そこに青木がトペを敢行するも、これをキャッチした竹下は場外で垂直落下式ブレンバスター。ダメージの大きい青木を強引にリングに入れた竹下はジャーマンからPlus Ultraを狙うも、決まりが浅いと見るとキムラロックに移行しギブアップを奪った。

小橋建太氏公認で遠藤哲哉が秋山準らとプロレス界の頂点目指す“新生バーニング”を結成【DDT】

2021.12.07 Vol.Web Original

 ダムネーション解散後、独りとなっていた遠藤哲哉(DDTプロレス)が“鉄人”小橋建太氏の許可を得て、岡田佑介、高鹿祐也と新生バーニング(BURNING)を結成し、秋山準が参謀役で加わることが決まった。

 遠藤は11月末、都内某所に小橋氏を訪ね「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」の結果報告をするとともに、今後のアドバイスを求めた際「新しい目標としてユニットをつくりたい」と相談。小橋氏から「ユニットには昔の武将と同様に“参謀”が必要だと思う。みんなが“あの人だったら面白いな”と思えるような選手じゃないとダメ」と指南し、遠藤は「ユニットをつくった際には小橋さんに参謀として(現役復帰して)同じコーナーに立ってもらえないでしょうか!」と直談判。小橋氏は「俺は違うよ」と一刀両断するも「D王が終わったら、また等々力に来なよ。その時また(新ユニットの)話をしよう。俺も(メンバーを)考えておくから」と声を掛けた。

 そして「D王」が終了すると、遠藤は早速動いた。12月6日午前、小橋氏がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店(東京・世田谷区)を訪問し「先日ご相談させていただいたユニットについてメンバーを考えてきました」と切り出し、メンバーに岡田、高鹿を加えたい意向を示した。ただ「参謀がいない」とする遠藤に対し、小橋氏は「ちょっと弱いね。勝手なことなんだけど、自分のほうで一人思いつく選手がいるんで、この場に呼んでるんだ」と言うと、現れたのはよもやの秋山だった。

 小橋氏は「準と遠藤君が組んだら面白くなる。遠藤君に必要なのは準のような要素。いろんな経験をして今DDTのリングに立ってる。今の遠藤君が吸収すると、もっともっと大きく羽ばたける。勝手なことなんだけど、遠藤君に必要なのは準の毒。シングルでやるときは競い合えばいい。タッグとしてやっていけば面白いと思う。組んで見たらどう?」と進言。

 突然のことで、しばし絶句した遠藤は「組んだ上で毒を吸収して。自分と秋山さんのファイトスタイルは真逆と言いますか、自分にないものをもっている。納得できる部分がある」と前向きな姿勢を見せた。

 秋山は「俺はいいよ。全然大丈夫。遠藤君も試合をやって実力も分かってるし。俺は参謀でも、遠藤君がチームリーダー。俺がバーニングに入ったとき、小橋さんは3冠チャンピオンだった。ベルトを持ってる人がチームリーダーだと思ってるから。今ないよね? いろんなベルトがあるけど、チームリーダーとして俺を従えてやるんだったら、KO-D無差別も“俺が行く”っていうくらいじゃないと。それくらいの気概を見せて、先頭に立ってやるという気持ちがあるなら」と条件付きで承諾。

12・5「D王」決勝は竹下幸之介vs上野勇希の同級生対決【DDT】

2021.11.22 Vol.Web Original

竹下「本当の意味で並んで後楽園のメインに立てるのは感慨深い」

 DDTプロレスが11月21日、東京・後楽園ホールでシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」公式戦最終戦を開催。その結果、高校の同級生であるKO-D無差別級王者の竹下幸之介と上野勇希が勝ち上がり、12月5日、同所での優勝決定戦で雌雄を決することになった。

 この日を迎えた時点でBブロックでは竹下と岡林裕二(大日本プロレス)が勝ち点7で並んでいた。先に登場した岡林はスマイルピッサリのタッグパートナーでもあるHARASHIMAと対戦し、熱闘の末、30分時間切れドローに終わり勝ち点8で公式戦を終了した。

 直後の試合で竹下は昨年の「KING OF DDT」準々決勝で敗れている樋口和貞と激突。これまたド迫力の肉弾戦となり、樋口はドクターボム、ぶちかましなどで猛攻を仕掛けるも竹下は投げ捨てジャーマン、ザーヒーで応戦し、最後はサプライズローズで脳天から突き刺して3カウントを奪取。これにより竹下は無敗の4勝1分けの勝ち点9で、同ブロックを首位で通過し決勝進出を決めた。

前年覇者・秋山準が「D王」3戦目でようやく初白星。Aブロックは遠藤哲哉、火野裕士が首位に並ぶ【DDT】

2021.11.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」の第4戦が11月10日、東京・新宿FACEで開催された。メインイベントで行われたAブロック公式戦では、前年覇者の秋山準が遠藤哲哉に辛勝し、3戦目にしてようやく初白星を挙げた。

 両者は昨年11月22日の「D王」公式戦でのシングル初対決で遠藤が勝利。2月14日、カルッツかわさきでのKO-D無差別級王座戦(当時の王者は遠藤)では秋山が制しており、1勝1敗で、この一戦を迎えた。

 今リーグ戦で上野勇希、火野裕士に敗れ、2連敗スタートなった秋山は開始早々、場外戦を仕掛け、リングに戻るとパイルドライバー、ジャンピング・ニー、ヒザ蹴りで攻め立てた。遠藤もバックドロップ、サスケスペシャル、ハンドスプリング式スクリューキックで反撃。15分過ぎ、秋山はエクスプロイダー連発、ヒザ蹴り4連発で猛攻。リストクラッチ式エクスプロイダーを回避した遠藤はオーバーヘッドキック、トーチャーラックボムから必殺のシューティングスター・プレスを鮮やかに決めて勝負あったかに思われた。ところが、秋山はそこから絶妙のタイミングで首固めに丸め込んで電撃の3カウントが入り、逆転勝利を飾った。

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