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皇治が那須川天心戦に向け「俺がどんだけボコボコにされてここまできたか。人間力は誰にも負けない」【RIZIN.24】

2020.09.18 Vol.Web Original

さいたま市の清水勇人市長を表敬訪問

「RIZIN.24」(9月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する皇治(TEAM ONE)が9月18日、那須川天心(TARGET/Cygames)戦に向けた秘策を明かした。

 皇治はこの日、さいたまスーパーアリーナがある埼玉県のさいたま市役所にRIZINの髙田延彦キャプテンと共に清水勇人市長を表敬訪問。清水市長に「こういう時期だからこそ、挑むことの大切さを伝えたい。しっかり挑んで勝ちます」と力強く勝利を誓った。

 現在、皇治はかつてK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフでともに練習した左右田泰臣氏のフィットネスジムでトレーニング中なのだが、表敬訪問後の取材で、「左右田さんと“天心を泣かすトレーニング”ってホワイトボードにでっかく書いてやっている。格闘家は戦う相手のための練習をすることもあるけれど、その後のことを考えて、選手として強くなることを考えて練習をする。でも今回はそうではなく、天心を泣かすためだけのトレーニングをしている。だから逆に言うと天心にしか当たらない、そういうトレーニングをしています」と那須川戦に向けたトレーニングの一端を明かした。

元十両・貴ノ富士がMMAデビュー戦でプロレスラーのディラン・ジェイムスと対戦【RIZIN.24】

2020.09.13 Vol.Web Original

リングネームはスダリオ剛

 大相撲の元十両・貴ノ富士(本名・上山剛)が9月13日、「RIZIN.24」(9月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技デビューを果たすことが発表された。

 貴ノ富士は2度にわたる付け人への暴行問題で2019年に大相撲を引退。その後、総合格闘技への転向がうわさされていた。今回、スダリオ剛のリングネームでプロレスラーのディラン・ジェイムスと対戦する。

 ジェイムスは日本では故橋本真也さんが設立したZERO1や全日本プロレスで活躍。ZERO1世界ヘビー級王座、全日本の世界タッグ王座など数々のタイトルを獲得した。

 現在は世界タッグ王者時代のパートナー・崔領二が代表を務める「ランズエンドプロレスリング」で活動しており、この日の会見には同団体のレスラーでもあるウエザイルがマネジャーとして帯同。

 まずウエザイルが「ディラン・ジェイムスはプロレスラーだが、今回初めてMMAに参戦できるということで、大きな舞台を用意していただきありがとうございます。MMAは素晴らしいし、面白いですね。ただ、ひとつ面白さが足りてないですね。なんでしょうか? プロレスですね。彼が今回、その面白さを体現してくれます。橋本真也から継承したケサ切りチョップとラリアット、これしか出す予定はありません。彼がきっと事件を起こしてくれると思います」とジェイムスを紹介がてら、不穏な予告を放った。

皇治がついに那須川天心戦にこぎつける「俺は負け戦をしに行くわけではない。すべてを奪いに行く」【9・27 RIZIN.24】

2020.08.26 Vol.Web Original

RIZIN.24が9月27日にさいたまスーパーアリーナで開催

 RIZINが8月26日に会見を開き「RIZIN.24」を埼玉・さいたまスーパーアリーナで9月27日に開催することを発表した。そしてその第1弾カードとして那須川天心vs皇治の一戦を合わせて発表した。

 試合はRIZINキックボクシングルールで行われ、契約体重やラウンド数などは決定次第発表される。

 2人は8月9日の横浜大会でRIZIN参戦の挨拶のためリングに上がった皇治が解説席にいた那須川にリングに上がるように呼びかけ、その場で対戦要求。戸惑いながらも那須川が受諾したという経緯があった。

 この日の会見で皇治は「この暗い世の中を少しでも明るくしたいですし、いろいろなことに押しつぶされそうな人が今の時期多いと思うので、自分の挑戦で少しでも力を与えられたらいいなと思って、必死こいて、すべてをかけて戦います」と挨拶。RIZIN初戦にしていきなり那須川戦が実現したことについては「大晦日でもよかったし、いつでもよかった。ぶっちゃけた話、1つのカードを除いて俺以外、天ちゃんとやって盛り上がるカードはないと思うんで俺ができることはすべてやろうと思っている。俺はいろいろなものを失ってここに来たんで後は奪うだけ。なかなか気合入ってます。だからやる時期はいつでもよかった」と準備万端なよう。

那須川天心が大阪で“Mr.RISE”裕樹と対戦【RISE】

2020.08.13 Vol.Web Original

4月の横浜大会から仕切り直し

 RISEが8月13日、会見を開き「RISE DEAD OR ALIVE in OSAKA」(11月1日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で那須川天心(TARGET/Cygames)と裕樹(ANCHOR GYM)が対戦することを発表した。

 裕樹はこれが引退試合となる。このカードは当初、4月の横浜大会で開催の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で大会自体が延期となっていた。

 今回の仕切り直しの一戦は前回は59.5kg契約だったが58kgでの試合となった。

 RISEの伊藤隆代表は「裕樹は長くRISEを支えてきた。今までRISEとともに戦ってきた重みを天心に伝えられるか。そして天心がそれを受け止められるか」と改めてこの試合の意味を語った。そして「裕樹が"天心は58kgでチャンピオンになったので、58kgでやらせてほしい”と言ってきた」と58kgでの試合は裕樹の要望であることを明かした。

RISEが女子トーナメントを開催。神村プロデューサー「我こそはという選手に志願してほしい」

2020.08.13 Vol.Web Original

10月の横浜と11月の大阪で男女3つのトーナメントを開催

 RISEが8月13日、会見を開き、今秋に予定していた「RISE WORLD SERERSE」を来年以降に延期することを発表した。これは新型コロナウイルスの影響により海外の選手の来日がままならない状況にあるため。

 そして改めて「RISE DEAD OR ALIVE in YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)と「RISE DEAD OR ALIVE in OSAKA」(11月1日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で3つのトーナメントを開催することを発表した。

 この2大会で女子の最強決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」が開催される。

 このトーナメントのプロデューサーを務める神村エリカは「もっともっと女子が活躍する場を作れないかと考えていた。各団体に王者がいる中で、じゃあ誰が一番強いのか。これは自分が現役の時から突き詰めていたこと。本当に正真正銘、"私は軽量級で真のチャンピオンになりたい"と思っている人に出てもらって、そこで一番を決める。それだけ」と大会に向けての思いを語った。

 階級については、現在のRISEに出場する選手が46~49kgの選手が多いため47.6kgとし、参加選手は8名。10月の横浜で1回戦を行い、11月の大阪で準決勝と決勝を行う。

元K-1ファイターの皇治がリングに那須川を呼び出し対戦要求【RIZIN.22】

2020.08.09 Vol.Web Original

メイウェザーのお面を渡して挑発

 新型コロナウイルスの影響で約半年ぶりの開催となった「RIZIN.22 – STARTING OVER -」(8月9日、神奈川・ぴあアリーナMM)で元K-1ファイターの皇治がRIZIN初登場を果たした。

 皇治は7月にK-1を離脱したうえでRIZIN参戦を表明。当初は8月に予定されていた大阪大会に出場の予定だったが、新型コロナの影響で大会が流れ、試合は持ち越しとなっていた。

 皇治は第5試合の江幡塁vs植山征紀の試合後にリングに上がると「最高のK-1から団体の壁を壊すために最高のRIZINに来た皇治です。RIZIN、最高ですね。MMAも最高で、立ち技も負けてられなと改めて思いました」と挨拶。そして「男の挑戦は賛否両論あっていいと思う。俺は全勝で上がってきている天心君をリスペクトしている。でもこんな世の中だからこそ、ボロボロになって賛否両論ある、こんな俺が不可能と言われていることに挑戦して、この世の中を元気にしたいと思っています。天心君、上がってきて」と江幡戦の解説を務めるためにリングサイドにいた那須川天心をを呼び込んだ。

 そして「団体なんて関係ないと思っている。俺はこんな世の中を盛り上げたいと思っている。こんなぼろぼろの俺がこの神童を泣かしてやろうと思っています」と那須川にフロイド・メイウェザーのお面を手渡し対戦要求。

那須川天心が2020年初戦でSBの笠原友希に1RKO勝ち【RISE】

2020.07.13 Vol.Web Original

90秒で3度のダウンを奪う完勝

 RISEの初のテレビマッチとなる「RISEonABEMA」(7月12日、会場非公表)で那須川天心(TARGET/Cygames)がメインでシュートボクシング(SB)の笠原友希(シーザージム)と対戦し、1R1分30秒でKO勝ちを収めた。

 今回の試合にあたり那須川の対戦相手は公募されたのだが、これに笠原が手を挙げ、この試合が実現した。

 笠原は現在19歳。21歳の那須川にとっては初めての年下の選手との試合となる。SB日本フェザー級1位とSBの将来を担う存在である笠原は「キック界の構図を変えたい」とこの試合に臨んだ。

 ともにサウスポーの2人。那須川の左に笠原は左を合わせるなど果敢に立ち向かう。しかし那須川は笠原の右のパンチに左のフックを合わせ最初のダウンを奪う。

 立ち上がった笠原が前に出て左のストレートを放つが那須川は右のフックをかぶせ2度目のダウンを奪う。

 それでも立ち上がった笠原は一矢を報うべくバックスピンキックを放つが、これをさばいた那須川は左ミドルで笠原を下がらせる。ここで右を狙った笠原だったが、那須川がそれよりも速く右フックで打ち抜くと笠原は3度目のダウンを喫し、那須川が1R1分30秒でKO勝ちを収めた。

初のTVマッチのメインは那須川天心vs笠原友希【RISE】

2020.07.09 Vol.Web Original

ABEMA格闘チャンネルで完全独占生中継

 RISEの初のテレビマッチとなる「RISEonABEMA」(7月12日、ABEMA格闘チャンネルで完全独占生中継)の試合順が7月9日、発表された。

 メインは那須川天心(TARGET/Cygames)vs笠原友希(シーザージム)の一戦となった。

 同カードは那須川の対戦相手について異例の公募という形を取ったところでシュートボクシング(SB)の笠原が名乗りを上げ実現したもの。

 笠原はSB日本フェザー級1位でSBの未来を背負う存在。今回の試合にあたり「自分は小さい頃からシュートボクシングをやってきて、同じ立ち技格闘技の世界で大活躍している那須川天心選手は憧れのファイターであり、テレビやインターネットで試合を見て技術を真似たり参考にさせてもらったりしていました。自分がシュートボクシングでチャンピオンになってから、しっかり経験を積んでいつか必ず辿り着きたい大きな目標でしたが、今回このような形で対戦相手を一般公募をするということでしたので、このチャンスを意地でも掴みたいと思いシーザー会長に相談して応募させていただきました。最大の敬意を払って那須川選手を倒すために全力以上の力で挑みたいと思います。この試合で格闘技人生を変えてみせます」とコメントしている。
 
 また今大会に出場する選手は、新型コロナウイルスの抗体検査、そして日本のプロ格闘技興行として初めてPCR検査を実施し、選手全員、並びに当日リングに上がる審判団も「陰性」が確認されたうえで大会が行われる。

 この新型コロナウイルス対策についてRISEの伊藤代表は「現在の感染拡大状況を鑑みると、濃厚接触を伴う格闘技において選手や関係者が安心・安全に試合や運営ができるため事前の検査はマストだと思います。今後もRISEは一般スポーツやエンターテインメントなども参考にしながら積極的に新型コロナウイルス対策を取り入れていきます」とコメントしている。

那須川天心を相手に裕樹が引退試合【6・14 RISE】

2020.04.20 Vol.Web Original

6月14日にぴあアリーナMMで「RISE WORLD SERIES 2020 SemiFinal Round」開催

 RISEが4月20日、会見を開き「RISE WORLD SERIES 2020 SemiFinal Round」(6月14日、神奈川・ぴあアリーナMM)の第1弾カードを発表した。

 RISEで3階級を制した裕樹(ANCHOR GYM)が引退試合で那須川天心(TARGET/Cygames)と対戦する。試合は59.5kg契約で3分3Rのスーパーファイトで行われる。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公式YouTubeチャンネルで会見した伊藤隆代表は「那須川は基本的には57kg以上では試合はしないが、今回は“裕樹さんの引退試合なら”と快諾した」とスーパーフェザー級(-60kg)を主戦場とする裕樹に歩み寄った体重で試合をすることとなった。

 伊藤代表は裕樹について「10年以上彼の試合を見ている。頑固で不器用な男。何度も方向性に悩んで苦しい時期もあったが最後までぶれずにやっていただいた。RISEのファイターの中でも最も功労者だと思っている」としたうえで「最高の舞台と最高の舞台を用意させてもらった」と話した。

 その他のカードについては中止になった大阪大会(4月12日)に開催予定だった「RISE WORLD SERIES 2020 -63kgトーナメント」と「RISE ASIA SERIES 2020 -55kgトーナメント」の本戦とリザーブファイトをスライド。ワンマッチはタリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/Champions Factory)vs中村寛(BK GYM)がスライドし、“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)とスアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム)の参戦が発表された。

 なお大会が開催される「ぴあアリーナMM」はぴあが運営するアリーナで格闘技のイベントはRISEが初めてとなる。

 RISEでは新型コロナウイルスの影響でこれまで5大会が中止となっているのだが、この日、改めて「RISE WEST.13 & Amateur RISE Nova」(5月31日、アクロス福岡イベントホール)と「Amateur RISE Nova」(6月7日、大森・ゴールドジム)の中止を発表した。中止となった大阪大会については秋に開催することが検討されているもよう。

 また、この日は合わせて4月25日(土)から民放地上波のTBSで月1のレギュラー番組『RISE~立技格闘技 新時代~』(放送時間 25時28分~26時28分/関東ローカル)の放送が決まったことが発表された。

 TBSが格闘技を放送するのは10年ぶり。試合はもちろん、選手のパーソナルな部分にもスポットを当てた番組になっていくという。

那須川天心が新型コロナで閉塞感のある日本に「僕の試合でみんなに勇気や感動、元気を与えたい」

2020.03.13 Vol.Web Original

4・12 RISE大阪大会でウクライナの23戦無敗男と対戦

 RISEが3月13日、都内で会見を開き「RISE WORLD SERIES 2020 1st Round」(4月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場する那須川天心(TARGT/Cygames)と石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)の対戦カードを発表した。

 那須川はウクライナの“ザ・ロケッティア”アンドレイ・メゼンツェフ(ムエタイスピリットジム )と対戦する。

 メゼンツェフはウクライナ出身の20歳。プロ戦績23戦21勝(13KO)2分の無敗のファイターでISKAムエタイ世界フライ級とWMF世界55㎏級王座を持つ。

 那須川は「今年に入って初の試合となるんですけど、いろいろな選手に断られてなかなか相手が決まらなかった。候補はたくさんいたんですけど、“その中で一番強い選手をお願いします”とRISEの関係者の皆さんにお願いして決まった結果。受けてくれたアンドレイ選手には感謝しかない。無敗の選手なんですが、試合を見た感じでは今の僕の相手ではないという感覚はある。だからといって気を抜くことはないですし、今年最初の試合ですので、ここでしっかりと皆さんが期待している以上の試合ができればと思っている」などと語った。

 改めてメゼンツェフの印象については「骨が強そうな選手だと思う。一発一発も硬い。負けてない選手だけのことはあるなという感じはしました。でも、今回は自分自身との戦いである試合だと思っていて、ちゃんと差をつけて、アッと驚くような試合をしたいと思っている」などと話した。そして「アッと驚く」という試合については「“僕の試合はまだか?”という声がたくさんあって、“天心ロス”という状況になっていると思うので、久々の試合ということでそこを爆発させて、もっともっと試合を見たいと思わせる状況にさせたい。今は新型コロナウィルスの影響で、選手が来られなかったり、日本に元気がないと思う。僕の試合には元気を与える力があると思うので、しっかりとみんなに勇気や感動、元気を与えたいと思っている」などと続けた。

那須川天心が久しぶりの適正体重で次元の違う強さを発揮【12・31 RIZIN】

2020.01.01 Vol.Web Original

新日本キックの至宝・江幡塁から3度のダウンを奪いTKO勝ち

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心がキックボクシングルールで新日本キックボクシング協会の至宝・江幡塁と対戦し、1Rに3度のダウンを奪いTKO勝ちを収めた。

 江幡は軽量級では日本最強という声もある強豪とあって、戦前「今回は那須川も危ないのでは…」という声も一部にはあったが、那須川は1R開始から別次元のスピードで江幡を翻弄。

 江幡も攻撃を返すが天心のスピードに戸惑いがあるのは明らかで、みるみる追い込まれていく。

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