SearchSearch

ほぼ日本語セリフの『ONODA』カンヌ上映で約15分のスタンディングオベーション

2021.07.08 Vol.web original

 小野田寛郎旧陸軍少尉の実話をもとにした映画『ONODA(原題)』が現地時間7日、第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング作品としてワールドプレミア上映された。

 太平洋戦争終結後も任務解除の命令を受けられず、約30年もの間フィリピンの密林で生き続けた小野田寛郎旧陸軍少尉による自伝のフランス版「ONODA 30 ans seul en guerre(原題)」を原案に映画化。

 上映会場前のレッドカーペットには、アルチュール・アラリ監督はじめ製作スタッフが登場。また、日本からはキャストの森岡龍が参加。スケジュールの都合で現地入りできなかった小野田(青年期)役の主演・遠藤雄弥の顔のお面をつけて会場を盛り上げた。

 本編の劇中セリフは、ほぼ日本語ながら、カンボジアのジャングルで撮影された壮絶なシーンの合間に描かれる、浮世離れした“小野田さん”の一面に観客から笑いがもれるなど、反応は上々。上映終了後には約15分にもおよぶスタンディング・オベーションが起こり、アルチュール・アラリ監督も感無量の様子だった。作品としても賞レースの最有力候補作という呼び声が高く、好評な上映スタートを切った。

 現地時間8日には、新型コロナウイルス感染対策のためスケジュールが合わずにカンヌ入りできなかったキャスト・遠藤雄弥と津田寛治をリモートでつないで会見を実施するという異例の対応がとられる予定とのこと。

『ONODA(原題)』は2021年秋、公開(エレファントハウス配給)。

終戦後も密林に30年…小野田少尉の実話を描く『ONODA』がカンヌ映画祭オープニング飾る!日本人キャストも発表

2021.06.24 Vol.Web original

 

 太平洋戦争終結後も任務解除の命令を受けられないまま約30年間、フィリピン・ルバング島で一人生き続けた小野田寛郎旧陸軍少尉の実話をもとに、その孤独と壮絶な日々を描く映画『ONODA(原題)』が、第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でのオープニング作品を飾ることが正式発表され、合わせて追加の日本人キャストも明かされた。

 監督は『汚れたダイヤモンド』を手がけたフランスの気鋭監督アルチュール・アラリ。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作。撮影はカンボジアで行われた。

 ダブル主演として、小野田の青年期を舞台「ミュージカル テニスの王子様」や映画『それでも、僕は夢を見る』などの遠藤雄弥が、成年期を津田寛治が演じる。

 その他の日本人キャストとしては、小野田と最後まで生き残った小塚金七を松浦祐也(青年期)と千葉哲也(成年期)。小野田に戦争の終わりを告げる鈴木紀夫役に仲野太賀。他、カトウシンスケ、井之脇海、吉岡睦雄、足立智充、嶋田久作、伊島空、森岡龍ら実力派が脇を固め、映画監督でもある諏訪敦彦が小野田の父・種次郎役を、小野田に最後の指令を命じ渡した谷口義美役をイッセー尾形が演じる。

 カンヌ国際映画祭は現地時間7月6日から17日まで開催。同7日に、公式記者会見および公式上映が行われ、アラリ監督がワールド・プレミアに立ち会う予定。

『ONODA(原題)』は2021年秋、公開予定(エレファントハウス配給)。

Copyrighted Image