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GENERATIONS 佐野玲於が新曲「Magic Hour」で目指したもの「壊して、新しい表現を」

2025.06.17 Vol.Web Original

ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSがまたシビれる新曲をリリースした。6人のメンバーがそれぞれ楽曲をプロデュースし、6カ月連続でリリースしていくプロジェクト「PRODUCE 6IX COLORS」の最新作にして第5弾、パフォーマーの佐野玲於による新曲「Magic Hour」だ。チルでスムースなヒップホップチューンで届けられるのは、かけがえのないスペシャルな瞬間。この曲でGENERATIONSに落とされる人は続出しそうで……。プロデュースした佐野にインタビューした。


メインストリームな感じでやりたかった

ーー「Magic Hour」はループさせてずっと聴いていたくなるタイプのヒップホップソング。楽曲をプロデュースすることになった時から、こういった楽曲を作ろうと思っていたのですか?

佐野玲於:僕はずっと洋楽、ヒップホップの文脈を聴いて踊って育ってきたので、とりあえずはヒップホップをベースにした踊れる楽曲にしようと思っていました。「PRODUCE 6 COLORS」はメンバーそれぞれが想像するGENERATIONSを作っていくというもの。GENERATIONSでこういう楽曲をやる機会が少なかったし、メインストリームな感じでやりたかったんですよね。他のメンバーもやらなそうだと思ったところもあります。それで、プロデューサーを自分で選定して、制作をスタートしました。

ーーineedmorebuxさんとNvembrrさんがサウンドプロデュース、近年よくお名前を見かけるお2人です。この座組になった理由はありますか?

佐野玲於:いろいろ考えたんですよね、友人の海外の作家とか。いろんな事情とかもあったりしながら考えて、このメンバーがベストだよねっていう……

ーーこの作品以前から親交があります……よね。

佐野玲於:Ricky(Nvembrrのこと)とは、もともとすごく仲が良くて、JP THE WAVYの右腕みたいな存在でもあるし、プライベートでも3人で遊んだりするんです。年代も近いし、「My Turn feat. JP THE WAVY」でも一緒にやっているし……やりやすい。彼がしっかりハンドリングしたら面白いんじゃないかなって思いました。

THE RAMPAGEの長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨「年下って呼ばれて活性化した」

2025.05.29 Vol.Web Original

 16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEが昨年からメンバーが月替わりでさまざまな書籍を発表するプロジェクト『GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~』を展開中だ。そのラスト前の作品、11弾はグループで最年少となる1998年生まれの長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨の4人のフォトブック『1998』と、後藤が撮影したTHE RAMPAGEの密着ドキュメントフォトブック『DAYS』の2冊からなるフォトブック『WE R』だ。ファンからも98年組の愛称で親しまれる4人にインタビューした。

98年組が作った最高の作品『1998』

ーーフォトブック『WE R』(幻冬舎)が発売されました。98年組のフォトブック『1998』、後藤さんが撮影した2024年のTHE RAMPAGEを追ったフォトブック『DAYS』の2冊からなる作品ですが……まずは『1998』について聞かせてください

鈴木昂秀:4人で作り上げたフォトブックになりました。タイトルはもちろん、中の企画、撮影や衣装、デザインだったりも自分たちで話しながら作りましたし、何よりもこれまでどこにも出ていないようなこと、写真だったり、出会いの話だったり、いろいろなものが詰め込まれています。ビジュアルページの写真はたっくん(後藤拓磨)が撮影しています! 自分たちが主体になって作品を作れるのは本当にうれしいこと。98組として初めて世に出す自分たちの作品は……最高の作品になったと思います。

後藤拓磨:僕たちのこの根底にあるルーツというか、普段出すほどでもないけど知って欲しいっていう自分たちの核の部分の迫る1冊になりましたね。

ーーこの2冊のフォトブックの企画は後藤さんが撮影する前提で動き出したのですか?

後藤拓磨:『DAYS』のほうはそうです。『1998』の方は、せっかくだったらとご提案いただいて、やってみることになりました。

ーー『1998』はアーティスティックな写真もあったり、クリエイティブなフォトセッション、4人のルーツに迫るインタビューも収録しています。初めて知ることも多くて、興味深く読ませていただきましたし……素直に面白かったです。みなさんのことを知れて。

後藤拓磨:最初は『1998』っていうプロジェクトでしかなくて、なにも決まってなかったんですけど、4人でいろいろアイデアを出していって……もちろん、幻冬舎さんからもいろいろ提案もいただきながら作りました。

鈴木昂秀:せっかくの自分たちでできる機会をいただいたので、自分たちでできることはしたほうが深まりますから。

GENERATIONS 小森隼 「新しい“ジェネ、知ってるよ!”を作りたい」アジカン後藤と“踊れる邦ロック”な新曲

2025.05.14 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが今月も新曲を世に送り出す。「PRODUCE 6IX COLORS」という6人のメンバーがそれぞれ楽曲をプロデュースするプロジェクトで、2月から毎月新曲をリリースしている。その第4弾となるのが、小森隼の「MY GENERATION」。ロックバンドのASIAN KUNG-FU GENERATIONSの後藤正文とともに創り上げた“踊れる邦ロック”だ。「自分が楽曲の制作側に立つとは思わなかった」という小森がこの作品に託した熱い思いを聞いた。

思っていなかった楽曲制作に「マジか!」

 

ーー GENERATIONSの新曲「MY GENERATION」は、小森さんプロデュースで、ロックバンドのASIAN KUNG-FU GENERATIONS(以下、アジカン)の後藤正文さんと組んで制作した“踊れる邦ロック”な楽曲。「PRODUCE 6IX COLORS」の第4弾となりますが、まずは、自分が楽曲をプロデュースすることが決まった時、率直にどう思いました?

小森隼:……正直、めちゃくちゃマジかって思いました。僕はどこまで行ってもパフォーマー。グループが表現したいものをパフォーマンスして表現する表現者だと思ってたので、自分が楽曲の制作側に立つ日が来るとは思ってなかったですから。

ーーとはいえ、やることは決まったわけで。自分がプロデュースしたい楽曲のイメージとしてどんなものを考えていたんでしょうか。

小森隼:プロデュースするうえで、僕の中で、テーマは2つあって。ひとつは、ロックミュージシャンに楽曲を作ってもらうこと。音楽フェスやロックフェスにたくさん出させていただくようになって、ダンス&ボーカルグループにあまり興味がない方にも受け入れていただいてる実感があるんです。フェスを見てGENERATIONSのライブに来たっていう方がいたり、スタッフさんから友達がフェスでGENERATIONSを見たって言ってたっていう話も聞いたりもして。だから、もっと僕らを知ってもらうきっかけを作りたいと思いました。

もうひとつは、僕が「SCHOOL OF LOCK!」(小森がパーソナリティを務めるラジオ番組)を長くやってきたってところで、誰かを応援する、背中を押せるような曲を作りたいってこと。

この2つが決まってたので、スタッフとも色々話し合いを重ねながら、ゴッチさん(後藤のこと)に行きつきました。正直、受けてもらえると思ってなかったので……うれしかった。

 

アジカン後藤と作った“踊れる邦ロック”


ーー小森さんのアジカン好きは知られた話ではありますが、大好きなアジカンと仕事がしたい!って突っ走っていたわけではないんですね……そんな単純な話ではない(笑)。

小森隼:自分の“好き”がマッチしたみたいなところはあります。アジカンに限らず、元々JーROCKは好きで、日本のロックシーンのなかでも、ポップなところ、メジャーなところとかがすごく好きで。そういうところからのロックサウンド、踊れる邦ロックです。

ーーロックが好きになったきっかけはアジカンですか?

小森隼:それで言うと……僕が音楽を聴き始めたのは、EXILEに出会うよりも前で、ロックなんですよ。母親がKISSが好きだったのでまず洋楽のロックがあって、そこから母親がTHE BLUE HEARTSやTHE HIGH-LOWSにハマっていって、僕が初めて行ったライブはTHE HIGH-LOWSでした。どっちかっていうと音楽の入りはロックバンドなんです。初めてした習い事もドラムですし。1回発表会に出て1カ月でやめちゃいましたけど(笑)。

ーーその背景を考えると小森さんが悩める時期にアジカンに出会うのはごく自然ですね。

小森隼:流れてきたCMの曲がアジカンの「マーチングバンド」だったっていう、すごい偶然でもあるんですけどね。通信教育のCMソングだったんですよ。僕は高校1年から2年になるタイミングでそのまま全日制に進むか、通信制に編入するかを決める時期でした。ダンスに人生をかけるか、もう少し人生の選択肢を探りながら“青春”とかそういうのを謳歌するかみたいな。「マーチングバンド」に勇気をもらって通信制に行くことを選びました。

LDHの型破りなガールズユニット f5ve、個性がさく裂するアルバムで存在感「トンチキソングって言われたことも(笑)」

2025.05.09 Vol.Web Original

日本発のガールズグループのf5ve(ファイビー)がいよいよ実態を伴って動き出した。E-girlsやHappinessで活動していたKAEDE、SAYAKA、RURI、MIYUUと、現在、3人組ガールズグループのiScream(アイスクリーム)で活動するRUIからなる5人組で、先日、ファーストアルバム『SEQIENCE 01』をリリースした。日本語の独特な響きをフィーチャーした楽曲と時に行き過ぎた世界観で熱い視線を注がれる5人のクールビューティーは「このまま突き進んでいきたい」と静かに闘志をメラメラ燃やし……。

「日本のガールズグループというジャンルをぶち壊してきた」

ーーアルバムのお話を伺う前に、f5veがどんなグループなのか教えてください。前身となっているグループ(SG5)がアメリカのアニメコンベンションに出たのが22年の夏。準備段階から考えると、短くない時間を5人で過ごしてきました。

KAEDE:ここまでやってきたなかで、f5veを一言で表すとしたら……枠にとらわれないグループです。音楽の方向性も、ビジュアルも、SNSも、発信するものすべてにおいて、日本のガールズグループというジャンルをぶち壊してきた。それをやりながら感じてます。

ーー個性が爆発しています。これまでの作品も日本語は聴こえても無国籍な感じもあって、みなさんが積み重ねてきたE-girlsもHappinessも、iScreamも……音楽的な要素としては、いないかもしれない。

KAEDE:最初のころは楽曲出すとトンチキソングって言われたりして(笑)。ただ、そういう見た人が「何これ?」って思うようなことを続けて、作品も重ねてきたんですけど、今はもうそれがf5veだって受け入れていただいて、待っていただいている感じがあります。3月に「Magic Clock」をリリースしたんですが、この曲は普段の感じでメイクしたビジュアルでミュージックビデオを作ったんですね。そしたら何か物足りないかもって言われていて……やってきたことが根付いてきたんだなって(笑)。

ーー〈今までにない〉とか〈型破り〉、そのトンチキソングもそうかもしれないですが、やりながら自分たちがどうなるのかって不安みたいなものはなかったですか? これまでにやってきたこととずいぶん違いますから。

RURI:正直言うと、私はちょっと不安でした(笑)。E-girlsやHappinessの活動とは全く違う音楽のジャンルだったりコンセプトですし、衣装だったりメイクだったりも違う。私は自分の好きなものが決まってるんです。例えば、髪を結ばないとか。でも、f5veでは、いろいろな髪型やメイクにも挑戦できて、いろいろな自分に出会えて、新しい自分を見つけられている。だから今は、いろいろ意見を受け入れつつ、楽しみながらやっています。

SAYAKA:私もこだわりが強い方ですけど、それこそ楽曲ごとにコンセプトが全然違うので、表現する幅が広がってて楽しいですね。

RURI:メンバーみんなで高め合うことが多いんですよ。例えば今日のメイクめっちゃ可愛いね、似合うね、とか。それも自信になりましたしモチベーションも上げてくれました。

SAYAKA:ファンの方からのコメントも「Underground」とか「UFO」あたりから反応が変わってきて、それも自信になってきましたね。「Lettuce」の時も異次元な感じの世界で反応も大きかったですけど、「Underground」では私たちが日本人のグループであることを確立出来たし、エッジがより効いた「UFO」はこれが私たちらしい楽曲になりつつあるなって思えました。

ーーRUIさんは現在、iScreamでの活動と並行して、f5veの活動をしています。それぞれアプローチの仕方や考え方も違って、ギャップという考え方でも、f5veの型破りなところを感じられそうな気がしますね。

RUI:f5veをやってて楽しいと思うのは新しい自分に出会えること。iScreamが蓄えてきた引き出しを一つひとつ開けて3人で届けていく発信の仕方に対して、f5veは新しいものが向かってくるような感じです。いつもだったらチャレンジしたり一歩踏み出すことを躊躇するようなことを、気づいたらみんなと一緒に出来てた!という感じなんです。

今田美桜、朝ドラ『あんぱん』で“生きるよろこび” アンパンマンのやなせたかしさん夫妻がモデル「自分もそうなりたい」

2025.04.06 Vol.Web Original

 俳優の今田美桜が主演する連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合、朝8時など)の放送がスタートした。それにともなって、ドラマをPRする番組を始め、さまざまなメディア、SNSなどで、今田の元気な笑顔を見かける。笑顔になったり、ほっとしたり、時には胸を締め付けられるような気持ちにさせられたりする朝ドラこと連続テレビ小説。『あんぱん』はどんなふうに視聴者の感情を揺さぶってくるのか?  放送開始を控えた今田に聞いた。

「のぶが生活の一部になっています」

 撮影をスタートしてから約半年。今田は朝田のぶとして生活をしてきた時間を「あっという間。今はのぶが生活の一部になっています」と笑顔で振り返る。

「毎日とても自然にのぶになれている気がしています。撮影期間が長いというのも大きいと思いますが、現場の空気がとっても穏やかなんです。緊張感もちゃんとありながらですが、みなさんが放つエネルギーが柔らかくて。そこはすごく助かっているところです」

 現場の雰囲気の良さは『アンパンマン』の影響かと問われると「そうだといいですね。現場にいるみんなが『アンパンマン』がすご好きなのが伝わってくるんです」

『あんぱん』は、時空を超えて子どもから大人まで幅広く愛される『アンパンマン』のやなせたかしさんと妻の暢さんをモデルにした愛と勇気の物語。何者でもなかった2人が人生を歩んでいく中でさまざまな荒波を乗り越え、“逆転しない正義”のストーリーを届ける『アンパンマン』に辿り着くまでを描く。

 のぶについて、今田は「男まさりで元気いっぱいな女の子ではあるんですけど、感情豊かというか人の悲しみとかそういう部分もしっかり向き合う女の子。そこがのぶの魅力なのかなと思います」と語る。

 子役が演じるのぶは初回から元気いっぱいに駆け回る。都会からやってきた男の子・嵩が、学校で男の子たちにしゃれた弁当をいじられた時も、男の子たちをひとりで追い払ってしまった。ただ、嵩と出会ったことで、のぶが変化していく兆しが見えた。

WOLF HOWL HARMONY「時代を動かしたい!」ファーストアルバム『WOLF』をリリース

2025.03.17 Vol.Web Original

4人組ラップ&コーラスグループのWOLF HOWL HARMONY(以下、ウルフ)が3月12日、ファーストアルバム『WOLF』をリリースした。デビュー以来、それよりも前のLDH JAPAN史上最大級のオーディション『iCON Z 〜Dreams For Children〜』で切磋琢磨していた時から大事に歌い続けてきた楽曲と、ウルフのこれからを音楽で示したような楽曲で構成されたアルバムで、聴くほどに楽曲たちが輝きを増す。本作に込めた熱い想いを聞いた。

「かなり自信に満ちあふれてます」

 

ーーファーストアルバム『WOLF』が完成しました。今の気持ちを教えてください。

RYOJI:かなり自信に満ちあふれてます。アルバムをリリースしますってお知らせをしてから準備をしたり制作する時間がしっかりあったこともあって、ちゃんとアルバムに向き合えた気がしていて、自分たちもやりきった感があります。いま持ってるものすべてを注いできたことには間違いないと思うからこその自信なんだろうなと思っています。

SUZUKI:思いを込めて向き合うことができた分、アルバムに対する愛情も深い。絶対にこのアルバムを成功させたいっていう気持ちもそれに比例して強くなっています。このアルバムのリリースイベントで各地を回ってきましたが、アルバムがどんな内容かも分からない状態にも関わらず、ファンの皆さんは期待をして予約を入れてイベントに来てくださったと思うので、その期待に応えなきゃいけないって思ってやってきました。自信を持って勧められるものを作らなきゃいけないって制作により気合が入りました。

GHEE:やっとアルバムって気持ちです!一般的なグループに比べたら早い段階でアルバムを出させていただいてるとは思うんですけど、自分たちからしたら持ち曲が3、4曲でライブさせていただいてたので、自分たちの曲がもっとほしいなと思ってる期間が長かったんです。今回のアルバムで、もう一歩ステップを踏めている感じです。

HIROTO:僕は率直にうれしいっていう気持ちが大きいです。自分もあこがれのアーティストのアルバムも買ってきたし、自分たちもそうなると思うと……めちゃくちゃうれしいなって。

「これがウルフだと押し出せるもの」


ーー『WOLF』はどんな1枚になったでしょうか?

RYOJI:ファーストアルバムにぴったりなウルフらしさ全開なアルバムだと思います。制作するにあたって、みんなで話し合いながらテーマを決めたんですが、最終的にはシンプルに、クラシックだけど新しいみたいなものにしたいねって。タイトルも『WOLF』とシンプルです。

SUZUKI:自分たち自身、胸を張って、これがウルフだと押し出せるものにできたんじゃないかなと思います。

ーーアルバムはすでに発表したシングル曲があって、それに加えて新曲を収録するのが基本のスタイルとしてあると思います。どこかで自分たちはアルバムを作ってるんだという意識に変わるようなポイントはあるものですか?

HIROTO:それによって変化はないかと思いますが、最初の頃は1曲1曲のリリースで精一杯だった自分がいましたね。ただ、アルバムを意識し始めたのは去年の「Frozen Butterfly」ぐらいかな。ウルフにアルバムができたらやばいみたいなことを話してました。

鷲尾伶菜の“正解” ーー 独立して1年、音楽と自分に向き合って作った初めてのロックナンバー

2025.03.03 Vol.Web Original

 鷲尾伶菜が3月3日、新曲「正解」をリリースする。自身の音楽への想いを乗せた疾走感のあるロックチューン。レコードレーベルをLDH Recordsへの移籍して初めてのリリース。このタイミングだからこそ制作できた楽曲だと熱っぽく語って……。

ーー新曲「正解」がリリースされました。この曲は疾走感のあるロックナンバー。以前、ロックが好きといった話をお伺いしていたとはいえ、歌詞も含め、ちょっとしたサプライズでした。こうした曲をなぜこのタイミングで作って届けたいと思ったのか、お聞かせいただけますか?

鷲尾伶菜(以下、鷲尾):「正解」は、LDH Recordsにレーベル移籍して最初の楽曲。だからこそ、一発目にふさわしい曲やテーマって何だろうって、自分と向きあって考えていました。その結果、歌や音楽について書くのがいいだろうなって。音楽について、自分の人生や感性、自分は何を思い考えてきたのか、苦戦し思い悩んできたのか、そして今はどんなふうに思っているのかーー。そういうことを自分の言葉で、かっこつけない表現で届けたいなって。おしゃれな表現とかはなしで。

ーー 前のリリースが2023年の10月ですから1年4カ月ぶりの新曲ですね。

鷲尾:独立をして去年1年は自分が活動していくための基盤作りに費やして、音楽活動に手を出すことができなかったんです。いろいろ基盤が整ってない中で無理して曲を作って出すっていうよりも、ちゃんと準備をして、それからにしようって。これまでの経験からも中途半端に何かを作ってもいいものができないのは分かっているし……その結果も見えている。やっぱり思い入れを持ってやるっていうことが大切なんです。だから、たくさんインプットをしたし、自分が表現すべきこと、表現するべき音楽について考えました。“最初の”とか“1発目”って、なかなかないことです。ただ私はこれまでのキャリアのなかで何回か、この“一発目”を経験させてもらっているので、今回ちゃんと考えることができたように思います。

ーー お話を伺っていると「正解」は何よりも先に歌いたいこと伝えたいことがあって、そのために……

鷲尾:最適な曲を選んでいます! メッセージを届けるために1曲を完成させる、そういう順番でした。

ーー 音楽といっても、いろいろなタイプの楽曲があり、ジャンルもあります。そのなかで、ロックだったのはなぜでしょうか?

鷲尾:もともと私はロックが好きで聴いてきたんですよ、例えば、ASIAN KUNG-FU GENERATIONSさんとかBack Numberさんとか!  ただ自分自身は挑戦したことはなかったし、音楽をテーマに曲を作ったことも1度もなかったんですよね。自分が今まで表現してこなかった部分を表現するんだから、今まで挑戦してこなかったロックが表現しやすいんじゃないかと思ったところもあります。初めてですから、けっこうな挑戦ではあったんですけど、楽しんでやれました。

ーー具体的にどんな挑戦があったんでしょうか?

鷲尾:楽曲をいただいてからメロディーや構成を変えてもらったりしています。AメロがあってBメロ、サビがあってっていうのに飽きちゃって……私、そういう体質なんで(笑)。2番は今まで来たことないようなメロディーを持ってきたり、アウトロはバーってスピーディーな歌詞にしてみたり!

ーー初めてのロックで、いろいろやってみたいことが浮かんできたんですね。

「意外って言われた」中務裕太が Da-iCE花村想太とGENERATIONSのために作った“あるある”だらけの恋愛ソング

2025.02.27 Vol.Web Original

 GENERATIONSがまたウキウキするようなトライをしている。昨年、新体制でスタートを切った彼らはさらに加速、予想もつかない面白いことをやって見せるグループという印象をより色濃くしている。先日、6人の新たな試み「PRODUCE 6IX COLORS」が船出した。ヒット曲を作るという目標のもと、メンバーそれぞれが自身のプロデュースでGENERATIONSの楽曲を制作するというものだ。その第1弾を担当したパフォーマーの中務裕太。彼が送り出した「True or Doubt」は“意外”な楽曲で……。

「意外だった」は想定内

ーー先日発表された「True or Doubt」(2月3日リリース)が好評です。

反響の中に「こういうのをやるとは意外だった」っていう声もあって……この曲を作って良かった、(花村)想太くんにお願いして良かったなと思っています。

ーー 意外という反応は……想定内ですか?

想定内ですね、メンバーの感想もそうでしたから(笑)。 

ーーそれについては後でもう少し聞かせて下さい。まず最初にこの楽曲が生まれたきっかけになった「PRODUCE 6IX COLORS」について聞かせてください。

メンバーそれぞれが自分がプロデュースしてGENERATIONSの楽曲を1曲作ろうっていうものです。ただこれは急に出てきた企画じゃなくて、以前から話してたものなんです。誰かが言い出したっていうことでもなくて、みんなで話しているなかで、そういうことをやってみるのは面白いんじゃないかって、自然に。それで新体制になった今がそのタイミングなんじゃないかと。GENERATIONSって、やりたいねって話していることがたくさんあって、それが後になって実現していくみたいなのが多いんですよね。

ーーここから毎月メンバープロデュースの楽曲がリリースされていきますが、中務さんが1番手、先陣を切ることになったのはどうしてですか?

 それは僕が言ったんですよ、一番に行かなさそうな人が一番目なのがいいんじゃない?って。そうしたら、みんなもそれでいいんじゃないかって。

ーー手を挙げられたのは、すでに曲のアイデアがあったとか、そういうことですか?

 まったくなかったです。だから、どうしようかなって。ツアーの準備をしながら、曲も考えてって感じでした。

ーー最初って少し緊張感がありますよね。

それはそうですね。好きなことができるってことでもあるんですけど、前例がないから、どこをどうすればいいかが分からないっていうのがありますし。

鈴木伸之がワンマンライブ「優しい雰囲気の空間にできたら」

2025.02.23 Vol.Web Original

 俳優の鈴木伸之が3月28日に自身初となるワンマンライブ『鈴木伸之 1stライブ「Action」』を開催する。昨年11月にリリースしたミニアルバム『Action』を携えて行う。鈴木のキャリアのスタートは2010年に行われたオーディション「VOCAL BATTLE AUDITION 2 〜夢を持った若者達へ〜」でもある。鈴木に初のワンマンライブへの意気込みを聞いた。

 

ーー3月28日に初ライブ。本番まで1カ月ほどありますが準備は順調ですか?

鈴木伸之(以下、鈴木):セットリストを組んだり、衣装について考えたりしてはいるのですが、正直なところ初めてのことだらけで自分でも段取りがよくわかっていないです。なので、進んでいるんでしょうけど、すごくふわふわしていて、今この段階でも「どうなっていくんだろう」みたいな状況です。

ーーライブをやることが決まった際は、どんな感想を持ちましたか?

鈴木:ライブ自体初めてだったので、どんなものになるのかがイマイチ見えず、不安な感情もありました。ただ、きっとまたお芝居とは違った景色が見えるのかなという期待もあって、来てくださる皆様に満足して楽しんで帰ってもらえたらいいなと考えています。

ーーライブのタイトルは「Action」。どんなライブになりそうでしょうか?

鈴木:僕の場合は、作品ありきといいますか、お芝居から派生した音楽ばかりなので「Action」というタイトルをつけさせてもらいました。それぞれの楽曲に作品の思い入れもあったりしますし、ドラマの1シーンも浮かびやすいと思ったので。ただ、タイトルをつけた後に音楽も1つのキャラクターを演じている部分もあるのかな、役として捉えてもいいのかなという気持ちを感じて。そういった意味で、役に向き合う気持ちと同じように向き合っていけたらいいのかなというのは考えています。それをライブでパフォーマンスするってなると、どういう景色になるのかなっていうのは自分自身も未知なので、楽しみです。

ーー曲ごとに、いろんな表情が見られるようなライブになりそうですね。

鈴木:そうですね。楽しい曲はみんなで盛り上がりたいですし、しっとりとしたところはしっかり歌い上げられるように準備したいです。とにかく一緒に楽しめるような、優しい雰囲気の空間にできたらと思っています。

ーー音楽とお芝居でここは違うなと感じている部分はありますか?

鈴木:お芝居は台本があって、しゃべることが決まっていて、髪の毛や衣装なども全部用意してもらえるので、準備をすることが、セリフを覚えることぐらいなんです。なので朝起きて、眠かろうが撮影に行けばできてしまう。それに対して「今日レコーディングをする」という日には、「声出ししなきゃ」「体を起こさなきゃ」といろいろ考えていました。ランニングをしたり、体を起こさなきゃと思った結果、8時間前には起きないと落ち着かないんですよね。前日の夜から緊張しちゃうんです。デモを聴いて「このままでいいのかな?」「もっとオリジナリティに寄せたほうがいいのかな?」「自分のオリジナリティって何なんだろう?」って探求し始めるとキリがなくなってしまうんですよ。

ーーそれを探していく作業は、今のところ楽しいですか。苦しいですか?

鈴木:いろんな方に支えていただいているので、ありがたいことにワクワクしています。たくさん甘えさせてもらいながら、あとはもう出来上がったものを信じて参加している感覚です。

ーー今後こんな曲をリリースしたい、という構想はありますか?

鈴木:世の中に浸透し、愛されるような楽曲、タイトルを言ったら誰もがわかる曲には憧れを感じます。それから、まだ求められている方向性がこれでいいのかというところも模索中なので、今流行りのTikTokで流れるようなキャッチーなかわいい楽曲なども歌ってみたいですし、真反対なロックっぽいやつとかも歌ってみて、どこに僕の魅力があるのか探していきたいです。

ソロキャンパー森崎ウィンに本田望結が弟子入り!?人気コミック「ふたりソロキャンプ」実写化

2025.01.08 Vol.Web Original

 累計300万部を突破する大人気コミック「ふたりソロキャンプ」が、TOKYO MXでついに実写ドラマ化! 孤独を愛するソロキャンパー樹乃倉厳(森崎ウィン)と、厳に弟子入りを志願する超初心者キャンパー草野雫(本田望結)は、ひょんなことからふたりでソロキャンプをする羽目になり……? 1月9日(毎週木曜21時25分~)の放送開始を前に、主人公を演じる2人に今作にかける意気込みを聞いた。

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EXILE TAKAHIROがソロでクリスマスソング「僕からのささやかなプレゼントです」

2024.12.05 Vol.Web Original

 EXILE TAKAHIROが配信限定シングル『Winter Song』を12月5日にリリースする。本楽曲は前回の『DESTINY』から続く物語ということで、制作に至った経緯を直撃! また『LDH LIVE-EXPO 2024 EXILE TRIBE BEST HITS』で披露した三代目 J SOUL BROTHERSのØMI、THE RAMPAGEの川村壱馬とのコラボ秘話や、『それSnow Manにやらせて下さい』の出演裏話など、今年の様々な活動を振り返る。

 

『Winter Song』は僕からのささやかなプレゼント

『Winter Song』はソロでは初めてのクリスマスソング。EXILE TAKAHIROは、本曲を発売するに至った経緯をこう明かす。

「実は2〜3年前から温めていた楽曲で、皆さんにはベストなタイミングでリリースしたい思いがあったんです。サーフィンの波待ちじゃないですけど、今年は12月24日にクリスマスライブも控えているし、いい波が来たと思ったのでそれに乗らせてもらいました(笑)。あと先日、日本武道館公演を2デイズやらせていただいて、2日目の24時に配信シングルの『DESTINY』をリリースしたんです。このタイミングで『DESTINY』を配信したのは、日本武道館公演2デイズを含めた一つの物語がずっと続いているような雰囲気を楽しんでもらいたかったから。『DESTINY』と『Winter Song』、物語としての浪漫を感じながら2曲あわせて聴いてもらえたらと思います」

『Winter Song』の醍醐味はライブ後にあるという。

「この曲はクリスマス前の僕からのささやかなプレゼント。この曲でクリスマスライブを楽しんでもらえたらいいなと思います。そしてライブが終わってからの方が、歌詞やメロディーがより心に沁みると思っているので、それが今から楽しみです」

 本作では自ら作詞を担当。歌詞を書いたのは意外な場所だった。

「歌詞を書く場所はその時々なんですが、僕は昔から車の中から見るイルミネーションが好きで、車内で移動中の時に書いていました。目の前に次々と飛び込んでくる光から歌詞や世界観がパッと浮かんできたんです。おかげで少し早くクリスマスの気分に浸りながらサクサク歌詞を書くことができました」

 イルミネーションが好きだというTAKAHIROにおすすめスポットを聞くと地元愛が炸裂!

「長崎県佐世保市出身の僕としては、ハウステンボスのイルミネーションは全国の皆さんにおすすめしたいです。日によっては冬でも花火が上がるので、クリスマスのイルミネーションと夏のお祭り気分を同時に味わうことができちゃうんです。何よりハウステンボスは世界一のイルミネーションの称号も獲得した施設。佐世保の誇りだと思っていますし、ぜひ皆さんにもあの光の輝きを見てもらいたい」

 12月24日に開催されるソロライブ『EXILE TAKAHIRO CHRISTMAS LIVE 2024 “Winter Song” 〜Love〜』はスペシャルなものになるそうだ。

「すべて生のバンド演奏で心地良い音楽をお届けすることにこだわっています。昨年のライブは26日でしたが、今年はついに24日のクリスマスイブに開催できるということで僕も本当に楽しみなんですよ。会場も相当きらびやかになる予定なので期待していてほしいですね」

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