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3度目のサザエさん役の藤原紀香「サザエさん一家って本当にすごいなと改めて考えさせられた」。舞台「サザエさん」が5日に開幕

2025.06.04 Vol.Web Original

 俳優の藤原紀香が主演を務める舞台「サザエさん」の合同取材会が6月4日、東京・浜町の明治座で行われた。同舞台はアニメ版のサザエさん一家の10年後を描いたもので、2019年に初演され、今回はその再演。2022年にはこの続編が舞台化されているのだが、いずれも藤原がサザエ役を演じている。

 舞台は5日に開幕。この日はそれに先駆け、各キャストたちが意気込みを語った。

 藤原は「磯野、あ、フグ田サザエ役の藤原紀香でございます。今回は3度目で初演に戻るんですが、同じ脚本なんですけど読んでいても感じ方が全然違うなと思いました。個性的でフレッシュなメンバーを迎えて、また新風が吹き込んできたなっていうワクワク感もありました。前回はコロナ禍だったんですけれども、やっぱりコロナ禍を人々が経験して、感じ方が違うというか。昨今、人と人との距離感というものが変わってきた中で温かい心と心のつながりの大切さみたいなものをもう一度脚本から再認識しました。サザエさん一家はみんなが自分のためじゃなくて誰かのためにエネルギーを使えるファミリー。そして小さなことも大きな幸せになる。サザエさんの一家って本当にすごいなということを演出家の田村先生のもと、みんなで集って一緒にやってきて改めて考えさせてくれました。そんな中でようやく明日、初日を迎えるということで本当にワクワクしかありません。いらしてくださった方には“大切なことを思い出すな。大切な人を思い出すな。家族のことを思い出すな。そして何だか昨日よりも優しく生きられるな”そんなふうに思いながら劇場を出てもらえればうれしいなと思っております」と挨拶した。

松平健が最近幸せに感じたこと「朝、目覚めた時に“ああ、今日も目覚められた”(笑)」

2025.06.04 Vol.Web Original

 舞台「サザエさん」の合同取材会が6月4日、東京・浜町の明治座で行われた。同舞台はアニメ版のサザエさん一家の10年後を描いたもので、2019年に初演され、今回はその再演。この間の2022年には続編が上演されている。

 主役のサザエの藤原紀香を筆頭にマスオの葛山信吾、フネの高橋惠子、波平の松平健、タマの酒井敏也は3回連続の出演。カツオ、ワカメ、タラオといった若い役柄は新しいキャストが起用されている。

 取材会では翌日の初日を前に各キャストが意気込みを述べた。その中で藤原が「サザエさん一家は小さなことも大きな幸せになる」などと語ったのだが、藤原は最近、自身が幸せに感じたことについて「稽古をしていても“あ、今日も稽古だ”とか“明日から本番だ”とか、きっと毎日楽しいと思う。このサザエさんには悪い人が本当に一人もいないし、みんながみんなエネルギーを使って、みんなを幸せにしようとしているお芝居なので、すごくエネルギーをもらえて幸せです」と作品や舞台から幸せを感じていることを明かした。

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