SearchSearch

小嶋瑠久はダウンを奪って判定勝ち、塚本拓真は大野とのしのぎ合いを制しともに準決勝進出【Krush.145】

2023.01.22 Vol.Web Original

「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」開幕

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」が開幕し、1回戦4試合が行われた。今回のトーナメントは前王者・佐々木大蔵の王座返上に伴うもの。
 
 1回戦第2試合では小嶋瑠久(ARROWS GYM)が松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)を3-0の判定で破り、準決勝に駒を進めた。小嶋は昨年11月に弟を事故で亡くし、王座獲得を自らに課してのリングだった。

 1R、松本のローにパンチを合わせる小嶋。小嶋は左ボディー、右ストレートが的確。松本もパンチで前に出るが、小島は打ち終わりに左ボディー。松本はボディーを効かされるもパンチの連打を返し、小嶋の顔面をとらえていく。小嶋もパンチを返し、終了間際には右ハイ、右のバックスピンキックを放っていく。

優勝候補の寺島輝は2-0の判定勝ち。唯一のKO勝ちの稲垣柊は「ベルトを巻いてスーパー・ライト級の新時代を作る」【Krush.145】

2023.01.22 Vol.Web Original

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」が開幕し、1回戦4試合が行われた。今回のトーナメントは前王者・佐々木大蔵の王座返上に伴うもの。
 
 優勝候補筆頭と目される寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)は1回戦の第4試合で蓮實光(パラエストラ栃木)と対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 1R、いきなり圧をかける蓮見に寺島が左ミドル、三日月。それでも蓮實は前に出て左右のフック。これは寺島がガード。なおも蓮實はロープに詰めて左右のフックも寺島はがっちりガード。寺島はガードを固めながら左インロー、ヒザ、そして左ボディー。寺島は距離を取ると左ハイ、左ミドルを放っていく。蓮實は詰めて左右のフックも寺島はガード。

第9代スーパー・ライト級王座決定トーナメント開催。優勝候補の寺島輝「寺島輝というものをぶつけます」【Krush.145】

2023.01.20 Vol.Web Original

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月20日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会は佐々木大蔵の王座返上に伴う「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の1回戦4試合が行われる。

 1回戦第1試合は大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)vs 塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。大野は「明日の試合はトーナメントの1回戦でベルトに目が行きがちなんですけど、とにかくこの試合に勝つことを念頭に明日は戦いたい。煽りの映像でも殺るか殺られるかというところでお話させてもらったが、本当に殺るか殺られるかの戦いを皆さんに見ていただけたら」とまずはこの試合に集中。

 塚本は「明日は期待していてください。絶対勝ちます。自分はいつも会見で“気持ちが強い”と言っているが、このトーナメントに出ているメンバーは、気持ちが強いとはみんな思っているし当たり前だと思うんで、それ以外でしっかり倒せる武器を作る練習をしてきた。大野選手は“殺るか殺られるか”とずっと言っていて、煽りVでは“自分に対して殺られるイメージもない”みたいなことも言っていた。でも、自分には自分と向かい合わないと分からない世界観があると思っているので、その世界観に引きずり込んでやろうかなと思っている」などと独特の言い回しを見せた。

王者・大和哲也が次の防衛戦の相手に不可思を指名。林健太は独特の言い回しで挑戦アピール【K-1】

2022.09.12 Vol.Web Original

「今回は気合、根性、執念、大和魂の勝利だった」

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が9月12日、都内で開催された。
 
 初防衛に成功したK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・大和哲也(大和ジム)の次期挑戦者の座を目指し、不可思(クロスポイント吉祥寺)、林健太(FLYSKY GYM)がそれぞれのやり方でアピールした。

 大和は佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)から3Rにダウンを奪った末に3-0で判定勝ちを収めた。この日の会見には顔を大きくはらして現れた。

 大和は「昨日は無事防衛できたことと佐々木選手にアベンジできたことは良かったが、試合を振り返ってみると練習してきたことが全然できなくて反省点しかない。一撃必倒といわれる僕なので、そういう試合をお見せしたかったがそうはいかなかった。でもしのぎ合いというか削り合いというか、魂が震える試合を見せられたのは良かったのかなと思う。今回は気合、根性、執念、大和魂の勝利だったなと感じている」などと試合を振り返った。

 そして次の防衛戦には「自分のアベンジロード第1章は終わった。第2章は不可思選手とやりたいと思っている。次は何も決まっていないが、僕として王者なのでベルトをかけて戦いたい気持ちが強いので、不可思選手とやらさせてもらいたい。これはK-1さんのストーリーどうこうというより、自分の意思で、早くベルトをかけてアベンジしたいという気持ちが強い」と前日の試合後の会見に続き、2019年に敗れている不可思との対戦をアピールした。

大和哲也が佐々木大蔵にリベンジ果たし初防衛。リベンジロード第2弾として「次は不可思選手とやりたい」【K-1】

2022.09.12 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」で王者・大和哲也(大和ジム)がKrushスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。

 大和は今年4月の「K’FESTA.5」で王者・山崎秀晃に挑戦し、1RでKO勝ちを収め悲願のK-1王座を獲得した。山崎を尊敬する同門の佐々木が6月のKrushで寺島輝を相手にKO防衛を果たした際に「挑戦者、僕しかいないでしょ?」と大和への挑戦をアピール。大和は今大会にはスーパーファイトで出場予定だったが、佐々木を相手とした防衛戦に変更となった。

 佐々木はここ3年間無敗の10連勝。その中には2020年12月に大和に判定勝ちを収めた星も入っており、大和にとっては“最強の挑戦者”といっても過言ではない存在だった。

横浜大会でK-1王者・大和哲也がKrushの絶対王者・佐々木大蔵を相手に初防衛戦【K-1】

2022.07.15 Vol.Web Original

佐々木が満を持して王座獲りに動く

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の第1弾カード発表会見が7月15日、都内で開催された。

 当初、スーパーファイトでの出場が発表されていたK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・大和哲也(大和ジム)がKrushスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に初防衛戦に臨むこととなった。

 大和は今年4月の「K’FESTA.5」で佐々木の同門の王者・山崎秀晃に挑戦し、左フック一撃で山崎にKO勝利を収め、悲願のK-1王座を獲得した。佐々木は6月のKrushで寺島輝を相手に3度目の防衛を果たし、試合後のマイクで大和への挑戦をアピールしていた。

 2人は2020年12月に対戦し佐々木が判定勝ちを収めている。その敗戦以降、大和は大野祐志郎、山崎に連勝して王者となった。佐々木は大和に勝利後も4つの勝利を重ね、2019年6月からの連勝を実に10に伸ばしている。佐々木はこれまで尊敬してやまない山崎が王者だったことからK-1王座挑戦には積極的な姿勢を見せていなかったが、4月の王座移動により満を持して王座獲りに動き出すこととなった。

KO防衛の佐々木大蔵がK-1王者・大和哲也への挑戦をアピール【Krush.138】

2022.06.18 Vol.Web Original

3年間無敗の10連勝

 Krushスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「Krush.138」(6月17日、東京・後楽園ホール)で3度目の防衛に成功し、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・大和哲也(大和ジム)への挑戦を表明した。

 佐々木はこれまで同門の先輩・山崎秀晃が王者だったことから表立ってK-1王座への挑戦を口にすることはなかったのだが、今年4月の「K’FESTA.5」で山崎から大和に王座が移動したことから今回の表明となった。大和は「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)への出場がアナウンスされており、今後、この対戦が実現するか注目される。

 この日、佐々木は寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)と対戦し、3Rに2つのダウンを奪いKO勝ちを収めた。佐々木は2020年2月に鈴木勇人から王座を奪うと近藤拳成、平山迅を相手に防衛に成功。この間、K-1のリングでも盤石の強さを見せ、この日の勝利でここ3年間無敗の10連勝となった。

“絶対王者”佐々木大蔵が寺島輝を相手に3度目の防衛戦「先を見ていると足元をすくわれる」と警戒【Krush.138】

2022.05.01 Vol.Web Original

「Krush.138」(6月17日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が5月1日、都内で開催された。

 スーパー・ライト級王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)を相手に3度目の防衛戦に臨む。

 佐々木は2020年2月に鈴木勇人から王座を奪うと近藤拳成、平山迅を相手に防衛に成功。この間、K-1のリングでも盤石の強さを見せ、王座奪取前からの連勝を「9」に伸ばしている。今年2月のK-1東京体育館大会でヴィトー・トファネリに判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 寺島は前日にKrushライト級王座を獲得した大沢文也の同門。幼少より極真空手を始め、高校では伝統派空手を学び、第21回K-1アマチュアチャレンジAクラス-65kgで優勝するなどアマチュアで実績を積み、2019年にプロデビュー。デビューから4戦4勝(3KO)の星を残し、2020年3月には山崎秀晃との対戦のチャンスを手に入れるが、山崎の壁は高く2RKO負け。続く再起戦でもTKO負けを喫し足踏みするも、その後2連勝。前戦では前王者の鈴木を破り今回の挑戦にこぎつけた。

不可思「いい感覚が帰ってきた。今年はいける」、小嶋瑠久はスーパー・ライト級の勢力図打開を誓う【K-1】

2022.02.18 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第2弾カード発表会見が2月17日、都内で開催された。

 今大会ではスーパー・ライト級王者の山崎秀晃が大和哲也を相手に初防衛戦に臨むのだが、この日は同級の林健太(FLYSKY GYM)vs 鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と不可思(クロスポイント吉祥寺)vs 小嶋瑠久(PURGE TOKYO)のスーパーファイト2試合が発表された。

 不可思は国内で5本のベルトを獲得後、2019年からK-1に参戦。2020年3月の「K’FESTA.3」では当時王者だった安保瑠輝也に挑戦するも判定負け。昨年3月には「K’FESTA.4 Day.1」で安保から王座を奪った現王者の山崎秀晃とノンタイトル戦で対戦するチャンスを得たが、激闘の末、KO負けを喫するなど、トップ戦線で活躍するもののもどかしい結果となっている。前戦では林と激闘を繰り広げた末に判定負けとなっている。

K-1 AWARDSで無冠に終わり奥さんに「うぬぼれるな!」と叱られた林健太が「ファイト・オブ・ザ・ナイト」の導入を提案【K-1】

2022.02.18 Vol.Web Original

スーパーファイトで鈴木勇人と対戦

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第2弾カード発表会見が2月17日、都内で開催された。

 今大会ではスーパー・ライト級王者の山崎秀晃が大和哲也を相手に初防衛戦に臨むのだが、この日は同級の林健太(FLYSKY GYM)vs 鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と不可思(クロスポイント吉祥寺)vs 小嶋瑠久(PURGE TOKYO)のスーパーファイト2試合が発表された。

 林は元K-1 WORLD GPライト級王者で昨年5月のヴィトー・トファネリ戦から階級をスーパー・ライト級に上げ、ここまで2勝1敗。2勝のうちには前戦の不可思からの勝利も含まれる。

 対する鈴木は前Krushスーパー・ライト級王者。K-1で佐々木大蔵に敗れ、Krushでの王座をかけてのリマッチにも敗れ2020年2月に王座陥落。その後、Krushで2連勝し再起したものの、現在、不可思、トファネリ、寺島輝に3連敗中で崖っぷちに立たされている。

近藤魁成がソアレスをわずか40秒でKOし完全復活。スーパー・ライト級での王座獲りを宣言【Krush.133】

2022.01.29 Vol.Web Original

「Krush.133」(1月28日、東京・後楽園ホール)で近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K)が昨年3月の「K’FESTA.4 Day.1」以来の復帰戦に臨み、アラン・ソアレス(ブラジリアンタイ)と対戦した。

 近藤はK-1甲子園を連覇。2019年5月にはプロ3戦目で木村“フィリップ”ミノルの持つKrushウェルター級王座に挑戦し、先制のダウンを奪うなど強烈なインパクトを残した。同年8月のK-1大阪大会では現Krushウェルター級王者の松岡力を1RKOで下すなど、ベルトを巻くのも時間の問題と思われたが、2020年に行われた「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」の決勝で右手首を負傷しTKO負け。復帰戦となった昨年3月のマキ・ドゥワンソンポン戦で判定勝利を収めたものの、そこでも右手を痛め、今回が約10カ月ぶりの試合となった。

Copyrighted Image