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牛久絢太郎と太田忍がバンタム級で対戦。太田「ストライカーらしく、この試合もKOしたい」【RIZIN.46】

2024.03.12 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(アメリカン・トップチーム/K-Clann)とリオ五輪のレスリング、グレコローマンスタイル銀メダリストの太田忍(パラエストラ柏)の対戦が発表された。牛久は今回からバンタム級に階級を落としての参戦。牛久は昨年9月に萩原恭平に判定勝ちを収めて以来、太田は昨年大晦日に芦澤竜誠にKO勝ちを収めて以来の試合となる。

 会見には太田のみが登壇し「牛久選手はフェザー級の元王者。今、ATTで練習していて、すごく気合が入っていて強い選手だと思うが、僕の戦績は5勝4KOなのでストライカーらしく、この試合もKOしたいと思う」と自らをストライカーと位置づけKO勝ちを宣言した。

 そして牛久については「この前の試合中に“ぱあ”ってやっていたので、その印象。僕が上回っているのは試合中、ふざけないで真剣に勝ちに行くところ」と牛久の前戦での謎ポーズをチクリ。しかし「牛久選手はトータルファイターなのでいろいろなことができる。スタンドでも寝ても戦える。僕が得意なテイクダウンをした後でも戦える選手だと思っている。下からの極めもある。その中で僕がどう勝つかといえば、一方的に自分の得意なところを押し付けて、自分の強いところだけで戦えればいいんじゃないかなと思っている。向こうがどこが強いから避けるとか、そこで戦わないとかではなく、自分の強いところで戦う。そこを曲げてはいけないと思っている」と警戒する場面もあった。

朝倉海が計量オーバーのアーチュレッタを破り2度目の戴冠。試合後「皆さんからアーチュレッタに何か言うのはやめて」と異例のお願い【RIZIN.45】

2024.01.01 Vol.Web Original

 朝倉海(JAPAN TOP TEAM)が「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「バンタム級タイトルマッチ」でフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)を破り、2度目の王座戴冠を果たした。

 今回のタイトル戦はアーチュレッタが前日計量で2.8kgオーバーで規定体重をクリアできず、その時点で王座がはく奪された。オーバーの幅が大きすぎることから試合の開催自体についてRIZINと両陣営の間で協議。結論は当日中に出ず日をまたいだ。第1試合開始前に榊原信行CEOがリング上から「試合は68kgでのキャッチウエイトで行われる。海が勝った場合のみ王座を獲得。アーチュレッタが勝った場合は王座は空位となる」という結論を発表した。

 計量は試合の1時間前に行われ、アーチュレッタがクリアしたことから試合が成立した。

王者アーチュレッタが朝倉海対策に自信「朝倉の動きは分かりやすくて読みやすい」【RIZIN.45】

2023.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。セミファイナルで初防衛戦に臨むRIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)が挑戦者の元王者・朝倉海(JAPAN TOP TEAM)対策への自信を見せた。

 2人は7月に王座決定戦で対戦の予定だったが、朝倉が練習中に左膝内側側副靭帯損傷のケガを負い、全治6週間の診断を受けドクターストップがかかり無念の欠場。アーチュレッタが代打出場の扇久保博正を破り王座を獲得した。今回は仕切り直しの一戦となる。

 アーチュレッタは試合について「非常にエキサイティングな素晴らしい試合になる。どうしてもやりたかった試合なので、こういう試合が大晦日にできて最高」、朝倉については「フィニッシャーでKOアーティスト。そういう相手と戦うにはいい緊張感をもってやらないといけないので、自分にとってもエキサイティングなシチュエーションですし、そういう相手を攻略するというのもチャレンジになるので、いい意味で好敵手だと思う」と評した。

王者アーチュレッタに挑戦の朝倉海「自分のために人生を費やしてくれている仲間のために勝ちたい」【RIZIN.45】

2023.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。セミファイナルでフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)の持つRIZINバンタム級王座に挑戦する朝倉海(JAPAN TOP TEAM)が「自分のために時間をかけ、人生を費やしてくれている仲間のために勝ちたい気持ちが強い」と勝利を誓った。

 朝倉は今年4月に約1年4カ月ぶりの復帰戦で元谷友貴(アメリカン・トップチーム)にKO勝ちを収め、7月にタイトルをかけてアーチュレッタと対戦の予定だったが、練習中に左膝内側側副靭帯損傷のケガを負い、全治6週間の診断を受けドクターストップがかかり無念の欠場。アーチュレッタは代打出場の扇久保博正を破り王座を獲得した。今回は仕切り直しの一戦となる。

 朝倉は試合については「1Rか2RでKOします」とKO勝ちを宣言。今回はセミファイナルでの試合となるのだが「どっちでも良かったんですが、気楽に戦えるなと。メインだといい内容にしないといけないという責任感も強い。セミなんで盛り上げることは盛り上げるがしっかり勝って最後の堀口vs神龍戦につなげられたら」とプラスにとらえているよう。

武居由樹がバンタム級での世界王座獲りへ「心の準備はできている。いつでもできるように日々節制」

2023.12.27 Vol.Web Original

 元K-1WORLD GPスーパーバンタム級王者でボクシングの前東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋)が12月26日、バンタム級での世界獲りを改めて誓った。

 武居はこの日、井上尚弥とマーロン・タパレスの「WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦」が行われた東京・有明アリーナで54.5キロ契約でマリオ・ディアス(メキシコ)と対戦し、2Rに左ボディー一発でKO勝ちを収め、プロ戦績を8戦8勝(8KO)とした。ディアスはマウスピースを吐き出し、悶絶する強烈な一発だった。

 試合後に行われた会見で武居は「まだ体重的にバンタムでできてないのでなんともいえないが、でもスーパーバンタムの時より調子が良かった気がする。ここから本格的にバンタム級でやっていくのかなと思う。スーパーバンタムのときは感覚で減量していた。ただ普段の体重から水を抜いて終わりというような感じでやっていた。それで試合直前もあまり動けなかったりしたが、八重樫さんに聞いてちゃんと減量したら最後まで動けたし調子もよかった。体が重い時もあまりなかった」とバンタム級での戦いでの手応えを口にした。

 とはいっても前回の7月の試合では54.0kg契約、今回は54.5キロ契約。バンタム級は53.52kgでまだその体重では戦っていないのだが「バンタムでやれます!」と自信を見せた。次戦でも?と問われた際には「前回はバンタムに落とすつもりで減量して、計量当日はほぼバンタムだった。水を飲んでから計量した。今回もそうで、予備計量でだいぶ余裕があって、ちょっと水を入れてぴったりに合わせた。みんなが心配するほど…“心配しなくても大丈夫ですよ”という感じです。あとは、バンタム級がいつ来てもいいように日々節制というか、節制しつつ頑張っていきたい」とも語った。

堤聖也が穴口一輝と激闘展開。4度のダウンを奪い日本王座4度目の防衛に成功「てっぺん獲ります。待ってろ世界!」

2023.12.27 Vol.Web Original

 日本バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)が「WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦」(12月26日、東京・有明アリーナ)のセミファイナルで穴口一輝(同級3位、真正)を相手に4度目の防衛戦に臨み、4つのダウンを奪い3-0の判定勝ちを収めた。

 堤は2022年に澤田京介を破り王座を獲得すると、ここまで大嶋剣心、南出仁、増田陸を破り3度の防衛に成功していた。

 1R、ともにサウスポーの構え。堤は穴口のパンチに右ジャブを当てていく。穴口も右ジャブ、ワンツー。堤はガード。穴口は左のショートを狙う。堤も右ジャブを的確に当て、左を放っていく。

 2R、堤はこのラウンドもサウスポー。そして圧をかけていく。穴口の右に左フックを合わせる堤。しかし穴口もワンツー。距離を詰める堤だが、穴口が距離を取って左ストレートをヒット。堤の入るところに穴口が左フック。堤は左に回って右ジャブ、そして左フック。穴口が遠めから左ストレート、これに堤が左ストレートを返す。

 3R、圧をかける堤。穴口が足を止めてパンチの連打。堤が左目じりをカット。続く打ち合いの中で穴口がダウンも、これはスリップ。穴口はワンツー。堤の右ジャブに穴口が右ボディー。打ち合いとなると堤が左のオーバーハンド。堤にドクターチェックが入る。前に出る堤に穴口が右フック。距離を詰めたい堤に穴口が右ジャブ。そこからパンチを連打。

武居由樹がバンタム級転向初戦を2R一撃KOでクリア。「絶対に夢をつかみます」と世界王座に照準

2023.12.27 Vol.Web Original

 元K-1WORLD GPスーパーバンタム級王者でボクシングの前東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋)が12月26日、井上尚弥とマーロン・タパレスの「WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦」が行われた東京・有明アリーナで54.5キロ契約でマリオ・ディアス(メキシコ)と対戦した。

 武居は11月にスーパーバンタム級王座を返上。「来年はバンタム級での世界戦を考えたい」とジムの大橋会長が用意したのは初めてのメキシコ人との対戦。ディアスはプロ戦績は27戦21勝(9KO)6敗の強豪だったが、世界王座挑戦への第一歩と位置づけられたこの試合で武居は2RでKO勝ち。この勝利でプロデビュー以来の連続KO勝ちを「8」に伸ばし、戦績を8戦8勝(8KO)とした。

 1R、サウスポーの武居とオーソドックスの構えのディアス。右手を下げて回る武居。ガードがっちりのディアス。ディアスの左は足を使って交わす武居。ディアスの左に右フックを合わせに行く武居。ディアスがアッパーを振って前に出るが武居はバックステップ。武居は右フックから左ボディー。ディアスもバックステップ。ディアスの左に右フックを合わせる武居。武居の右には左を合わせるディアス。

大﨑孔稀が“4強”の一人、鈴木真彦を破り王座獲得。兄・一貴とRISE史上初の兄弟王者誕生【RISE174】

2023.12.11 Vol.Web Original

「RISE174」(12月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で挑戦者の大﨑孔稀(OISHI GYM/同級1位)が3-0の判定で王者・鈴木真彦(フリー)を破り、悲願のRISE王座を獲得した。

 大﨑の兄はRISEスーパーフライ級とISKAオリエンタルルール 世界フライ級(-53.5kg)王者の大﨑一貴。大﨑兄弟はRISE史上初の兄弟王者の偉業を成し遂げた。大﨑は8月の「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」で行われた「次期挑戦者決定戦」で加藤有吾(RIKIX)を破り、今回の挑戦を実現させていた。

 鈴木は2018年11月にトーナメントを制して王座を獲得して以来、長期政権を樹立。今回が3度目の防衛戦だった。期間のわりに防衛回数が少ないのは挑戦者に見合う選手がいなかったため。那須川天心、志朗にはワンマッチやトーナメントで敗れているが、昨年行われた「THE MATCH 2022」ではK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ちを収め、志朗、金子、玖村将史とともに「4強」に名を連ねている。

加藤有吾が有井渚海に辛勝。メインで王座獲得の大﨑孔稀を見て「普通に落ち込みました。離されてる」【RISE174】

2023.12.11 Vol.Web Original

「RISE174」(12月10日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでバンタム級3位の加藤有吾(RIKIX)が有井渚海(ARROWS GYM)と対戦し、2-0の判定で勝利を収め、復活の狼煙を上げた。

 今大会ではメインイベントで王者・鈴木真彦(フリー)に大﨑孔稀(OISHI GYM)が挑戦する「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」が行われ、大﨑が判定勝ちを収め、悲願の王座獲得を成し遂げた。加藤は前戦で大﨑と次期挑戦者決定戦を戦い、判定で敗れ今回はそれ以来の試合だった。

 有井は昨年12月に行われた「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」でSBの山田虎矢太に失神KO負けを喫して以来の再起戦。有井が「戦いたい」と熱望し、今回のカードが実現した。

前戦をケガで欠場の朝倉海が「生きている限り必ずリングに立つ」、アーチュレッタは「男としての質が垣間見えた」とばっさり【RIZIN.45】

2023.10.26 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が10月26日、都内で開催された。

 王者フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)に朝倉海(トライフォース赤坂)が挑戦する「バンタム級タイトルマッチ」が正式に発表された。

 2人は7月の「超RIZIN.2」で堀口恭司が返上したバンタム級王座の決定戦で対戦の予定だったが、朝倉が練習中にヒザをケガし欠場。アーチュレッタが急きょ参戦した扇久保博正を破り王座を獲得した。

 朝倉は「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(愛知・ドルフィンズアリーナ)の休憩中に榊原信行CEOにリング上に呼び込まれると「大晦日まで完璧に仕上げるんで、タイトル戦お願いします」と直談判。榊原氏も「なんとかベラトール側の了解を得て、アーチュレッタを海の前に連れてきます」とタイトル戦にゴーサインを出していた。

黒田斗真が石井一成相手に初防衛戦。1年前の王座決定トーナメント決勝のリマッチ【K-1】

2023.10.11 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カード発表会見が10月11日、都内で開催された。この日は3つのタイトル戦とスーパーファイト1試合が発表された。

 K-1 WORLD GPバンタム級王者の黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)は石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)を相手に初防衛戦に臨む。

 2人は昨年12月の大阪大会で行われた「初代バンタム級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、黒田が2-1の判定で勝利を収め、初代王座に就いた。

 黒田はトーナメントで左腕を骨折し、長期欠場となり今年6月の復帰戦でラマダン・オンダッシュに判定勝ち。今回はそれ以来の試合となる。石井は3月の「K’FESTA.6」で再起戦に臨み、判定負けとなるが試合後、石井が2Rに喫したダウンについて映像で検証された結果、ダウンが取り消され、試合はドローと訂正された。その後、BOM、タイでのラジャダムナンワールドシリーズで3連勝と復活。黒田とのタイトル戦を控えた10月28日にはタイでPangtor Por.Lakboonとの試合が決まっている。

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