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ピースコミニュニケーション財団とUNIS、国連日本政府代表部が三者協力協定を2026年まで更新

2025.10.27 Vol.Web Original

 一般財団法人ピースコミニュニケーション財団の一木広治代表部理事が10月16日、米ニューヨーク市内のUnited Nations International School(UNIS=国連インターナショナルスクール)を訪問した。

 一木氏は国連日本政府代表部の森尊俊公使の代理である宇川一等書記官を交えダン・プレナー事務局長兼校長と会談し、同財団と国連日本政府代表部、UNISの間で結ばれている三者協力協定の2026年までの更新を締結した。

 この三者協定は日本で開催している「The Children’s Conference of the Future in Support of the United Nations(国連を支える世界こども未来会議)」の代表キッズアンバサダーとUNISに在籍する世界のこどもたちの代表による「国連を支える世界こども未来会議」の開催と、合わせてキッズアンバサダーがUNISを訪問して交流カリキュラムを行うことを目的としたもの。

 この「国連を支える世界こども未来会議」は世界のアルファ世代を対象に2021年にスタートし、2023年2月に国連本部からタイトルの認定を受けている。今年8月には大阪・関西万博でその特別版「国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」を2日間にわたって開催。その初日の8月6日には国連のグテーレス事務総長の代理である国連児童基金ユニセフ東京事務所代表、サウル・ゲレーロ・オテイサ氏に206名の子どもたちの平和の実現に向けての宣言をまとめた提言書と、それをまとめたフラッグを手渡した。この平和に向けた提言活動は2028年に国連が出す予定の「将来世代に関する宣言」に向けて継続して行っていくという。

 また2026年はUNISとの交流事業と「国連を支える世界こども未来会議 ニューヨークUnited Nations」を5月にニューヨークで開催する予定となっている。

『国連を支える世界こども未来会議』のキッズアンバサダーがノーベル平和賞受賞者たちに「平和実現に向けたアイデア」を披露

2023.11.07 Vol.web original

 小学生が集まってSDGsの観点から平和で豊かな未来の世界について考え、そして議論する『国連を支える世界こども未来会議』のキッズアンバサダー3人が11月6日、5人のノーベル平和賞受賞者に自分たちが考えた「平和実現に向けたアイデア」を披露した。

『国連を支える世界こども未来会議』は、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートした「BEYOND2020NEXT FORUM」から創出されたもの。世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合う「ピースコミュニケーション」の場としてピースコミニュニケーション財団が毎年開催している。今年2月には国連本部より「The Children’s Conference of the Future in Support of United Nations」とタイトル認定され、7月には米ニューヨークの国連本部を訪問し3月に東京で開催した「第3回国連を支える世界こども未来会議」の議論の結論をまとめたアイデアブックを国連に提出した。

 この日、ニューヨークを訪問した佐藤和奏さん、柏木いろはさん、市川昂君が都内で行われた「SDGsグローバルガバナンスサミット2023」に登壇。同サミットは世界平和のルール作りを推進する「ユナイテッド・ピース・インターナショナル(UPI)」が主催するもので、その考えに賛同したジョディ・ウィリアムズ氏ら6人のノーベル平和賞受賞者が講演を行った。

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