RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が5月6日に東京・有明アリーナで開催される「RIZIN.47」で金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を相手に初防衛戦に臨むことが12月31日に発表された。
この日行われた「RIZIN.45」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で榊原信行CEOがリング上に鈴木を呼び出すと「鈴木千裕の次の試合、タイトルマッチ行きます。相手は金原。5月に有明アリーナを押さえましたので、ゴールデンウイークに有明アリーナに千裕の防衛戦を見に来てほしいと思います」と発表。
これを受けて鈴木は「金原選手は格闘技の大先輩ですが、だからこそ言わせてもらいます。先輩、超えさせてもらいます。絶対にKOしてやるから。やりましょう。5月、よろしくお願いします」と早くも初防衛に向けての意気込みを語った。
フェザー級王座は6月の「RIZIN.43」で当時RIZINフェザー級王者だったクレベル・コイケに鈴木が挑戦も、前日計量でクレベルが契約体重を超過したため王座をはく奪。鈴木が勝てば王者に認定されるという条件のもと試合が行われたがクレベルが勝利を収め、王座は空位に。この王座をめぐり7月に朝倉未来とヴガール・ケラモフの間で王座決定戦が行われ、ケラモフが王座を獲得。11月にアゼルヴァイジャンで鈴木を挑戦者に迎え初防衛戦を行うも、鈴木が下からの蹴り上げでケラモフにKO勝ちを収め、王座を獲得した。
金原は9月にクレベルに判定勝ちを収め、次期挑戦者候補の筆頭に躍り出ていた。