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来日オスカー俳優ブレンダン・フレイザー、報道陣に「オツカレサマデ~ス」

2026.02.04 Vol.web original

 

 映画『レンタル・ファミリー』(2月27日公開)のイベントが2月4日、新宿区・赤城神社にて行われ、来日した俳優ブレンダン・フレイザーらキャストとHIKARI監督が登壇。ブレンダンが日本でのロケを振り返った。

 映画『ザ・ホエール』で第95回アカデミー賞主演男優賞受賞に輝いたオスカー俳優ブレンダン・フレイザー演じる、落ちぶれた俳優フィリップが、日本でレンタル・ファミリーという仕事を通して失いかけていた自分自身を再発見していく物語。

 この日は“化け猫祭り”のシーンを撮影した神楽坂にほど近い赤城神社にて大ヒット祈願を行った一同。

 ブレンダンは祈祷を受けた印象を聞かれると「特別な体験でした。リスペクトの空気にあふれていて。今回、私が演じたフィリップにも通じるのですが、彼は何度か神社に足を運ぶシーンがあってそのたびに本来の自分を見つけるんです。…スミマセン、あと、内なる命を体感できたような気がします」と、日本語を挟みつつ振り返り「神楽坂での撮影では、エキストラの皆さんがボランティアで来てくださって。何テイクも撮る間、忍耐強く待っていてくださった。コラボ精神や忍耐する精神、皆で一つのものを作る精神…日本での仕事を象徴する姿だと思いました…ミャオミャオ(笑)」と、最後は猫の鳴きまね。

 そんなブレンダンとの共演に、レンタルの親子となる少女を演じたゴーマン シャノン 眞陽は「夢みたいでした」と感嘆しつつ「本当に楽しくて…親戚のおじさんみたい」と振り返り、ブレンダンも大笑い。

 さらに柄本明からも「普段の素敵さがそのまま役になっている」とたたえられると、ブレンダンは「(劇中の)私の日本語を素晴らしいと思わないでください。柄本さんの英語のほうが素晴らしいので」と照れ笑い。日本のスタッフとの撮影で印象的だった日本語は?と聞かれると「オツカレサマデス」と即答し笑いを誘う一幕もあった。

「実は25年前に初めて来日したときから密かに、いつか日本で、日本の方々と映画を作りたいと思っていました」と語ったブレンダン。日本の魅力について聞かれると「日本では一旦、人と人の絆ができるとそれがずっと続いていく。とても素晴らしいと思う。このファミリーの一員となれたことを本当にうれしく思っています」。

 HIKARI監督も「今アメリカもそうですが、世界中で分断が起きています。この作品を通して国や人種を超えて“家族”になれるということを伝えたい」。ブレンダンも「この作品にヴィラン(悪役)はいません。本当にヴィランというのは“無関心”だと思います。世界はもっと良くなると信じています」と本作に込めた思いを語り、最後のフォトセッションではカメラマンたちに「オツカレサマデ~ス!」と声をかけ笑いをさそっていた。

 この日の登壇者はブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、ゴーマン シャノン 眞陽、柄本明、HIKARI監督。

来日ブレンダン・フレイザー、アカデミー賞でミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンと再会し「僕らまだここにいるね」

2023.04.06 Vol.web original

 

 映画『ザ・ホエール』来日記者会見が6日、都内にて行われ、15年ぶりに来日を果たした主演・ ブレンダン・フレイザーが登壇。主演男優賞を受賞した本年度アカデミー賞授賞式で『ハムナプトラ3』共演のミシェル・ヨーと再会した喜びを振り返った。

 劇作家サミュエル・D・ハンターによる舞台劇を『レスラー』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が映画化。体重272キロの主人公チャーリーが娘と和解していくまでの最後の日々を描く。

 来日は主演映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2008)以来となるブレンダンは「15年ぶりに日本に来ることができてうれしいです。昨日、少し時間があったので街を見て回って、しゃぶしゃぶも食べました(笑)」とにっこり。

『ザ・ホエール』では体重272キロの主人公チャーリーを演じ本年度アカデミー賞で主演男優賞を初受賞。「未だに驚いている状況(笑)」と照れ笑いしつつ「大きな事を達成した仲間たちの間に自分が招かれるなんて。全員が才能あふれる方々。僕が受賞したけれど皆さんとオスカーを分かち合った気持ち」と受賞の喜びを謙虚に語った。

 チャーリーを演じるにあたり「肥満症の方やその家族を支援する団体とも仕事しました」と振り返り「こういう題材を映画として描くことはいろいろ難しいこともありますが、僕自身の人生においてはあまりリスキーなことはしないほうなんですけど(笑)、アートとして、映画はリスクを取るべきだと僕は思っています」と変わらぬ演技への情熱をにじませたブレンダン。

『ハムナプトラ』シリーズなどのスター俳優として知られるもハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたが、本作で世界的な絶賛を浴びている。「勇気を持ってほしいとお伝えしたい。勇気を持つということは壁が立ちはだかっていることを認識すること。実際のヒーローとは、壁を認識し乗り越えようとする人のことだと思う。日本の皆さんにも、ぜひチャーリーは勇気のある人間であると感じてほしい。そうは見えないけれど彼はヒーローなんです」。

 今回のアカデミー賞では『ハムナプトラ3』で共演したミシェル・ヨーも『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で主演女優賞を受賞。授賞式で再会を喜び合ったといい「『ハムナプトラ3』以来、会っていなかったんですけど、再びこういう形で再会できて本当にうれしかったです。彼女はものすごい才能と勇気を持っている人。女性にはこういう役しかないと決めつけてしまう風潮に立ち向かい声をあげることができる人。キー・ホイ・クァンとも30年ぶりの再会だったんです。みんなで“僕ら、まだここにいるね”と喜び合いました(笑)」と茶目っ気たっぷりに振り返っていた。

 映画『ザ・ホエール』は4月7日より公開。

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